お知らせ
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【口腔外科医解説】その歯の痛み、実は「筋肉の痛み(筋・筋膜痛)」かもしれません!虫歯ではない長引く痛みの原因と対処法
こんにちは、谷村歯科医院 歯科医師・口腔外科医の鈴木 孝美です。 「歯がズキズキ痛むのに、歯科医院でレントゲンを撮っても虫歯や歯周病はないと言われた」「治療をしたはずなのに、原因不明の歯の痛みがずっと長引いている」……そのようなご経験はありませんか? 今回は、そうした長引く歯の痛みが、実は歯そのものの問題(虫歯や歯周病)ではなく、「顎(あご)や首に付いている筋肉の痛み」である可能性についてお話をいたします。 顎を動かす4つの「咀嚼筋(そしゃくきん)」の役割 私たちの上下の顎の骨(上顎骨・下顎骨)にはたくさんの筋肉が付いており、それらの筋肉が連携して働くことで食べ物を噛む「咀嚼(そしゃく)」を行っています。 顎の周りの筋肉には、それぞれ「口を開ける筋肉」「口を閉じる筋肉」「下顎を安定した位置に保っておく筋肉」などの大切な役割があります。 上記のイラストには代表的な2つの筋肉(側頭筋・咬筋)しか描かれておりませんが、医学的に「咀嚼筋」と位置づけられる主な筋肉は以下の4種類です。 側頭筋(そくとうきん) 咬筋(こうきん) 内側翼突筋(ないそくよくとつきん) 外側翼突筋(がいそくよくとつきん) この4つの筋肉の中で、「側頭筋」「咬筋」「内側翼突筋」の3つは、食事や食いしばりの際に下顎を引き上げて口を閉じる働きをする筋肉であり、専門的には「閉口筋(へいこうきん)」と呼ばれます。 一方、残りの「外側翼突筋」は、口を開ける動作の補助をしたり、下顎を左右に動かす「側方運動」を行ったりする筋肉になります。 このほかにも首の筋肉(胸鎖乳突筋など)を含め、口の開閉運動や側方運動に関係する筋肉はいくつもありますが、今回は歯の痛みの原因として特に多く見られる代表的な「側頭筋」と「咬筋」の2つに焦点を当ててお話しします。 なお、こうした筋肉の障害によって起こる痛みのことを、正式な身体疾患の病名として「筋・筋膜痛(きんきんまくつう)」と呼びます。 「筋・筋膜痛」と、離れた場所が痛む「関連痛」とは? 食いしばりや歯ぎしり、長時間の緊張などによって筋肉が慢性的に疲労すると、筋肉の中に「トリガーポイント(TP)」と呼ばれる、押すと強く痛むポイント(圧痛点)が現れます。 そして筋肉の痛みや疲労がさらに悪化すると、指で押した時だけでなく、何もしなくてもズキズキと痛む「自発痛」が生じることがあります。 ここで臨床上、診断を難しくする複雑な問題になるのが、「その痛みが、原因となっている圧痛点(トリガーポイント)から離れた別の場所に生じる」という現象です。 この現象のことを、医学用語で「関連痛(かんれんつう)」と言います。 もっと分かりやすくお話しすると、筋・筋膜痛においては「実際に痛みが起きている原因の場所(筋肉)」と、「患者さまご自身が痛いと感じる場所(歯など)」が異なっているのです。脳が痛みの信号を勘違いしてしまい、「筋肉が痛んでいるのに、歯が痛んでいる」と錯覚してしまう状態と言えます。 1. 側頭筋(こめかみの筋肉)の関連痛 こめかみから頭の横にかけて扇状に広がっている「側頭筋」にトリガーポイント(図の×印)ができると、上の歯に痛みを感じることがあります。 上記の図のように、側頭筋の前方(前腹:図A)に痛みの原因がある場合、離れた場所にある「上の前歯」に関連痛が生じます。また、側頭筋の真ん中あたり(中腹:図B・C)に原因がある場合は、「上の奥歯」に歯の痛みとしての関連痛を生じることが分かっております。 2. 咬筋(エラの筋肉)の関連痛 頬の奥からエラの部分にかけて付いている「咬筋」にトリガーポイント(×印)ができた場合も同様です。 上記の図Bのように、咬筋に痛みの原因がある場合、すぐ近くにある「下の奥歯(または上の奥歯)」に強い痛み(関連痛)を生じることが分かっております。(※なお、図Aのように首の筋肉である胸鎖乳突筋のこりから、頭痛や顔面痛が生じることもあります)。 このように、顎の筋肉の痛みが「関連痛」として「歯の痛み」のように現れることがあるため、もし虫歯が見当たらないのに歯が痛む場合、今のその痛みは歯が原因ではない可能性がございます。 筋肉の痛みの原因「トリガーポイント」の見つけ方 しこり(硬結)を確認する専門的な触診 痛みの引き金となる「トリガーポイント(TP)」とは、慢性的な筋肉の疲労や緊張が生じたときに筋肉の中で作られる「しこり」のことであり、筋肉の中の「硬結(こうけつ=凝って固くなった場所)」の中に存在するとされています。 この部分は、指で押すと飛び上がるほどすごく痛いという特徴的な臨床症状があります。これを正確に見つけ出すには、口腔外科医や歯科医師による専門的な「筋肉の触診」が必要となります。 関連痛かどうかを見極める検査法 実際にその筋肉のしこりが歯の痛みの原因(関連痛)であるかを見つけるには、痛みのあるトリガーポイント(TP)を指で「2秒以上」持続的に押す検査を行います。 このとき、単なる筋肉の痛みだけでなく、「いつも感じている歯の痛みがその場で再現されるか(響くような痛みが出るか)」を確認し、患者さまに「今出た痛みは、普段悩んでいる歯の痛みと同じですか?」とお聞きすることで診断をつけます。 トリガーポイント(TP)の治療とご自宅でのストレッチ法 一度筋肉の中に発現してしまったトリガーポイント(TP)は、適切に治療やケアをしないと自然には消失しないと考えられています。 緊張してギュッと収縮し、硬くなってしまった筋肉の血流を回復させて正常な柔らかい状態に戻すには、日々の「筋肉のストレッチ」が非常に有効です。 1回30秒×1日3セットの「開口ストレッチ」 今回ご紹介した「側頭筋」や「咬筋」は、どちらも「口を閉じるための筋肉(閉口筋)」です。そのため、逆に「お口を大きく開ける動作」を行うと、これらの筋肉が心地よく伸ばされてストレッチになります。 全身のどの筋肉にも共通しているストレッチの大原則は、「反動をつけずに、じわっと30秒間伸ばし続けること」と考えられています。 そのため、お口を痛くない範囲でしっかり開けて「1回30秒間キープするストレッチ」を、朝・昼・晩で3回ずつ(1日3セット)継続して行うと、筋肉の緊張がほぐれて非常に効果的と言われています。 また、セルフケアやストレッチだけでは改善しない強い痛みがある場合には、高次専門医療機関(大学病院の口腔外科やペインクリニックなど)において、そのトリガーポイント(TP)に直接局所麻酔薬などを注射して痛みの悪循環を断ち切る「トリガーポイントインジェクション(トリガーポイント注射)」と呼ばれる専門治療も行っております。 長引く歯の痛みがあり、レントゲン等で調べても「虫歯でもない、歯周病でもない」という時、もしかしたら顎や首の筋肉の痛みが「関連痛」として歯の痛みのように感じられている場合がございます。 当院では、歯や歯ぐきの検査だけでなく、こうしたお口周りの筋肉や顎関節の状態も含めた徹底した検査・診断を行っております。原因の分からない歯の痛みや顎の違和感など、なにか気になる症状がございましたら、どうぞお気軽にお申し付けください。 歯科医師・口腔外科医 鈴木 孝美 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ: https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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院長ブログを更新しました
院長ブログを更新しました。今回のテーマは、”【活動報告】7年ぶりの米国レーザー歯学会(ALD)ラスベガス大会へ!認定医試験の試験官を務めました”です。 詳しくはこちら
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臨時休診のお知らせ
11月4日(水)は休診とさせていただきます。 緊急時の対応はこちらをご覧ください。
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【活動報告】7年ぶりの米国レーザー歯学会(ALD)ラスベガス大会へ!認定医試験の試験官を務めました
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村 将光です。 10月15日から17日までの日程で、私が所属している『米国レーザー歯学会(ALD:Academy of Laser Dentistry)』の第33回年次大会(テーマ:THE POWER OF LIGHTS)に、実に7年ぶりに参加してまいりました。 前回のALD(2019年テキサス州ダラス)の参加の様子はこちら 今回の大会は、私のレーザー治療の指導医であり師匠でもある永井 茂之先生が「大会長(Conference Chair)」を務められるという記念すべき大会でした。 そうした特別な背景もあり、国内で美容外科や医療用レーザー機器を手掛ける大手メーカー「株式会社ジェイメック」さんが自社で扱っている歯科用レーザーを使用しているユーザーの先生方に広くお声がけをされ、メーカーの方や試験を受けない先生方も含めて、なんと「総勢25名」という過去最大規模の日本人参加者が集結する大盛況の大会となりました。 事前にジェイメックさんからこのお話を伺っていたところ、大会長である永井先生から直接ご連絡があり、「今回、日本の先生方が多く認定医試験を受けるので、谷村先生にその試験官(試験監督)になってほしい」という大変ありがたいご依頼をいただきました。私にとっても非常に光栄な大役ですので、二つ返事でお引き受けし、試験官として渡米することにいたしました。 先月、日本で行われた認定医試験の対策勉強会の参加の様子はこちら 18時間の長旅の末、眠らない街ラスベガスへ 今回の舞台は、アメリカ・ネバダ州のラスベガスです。会場となった「Sahara Las Vegas Hotel(サハラ・ラスベガス・ホテル)」の広大なカンファレンスルームをすべて貸し切って盛大に行われました。 現在、東京からラスベガスまでは直行便が飛んでいないため、途中で飛行機を乗り継ぎ、移動だけで約18時間という長旅を経てようやくラスベガス空港に到着しました。 飛行機を降りてターミナルに足を踏み入れると、さすがはカジノの街、なんと搭乗ゲートで早速「スロットマシーン」がお出迎え! 会場のホテルは市内の北の端でしたが、空港から車で15分ほどで到着しました。 学会前日には、日本から参加される他の先生方も続々と会場のホテルに到着されました。 そして、これまでの学会でも恒例となっている「大会前夜の日本人顔合わせ&直前勉強会」が、指導医である永井先生のお部屋で行われました。 皆さん長旅でお疲れだと思いますが、試験前夜なので必死に聞いてます。 集まった先生方の顔ぶれを拝見して驚いたのは、「若い先生が非常に増えた」ということです。 私が今から14年前に初めてこのアメリカの学会に参加した時は40代前半でしたが、当時はそれでも日本人参加者の中では一番若いぐらいでした。現代はインターネットを通じて海外の最新情報や学会の様子が手軽に手に入るようになったため、海外の学会へ挑戦するハードルが昔よりもだいぶ下がったのかもしれません。今回一番お若い先生は、なんと「今年大学を卒業したばかり」というフレッシュな先生でした! いつもなら夜遅くまで続く勉強会ですが、今回は永井先生が今大会の大会長という重責を担われており大変ご多忙なため、1時間程度で解散となりました。 プレッシャーのかかる「認定医試験」と試験官の務め 今回の学会は、金曜日(10月16日)と土曜日(10月17日)の2日間がメインの全体カンファレンスという位置づけで、初日の木曜日(10月15日)はプレカンファレンス(事前講習・ワークショップ)の日程となっていました。 木曜日は朝7時から軽く朝食をとり、朝8時から午後1時まで、認定医試験を受ける先生方に必須のレクチャー(Standard Level Laser Training & Certification Course)がみっちりと行われました。 こちらは、今回の試験前の重要な講義を担当してくださった講師のGrace先生(Dr. Grace Sun)とのお写真です。 昼食を挟んで講師のArun先生による実技に関するレクチャーがあり、その後は休む間もなくすぐに「実技試験」へと移ります。 会場には実技試験用のレーザー機器が次々と運び込まれ、受験者の先生方も私も実習用のガウン(防護服)に着替えます。 実技試験では、永井先生、私の盟友である河合先生、そして私の3人が試験官となり、それぞれ5人ずつの受験者を担当して審査を行いました。 まずはレーザーを扱う上で最も重要な「安全管理(Laser Safety Protocols)」について口頭で質問を投げかけます。皆さんこの日のためにひたすら勉強を重ねてこられたのがよく分かり、しっかりと的確に答えていらっしゃいました。続いて、人間の口腔内に見立てた「豚の顎」を使用して、実際のレーザー照射を行う実技試験です。低出力レーザーを用いた処置と、高出力レーザーを用いた切開などの処置をそれぞれ実際に行ってもらい、手技や設定に問題がないかを厳しくチェックいたしました。 大会の華やかな開幕と、筆記試験での嬉しい驚き そして翌日の金曜日、いよいよ実質的な大会初日(本会議)が幕を開けました。 満員のメインホールにて、大会長である永井先生が英語で高らかに開会のアナウンスを行われました。アメリカの歴史と権威ある国際学会のトップ(大会長)に、同じ日本人が選ばれ壇上に立っている姿を目の当たりにし、その大変名誉な素晴らしさを改めて実感して胸が熱くなりました。 こちらは今回の私のネームタグです。今年のネームタグには、最高位資格を示す『ALD MASTER』のバッジが誇らしい「金色」であしらわれており、個人的にとても嬉しかったです。 指導医の永井先生と、私と一緒に試験官を務めた盟友の河合先生たちとの記念撮影 午後からは、認定医になるための「筆記試験」が行われました。今回は14名の日本人が受験しました。 受験される先生方は、診療を休んで多大な時間と費用をかけ、大変な思いをしてここアメリカまで来られています。「絶対に落ちるわけにはいかない!」という並々ならぬ気迫と緊張感が、会場の後ろで見守る私にもひしひしと伝わってきました。また、今回は歯科医師だけでなく、同行されたジェイメックの営業担当者の方もこの認定試験に挑戦されていました。 試験は制限時間1時間で全75問(75%以上の正解で合格)というハードなものです。 試験監督である私と河合先生も、解答のすり合わせと確認を作成するために、受験者の皆さんと一緒に同じ問題を解きました。私はこれまでの経験もあり、さすがに開始から15分ほどで全問解き終わったのですが、なんとジェイメックの営業の方も私のすぐ後に解き終わって退出されたのには驚きました! 試験終了後、永井先生・河合先生・私の3人で急いで答案の採点と集計を行い、今回の成績順位を出したところ……なんと、歯科医師を抑えて「ジェイメックの営業の方」が堂々のトップ(第1位)の成績でした! メーカーの担当者として、歯科医師以上にレーザーの物理特性や安全基準に関する圧倒的な知識と経験をお持ちであることが見事に証明された形となり、「これだけ優秀な方からなら、今後も心から安心して最新の機器を導入したり、専門的な説明を受けたりすることができる」と深く感銘を受けました。 そして気になる全体の試験結果ですが……受験された日本の先生方、見事「全員合格」でした!! 誰一人欠けることなく合格ラインを突破され、試験官である我々3人も本当にホッと胸をなでおろしました。 合格発表後に全員で記念写真を撮りました。今回は私は主役ではないので河合先生と両端に立って撮影しました。 旧友たちとの再会と、最新の光治療(PBM)展示 試験の合間には、懐かしい海外のドクターたちとの嬉しい再会もたくさんありました。 上の写真は、10年前に私が指導医(上級認定医)に合格した際、同じタイミングで合格した同期のAli先生(Dr. Ali Obeidi)です。そして下の写真は、私が指導医試験を受けた際の試験官だったMel先生(Dr. Mel A. Burchman)と河合先生とのスリーショットです。Mel先生は私たちのような海外からの参加者に対していつも本当に優しく接してくださる、人格・技術ともに素晴らしい先生です。 今回も最新の学術講演(980nm半導体レーザーを用いた根管治療の臨床研究など)を聴講する傍ら、アメリカの最新レーザー機器が集まる業者展示ブースを見て回りました。 実は今大会は、私たち歯科の『ALD』だけでなく、光生体調節療法(PBM:Photobiomodulation Therapy)の世界的権威である『WALT(世界光生体調節治療学会)』および『NAALT(北米光生体調節治療学会)』という2つの大きな医療学会との【3団体合同開催】でした。 そのため、歯科用の削るレーザーだけでなく、光のエネルギーで細胞(ミトコンドリア)を活性化させ、痛みの緩和や組織の再生、さらには脳機能の改善などを促す「PBM(光治療)機器」の展示が非常に多く、大いに興味をそそられました。 そのユニークな展示の一つが、私が手に持っているこちらの「帽子型」のデバイスです。 帽子の内側にPBM(光生体調節)のレーザー・LED技術がびっしりと内蔵されており、かぶることで毛母細胞を活性化させて発毛や頭皮ケアを促したり、頭部のヘルスケアを行ったりするという最先端のウェアラブル機器でした。レーザーの持つ「光の力(THE POWER OF LIGHTS)」が、歯科だけでなく全身の医療やアンチエイジングへと無限に広がっていることを肌で感じました。 感動の慰労会、そして来年はシカゴへ! 緊張の試験がすべて終わった後は、参加者の皆さんも肩の荷を下ろし、自由に各会場の講義やワークショップを楽しんでいらっしゃいました。 そして夜には、日本人参加者25名全員が永井先生のお部屋に集まり、合格祝いも兼ねた盛大な「慰労会」が行われました。 そこでは、永井先生がこれまでどのように歯科用レーザーの研究に携わり、いかにしてこのアメリカのALDという学会と深い関係を築いてこられたのかという、貴重で熱い歴史のお話を伺うことができました。 私も今回の試験官の一人として皆さんの前に立ち、慣れない海外での厳しい試験を見事に乗り越えられた先生方へ、心からの労いの言葉をお伝えさせていただきました。 最終日の土曜日になると、日程を終えた先生方が一人、また一人と日本への帰国の途につき、ホテルからいなくなってしまいます。総勢25名で賑やかに過ごした分、たったの3日間だけでしたが、お別れの時は何とも言えず寂しいものですね。 次回のALD年次大会は、来年(2027年)の9月23日から25日の日程で、イリノイ州の「シカゴ」で開催される予定です。 永井先生は、今大会は「年次大会の大会長(Conference Chair)」というお立場でしたが、次回はいよいよ「ALD(米国レーザー歯学会)全体の会長(President)」に就任されます。日本の歯科界にとっても歴史的な快挙ですので、お祝いとさらなる学びのため、次回も可能な限りスケジュールを調整して参加しようと思っております! 今回のラスベガス大会で得た最先端のレーザー治療およびPBM(光治療)の知見を、当院にご来院いただいた患者さまにしっかりと還元し、これからも世界基準の安全で痛みの少ない歯科医療を提供してまいります。 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ: https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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院長ブログを更新しました
院長ブログを更新しました。今回のテーマは、”治療に迷ったら? 知っておきたい「セカンドオピニオン」との向き合い方”です。 詳しくはこちら
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【歯科医師解説】歯科治療に迷ったら?後悔しないための『セカンドオピニオン』との正しい向き合い方と4つの手順
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村 将光です。 歯科医院を受診した際、担当の先生から思いがけず「この歯はもう抜くしかありません(抜歯が必要です)」「大がかりな治療が必要になります」と告げられて、ショックを受けたり戸惑ったりしたご経験はありませんでしょうか? 医療の中でも特に「歯」という組織は、一度削ったり抜いたりしてしまうと、二度と元の自然な状態には戻らない「やり直しのきかない臓器」です。だからこそ、抜歯や神経を取る処置、あるいはインプラントや自費のかぶせ物といった大きな決断を迫られたとき、その場ですぐに「はい、お願いします」と決断できる方はそう多くないでしょう。 今回は、そんな「今の治療方針で本当にいいのだろうか?」と迷ったときにぜひ知っておいていただきたい、『セカンドオピニオン(第2の意見)との正しい向き合い方』について、歯科医師の視点から詳しくお話しいたします。 1. 歯科治療における「第2の意見(セカンドオピニオン)」という選択肢 『セカンドオピニオン(Second Opinion)』とは、直訳すると「第2の意見」という意味です。 現在かかっている主治医からの診断や治療方針の提案に対して、患者さまご自身がより深く病状を理解し、心から納得して治療を選択するために、「主治医とは別の歯科医師の専門的な意見を聞くこと」を指します。 なぜ歯科医師によって「治療方針」が異なることがあるのか? 患者さまからすると、「同じ1本の歯を診ているのに、なぜ歯科医師によって『抜く』『残す』など意見が違うことがあるのだろう?」と不思議に思われるかもしれません。 実は、歯科治療には「これだけが絶対の正解」という道が1つだけではないケースが多々あります。 歯を残すためのアプローチの違い: 重度の虫歯や根の先の病気であっても、歯科医師の得意分野(歯内療法・歯周病治療・口腔外科・放射線診断など)や、医院に導入されている設備(歯科用CTやレーザー機器など)によって、「どこまで歯の保存を試みるか」の判断基準が異なる場合があります。 将来を見据えたリスク管理の違い: たとえば、無理をしてボロボロの歯をギリギリまで残すことが、かえって周囲の健康な顎の骨まで溶かしてしまい、隣の歯の寿命を縮めてしまうケースもあります。その場合、「将来のお口全体の噛み合わせを守るために、あえて早めに抜歯を提案する」という考え方もあります。 歯を失った後の選択肢の違い: 抜歯になった後の治療法としても、インプラント・ブリッジ・部分入れ歯など複数の選択肢があり、それぞれにメリットとデメリットが存在します。 このように、主治医とは別の歯科医師の意見を聞くことで、「本当に他の治療法(歯を残す方法など)はないのか」を探ったり、「現在の診断や治療計画が医学的に妥当であるか」を客観的に確認したりすることができます。ご自身の大切な歯の治療について理解を深め、後悔なく前に進むための非常に有効な選択肢のひとつです。 2. 知っておきたい!セカンドオピニオンにありがちな「2つの勘違い」 現在では医療ドラマやニュースなどでもよく耳にするようになった「セカンドオピニオン」という言葉ですが、実際の診療現場でお話を伺っていると、その本来の目的が正しく理解されていないケースも少なくありません。 特に注意していただきたい「よくある2つの勘違い(誤解)」についてご説明します。 勘違い①:「転院(病院を変えること)が前提の相談」だと思ってしまう よくある勘違いの1つ目が、「セカンドオピニオンを受ける=今の歯科医院をやめて、新しい歯科医院へ転院するための相談」と思い込んでしまうことです。 本来のセカンドオピニオンは、「今の主治医のもとで治療を続けること」を基本の前提として、判断材料を増やすためにほかの歯科医師の客観的な意見を聞くことであり、決して最初から「転院ありき」の相談ではありません。 別の歯科医師からも「やはり今の先生の診断通り、その治療法がベストですよ」と背中を押してもらうことで、安心して元の主治医の治療を受けられるようになることも、セカンドオピニオンの大きな役割なのです。 勘違い②:「ドクターショッピング」と混同してしまう そして、もう1つ非常に危険なのが『ドクターショッピング』との混同です。 『ドクターショッピング』とは、患者さまご自身が「絶対に歯を抜かずに、しかも簡単にすぐ治してほしい」といった自分にとって都合の良い理想の診断や治療方針ばかりを求めて、A歯科、B歯科、C歯科……と歯科医院を次々と渡り歩くことをいいます。 「もっと自分に都合の良い答えを言ってくれる先生がいるはずだ……」と理想の答えだけを追い求めるあまり、何ヶ月も実際の治療に着手できず、その間に虫歯や歯周病・顎の骨の炎症がどんどん進行してしまい、結果として「本来なら受けられたはずの適切な治療の機会(タイミング)」を完全に逃しかねない危険な行動です。 これに対して本来の『セカンドオピニオン』は、自分に都合の良い言葉を探すためではなく、あくまで「医学的な根拠に基づいた別の意見を聞き、より納得して最善の治療方針を決めること」が目的です。この2つの違いをしっかりと意識しておくことが大切です。 3. セカンドオピニオンを検討するなら!後悔しないための「4つの手順」 もし現在受けている歯科治療や、提案された治療計画に対して迷いや不安がある場合は、いきなり別の歯科医院へ駆け込むのではなく、次の4つの手順(ステップ)に沿って冷静に対応してみましょう。 手順1:まずはご自身の「不安や悩み・希望」を整理しておく 行動を起こす前に、まずはご自身の頭の中を整理しましょう。 「現在の歯や歯ぐきの病状について、主治医からどう診断されたか」 「提案された治療法の、どの部分に一番迷っているのか(抜歯への抵抗、痛み、期間、費用、見た目など)」 「自分としては、将来的にどんな治療やゴールを希望するのか」 といったポイントを事前に整理しておきましょう。頭の中だけで漠然と考えるよりも、診察室で緊張して聞き忘れることがないよう、スマートフォンや紙のメモに箇条書きで書き出しておくのがとてもおすすめです。 手順2:現在の「主治医」に率直に相談・質問してみる 事前にメモで整理した疑問や不安の内容を、まずは現在の主治医に率直に伝えてみましょう。 「先生に質問したら失礼ではないか」と遠慮される患者さまも多いのですが、日々の診療の中で患者さまが何に不安を感じているのかを知ることは、私たち歯科医師にとっても非常にありがたいことです。 改めてレントゲン画像などを見ながら詳細な診断理由や治療方針について説明を受け、疑問に思っていることを直接確認してみることで、「そういう理由だったのか!」と誤解が解け、その場でスッキリ解決することも少なくありません。 手順3:それでも解消されない場合は「セカンドオピニオン」を検討する 主治医からの詳しい説明を聞いて十分に納得できれば、そのまま信頼して治療を継続しましょう。 一方で、説明を聞いてもどうしても不安や悩みが解消されない場合や、「やはり他の先生の視点からの意見も聞いてみたい」と感じた場合は、この段階でセカンドオピニオンの受診を検討しましょう。 (※セカンドオピニオンを受ける際は、これまでの治療経過やレントゲン画像などの資料があると、より的確な診断が可能になります)。 手順4:それぞれのメリット・デメリットを比較し、最終的な治療方針を決める セカンドオピニオンを実施し、もし現在の主治医とセカンドオピニオン先の歯科医師とで見解や提案された治療法が異なった場合は、それぞれの治療法の「メリット・デメリット・将来のリスク・期間・費用」を冷静に比較して整理します。 そのうえで、改めて元の主治医と相談したのち、ご自身が最も納得できる最終的な治療方針を決めます。 そして、よく比較検討した結果、「セカンドオピニオンで提案された別の医院の設備や方針で治療を受けたい」と強く希望される場合には、そこで初めて「転院する」という選択肢を選ぶことも可能です。 納得して治療に進むことが、あなたの大切な歯の寿命を守ります 歯科治療において、現在の正確な状況や治療の選択肢について患者さまご自身が十分に理解し、「この方法で治そう!」と納得して治療に進むこと(インフォームド・コンセント)は、治療後の安心感や満足度につながるだけでなく、治療後のメインテナンスへの意識を高め、結果として歯の寿命を延ばすことにもつながります。 当院(谷村歯科医院)でも、日本歯科放射線学会認定医としての精密なレントゲン・歯科用CTによる画像診断をもとに、なぜその治療が必要なのか、他にどのような選択肢があるのかをモニターでお見せしながら分かりやすくご説明することを常に心がけております。 「他院で抜歯と言われたけれど、本当に残せないか意見を聞きたい」「インプラントやセラミック治療について詳しく相談したい」など、今の治療に少しでも不安や疑問があれば、いつでもお気軽に谷村歯科医院までご相談ください! 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ: https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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次回の口腔外科外来は10月31日(土)です
毎月、大学病院の専門医による 『口腔外科外来』 を行なっております。 親知らずや口の中のでき物や違和感、あごの痛みや引っかかり(顎関節症)等でお悩みの方はご相談ください。 次回は10月31日(土)です。 ※口腔外科外来受診前に各種検査とご説明のため、事前に1度ご来院していただく必要があります。 (初診として口腔外科外来の予約は不可です。また、初診時に口腔外科外来の受診が必要かどうか判断いたします) ※口腔外科外来は完全予約制になります。 ※口腔外科外来でできる診査や処置には限界があります。診療所レベルでの範囲を超えると判断した場合には、大学病院の口腔外科または専門外来を紹介させていただきます。 詳しくはこちら
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臨時診療及び臨時休診のお知らせ
10月12日(月)は祝日ですが、臨時診療を行います。 また、米国学会参加のため、10月14日(水)~19日(月)まで休診とさせていただきます。 緊急時の対応はこちらをご覧ください。
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次回の口腔外科外来は10月3日(土)です
毎月、大学病院の専門医による 『口腔外科外来』 を行なっております。 親知らずや口の中のでき物や違和感、あごの痛みや引っかかり(顎関節症)等でお悩みの方はご相談ください。 次回は10月3日(土)です。 ※口腔外科外来受診前に各種検査とご説明のため、事前に1度ご来院していただく必要があります。 (初診として口腔外科外来の予約は不可です。また、初診時に口腔外科外来の受診が必要かどうか判断いたします) ※口腔外科外来は完全予約制になります。 ※口腔外科外来でできる診査や処置には限界があります。診療所レベルでの範囲を超えると判断した場合には、大学病院の口腔外科または専門外来を紹介させていただきます。 詳しくはこちら
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次回の口腔外科外来は9月26日(土)です
毎月、大学病院の専門医による 『口腔外科外来』 を行なっております。 親知らずや口の中のでき物や違和感、あごの痛みや引っかかり(顎関節症)等でお悩みの方はご相談ください。 次回は9月26日(土)です。 ※口腔外科外来受診前に各種検査とご説明のため、事前に1度ご来院していただく必要があります。 (初診として口腔外科外来の予約は不可です。また、初診時に口腔外科外来の受診が必要かどうか判断いたします) ※口腔外科外来は完全予約制になります。 ※口腔外科外来でできる診査や処置には限界があります。診療所レベルでの範囲を超えると判断した場合には、大学病院の口腔外科または専門外来を紹介させていただきます。 詳しくはこちら