祖師ケ谷大蔵 谷村歯科医院 ブログ

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2015年9月30日
歯垢と歯石について


こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村です。

今回のテーマは、虫歯や歯周病の原因となる、『歯垢』 と『歯石』 です。
歯垢と歯石はお口の健康を損ねる、細菌の塊です。
歯ブラシはこの歯垢を取るために、また歯科医院での定期検診は石みたいに硬くなって歯ブラシで取れなくなった歯石を取り除くために行います。
これら歯垢と歯石はどうしてできるのでしょうか?
また、どうして取らないといけないのでしょうか?
そしてどれくらいの頻度で歯石を取りに歯科医院に行く必要があるのでしょうか?

1 歯垢とは?
まずはじめに、歯垢は食べかすではありません。
歯と歯の間や歯と歯茎の間に残ったネバネバとした白い塊が歯垢で、ほとんどすべてが細菌の塊になります。
この歯垢は水や唾液に溶けにくく、時間とともにどんどん増えていきます。
ネバネバしていて簡単には取れませんが、歯ブラシを丁寧にすることで取り除くことが可能です。
この歯垢の中の細菌が、酸を出して歯を溶かして虫歯を作ったり、歯肉を腫らして、歯周病を悪化させるのです。
この歯垢は、主によく寝ているときに増殖していきます。
寝ているときは唾液の分泌量がとても少ないため、歯垢が流されずに食べかすを餌にして増えていくのです。
歯垢のことをプラークといいます。

2 歯石とは?
歯垢がそのまま残っていると、唾液の中のカルシウムやリンと混ざって石灰化し、石のような歯石になります。
こうなるともはや、歯ブラシでは取れません。
歯科医院で専用の器具を用いて取り除く必要があります。

3 歯垢と歯石がもたらす病気は?
歯垢と歯石は、虫歯や歯周病を引き起こします。
そのため定期的に掃除をする必要があるのです。
個人差はあるものの、通常とれなかった歯垢が硬い歯石になるのは3ヶ月かかります。
そのため歯科医院では、3ヶ月毎の定期歯科健診と歯垢歯石の除去をおすすめしています。
歯石が歯の周りの組織を破壊していくと、歯がグラグラしてものが噛めなくなってしまいます。
しかし歯石や歯周病が怖いのは口の中だけでなく、傷ついた歯肉の血管から細菌が全身に運ばれて、心筋梗塞、脳梗塞、肺炎などの重篤な疾患の原因になるのです。
また妊婦さんが歯周病だと、早産になる可能性が高まります。

4 歯科医院でできることは?
3ヶ月毎の定期検診で虫歯のチェックと共に、歯周病の検査をして状況を把握します。
そして専用の器具や薬を使って歯石を取り除いていきます。
また歯科衛生士が、正しいブラッシング方法について指導いたします。

歯石は、喫煙者や糖分を多く摂る人、頻繁にものを食べる人が多くなります。
歯垢歯石は一度取ればいいというものではなく、現代の食生活ではまたついてしまいます。
ついたまま放っておくとこれらの病気を引き起こすため、生活の質(クオリティ・オブ・ライフ)にとても影響してくるのです。
虫歯や歯周病になって歯がなくなる前に定期的に歯科医院を受診して、いつまでも健康で快適に過ごせるようにがんばりましょう!









先日、宮城県の石巻に行きました。
石巻は2011年の東日本大震災で津波の被害を受けたところです。
震災後だいぶ経ちましたが被災地を実際に見ておくことはとても大事だと思い、この連休を利用して出かけることにしました。

@DSC_0383.jpg
この看板はニュースで見たことがある方もいらっしゃると思います。石巻の復興のシンボルになっています。

@DSC_0385.jpg
津波の高さを表しています。なんと6.9mです。建物でいうと3階以上でしょうか。この先が海です。石巻は直接太平洋には面していませんが、それでもこれだけの高さの津波が押し寄せました。
ちなみにこの周辺は大きな公園になるそうです。


 

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