米国レーザー歯学会で別の試験

こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村です。
今年も4月5日から9日までアメリカのレーザー歯学会 (Academy of Laser Dentistry :ALD) の年次大会に参加して、試験を受けに行きました。
実は私、昨年の学会ですでに指導医クラスの試験をパスしております。
昨年の学会参加の様子はこちら
今回は何の試験だったかといいますと、別の波長の試験でした。
歯科用レーザーは主に4つの波長が使われておりますが、それぞれ使い方や効果が異なります。
指導医の試験では、それぞれの波長で試験があります。
今回申し込んだClinical Simulationのテストは、レーザーに関する一般的な安全管理とこの波長にあった使い方とデモンストレーションを30分説明と実演して85点以上取らなくてはなりません。
3年前にも受けたテストをまたやることになりましたが、波長が違うため半分以上は新しく勉強する必要がありました。
今年の学会の開催場所はアリゾナ州のツーソンです。
@tucson.jpg
ツーソンの場所は、メキシコに近く、砂漠地帯です。なかなか観光で行くことはないと思いますので、貴重な体験です。
@P1010313.jpg
ロサンゼルス空港で乗り換えて1時間30分でツーソンの空港につきました。夕方でしたが日が暮れる前に到着することができて良かったです。
@DSC_0379e.jpg
ホテルまでタクシーで行こうと思いましたが、1台もいません!旅行客はみんなUberなどの配車アプリで地元の人の車に次々と乗ってしまい、気がついたら空港出口にはほとんどいなくなってしましました。。。
私のSIMカードでは電波が入らなかったためUberが使えませんでしたが、なんとかシャトルバスを見つけて、時間はかかりましたがホテルまで行くことができました。
@P1010318.jpg
@DSC_0398.jpg
学会会場のあるホテルはツーソンの郊外にあり、外は巨大なサボテンに覆われています。
特に山の頂上まですべてサボテンが生えている様子は圧巻でした!
ちなみにこれらのサボテンは小さく見えますが、1本の長さが大体7~8メートルぐらいありものすごく大きいです。
@P1010351.jpg
次の日から学会が始まりました。私のネームタグに注目です。
@P1010389.jpg
ADVANCED PROFICIENCY つまり上級資格です。
私は昨年すべての試験をパスしたので、今年からこの肩書をつけることができます。
今までこれをつけている先生が眩しくて、このタグを付けたい一心で頑張っていました。
アメリカの先生もこれをみて、「ただ遊びに来ている日本人ではないのかー」と思ってくれます。
ちなみに試験官や発表者だとさらに肩書が増えていきます。
@P1010338.jpg
@P1010339.jpg
幾つかの講演を聞きましたが、試験が2日目なので落ち着きません。時差に関しては調整のコツを覚えたのか、コーヒーをがぶ飲みしなくてもあまり眠くなりませんでした。
@P1010333.jpg
夜になると軽く食事を済ませたあとは、いつもどおり勉強です。今年は自分の勉強をしつつ他の先生のサポートもしていました。
英語で説明する試験なので、何度も何度も繰り返して時間内にできるようにしなければなりません。
@P1010358.jpg
@P1010370.jpg@P1010367.jpg
試験は朝6時30分からです。6時には試験会場につくようにするので5時に起きました。参加4年目ともなると何も驚きません。試験前に最後のチェックをしています。
@P1010382.jpg
今回も無事合格することができました。日本人メンバーで集合写真。
私の隣の若い先生は学会から招待されてきていた大学の先生です。
研究の発表を行い、賞をとっていました。すごいです!
@P1010383.jpg
今回私の試験官だったBeatrijs Deruyter先生です。この先生は今年の学会で最高賞のLeon Goldman賞を受賞されました。
今回もいろいろなことがありましたが、とても充実した学会参加でした。
来年の学会は昨年と同じフロリダのオーランドで開催されます。
ただ、この5年間ほぼ毎年参加していたのと、試験は今年で一区切りついたので来年はパスしようと思っていました。
しかし指導医の永井先生に、
「来年も必ず参加するように。25周年大会で日本からの参加者を多く募るので、認定医試験の試験官をしてもらいます。」
と言われてしまいました。
つまり教わる立場から教える立場になるということです。
指導医として恥ずかしくないようにさらに勉強して、また来年の学会に臨もうと思います!