歯科衛生士のお仕事

こんにちは、はじめまして今年からお世話になります歯科衛生士の です。
よろしくお願いします。
みなさんはGW、どの様に過ごされましたか?
私は帰省し、家族と旅行に行ったり専門学校の友達と会いリフレッシュすることができました。
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ところでみなさんは、『歯科衛生士』の仕事内容をご存知ですか?
歯科衛生士は歯科医師の指導のもと、歯科予防処置・歯科診療補助および歯科保健指導等を行う専門士です。
この歯科予防処置・歯科診療補助・歯科保健指導は歯科衛生士の三大業務とも言われています。
《歯科予防処置》
名前の通り、虫歯や歯周病など歯科疾患を予防するために、フッ素塗布を行ったり歯垢、歯石を取ったりすることです。
フッ素塗布は国家資格を持っている歯科医師または歯科衛生士のみができる業務です。
《歯科診療補助》
患者さんに安全で安心して治療を受けていただけるため歯科医師の指示のもと治療の補助を行います。
また、器具の準備や管理、消毒、滅菌も行います。
《歯科保健指導》
小さな子供からお年寄りまでの歯の磨き方や食生活について専門的な指導をします。
患者さんが家に帰ってからも正しく歯を磨いたりケアができるように指導します。
また、歯科衛生士が活躍する場は歯科医院だけではなく、保健所で1歳6ヶ月検診や3歳児検診で歯並びの相談を受けたり、歯の磨き方、間食指導も行っています。
他にも、病院、介護保険施設、事業所、歯科衛生士学校の先生などがあります。
そんな歯科衛生士を育てる学校は日本にどのくらいあると思いますか?
北海道 12校
東北 12校
関東/甲信越 52校
東海 21校
近畿/北陸 25校
中国/四国 21校
九州/沖縄 23校
計166校
日本には166校もの歯科衛生士学校があるんです。
では、どのような勉強するのでしょうか。
《1年生》
基礎分野を勉強します。
口の中だけではなく、体全体の構造や仕組み、薬理学や病理学、歯科に関する英語も勉強します。
そしてアシスタント基礎の勉強も始まります。
《2年生》
いよいよ基礎科目を活かし臨床科目を勉強します。
歯科矯正学や口腔外科、歯周病学、放射線学などなど専門的なことです。
また、歯周ポケットの深さを測ったり、歯石をとったりする相互実習も始まります。
《3年生》
いよいよ大学病院や歯科医院などでの実習が始まります。
2年生の実習ではクラスメイトに行なっていた相互実習も3年生では実際に患者さんに行うため、様々な場面で学んだ知識を活かさなければなりません。
3年生の中旬からは就職活動や国家試験勉強が始まります。
試験に合格して初めて 『歯科衛生士』 と呼ばれます。
3年間培った技術や知識を活かして患者さんに笑顔で帰っていただけるように頑張りますので、よろしくお願いします。