祖師ケ谷大蔵 谷村歯科医院 ブログ

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2020年11月 8日
虫歯になりやすい習慣をやめよう


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こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村です。

お口の二大疾患は、『虫歯』 と 『歯周病』 です。最近は歯周病について何回か説明していきました。
今回は虫歯について、どのような生活習慣が虫歯になりやすいのかを説明していきます。


1 虫歯はどういう状況でできるのか? 

虫歯は主に3つの要素が重なると発生します。
3つの要素とは、『細菌』 『栄養』 『環境』 です。

まず 『細菌』 ですが、虫歯は虫歯菌によって歯が溶けていきます。ですから理屈上は虫歯の菌がお口の中に存在しなければ虫歯にはなりません。
しかし残念ながらどんなに歯をしっかり磨いても、歯科医院できれいにしても虫歯菌をゼロにすることはできません。

『栄養』 に関しては、おもに砂糖などの糖分が口腔内に残っていると虫歯になりやすいです。
虫歯菌は糖分を栄養素として、食べかすみたいに見える 『歯垢』 を作ります。
虫歯菌が出す酸によって歯が溶けてしまうのです。
そのため、甘いお菓子やアイスクリーム等は食べすぎに注意しましょう。
また、炭水化物も砂糖と同じで糖に変わります。そして炭水化物は歯と歯の間や歯と歯ぐきの間に残りやすく、砂糖以上に虫歯になりやすいので要注意です。

『環境』 はお口の中がどういった状況かということです。
歯の硬さが柔らかい、唾液が少ない、口呼吸をしている、歯並びが悪いなどといった状況では虫歯ができやすくなってしまいます。


2 虫歯になりやすい人の生活習慣

虫歯になりやすい人には、似たような生活習慣があります。
もしも、「いつもちゃんと歯を磨いているのにすぐ虫歯ができる」 という人は、下記に当てはまると考えられます。

【 虫歯になりやすい人の生活習慣 】

1 コーラなどのジュースやお菓子が大好き
2 朝昼晩の食事以外に、しょっちゅう間食をする
3 寝る前に甘いものを食べたり、お酒を飲む
4 夕食後や寝る前の歯磨きはしない

甘いものが好きな人は、あまり甘いものを食べない人よりも虫歯になりやすいです。
虫歯菌の餌となる糖分が多ければ、どうしても虫歯にはなりやすくなってしまうのです。
また、シンプルなチョコレートよりもビスケットなどのほうが、お口に残りやすいので要注意です。
さらにお菓子でなくても炭水化物もお口に残って虫歯菌の餌になってしまいます。
炭水化物の塊である白米、パン、麺類等はだらだらと食べないようにしましょう。

次に間食ですが、過度な間食によって歯が溶けたり虫歯になりやすくなってしまいます。
お口の中は通常酸性度が中性に保たれています。
これが食事をすることで酸性になります。
酸性になってしまうと歯が溶けてしまいます(脱灰)が、溶けだしたリン酸カルシウムの代わりに唾液の効果で歯がまた再石灰化して修復されます。
間食が続くと、お口の中が酸性から中性に回復することができず、歯が溶けたままになってしまい最終的に虫歯になるのです。

就寝前の糖分の摂取は、虫歯菌を大量に発生させてしまいます。
寝ている間は唾液の分泌量が少なくなったり、口を開けているため乾燥して食べかすが洗い流されず、歯の再石灰化もされにくくなっています。
そして朝起きるまでに、ネバネバとした歯垢が歯にべったりと付着することになります。
この歯垢が大量に発生する就寝時に備えて、寝る前には歯を磨くようにしましょう。
寝る前に歯を磨くと、翌朝に起きた時もお口の中がさっぱりとしてとても気持ちがいいですよ。


3 生活習慣を見直して虫歯を予防しよう!

虫歯を予防するには、歯を磨くことが一番大切です。
しかし歯磨きだけでなく規則正しい生活習慣を送ることで、歯が弱い人でも虫歯の発生を抑えることができます。
また3ヶ月に一度は、歯科医院に検診に行きましょう。
どんなにていねいに歯を磨いても、すべての歯垢を取り除くことはできません。
この歯垢は3ヶ月を過ぎると歯磨きをしても取れない歯石になってしまいます。
歯石は虫歯だけでなく、歯を支えているあごの骨を溶かしたり歯ぐきが腫れ上がる歯周病の原因になります。
歯科医院で歯垢と歯石を取り除き、歯磨き指導を受けることで、一生自分の歯を残すことも可能になるのです。
また、万が一虫歯ができても最小限の治療で済むことができます。


歯は自分で修復することができない組織です。
そのため治療をすることで、自分の歯がどんどん少なくなってしまいます。
虫歯にならないように規則正しい生活習慣と定期健診で、いつまでも健康でいられるよう自分の歯を守りましょう。


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