歯周病を予防するブラッシング方法🪥

みなさん、こんにちは(˶’ ᵕ ‘ ˶)
今回は歯周病を予防するブラッシング方法についてお話します!

歯周病を予防するには、歯垢(プラーク)を減らす『プラークコントロール』が必要となります☺️

プラークコントロールには自宅でのセルフケアと歯科医院でのプロフェッショナルケアがあり、どちらも大切です😌
つまり歯科医院でどれだけ歯垢を除去しても、自宅でしっかりブラッシングしなければ、歯周病は予防できません!
それではどんな歯磨きがいいのか詳しく説明していきます🦷🪥✨

~歯磨きの回数~

歯磨きは何回すればよいのか🤔気になる方も多いと思います。
ですが、重要なのは磨く回数ではなく、歯周病予防のための歯磨きは、歯垢を落とすことが大切です!
回数が多くても磨き残しが多くては意味がありません。

歯磨きが苦手な方や歯並びが悪くて歯垢が溜まりやすい方は、1日1回でも良いので1本1本の歯を意識しながら、丁寧に歯磨きをしましょう!

~歯磨きをするタイミング~

歯周病菌は口の中に残った食べかすをエサにして増えていくため、食後の歯磨きが良いです👍
ただし、食後すぐに歯磨きをするより、食後30分~1時間後が良いとされています。
これは、食後はお口の中が酸性に傾いており、その状態で歯を磨くと歯が削れやすいためです。
また、寝ている間は唾液の分泌が減少し、歯周病になりやすい状態です🥹そのため、就寝前は丁寧に歯磨きをしていきましょう!

~正しい磨き方~

1️⃣歯の表面を磨くとき
歯の表面は、歯ブラシを歯に対して直角に当てて小刻みに動かして磨きましょう!

2️⃣歯と歯の間を磨くとき
歯と歯の間は、歯ブラシを横にして磨き続けるだけではなく、縦にして動かすことで磨き残しが少なくなります。
歯と歯の間は磨きにくい部分なので、デンタルフロスや歯間ブラシなどを併用しましょう!

3️⃣歯と歯茎の境目(歯周ポケット)を磨くとき
歯と歯茎の間(歯周ポケット)に対して歯ブラシを斜め45度にし、毛先を軽く入り込ませるように磨きます。
丁寧に優しく磨くのがポイントです。力が強すぎると歯茎が下がる原因となってしまうので注意しましょう!

~歯ブラシのヘッド~
歯ブラシのヘッドは大きいと早く磨けますが、歯ブラシが届きにくい部分が増えるため磨き残しが多くなってしまいます…!
お口の中をすみずみまで磨くためには、小さいヘッドの歯ブラシをおすすめします☺️

~歯ブラシの持ち手~
歯ブラシの柄の部分は、実際に持ってみて余計な力が入らず、手にフィットするものを選ぶと力をかけずに歯磨きができます☺️

~歯ブラシの毛先~
歯ブラシの毛先が平らなものは、効率よく歯磨きができます!
歯並びが悪い方は、ブラシが届きにくい部分が多くなるので、毛先が細くなっているタイプを選ぶと良いでしょう☺️

~歯ブラシの硬さ~
歯ブラシの毛の硬さには「硬め」「ふつう(レギュラー)」「やわらかめ」があります。
特に歯や歯茎に問題がなければ、「ふつう」を選んでよいでしょう!
歯茎に炎症が起きている場合は「やわらかめ」を選ぶことで、歯茎への刺激をやわらげることができます☺️

~最後に~
歯周病予防は、歯垢を落とす歯磨きが重要です!
毎日歯磨きをしていても、間違った方法だったり、市販の合わない歯ブラシを使ったりしていては、歯周病を予防できません😱
また、定期的にメンテナンスを受けることで、磨き残しやブラッシングの癖が把握できます。
それをもとに正しいブラッシングを身に付け、歯周病予防へと繋げていきましょう😃

歯科衛生士 信国