院長ブログ
-
【活動報告】ALD認定医試験の対策勉強会に参加しました
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村です。 2026年9月5日(土)の診療後に、湯島にある株式会社ジェイメック(JMEC)で行われた勉強会に参加してきました。 ラスベガスで開催されるALD認定医試験に向けて 今回の勉強会は、10月15日からアメリカのラスベガスで開催されるALD(Academy of Laser Dentistry:アメリカレーザー歯学会)の認定医コースの試験対策として行われたものです。 前回のALDの参加の様子はこちら 今回、日本からは総勢15名の歯科医師がこの認定医試験に挑戦することになっています。 株式会社ジェイメックは、歯科用と医科用の両方の医療用レーザーを専門に扱っている会社です。 こちらのビルの7階が立派なセミナー室になっており、私が到着した夜7時には、すでに午後6時からの勉強会が白熱して進んでいました。 オンラインとオフラインのハイブリッド開催 こちらが勉強会の様子です。 今回日本からの参加者は15名ですが、この日会場のセミナー室に集まったのは5名で、他の先生方は全国各地からオンラインで参加されていました。 画面越しからも熱意が伝わってきます。 恩師・永井先生による熱血講義 モニター前で講義をされているのは、私の恩師である永井先生です。 相変わらずの饒舌な口調で、試験の重要なポイントについて非常に詳しく、そして熱心に解説されていました。 講義中、参加者に対して時折「鋭い質問」が投げかけられるのも永井先生のスタイルです。 油断していると当てられてしまうのですが、私も不意に質問を受けました。 なんとか無事に正解を答えることができてホッと胸を撫で下ろしました(笑)。 共に試験官を務める河合先生と こちらは、銀座でご開業されている河合先生とのツーショットです。 河合先生はとても勉強熱心な先生で、私がALDの指導医資格を取得した2年後に、同じく指導医の資格を取得されました。 実は今回、私と河合先生は認定医試験を受験するわけではありません。今回は挑戦する先生方をサポート・評価する『試験官』としての立場で学会に参加いたします。 いざ、7年ぶりの学会参加でラスベガスへ! 学会本番まで残すところあと1ヶ月となりました。 私自身、このALDの学会に現地参加するのは実に7年ぶりとなりますので、今からとても楽しみにしています。 久しぶりのアメリカでの学会、日本の先生方が認定医試験に無事合格できるよう、しっかりとサポートしてきたいと思います! 現地での様子なども、またブログでご報告させていただきます。 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ: https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
-
実はつながっている!? お口の健康とメタボの意外な関係
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村です。 さて今回は、「お口の健康とメタボの関係」 についてのお話です。 ◆お口の健康とメタボの意外なつながり メタボリックシンドロームとは、 内臓脂肪が蓄積しており、 さらに、高血圧・高血糖値・脂質異常症の いずれか2つを併発している状態。 糖尿病など、さまざまな生活習慣病の入口にあると言えます。 メタボの対策といえば、 「運動」や「食事コントロール」が定番ですが、 それだけでは不十分です。 実は、メタボの解消には 「お口の健康」が重要なカギを握っています。 一見、無関係に思えるこの2つですが、 近年の研究によって「メタボ」と「歯周病」との間に 深いつながりがあることがわかってきました。 さらに、ここで注意したいのが両者の関係性。 メタボと歯周病は、互いに影響し合う関係にあり、 片方の状態が悪化すると、 もう片方の悪化にもつながるという、 悪循環に陥ってしまうことがわかってきたのです。 ◆歯周病とメタボの「負のループ」 では、メタボと歯周病は どのようにつながっているのでしょうか。 まず、歯周病で歯ぐきに炎症が起こると、 そこで生まれた「悪玉物質」が 血管を通じて全身を巡ります。 これが血糖値の上昇や脂質の異常を引き起こし、 メタボを進行させる要因となります。 また、これとは反対に、 増えすぎた内臓脂肪からも悪玉物質が放出され、 それが血流に乗って 歯周病を悪化させることもわかっています。 こうして歯周病とメタボは互いを悪化させ合い、 患者さんを負のループへ引き込んでいきます。 ◆悪循環を断つ第一歩は「お口のケア」から この負のループを断ち切るためには、 「バランスのよい食事」と「適度な運動」に加え、 「お口のケア」にも積極的に取り組む必要があります。 メタボと歯周病は互いに影響し合う関係にあるため、 その悪循環を防ぐには、 まず歯周病をしっかり治療・予防することが大切です。 まずは進行度合いに応じた 「専門的な歯周病治療」。 さらに、 「毎日の歯みがきや歯間ケア」 といったご家庭での習慣に加え、 「歯科医院での定期的なチェックとクリーニング」 を組み合わせることが、 歯周病対策のポイントです。 「食事」と「運動」に「お口のケア」を掛け合わせ、 できることから着実に メタボ対策に取り組んでいきましょう。 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ: https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7 var css = document.createElement('link'); css.rel = 'stylesheet'; css.href = 'https://www.cranehill.net/websup_blog/css/websupblogjs.css'; css.type = 'text/css'; var head = document.getElementsByTagName('head')[0]; head.appendChild(css);
-
つめもの・かぶせものが外れる! その寿命と原因は?
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村です。 さて今回は、「つめもの・かぶせもの」 についてのお話です。 ◆つめもの・かぶせものは 「一生もの」じゃない? つめもの・かぶせもの(修復物)の治療を終えると、 「これで完治したから大丈夫」 と思われがちですが、 実はこれらの修復物にも寿命があります。 はじめは歯にぴったりと合っていた修復物も、 お口の中という過酷な環境で毎日使い続けるうちに、 少しずつ劣化が進んでいくのは避けられません。 修復物の素材や噛みぐせ、 お口のケア状況にもよりますが、 ある調査では、保険診療で作られた修復物は おおよそ7年から10年程度が 作り替えのひとつの目安、 という見解が示されています。 ◆つめもの・かぶせものが外れる主な原因 つめもの・かぶせものが外れる原因として、 主に次の3つが挙げられます。 1.接着力が弱くなる 歯と修復物をつなぐ接着剤(セメント)は、 噛む力やだ液にさらされて 少しずつ劣化していきます。 これにより、歯と修復物の間に わずかなすき間が生じることがあります。 このすき間が広がることで 固定する力が弱まり、 ふとした拍子に外れてしまうことも。 硬い、あるいは粘着性の強い食べものには 注意が必要です。 2.修復物の下の「二次むし歯」 修復物と歯のわずかなすき間から細菌が入り込み、 修復物の下でむし歯ができることがあります。 これを「二次むし歯」といいます。 このむし歯が進行すると、 修復物を支えている歯が弱くなり、 やがて外れる原因になることがあります。 3.歯ぎしり・食いしばりによる強い力 睡眠中の歯ぎしりや 無意識の食いしばりも原因の1つです。 歯や修復物に強い力が繰り返し加わることで、 修復物が外れたり欠けたりします。 ◆「取れたまま放置」はNG! 早めに歯科医院へ つめものやかぶせものが外れても、 痛みがないと通院をつい後回しにしがちです。 しかし、つめもの・かぶせものが外れると、 本来守られていた歯がむき出しの状態に。 この部分は歯質が弱く、 むし歯になりやすいため、 むし歯が進行したり、 歯が欠けてかみ合わせが崩れたりするおそれがあります。 このとき、外れた修復物は、 そのまま付け直せる場合もあるため、 捨てずに保管し、受診時にお持ちください。 また、修復物の劣化は、 ご自身では気づきにくいことも 少なくありません。 大きなトラブルを防ぐためにも 定期的に歯科を受診し、 修復物の状態を確認しておきましょう。 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ: https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7 var css = document.createElement('link'); css.rel = 'stylesheet'; css.href = 'https://www.cranehill.net/websup_blog/css/websupblogjs.css'; css.type = 'text/css'; var head = document.getElementsByTagName('head')[0]; head.appendChild(css);
-
歯ぐきが下がったら要注意!大人に多い根元むし歯
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村です。 さて今回は、「大人に多い根元むし歯」 についてのお話です。 ◆進行に気づきにくい! 大人の根元むし歯 子どもの頃にむし歯で痛い思いをして、 毎日のケアに励んでいるという方も多いでしょう。 しかし、大人のむし歯は、 子どもの頃とタイプが少し異なるため 注意が必要です。 若い世代では 歯の「頭の部分(歯冠)」にできるむし歯が 多いのに対し、 大人で増えてくるのが 「根元むし歯」です。 中高年以降になると、 加齢や歯周病によって歯ぐきが下がり、 本来は隠れているはずの 根元が露出しやすくなります。 歯の根元は、もともと歯ぐきに守られた むし歯になりやすい部分のため、 表面に現れるとむし歯になりやすく、 しかも、自身で気づかないうちに進行していきます。 ある調査では、 70代の約65%、 80代の約70% に根元むし歯がみられたという報告もあり、 年齢を重ねるほど身近なリスクとなっています。 さらに、根元むし歯には ほかのむし歯にはない、 とても厄介な特徴があります。 ◆自覚症状が出にくい? 根元むし歯が「厄介」な理由 根元むし歯には、 若い頃のむし歯にはない 厄介な3つの特徴があります。 1つ目は自覚症状が少なく、 発見が遅れがちなこと。 痛みやしみる感覚がほとんどなく、 鏡でも見えにくい場所にできるため、 気づいたときには深く進行していることも 少なくありません。 2つ目は進行スピードの速さです。 歯の根元にはエナメル質がなく、 やわらかい象牙質がむき出しのため、 一度むし歯になると一気に広がってしまいます。 3つ目は再発のしやすさです。 歯肉が下がって露出した歯の根元、 特にすき間は歯ブラシが届きにくく 汚れも溜まりやすいため、 治療した周囲から再びむし歯が 広がってしまうことがあります。 ◆「歯が長くなった?」 と感じたら早めに歯科医院へ 無自覚のまま根元むし歯が進んでしまうと、 最後には歯が根元から ポキッと折れてしまうことがあります。 根元が細くなった大木が、 自分の重みに耐えきれず倒れてしまう。 それと同じことが、 お口の中でも起こりかねません。 そうならないためにも、 中高年以降は根元むし歯への 警戒が欠かせません。 特に、 「最近、歯が長くなってきたかも」 と感じたら要注意です。 それは歯ぐきが下がりはじめ、 根元むし歯のリスクが高まってきた サインの可能性があります。 歯の根元は 歯の表面よりもむし歯になりやすく、 これまでの磨き方では 守りきれないこともあります。 手遅れになる前に、 ご自身にぴったりのケア方法を 一緒に見つけていきましょう。 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ: https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
-
見逃していませんか?自分や家族のお口の機能低下のサイン
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村です。 さて今回は、「お口の機能低下のサイン」 についてのお話です。 ◆「むせる・こぼす」が続いたら注意! お口の機能低下が招くリスク 「最近むせやすくなった」 「食べこぼしが増えた」 「滑舌が悪くなった気がする」 といった変化を、 多くの人が「年のせい」と見過ごしがちです。 しかし、「仕方がない」と そのままにしてしまうと、 やがて思わぬリスクにつながっていきます。 実は、「むせる・こぼす」といった症状は、 お口の機能の低下を知らせる最初のサインです。 ここからさらにお口の働きが弱まると、 次第に食べられるものが限られていき、 栄養不足や体重の減少を招いて やがて全身の衰弱(フレイル)につながります。 実際にお口の機能が衰えた方は、 そうでない方と比べて 将来、要介護状態になるリスクが約2.4倍、 総死亡リスクが約2.1倍に高まる という報告もあります。 さらに、飲み込む力が衰えると、 食べ物やだ液が誤って気管に入る 「誤嚥(ごえん)」が起きやすくなるため 注意が必要です。 これは高齢者の死因の上位を占める 「誤嚥性肺炎」を引き起こす原因にもなり、 命に関わる問題へ発展するケースも 少なくありません。 ◆ご自身やご家族は大丈夫? 「口腔機能低下症」のセルフチェック こうしたリスクをもたらす、 「噛む・飲み込む・話す」といった働きが 複合的に弱まった状態を 「口腔機能低下症」と呼び、 2018年から保険診療の対象となっています。 お口の中の汚れや乾燥、 噛む力や舌の動きの衰えなど、 いくつもの機能低下が 重なり合って起きるのが特徴で、 ご高齢の方に限らず、中高年の方にも起こり得ます。 そのため、まずはお口のささいな変化を 見逃さないことが大切です。 以下のチェックリストを使って、 ご自身やご家族の今の状態を確認してみましょう。 ・食べこぼしが増えた ・水や汁物でむせやすい ・薬が飲み込みにくくなった ・食事の時間が長くなった ・食べものが口の中に残りやすい ・硬いものが食べにくくなった ・滑舌が悪くなった気がする ・口の中が乾くようになった ◆「年だから仕方がない」と思う前に、 早めの相談を 先ほどのチェックで いくつか当てはまる項目があったとしても、 決して諦める必要はありません。 口腔機能低下症は、早い段階で気づき、 適切に対応することで、 お口の機能の改善や維持が期待できます。 歯科医院ではお口の機能を専門的に検査し、 その方の状態に合わせたトレーニングや ケアの方法をご提案しています。 「最近なんとなく食べにくい」 「むせることが増えた」と感じたら、 お気軽にご相談ください。 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ: https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
-
「磨いている」と「磨けている」は別物!?歯ブラシが届かない汚れの対策
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村です。 さて今回は、「歯ブラシが届かない汚れの対策」 についてのお話です。 ◆歯ブラシだけでは落とせない汚れ 「毎日しっかり歯を磨いているのに、 むし歯や歯周病になってしまう…」 その原因の1つに 「歯ブラシでは落ちない汚れ」 が関係しています。 お口の中はとても複雑で、 歯ブラシの毛先が届かない部分が多くあります。 代表的なのが「歯と歯の間」と 「歯と歯ぐきの境目」。 特に歯と歯の間は、 歯ブラシ単体では汚れ全体の 6割程度しか落とせないといわれており、 むし歯や歯周病が発生しやすい危険な部位です。 さらに厄介なのは、 歯に付着した細菌のかたまり(歯垢)が そのまま放置されると、だ液の成分を取り込んで 「歯石」に変わることです。 歯石は歯ブラシで除去できず、 ザラザラした表面に汚れが付きやすいため、 トラブルの連鎖を招きます。 また、コーヒー・紅茶・タバコなどによる着色汚れも、 歯ブラシだけでは落としにくい汚れの代表格です。 ◆補助清掃器具を使うと ケアの質はここまで変わる! こうした歯ブラシによる磨き残しをカバーするには、 用途に合わせた補助清掃器具の使用がおすすめです。 磨き残しのプラークが減れば、 歯石も付きにくくなります。 「毎日磨いているのになぜ?」とお悩みの方は、 ぜひ以下の補助清掃器具を活用してみましょう。 【タフトブラシ】 毛束がひとつにまとまった小型ブラシです。 歯と歯ぐきの境目や奥歯の裏側、 歯並びが込み入った部分など、 歯ブラシでは届きにくい ピンポイントの汚れ落としに効果を発揮します。 【フロス・歯間ブラシ】 歯と歯の汚れを落とす清掃器具です。 歯ブラシのみでは約6割にとどまる 歯間部の歯垢除去率が、 これらを併用することで 8割から9割近くまで高まります。 フロスは歯間が狭い方に、 歯間ブラシは歯間が広めの部位や 歯ぐきが下がってきた方に向いています。 ◆セルフケアとプロケア 両輪で守る歯の健康 以上のような補助清掃器具を使っても、 お口の中の汚れをゼロにするのは至難の業です。 特に歯石や着色汚れは 一度付いてしまうと自分では落とせないため、 プロによる専門的なクリーニングが欠かせません。 定期的に汚れをリセットすることで、 毎日のセルフケアがより効果を発揮します。 さらに、歯科を受診することで 自覚症状のない初期のむし歯やわずかな異変を、 プロの視点で早期に発見し、 対処できるメリットもあります。 日々のケアの質を上げながら、 定期的なプロケアでその効果を さらに高めていきましょう。 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ: https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
-
気になるお口のネバつき、放置しても大丈夫?
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村です。 さて今回は、「気になるお口のネバつき」 についてのお話です。 ◆なぜ、朝起きるとお口がネバつくの? 朝、起きたときにお口の中がネバつくと 不快に感じる方も多いのではないでしょうか。 これは健康な人にも起こる生理現象ですが、 実は、睡眠中のだ液の量が関係しています。 体が休息モードに入る睡眠中は、 消化・吸収のためのだ液が必要なくなるため、 分泌量も日中に比べて大幅に減少します。 すると、だ液のクリーニング作用や 細菌を抑える力が弱まり、 お口の中で細菌が増えやすくなります。 こうして増えた細菌が作り出す ネバネバした物質が、 起床時のお口のネバつきの原因です。 加えて、だ液が減って細菌が増えやすい夜間は お口のネバつきだけでなく、 むし歯や歯周病のリスクが 高まる時間帯でもあります。 だからこそ、寝る前は時間をかけて 丁寧に歯を磨き、 細菌のエサとなる汚れを しっかり落とすことが大切です。 また、朝の歯みがきは 寝ている間に増えた細菌を洗い流し、 ネバつきや口臭を除去する役割があります。 このように、朝晩それぞれの役割を意識して 歯みがきを行うことが、 お口の健康を守るポイントです。 ◆特に注意が必要な「ネバつき」の特徴は? 起床時のお口のネバつきの 多くは一時的なものですが、 中には日々のケアだけでは 改善しないケースもあります。 「毎日丁寧に磨いてもスッキリしない」 「日中も強いネバつきを感じる」 という場合は、 主に次の2つの可能性が考えられるため 注意が必要です。 (1)歯周病 歯周病菌は歯と歯ぐきの境目に付着し、 ネバつきの原因となる物質を作り出して 自らが住みやすい環境を整えています。 歯周病は、痛みなどの自覚症状が ほとんどないまま進行する病気ですが、 お口のネバつきが初期サインとして 現れることも少なくありません。 (2)ドライマウス(口腔乾燥症) だ液の分泌量が少なくなるドライマウスも、 ネバつきの原因の1つです。 加齢やストレス、薬の副作用のほか、 就寝中の口呼吸が影響していることもあります。 だ液が減ってお口を洗い流す力が弱まると、 むし歯や歯周病、口臭のリスクが 一気に高まるため注意が必要です。 ◆「いつもと違う」と感じたら要チェック! 「いつも以上にネバつきの不快感が強い」 などと感じたら、 実はそれがお口の状態の変化を知らせる サインかもしれません。 痛みや見た目の変化がなくても、 お口に気になる点があれば 早めに歯科医院を受診しておくことが、 大きなトラブルを未然に防ぐ近道です。 ささいな点でも ご不安に思うことがあれば、 どうぞお気軽にご相談ください。 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ: https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
-
子どもの歯を守るために知っておきたい「むし歯の4要素」
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村です。 さて今回は、むし歯のなりやすさの さまざまな要因についてのお話です。 ◆仕上げ磨きだけでは防ぎきれない!? 毎日きちんと仕上げ磨きをしていたのに、 お子さんがむし歯になってショックを受けたり、 自分を責めてしまったりする保護者は 少なくありません。 しかし、子どもの歯は 大人の歯に比べてやわらかく、 むし歯になりやすいという特徴があります。 仕上げ磨きや食生活に気を配っていても、 それだけでは完全に防げない場合もあるのが、 子どものむし歯の厄介なところです。 子どものむし歯は 「きちんとケアしていたかどうか」 で決まるものではなく、 いくつかの条件が重なったときに、 はじめてできたり、進みやすくなったりします。 その仕組みを知ることが、 お子さんの歯を守る第一歩です。 ◆むし歯につながる4つの要素 むし歯は1つの原因で起こるものではなく、 「細菌」「糖分」「歯質」「時間」 の4つの要素が重なったときに起こります。 (1)細菌:お口の中にいるむし歯菌の種類や数 (2)糖分:むし歯菌のエサになる糖分の量や頻度 (3)歯質:歯の強さ・だ液の量や働き (生まれつきや年齢による個人差あり) (4)時間:(1)~(3)の要素が重なる時間の長さ むし歯はこれら4つの要素の重なりを 小さくすることで、 リスクを下げることができます。 ◆セルフコントロールできるのは 「糖分」と「時間」 4つの要素のうち、 ご家庭で意識してコントロールしやすいのは 「糖分」と「時間」です。 ここで重要なのは、 甘いものの量を減らすことよりも、 食べる回数やタイミングに メリハリをつけること。 例えば、おやつを少しずつ何度も食べたり、 甘い飲みものをだらだら飲み続けたりすると、 お口の中に糖分が残る時間が長くなり、 むし歯リスクが一気に高まります。 「おやつの時間を決める」 「甘い飲みものは特別なときだけにする」 など、できることから少しずつ始めてみましょう。 ◆歯科でのチェックで 「細菌」と「歯質」をフォローしよう 一方で、「細菌」や「歯質」は ご家庭の努力だけでコントロールするのが 難しい要素です。 歯の強さやだ液の働き、 むし歯菌の増えやすさは個人差があるため、 歯科医院でのフォローが欠かせません。 歯科医院では専門的な視点で リスクや注意点を保護者と共有し、 家庭でのケアがより効果的になるように サポートしていきます。 むし歯になりにくい環境を一緒に整えていく場として、 まずはお気兼ね無く当院へご相談ください。 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ: https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
-
長時間のスマホで顎関節症に!? お口のトラブルを招く「TCH(歯列接触癖)」とは
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村です。 さて今回は、長時間のスマートフォン使用が お口の健康に悪影響を与えることについてのお話です。 ◆知らないうちに続けている 「TCH(歯列接触癖)」とは パソコン作業に集中しているときや スマートフォンを見ているとき、 無意識に上下の歯が 触れていることはありませんか。 「それの何がダメなの?」 と思うかもしれませんが、 この状態が習慣化すると 歯やあごの関節に 少しずつ負担がかかることがあります。 意外と知られていませんが、 上下の歯が接触する時間は、 食事や会話を含めても1日に20分以内で、 それ以外の時間は、2~3mmほど離れているのが 正常な状態です。 これとは反対に、 何もしていないときでも 無意識に歯が触れ続けてしまう状態を、 「TCH(歯列接触癖)」 といいます。 「ちょっと触れているだけ」 のつもりでも、 その状態が長く続くと 歯やあごの関節が十分に休まらず、 ダメージが蓄積していきます。 その結果、かみ合わせの違和感や顎関節症、 歯の破折(割れ・欠け)、知覚過敏、 歯周病の悪化といった お口トラブルの原因になってしまうのです。 ◆スマホ使用時は要注意! 意識的に「歯を離す」習慣を TCHは仕事や趣味に集中しているときや、 下を向いた姿勢のときに起こりやすくなります。 パソコンやスマートフォンを 長時間使う機会の多い現代では、 誰にでも起こり得るクセといえるでしょう。 さらに、過度にストレスが溜まっているときにも、 無意識に歯を噛みしめる時間が 増えるといわれています。 もし、心当たりがある場合は、 気づいたタイミングで意識的に 歯を離す習慣づけを行うことが大切です。 よく目にする場所に 「歯を離す」と書いたメモを貼っておくと、 クセに気づきやすくなります。 さらに、 「深呼吸して肩の力を抜く」 「座る姿勢を整える」 など日常生活でできる工夫も効果的です。 ◆簡単チェックで早めの対策! 気になる症状は相談を TCHは無意識に起こるクセの一種なので、 まずは自分にそのクセがあるかどうかを 知ることが改善の第一歩です。 以下のセルフチェックを試してみましょう。 STEP1.姿勢を正して正面を向く STEP2.唇を軽く閉じる(力は入れない) STEP3.その状態で上下の歯を軽く離してみる この時、 「口元に違和感がある」 もしくは 「5分以上維持するのがつらい・できそうにない」 と感じたら、TCHの疑いがあります。 なかなかクセが直らない、 あるいはすでに歯やあごに何らかの症状や 違和感がある場合は、早めに歯科医院で相談しましょう。 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ: https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
-
原因はそこじゃない?「歯の痛み」の意外な落とし穴
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村です。 さて今回は、歯の痛みの原因を 突き止めることの大切さについてのお話です。 ◆「この歯が痛い!」だけでは 治療できない? 歯医者に行ったとき、 「痛いのはこの歯だ、と伝えたのに すぐに治療に入らず検査が続いた」 という経験はないでしょうか。 一刻も早く痛みから解放されたいのに、 レントゲンを撮られたり、 別の歯をチェックされたりすると、 もどかしさを感じてしまうかもしれません。 しかし、歯科医がすぐに治療に入らないのには、 明確な理由があります。 歯科診療の中で、 患者さんが「痛い」と感じる場所と、 実際にトラブルのある場所が一致しないのは 決して珍しいことではないからです。 特に、神経に達した深いむし歯で痛みが激しい場合は、 その発信源を特定するのが非常に難しくなります。 歯は一度削ってしまうと元には戻せないため、 このようなケースではより慎重な判断が必要となるのです。 ◆上下でズレることも? 痛みの場所が食い違う理由 こうした感覚のズレは、 前歯よりも奥歯に行くほど 起こりやすいことがわかっています。 歯を刺激してどの歯に触れたか当てる実験では、 奥に行くほどその正解率は下がり、 前後3~5本の範囲で間違えてしまう人が 多くいました。 中でも第二大臼歯(前から7番目)では、 ひとつ手前の第一大臼歯と勘違いする人のほうが、 正解者よりも多いという結果がでています。 さらに、痛みが激しくなると 上下で痛みの場所を間違えることもあります。 これは上あごの神経と下あごの神経が 脳に向かう途中で合流するためで、 強い痛みの信号が送られると情報が混ざり合い、 正確な場所が判別できなくなってしまいます。 その結果、原因は下の歯なのに、 「上の歯がズキズキ痛む」 と感じてしまうことも少なくありません。 ◆自己判断に頼らず、まずは詳しい検査から 痛みの原因が不明確なままの治療だと、 健康な歯を無駄に削ってしまうことにも なりかねません。 そのため、歯科医師はすぐに治療に入らず、 まずは「痛みの発信源」を 突き止めることに全力を注ぎます。 「早く治してほしいのに…」 ともどかしく感じるかもしれませんが、 一連の検査は大切な歯を守るために 必要なプロセスです。 また、 「どこが痛いかうまく説明できない」 という場合でも、 原因の場所を一緒に探していきますので、 安心してご来院ください。 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ: https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7