いろんな動物の歯について

みなさんこんにちは、最近は気温も上がってきましたね。
今日はいろんな動物の口の中について調べてみました。
ちなみに人には何本の歯があるか知っていますか⁇

大人は28〜32本です。(親知らずが元からなかったり骨の中に埋まっていることもあるので個人差があります。)
子供の歯(乳歯)は全部で20本あり永久歯へ生え変わります。


《犬》
犬も人と同じように乳歯から永久歯へと生え変わります。

乳歯は28本もあり永久歯はなんと42本もあります。
犬の歯は人と違って犬歯がとても大きく鋭いです。

これは、狙った獲物を離さないためにがっちりと噛み付くためにあります。
みなさんは犬は虫歯になると思いますか⁇
実は犬も虫歯や歯周病になります。

人に比べて虫歯になりにくく歯周病になりやすいという特徴があります。

もちろん歯石も付きます。人と同じように定期的なチェックが必要のようですね。


《猫》
猫の永久歯は全部で30本もあります。
乳歯から永久歯へ生え変わります、ちなみに乳歯は26本だそうです。
犬と同じように犬歯がとても鋭く尖っているのが特徴です。

これは野生で獲物を逃さないように食い込ませて捕らえ、肉を引きちぎるときに使います。
猫も歯周病になります。お口の中をチェックし歯石がついていれば病院に相談する必要があります。


《うさぎ》
うさぎの歯は全部で28本と人と同じくらい歯があります。
そして、うさぎも乳歯から永久歯へと生え変わるようです。
うさぎの歯は“常生歯”と言って常に伸び続けます。

どれくらいの速度で伸びるかというと月に約1cmも伸びています。
うさぎは食物繊維が多い草を餌にしますが、草を食べることにより擦り減りバランスが取れるという仕組みです。餌が柔らかいものだと歯が伸びすぎてしまいます。
犬や猫、人と違いうさぎには犬歯がありません。

犬歯は獲物を捕らえる動物にありますが、うさぎは草食動物なので犬歯がないんですね。


《サメ》
みなさんはサメの歯が何本か知っていますか?また見たことはありすか?
実はサメの歯は種類にもよりますが200本もあるようです。
そして大きな特徴はサメの歯は使い捨てのように抜けたら次々に歯が生えてきます。
そして生涯で使う歯はなんと5万本もあるようです。
人は歯が抜けないように歯ブラシや定期検診をしますが、サメはベルトコンベアーのように生えてくるので羨ましいですね。

《カタツムリ》
かたつむりの口の中には”歯舌”とよばれる舌に約一万〜二万本もの歯がついていて、噛み砕いて食べず削って食べています。

そしてサメと同じように歯がボロボロになると生え変わり何度も生えてきます。
更にカタツムリは草だけではなく野菜や果物などの硬いものでも難なく食べれます。
他にタニシも歯舌を持っています

これから梅雨の時期になりますね‼︎カタツムリを見かけたら是非観察してみてください。


歯科衛生士 関