レーザーと光殺菌のセミナーに行きました

こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村です。

 

昨日、レーザーと光殺菌のセミナーに行ってまいりました。
歯科用のレーザーは、日常の歯科診療で様々な使い方ができます。
歯肉の殺菌、切除、止血、親知らずの開創、歯の根の消毒、歯の切削、歯石の除去、歯肉の着色の除去、口内炎、顎の痛み、ホワイトニング、インプラントのオペなどなど。
そのため私は今までも日本の学会やアメリカの学会で、レーザーの使い方を学んできました。
アメリカのレーザー歯学会の参加の様子
しかしレーザーは光を増幅して一点に集中するため、安全管理を徹底しないととても危険です。
ダイオードレーザーと言われているレーザーの波長は800nmから950nmぐらいで、レーザーが目に当たると水晶体を突き抜けて奥の網膜を痛めてしまいます。
そのためレーザー治療を行うときは、目を保護するゴーグルの着用を徹底しています。

このようにレーザー治療を行うときは安全管理にとても気を使う必要があります。

これが電球などで最近使われているLEDだと、当たり前ですが直視しても全く問題ありません。
レーザーは電気を光に変えて治療をしますが、レーザーではないLEDを使用して歯や歯ぐきを治療する方法があります。
先日アメリカのレーザー歯学会に行った際、大阪大学の歯学部の先生とその先生と一緒に歯科用機器を販売している業者の社長さんも来ていました。
その人たちと話をしているとLEDを使用した光殺菌という方法があって、レーザーと違い安全管理が大変ではなく、歯科治療にとても効果的と伺いました。
LED光殺菌の殺菌効果はレーザーを使った殺菌方法とほぼ同じ効果が得られるとのことでした。
その後日本に帰ってきてからセミナーの案内をもらい、これはぜひ一回行ってみないとと思い今回参加することにしました。
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場所は新橋にあるセミナー会場でした。
かなり大勢の先生が来ていましたが、最新の治療方法のためみなさんとても熱心に聞いていました。
セミナー会場にはドイツ製の高出力の歯科用レーザーも置いてあり、そちらもよさそうでした。
しかし私が持っている波長のレーザーと同じ波長なのでこちらは要検討です。
ただしこちらのレーザーのほうが出力が3倍ぐらい高いので、今後必要に応じて導入するかもしれません。
光殺菌治療は日本の歯科治療ではまだなじみがなく、歯科医院で導入しているところもほとんどないでしょう。
具体的には、人体に悪影響のない液を歯周ポケットや歯の根の中に入れてその液が反応する波長の赤いLEDの光を当てて殺菌します。
この液体(トルイジンブルー)は、まったく無害で安全・安心とのことです。
ただしこのLEDの光はとても明るいので、光過敏症の方は使用不可です。
LEDの光を当てている時間は1分以内なので患者さんの負担もほとんどありません。
レーザーと比較してこのLED殺菌はとても安全なので、ぜひ診療に役立てたくてセミナー会場でさっそく注文しました。
明日からでもすぐに使いたかったのですが、照射器が届くまで大体2週間ぐらいかかるそうです。
この機械はデンマーク製なのでデンマークから直送されるそうです。
当院に届き次第、早速診療に役立てようと思います。治療の幅が広がると思うと今からとっても楽しみです。
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上の画像が今回購入した、デンマークのCMS Dental社のFotoSan630という歯科用LED機器になります。
今から届くのが楽しみです。特に安全で副作用がないのに惹かれました。
さらに歯科用レーザー機器に比べると値段も安い!(といっても医療器械なのでそれなりにしますが。。。)
皆さまに最先端の歯科治療をお勧めできるので、今回のセミナーに参加してとても良かったと思います。
このFotoSanが医院にやってきたらホームページで紹介しますので、それまでしばらくお待ちください。