食べ物と歯周病の関連について

みなさん、こんにちは(^^)
10月に入り、だんだん肌寒くなり、本格的な秋の訪れを感じますね。気候が程よく、いちばん過ごしやすい季節にも思います。
ただ、日中と夜との温度差の変化で、体調も崩しやすい方もいるかもしれませんので、体調管理には気をつけましょう。
さて、今回は食べ物と歯周病との関連について、ちょっとした豆知識なども含みながら、いろんな新たな発見をして頂ければいいなぁと思います。
「年齢を重ねてもおいしく食事を楽しむには”歯の健康”が欠かせない」と、よく言われます。
歯の本数が減ると、やわらかいものしか食べられないなど、食べられるものの種類が減っていきます。
また、おいしさを感じづらくなるという調査結果もあります。
歯を失う主な原因は、むし歯と歯周病。
特に歯周病は痛みなどの自覚症状がほとんどなく、気づく頃には重症化しているという厄介な病気です。
“お年寄りがなるもの”というイメージがありますが、実に30代の8割以上が歯周病にかかっているといわれています。
歯周病予防の基本は、毎日の食後の歯みがきなどのセルフケアが大切です。
またそれに加えて定期的な歯科受診も早期発見に繋がるとても大切なものです。
また、日頃からよく噛むよう心がけると、だ液の分泌が促され、食べ物のカスや細菌をある程度は洗い流してくれます。
しかし、よく噛むという事は実は意外に難しいことでもあります。
「よく噛むのが大切」と頭でわかっていても、いざ実践するとなると、できていなかったりしますよね。
私もどちらかというと早食いの傾向にあるので、このことを知って食事を見直して見ようと感じました。
私自身も”よく噛もう”と意識するだけだと、なかなか噛めるようにはなりません。
みなさんそうだと思います。
そこでよく噛めるようになるために大切なのが、「食材の選び方や調理方法をひと工夫するのがポイント」なんだそうです。
例えば、野菜を少し大きめにカットしたり、固めにゆでたりするだけでもずいぶん変わりますよ」らないんです。 
でも、”噛む必要”のあるメニューを取り入れると、無理なく続けられるみたいです。
例えば、野菜を少し大きめにカットしたり、固めにゆでたりするだけでもずいぶん変わるそうです。
また、歯周病予防に役立つ食材としては特に煎り大豆や根菜類、ナッツ類などがいいそうです。
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私も週のほとんどは自炊ですので、料理が好きでも、そこまで頭を回して工夫してみたりはしていなかったなと感じました。
美味しいものを作るだけでなく、茹で方、カットの仕方をちょっと一工夫するだけで、日頃からよく噛むという習慣を作っていけるのかなと思います。
さらに、「ビタミンC、E、B2」「食物繊維」を豊富に含むものとして具体的には、リンゴやカリフラワー、ブロッコリー、小松菜などだそうです。
この食材は”歯ぐきにいい食べ物”なんだそうです。
ビタミン類は血流を促し、粘膜の修復にも役立ちます。
また、食物繊維が豊富な食材は噛むことで歯ぐきのケアにつながります。
大豆やナッツ類、根菜と同じく、取り入れるときは歯ごたえをしっかり残しておくのがポイントです。
いきなりすべての食生活を変えるのではなく、できることから少しずつトライしてみるのも、長続きするコツだそうです。
外食のときも、歯ごたえがありそうなメニューと、なさそうなメニューがあったら、歯ごたえがありそうな方を選んでみるというのもいい心掛けに繋がりますよね。
よく噛む食習慣とこまめなセルフケアで、何歳になってもおいしく食事を楽しみたいですよね。
今年も残り2ヶ月くらいです。
歯周病はもちろん、虫歯の早期発見のためにも、定期検診にぜひいらして下さい。
私たち衛生士が、サポート致します(^^)
DH 渋谷 葵