谷村歯科医院ブログ
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デンタルフロスの使い方
こんにちは! みなさんは日頃、デンタルフロスを使用されていますか? デンタルフロスは歯の間に挟まった食べカスを取るだけではなく、ハブラシのみでは取り除けない歯と歯の間の歯垢を除去する目的があります。 今回はまだ使っていない方のために簡単に使い方をお伝えします! まず、40cmくらい(手に持って肘のあたりまで伸ばす)の長さに切ります。 左右の中指に2、3回巻き付けて持ちます。 使う場所(上下前奥歯)によって、親指や人差し指で押さえて糸をピンと張り、歯の間に差し入れます。 歯間に挿入したら、歯の側面に沿わせながら歯垢をこすり取ります。 難しいな、という方には、持ち手つきのタイプもあります。 でも慣れてしまえば簡単ですし、コスト面では糸巻タイプの方が優れています。 糸巻きタイプは当院の受付でもご購入できます。 ぜひお試し下さい! 藤田
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虫歯予防デー
虫歯予防デーは有名なので、いろいろな記念日の中でも知っている人も多いと思います。いつかといいますと、毎年6月4日が虫歯予防デーになります。 でもなんで6月4日かというと、語呂合わせで6/4は『む(6)し(4)』と読める事から、《虫歯予防デー》となりました。ちなみに6月4日が含まれている週は、「虫歯予防週間」です。 みなさん、歯はしっかり磨いていますか? 食べ物の中の糖類が虫歯菌の栄養となり、結果として菌が酸を出して歯が溶けて虫歯になります。 それを防ぐのに一番効率がいいのは歯を磨くことです。まさか食べるのを止める訳にはいかないですよね(^_^;) 虫歯予防デーにちなみ、歯はどのようにどれぐらいの頻度で磨いたらいいかですが、基本は以下の3つです。 1 朝起きたらすぐ磨く 2 夜寝る前に磨く 3 歯茎に接するところまで磨く 1ですが、虫歯菌は夜寝ている時に爆発的に増えます。そして朝食事をすると菌がさらに繁殖します。そのため、朝は食事の後ではなく、食事の前に磨くようにしてください。 2はやはり寝ている時に菌の繁殖を抑えるためです。歯を磨いてから寝ると朝起きても口の中のネバネバ感が少なくなります。 3ですが、結構歯をしっかり磨いているにも関わらず虫歯になる人は、歯の表面しか磨いていません。歯と歯の隙間と歯茎の境目下でしっかり磨くことで、ポケットに残っている歯垢を取り除き虫歯の発生を抑えることができます。 よく「食後3回、3分以内に3分以上磨こう」ということを聞いたことがあると思いますが、最近はよくないとされています。虫歯予防デーでこのようなスローガンを見かけたら、これは昭和の時代の話で、実はよくないので止めましょう。 特に食後すぐの歯ブラシは、口の中が食べ物で酸性になっており歯が溶けやすい状態です。そこにナイロンの歯ブラシをゴシゴシ当てたら歯が傷ついてしまいます。エチケットとして歯を磨きたい人もいると思いますが、ぐっと我慢して食後30分ぐらい経ったら磨くようにしてください。 以上、虫歯予防デーにちなんだ歯ブラシの豆知識でした。 ちなみにその他に歯に関係のある日は、11月8日の『良い歯の日』があります。そしてこの日が誕生日の私は、人様に誕生日を聞かれると必ず『虫歯予防デー』と『良い歯の日』の話をします・・(^_^i)・・ みなさんも憶えていてくださいね(^^) 歯科医師 山口美香