入れ歯の種類と違いについて

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みなさんこんにちは、最近は雨の日が多くジメジメしていますね。
今日は、入れ歯の種類についておはなしします。
『入れ歯』 といっても、大きく分けて、歯がまだ何本か残っている時に使う 『部分入れ歯』 と、歯が全部なくなってしまった時に使う 『総入れ歯』 があります。
部分入れ歯とは、自分の歯がまだ残っている場合に使う入れ歯です。
バネを自分の残っている歯(天然歯)にかけて安定させて使います。
総入れ歯とは、全部の歯がない時に使います。
これは陰圧によって吸着しています。(吸盤効果で動かないようにしています)
保険の部分義歯
 
・安価に作ることができます。
・発音しにくかったり食べ物のの味が変わったりする場合があります。
・入れ歯の強度が弱く、寿命が短いと言えます。
・残ってる歯にも負担がかかる恐れがあります。
・見た目の改善や厚みなどは考慮されません。保険で決められたルールで作る必要があります。
コバルトクロムの部分義歯
・保険の入れ歯に比べて、強度に優れているため壊れにくいです。
・舌が触れる部分を薄く作ることができるため、装着感に優れており、発音もしやすいです。
・レジン(保険のプラスチック)の1/3の厚さで作ることができます。
・金属が丈夫なので長持ちします。修理も可能なことが多いです。
・冷たいものや温かいものが感じられ、食べ物のを美味しく食べることができます。
チタンの部分義歯
・コバルトクロムの部分義歯より軽く、体に優しく、強固な材料なので金属アレルギーのある方におすすめです。
・チタンは人工関節にも使われている金属で、生体親和性に優れています。
・薄く作ることができるため、装着感に優れており、発音もしやすいです。
・歯垢(プラーク)がつきにくいので汚れにくいです。
・冷たいものや温かいものが感じられ、食べ物のを美味しく食べることができます。
・チタン合金はコバルトクロム合金よりも硬いので、めったな事では壊れませんが、壊れた場合は修理が難しいです。
ノンクラスプデンチャー
・柔らかい材料でできており、バネに金属を使わないため、目立ちません。バネ(金属)が気になる方にとてもおすすめです。
・今までにないフィット感があり、とても軽いため、違和感がなくなじみやすい入れ歯です。
・ノンクラスプデンチャーには材質によって種類がいくつかあります。硬めのものは修理が簡単ですが、柔らかめのものは快適な反面、修理が難しいか不可の場合があります。
ノンクラスプデンチャーの入れ歯洗浄剤について
入れ歯洗浄剤は、過酸化物・過酸化物+酵素・酵素・次亜塩素酸・銀系無機抗菌剤・生薬・酸・消毒薬などに分類されます。
中でも熱に溶けてしまうプラスチック(熱可塑性樹脂)は強アルカリ性または酸性タイプのものを使うと変色や劣化してしまう可能性が高いので、中性タイプ(酵素系、過酸化物+酵素系)がいいです。
今市販されているものは弱アルカリ性から中性を示す過酸化物+酵素系・酵素系のものが多いので熱可塑性樹脂への影響は少ないです。
入れ歯は洗浄剤を使わないと歯垢(プラーク)が付きやすく、一旦プラスチックの隙間に入り込んでしまうと硬い歯石となってこびりついてしまいます。
入れ歯の隙間に入り込んだ歯石は、洗浄剤を使ってもなかなか取り除くことができなくなってしまいます。
また入れ歯に歯垢・歯石がついたままだったり、入れ歯を洗わないでおくと、材質の劣化や誤嚥性肺炎や義歯性口内炎のリスクが出てきてしまうので、きちんとお手入れをしましょう。
DH関