祖師ケ谷大蔵 谷村歯科医院 ブログ

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2020年4月22日
口腔ケアと誤飲性肺炎について

@sick_haien_kekkaku_ojiisan.jpg

みなさんこんにちは!
寒い日がだんだんと終わり、暖かくなってきましたね。
最近はコロナウイルスの流行で不要不急の外出が出来ず、ストレスが溜まってしまいます。
家の中でなにか出来る、運動やストレッチなど積極的におこないたいです。
この機会に新しい趣味など見つけたりできたら嬉しいですね。


ところで家にいる時にみなさん、ダラダラ食べやダラダラ飲みをしていませんか?
お口の中に食べ物や甘い飲み物がずっとあると、口の中が酸性になったままになってしまい、特に歯の溝や歯と歯の間が虫歯になりやすくなってしまいます。
また食べたあとに歯磨きをしないと、プラーク(歯垢)がたまったり、このプラークが時間が経つと固まってしまい歯石がついてしまいます。
歯石がついたまま放置しておくと、毒素の強い歯周病菌が爆発的に増えて歯周病になってしまいます。
歯周病が進むと歯ぐきがブヨブヨしてきたり、歯がグラグラしてきて、ひどくなると最終的に歯が抜け落ちたりしてしまいます。
お家に居て時間がある時こそ、朝、昼、夜の3回ゆっくり丁寧に歯磨きしましょうね!

さて本日は、『誤飲性肺炎』 について説明いたします。
誤嚥性肺炎は、テレビなどでもよく聞く言葉なので、皆さんご存知かと思います。
唾液や食べ物などが食道ではなく誤って気道に入ってしまい、細菌感染を起こしてそれが元で肺炎になってしまうことを誤飲性肺炎といいます。
誤飲性肺炎は体の機能が衰えてしまった高齢者に起きやすくなっています。

そもそもお口の中の衛生状態が悪いと、虫歯や歯周病になってしまいます。
特に自分で歯磨きをすることが困難であるご高齢の方や、身体になにか障害がある方は、より顕著になります。
このような方は虫歯や歯周病以外にも、嚥下障害を有することが多いため、誤嚥性肺炎のリスクが高くなります。
ご高齢者や神経学的な障害がある方は、歯周病に罹患していることが口腔内細菌を増加させ、かつ誤嚥性肺炎を起こしやすい状態なので、 歯周病で誤嚥性肺炎のリスクが高まる と言われてるのです。

このように誤飲性肺炎を防ぐ上でも、日々の歯磨きや歯科医院での定期検診はとても大切なのです。
ご高齢者では誤嚥性肺炎の発症や、それに続く死亡リスクが高くなりますが、その理由として、加齢に伴う生活機能低下に伴うプラークコントロール能力(歯磨きを綺麗に行える能力)の低下と歯周病の進行、口腔内細菌の増加、嚥下機能の低下による唾液の誤嚥などが考えられます!
美味しいご飯を食べるためにも、健康で生きていくためにも、毎日の歯ブラシと歯科医院での定期検診は頑張りましょうね!

また、口腔ケアが悪いと誤飲性肺炎以外にも早産のリスクがあります。
早産、低体重児出産のリスクファクターとして、喫煙、飲酒、薬物(麻薬など)がありますのでこのような体にとって毒になるものはとらないようにしたいですね。
歯周病が進行している方は、早産などのリスクも上がりますので、お口のケアをしっかりしましょうね。

歯周病は、歯周病原細菌と、宿主(お口の中)との相互作用によって歯周組織が破壊される慢性炎症です!
慢性歯周炎は35歳以上の80%が罹患してるとも言われています。
歯周病は自覚症状がなく、歯がグラグラしたり歯ぐきから出血するようになるころには、重度の歯周病に進行していることが多いので、歯科医院で定期検診を受診することをオススメします!


新型コロナウイルス感染が流行している今、歯科医院に来院を控える方も多いかと思います。
しかしお口の状態を清潔に保つことは、虫歯や歯周病を防ぐだけでなく、誤飲性肺炎や早産のリスクを軽減させます。
さらにウイルスによる感染リスクを下げ、万が一に感染しても重症化することを防ぐ効果もあります。
そのため、コロナウイルスのために受診を控えている方も、虫歯や歯周病があれば歯科治療を受けたほうがいい場合もあります。

新型コロナウイルスの流行が落ち着き、今までの普段通りの生活が送れるようになったらぜひみなさん歯科医院を受診してみてくださいね!

DH大久保


 

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