歯ぐきが下がる

 

こんにちは(^^)
暖かい日が多く、春を感じますね🌸

突然ですがみなさん、歯茎が下がる原因って知ってますか?

①歯周病
歯周病になると骨が破壊されて溶けてしまうので、それに伴って歯茎も下がっていきます。

②ブラッシングの力が強すぎる
歯ブラシを力任せにゴシゴシやっていると、歯茎が傷つき下がってしまいます。

③歯ぎしり・食いしばり
寝ている間や無意識のうちに歯ぎしりや食いしばりなどをしていると、歯や組織に過剰な負担がかかり骨が下がってしまい歯茎が下がる原因となってしまいます。

④詰め物や被せ物が合っていない
詰め物や被せ物にずれがあると、その部分の歯茎に炎症を起こして歯茎が下がってしまうことがあります。

⑤爪を噛んだりする癖がある
歯を支えている組織がダメージを受けてしまい歯茎が下がることがあります。

⑥歯並びが悪い
歯列から外にはみ出している歯の外側の骨が薄かったり、歯磨きをする際に他の歯より力がかかりやすいために、歯茎が下がりやすくなります。

⑦矯正治療の影響
成人になってから歯列矯正を行うことにより、歯茎が下がってしまうことがあります。
これは、もともと重なっていて歯茎がダブついていたのが歯を並べたことによって引き締まったため下がったように感じます。

⑧加齢
歯茎に異常がなくても、加齢によって徐々に下がってしまうことがあります。

と、様々な理由が考えられます。

歯茎が下がることによる症状として
・歯根が露出することでしみるたり不快感が出る
・歯の出ている部分が多くなるので歯が長くなったように見える
・歯がぐらぐらする

といったことがあげられます。

何か当てはまる事はありましたか?
気になったらすぐ歯科医に相談しましょう!

 

■そういえば、歯医者っていつからあるんでしょう…?

701年(大宝元年)に定められた『大宝律令』などには、医学生の学びの対象として目耳口歯科と明記されているそうで、当時は目、耳、口、歯は1つの科でした。
また16世紀半ばには木を彫って作った「木入れ歯」が実用化されました。
元々は仏師が作っていましたが、江戸時代になると「入れ歯師」と呼ばれる専門の職業が定着します。
さらに幕末から明治維新にかけては「入れ歯師」の他にも、「口中医(こうちゅうい)」や「開業歯科医」、「歯抜き師」、そして街で薬を売ったり抜歯をしたりする「香具師(やし)」といった様々な専門家が出来上がり、現在の歯科の領域を分けてきたそうです。
その後、1883年(明治16年)に新たな歯科医籍が作られ、医師と歯科医師は法的に分けられたのでした。

現代とは違い設備が全く整っていない時代でも、その時にできる範囲の処置をその時代の人が考え工夫して今に至ると思うと凄いことですね!

いつの時代でも大切な自分の歯。
自分でしっかり守っていきましょう。

歯科アシスタント  松本