お知らせ
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子供の歯磨き
こんにちは、今回は『子供の歯磨き』について説明します。 乳歯は何本あるか知っていますか?? 正解は20本です!!! ちなみに永久歯は親知らず含めて32本です🦷 生え変わる歯は基本20本全て生え変わります! そして新しく12本も歯が生えてきます もし乳歯が抜けなくて永久歯が生えてきたら歯科医院なら行って抜いてもらいましょう!! 【子供の歯磨き】 乳歯が1本でも生えてきたら始めましょう!! 生後6カ月くらいから、下の前歯が生え始めます。 乳歯も小さいため、いきなり歯ブラシで磨くのではなく初めは ガーゼを使って歯の汚れを拭うようにしてあげましょう👶🏻 赤ちゃんの口腔内ははじめ無菌状態なので、大人が使った箸やスプーンを赤ちゃんにも使ったり、キスすると菌がうつってしまうので大人とは別の箸やスプーンなどを使いましょう!! 歯磨きができる年齢になってきたら 1日1回でもきちんと歯磨きをすることが大切です! 自分きちんとできるようになるまでは、お膝の上に寝かせて奥歯までしっかり磨いてあげましょう。 歯ブラシもお子様の歯の状態に合ったものを使うことが大切です。 歯磨きは、回数を多くやるよりも、1日1回でもきちんと磨いている方が効果が高いといわれています! 1日の歯磨きの回数をむやみに増やすのではなく、1日1回でもきちんと磨くことが虫歯予防に効果的になります! とくに、菌は唾液の減る夜間に増殖するので、 寝る前の歯磨きが一番大切です。 もちろん、歯磨きには虫歯や歯肉炎の原因となるプラーク(歯垢)を除去するという目的だけでなく、口臭の原因にもなる食べカスなどを除去する目的もありますので、毎食後の歯磨きも大切になります。 夜は必ず保護者の方が仕上げ磨きをすることをオススメします!! 【歯磨き粉の量】 『0〜2歳』 歯が生え始めてから2歳までは、歯磨き粉の量は米粒程度(1〜2mm程度)が適量とされています。 歯が生え始める時期には個人差がありますが、おおよそ6ヶ月〜9ヶ月頃が一般的です。 歯が1本でも生えたら赤ちゃん用歯ブラシと歯磨き粉を使って、就寝前を含めた1日2回の歯磨きをスタートしましょう。 ただし、赤ちゃんの誤飲を防ぐためにも歯磨き粉は子どもの手が届かない場所に保管してください。 『3〜5歳』 乳歯が生え揃う3歳〜5歳の歯磨き粉の使用量は、グリーンピース程度(5mm程度)が目安です。 この頃になると少しずつ自分で歯磨きをするお子さまも増えてくるでしょう。 大人による仕上げ磨きに加えて、歯磨き粉の適量を守れているか保護者の方がしっかりとチェックしましょう! 『6歳〜成人』 6歳以降の子どもや高齢者を含む成人の歯磨き粉の使用量は、歯ブラシ全体を覆う1.5cm〜2cmが目安です。 歯を磨いた後は歯磨き粉を軽くはき出し、うがいをする場合は少量の⽔でうがいしましょう! 【フッ素について】 歯磨き粉のフッ素濃度の基準は 歯が生えてから〜2歳→900〜1,000ppm 3〜5歳→900〜1,000ppm 6歳〜→1,500ppm までになります。 歯磨き粉によってフッ素濃度が違うので、歯磨き粉の表記を見て買うしようにしましょう! 研磨剤が入ってみる歯磨き粉は歯に見えないキズができ、着色や虫歯、口臭に繋がるので、研磨剤が入っていない歯磨き粉がオススメです! 子供の歯磨きをするのは大変だと思いますが、しっかりすることで虫歯のリスクが低くなるので、仕上げ磨きをして虫歯になるリスクを下げましょう!! 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ:https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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【口腔外科医解説】インプラントの表面の材質について
こんにちは、谷村歯科医院 歯科医師・口腔外科医の鈴木 孝美です。 今回はインプラントの表面の材料の話をしていきます。 当院の使用しているインプラントの表面には、『ハイドロキシアパタイト』が覆っているインプラントを使用しています。 ハイドロキシアパタイト(HA)とは、リン酸カルシウムの事であり、歯と骨の主成分です。 このHAインプラントを埋入した部分が埋入された側の骨とどのように付いていくのかを説明致します。 HAインプラントと骨と結合は『カルシウムブリッジ』という化学的結合によって、隙間がない状態です。 この結合を専門的な言葉で『Biointegration』(バイオインテグレーション)と言います。 バイオインテグレーションはとても強く結合します。 インプラントの論文の中では、このHAの部分の剥がれやすさを指摘して否定的な論文もありましたが、さらに研究が進み、もしもミクロ単位でHAが剥がれたとしても全く問題ない事が分かりました。 インプラント自体はチタンという金属材料で出来ています。 世の中にはこのチタンのみをインプラントとして使う場合もあり、ではチタンと骨がどう結合するのかというと、チタンインプラントと骨は密着する『Osseointergration』(オッセオインテグレーション)と言います。 チタンインプラントのメカニズムは、チタンインプラント埋入後、初めのインプラントと結合している初期固定が経時的に低下していくのですが、しかしオッセオインテグレーションによりチタン表面に作られてくる新しい骨(新生骨)による二次的な固定力が出現して8週間後以降は安定した骨との固定が認められます。 もし、HAインプラントの表面が剥がれ落ちても、チタンが現れるので、その部分は前述したオッセオインテグレーションの結合が得られます。 いくつかの論文ではそのHAインプラントの剥がれやすさは10年で25%以下という報告があり、身体の中で長期間、バイオインテグレーションの効果を期待できます。 私個人的にはバイオインテグレーションとHAが剥がれたとしてもそこにはオッセオインテグレーションの両方が得られるHAコーティングされているインプラントの方がより、骨に強固に結合すると思います。 さらには、当院ではインプラントの治療計画は、トップダウントリートメントといい、インプラント埋入部位に対して最終補綴物(上のかぶせもの)から考えていきます。 最終補綴物からCT上でインプラント埋入位置をCT上で決定して、CT上で埋入位置を決めてインプラント埋入時に正確に埋入できるように、サージカルプレートという物を作ったりします。 ただしどんなに優れたインプラントでもメンテナンスフリーではありません。 正しい口腔ケアがとても大切です。具体的にはご自宅で行うセルフケアと定期的に歯科医院で行うプロフェッショナルケアです。 インプラント埋入してから、インプラント周囲炎やインプラント粘膜炎にならないようにメインテナンスがとても重要です。 2018年に米国歯周病学会と欧米歯周病学会では、インプラントの単なる炎症だけのことを『インプラント粘膜炎』、インプラント周囲組織の破壊が起るのを『インプラント周囲炎』と定義づけられます。 どちらも、インプラントにとっては避けるべき状態なので、当院では徹底したメインテナンス、さらに咬合力が強い方にはマウスピース作成など行っております。 また当院ではインプラントオペの際に、インプラントを専門としているベテランの口腔外科医と協力して、全身のコントロールと不測の事態に備えることで、安全に治療することができるのでどうぞご安心なさって下さい。 ちなみに骨の中に埋め込むインプラント本体は、今回ご説明した『HAコーティングインプラント』を使用致します。 糖尿病や高血圧、骨粗鬆症などの全身のご病気がある方は、事前にご相談ください。 主治医の先生と連携してインプラントが可能かどうか確認いたします。 また手術中は必要に応じて血圧や酸素飽和濃度などモニタリングしながら行いますのでご安心なさって下さい。 歯科医師・口腔外科医 鈴木 孝美 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ: https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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歯周病と全身疾患について
みなさんは歯周病はお口の中だけでなく、全身の病気と関係があることを知っていますか? 今回は、『歯周病と全身の病気との関係』についてお話ししていきます。 【歯周病とは?】 歯周病は、歯を支える歯槽骨や歯肉などの歯周組織の感染症で、主に細菌によって引き起こされます。 歯周病は歯茎の炎症や歯を支える骨の破壊を引き起こし、放置すると歯の喪失につながることがあります。 しかし、歯周病はお口の中の問題だけでなく、全身の健康にも大きな影響を与えることが知られています。 【歯周病が影響を及ぼす全身の病気】 1. アルツハイマー型認知症 アルツハイマー型認知症患者の脳内から歯周病菌が見つかったことが報告されており、歯周病菌と炎症性サイトカインが、アルツハイマー型認知症の病態を増悪させる可能性が指摘されています。 2. 誤嚥性肺炎 歯周病菌をはじめとする口腔内細菌が飲食物や唾液を介して誤って気管を通過し、肺に入ると誤嚥性肺炎が発症することがあります。 3. 糖尿病 糖尿病の患者さんは歯周病になりやすく、歯周病になると治療が難しくなることが知られています。 一方で、歯周病になると血糖のコントロールが悪くなるともいわれています。 糖尿病の患者さんは、高血糖状態が続くことによって歯周病菌による炎症をおこしやすくなり、サイトカインのはたらきによって歯を支える骨が破壊される『骨吸収』が進みます。 逆に、歯周病があるとサイトカインが歯肉の毛細血管から血流にのって全身に運ばれ、インスリンのはたらきを悪くします。 4. 血管疾患 歯周病菌が血管に入り込んで血管を傷つけたり、歯周病によって産生された炎症性サイトカインが血管に炎症を引き起こしたりすることで、心血管疾患の原因となる動脈硬化を誘発・悪化させているのではないかと考えられています。 5. 肥満・メタボリックシンドローム 肥満の人は歯周病になりやすく、内臓脂肪から産生されたTNF-Qなどの炎症性サイトカインが歯周組織の炎症に悪影響を及ぼしているのではないかと考えられています。 6. 非アルコール性脂肪性肝炎(NASH) 血液に侵入した歯周病菌や、歯周病の影響で産生された炎症性サイトカインなどが肝臓に悪影響を及ぼし、NASHの病態を悪化させると考えられています。 7.早産・低体体重児 中等度以上の歯周病に罹患している妊婦はそうでない妊婦に比べて、早産や低体重児出産のリスクが高いことが報告されています。 8.関節リウマチ 関節リウマチ患者は歯周病の罹患率が高く、より重症化しやすいという報告があります。 歯周病と関節リウマチの病因・病態には共通点が多く、炎症性サイトカインなどの物質が過剰に産生されることで病気が進行するのではないかと考えられています。 【歯周病の予防と管理】 歯周病は口腔内だけでなく、全身の健康にも大きな影響を与えるため、早期発見と早期治療が重要です。 歯周病と全身疾患の関連性を考えると、歯周病の予防と管理は非常に重要です。 歯周病の予防と管理には、以下の方法が推奨されます。 1.定期的な歯科検診と歯石除去 どんなに毎日歯ブラシなどのセルフケアをしていても歯石がついたり虫歯になることがあります。 3ヶ月から半年ごとに歯科医院で定期検診を行って、歯石の除去と虫歯や歯周病の早期発見・早期治療をしましょう。 2.毎日のブラッシングとフロスの使用 毎日の歯ブラシは歯周病予防の基本です。 歯と歯の間についた歯垢はデンタルフロスや歯間ブラシで取り除きましょう 3.禁煙、バランスの取れた食事、適度な運動 タバコに含まれるニコチンは血管を収縮して免疫力を低下させて歯周病が発症しやすくなります。 また偏った食事や栄誉不足や運動不足も免疫力を低下させてしまいます。 4.糖尿病の管理 糖尿病の患者さんは歯肉が腫れて、重度の歯周病に移行しやすいです。 できるだけこまめに歯を磨き、3ヶ月に1度は歯科医院で定期検診を受けましょう。 歯周病の予防と治療は、単に歯を守るだけでなく、全身の健康を維持するためにも重要です。 定期的な歯科受診と日々の口腔ケアを怠らないようにすることが、健康な生活を送る鍵となります! 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ:https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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『子供の虫歯とおやつ』について
離乳食を終え、幼児食に入ったお子さんの『おやつ』で悩まれた経験はありませんか? 子どもにとってのおやつは、食事で摂りきれなかった栄養を補う『食事の一つ』として重要な役割を持ちます。 このおやつによってお子さんが虫歯にならないよう、2つのポイントを覚えておくようにしましょう。 虫歯にさせないためのポイントの1つ目は『おやつの内容』です。 子どもの欲しがる食品ではなく、1日の食事バランスを考えて不足する食品を与えるようにしましょう。 不足しがちな栄養素であるビタミンやミネラルなどのほか、食事中に食べ残した食品に注目するのもいいでしょう。 たとえば下のような食品は、栄養の補給源として望ましいおやつです。 (例)おにぎり、野菜、フルーツ、蒸した芋、乳製品 市販のお菓子は、虫歯になりやすいだけでなく、脂質や糖質が多く食事に響きやすいです。 また、薄味のものを嫌いになってしまう可能性もあります。 そのため、3歳まで与えないようにするのが理想的です。 [虫歯リスクの高いお菓子] 砂糖量が多い食品はもちろん、歯にくっつきやすかったり口内に長く残ったりするお菓子は虫歯リスクが高くなります。 (例)ケーキ、チョコレート、クッキー、キャラメル、キャンディーなど 乳酸飲料や野菜ジュースもリスクの高い『おやつ』にあたります。 リスクの高いお菓子を与える際は、飲み物を水かお茶にするなどして調整してあげるとよいでしょう。 [虫歯リスクの低いお菓子] 砂糖を含まない食品や代用甘味料(キシリトール)でできている食品、口内に残りにくいお菓子は虫歯のリスクも低いです。 (例)スナック菓子全般、ゼリー、せんべいなど 虫歯にさせないためのポイントの2つ目として『おやつの回数』を紹介します。 ふだんのお子さんの口内は中性ですが、糖を摂取すると虫歯菌の働きにより酸性に傾きます。 大体40分ほどで中性に戻りますが、酸性に傾いている間は歯が溶けているのです。 そのため、おやつの回数が多いと口内が酸性に傾いている時間が長くなり、結果として虫歯に繋がります。 おやつの回数は、3歳未満1日2回、3歳以上1日1回が目安です。 頻繁におやつを摂ったり、1回のおやつをだらだら食べ続けたりしないようにしてみてください。 毎日のおやつの時間を決めて、お皿に決まった量を出してあげるとよいでしょう。 また、他にもお子さんの虫歯予防でできることは幾つかあります。 子供の虫歯予防は、健康な歯を維持し、将来の歯の問題を避けるために重要です。 効果的な虫歯予防のためのいくつかの方法です。 1. 定期的な歯磨き 子供は朝晩2回、フッ素入りの歯磨き粉を使用して歯を磨くことが推奨されます。 歯磨きは少なくとも2分間行うようにし、歯と歯茎の境目も丁寧に磨きます。 2. フロスの使用 歯と歯の間のプラークを除去するために、子供でも適切にフロスを使用することが重要です。 3.バランスの取れた食事 砂糖や炭水化物が多い食べ物や飲み物は虫歯の原因になります。 バランスの取れた食事を心がけ、特に砂糖の摂取を控えるようにします。 4. 定期的な歯科検診 定期的に歯医医院に行って、プロフェッショナルなクリーニングと検診を受けることは、早期発見と予防に繋がります。 歯科衛生士が適切なブラッシング方法を教えてあげたりもします。 5. フッ素の使用 フッ素は歯のエナメル質を強化し、虫歯の予防に効果があります。歯磨き粉やフッ素洗口剤を使用するほか、歯科医院でフッ素塗布を受けることもお勧めしております。 6. シーラントの利用 歯の溝やくぼみにシーラントを塗布することで、食べかすやプラークの溜まりにくい表面を作り、虫歯を予防します。 7.水を飲む 食後や間食後に水を飲むことで、口の中の酸を中和し、食べかすを洗い流します。 これらの方法を実践することで、子供の虫歯予防を効果的に行うことができます。 まずは普段の食生活やおやつの時間を見直してみましょう! そして、かかりつけ医を見つけて、定期的に歯医者さんでお子さんのお口の中をチェックしてもいましょう。できれば3ヶ月に一度のペースで歯医者に通うことをお勧めしております! 小さいうちは保護者の方のサポートで子供たちの歯の将来が決まると思って、できるだけのことはしてあげたいですよね。 私も自分の子供たちの食生活も見直していかなければいけないなぁと反省しつつ、、ヽ(;▽;) 詳しいことが知りたい場合は、小児歯科専門の受診をオススメします!! フッ素や定期検診であればら当院でもできますのでお待ちしております。 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ:https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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当院が撮影協力をした『ポリデント』のCMが発表されました
入れ歯洗浄剤 『ポリデント』 のCM撮影の協力を行い、先日CMが正式に発表になりました。 当院で撮影された 『ポリデント』 のCM CM撮影時の様子
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【活動報告】韓国・ソウルでの国際インプラントセミナー(ISOI)受講と、アジア最大のデンタルショー(SIDEX2024)視察レポート
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村 将光です。 6月7日と8日の2日間にわたり、韓国の首都・ソウルで開催された歯科インプラントセミナーおよびデンタルショーに参加してまいりました。 今回のセミナーは、私が所属している『国際口腔インプラント学会(ISOI)』が主催したインプラント治療に関する専門セミナーになります。 今回の韓国出張は、この学術セミナーの受講に加えて、「世界トップシェアを誇る韓国インプラントメーカーの本社見学」と、「アジア最大規模のソウル国際デンタルショー(SIDEX2024)への参加」という大きく3つの目的がありました。 実は、私は以前にもこの国際口腔インプラント学会(ISOI)が主催するソウルでのセミナーに1度参加したことがあります。 しかし今回改めて過去の記録を調べてみると、前回の韓国セミナー参加がなんと「もう10年も前(2014年)」のことだったと分かり、月日の流れの早さに我ながら少しびっくりしてしまいましたね。 前回の韓国でのセミナーの様子はこちら 販売本数世界1位!『オステムインプラント』の近未来的な新本社ビルを見学 1日目のセミナーは、最近新しい本社ビルへと移転したばかりの韓国の大手インプラントメーカー『オステムインプラント(OSSTEM IMPLANT)社』の研修室で行われました。 オステムインプラント社といえば、今やアジアにとどまらず世界規模でグローバル展開している巨大企業です。 前回(10年前)に訪問した際は、ソウルの中心部である江南(カンナム)地区に本社がありましたが、現在は空の玄関口である「金浦(キンポ)国際空港」からすぐ近くの新しい商業・研究地区(麻谷地区)へと移転していました。 しかも、目の前にそびえ立つのはご覧の通り、流線型のデザインが目を引く「2棟の近未来的でモダンな巨大自社ビル」です。建物を見上げるだけでも、現在の韓国経済と歯科産業のすさまじいパワーと勢いを肌で感じます。 セミナーの講義が始まる前に、まずはこのオステムインプラント社の新本社ビル内の館内見学ツアーがありました。 ツアーでは現地の韓国人スタッフの方と日本語通訳の方が同行し、各フロアの設備を詳しく解説してくれます。ビルの中には、まるで本物の映画館や劇場のような巨大なプレゼンルーム(大講堂)や、オンラインセミナー等を世界中に配信するための本格的なクロマキー(グリーンバック)付きのテレビ撮影スタジオまで完備されていました。 さらに驚いたことに、この本社ビル内では1,000人以上のスタッフの方々が働いているそうで、なんと「従業員とその家族のための専用歯科診療室」までビル内に完備してありました。福利厚生のスケールも桁違いですね。 また、最先端のインプラント開発を行う「研究室(ラボ)」も特別に見せていただくことができましたが、こちらは開発中の最高機密情報が含まれるため、残念ながら写真撮影はNGとのことでした。 講義室のスクリーンや展示パネルでも紹介されていましたが、なんとこのオステムインプラント社は、2023年時点で「インプラントの販売本数が6年連続で世界第1位」を達成しているそうです。 現在、世界中を見渡すと、歴史あるドイツやスイス、アメリカ、さらには日本や中国など、100種類(100社)以上のインプラントメーカーがしのぎを削っています。その並み居る強豪メーカーの中で「販売本数・世界ナンバーワン」を6年も維持し続けているというのは、本当にすごいことだと思います。 当院が「国産・京セラ(KYOCERA)製インプラント」を採用している理由 これほど世界中で支持されているオステムインプラントは、性能面でもコスト面でも確かに非常に魅力的です。 ただ、インプラントは患者さまの顎の骨の中に埋め込み、何十年と一生涯にわたってお口の中で機能させ続ける大切な医療機器です。万が一のトラブル時の迅速な対応や、将来にわたる部品供給の安定性、そして日本人の骨格への適合性といった「長期的なアフターケアと絶対的な安心感」を最優先に考え、現在、当院では信頼のおける国産メーカーである『京セラ(KYOCERA)』のインプラントを一貫して使用しています。 ソウル大学・趙容錫(チョ・ヨンソク)教授による熱気あふれる講義と授与式 充実した本社見学会のあとは、いよいよメインであるインプラントの学術セミナーが始まりました。 今回登壇された講師の先生は、韓国最高峰のソウル大学元教授であり、インプラント臨床の世界的権威である 趙 容錫(チョ・ヨンソク)先生 です。 実は、私が趙先生の講義を直接聴くのは今回で「3回目」になります。 今回も圧倒されるほど膨大な枚数の臨床スライド資料と、理路整然とした非常にわかりやすいご説明で、インプラント埋入の最新テクニックについて改めて深く勉強になりました。 講義がすべて終了した後は、伝統的な「韓国の正装(ガウン)」を着ての修了証授与式が執り行われました。 修了証を授与していただく際に、講師の趙先生と並んで記念写真を撮っていただきましたが、私たちが着用しているこの黒と赤の重厚なユニフォームは、韓国の大学の伝統的な正装が元になっているそうです。 それにしても、隣にいらっしゃる講師の趙先生ですが、10年前に初めてお会いした時からまったくお姿が変わっていませんね! 常に世界の第一線で精力的に教育・臨床活動をされているので、驚くほど若々しくエネルギッシュに見えます。 2日目はアジア最大規模の『ソウル国際デンタルショー(SIDEX2024)』へ! 翌日の6月8日(土)は、江南エリアにある巨大なコンベンションセンター『COEX(コエックス)』にて、『ソウル国際デンタルショー(SIDEX 2024)』が開催されていましたので、朝から視察に参加してまいりました。 実は10年前にセミナーで来た際、まさにこの「COEX」のすぐそばにあるホテルに宿泊したのですが、当時のCOEX周辺は道路も建物もあちこちがまだ大規模な工事中でした。 しかし今回10年ぶりに現地へ到着してみると、周囲には洗練された新しい高層ビルが立ち並び、幅の広い綺麗な道路が整然と整備され、見違えるほど近代的で美しいビジネス地区へと様変わりしていて本当に驚きました。 そして、このソウル国際デンタルショー(SIDEX)ですが、なんと「アジアで最大規模のデンタルショー」になります。 日本の東京デンタルショーや日本デンタルショーよりも規模が大きいと聞いて、日本人としては正直ちょっと悔しい気持ちもありましたね。 (ちなみに「世界最大」のデンタルショーは、昨年3月に私も現地参加してブログでご報告した、2年に1度ドイツで開催される『ケルン国際デンタルショー(IDS)』になります。次は来年2025年3月に開催されますが、私は次回も現地参加を予定していますので、参加した際はまたこのブログでご報告したいと思います!)。 昨年(2023年)のドイツ・ケルン国際デンタルショー参加の様子はこちら 歯を削る「ロボット治療機」が登場!?将来、歯科医師は失業するのか? 広い会場内には、日本では見かけないような面白いアイデア製品や最新のデジタル歯科機器が数多く展示してありましたが、その中でも私が一番足を止めて驚いたのが、記事の冒頭の写真でもお見せしたこちらの『歯科用ロボット治療機』です! なんと、診療チェアーの横に設置された精密なロボットアームが、患者さま(模型)のお口の中で歯の切削(歯を削る処置)やインプラント手術の動きを自動で行ってくれます。「ついに将来、私たち歯科医師はロボットに仕事を奪われて失業してしまうのか?!」と思わずドキッとしました(笑)。 ブースの担当者に詳しく話を聞いてみると、実はこの装置は「ロボットが勝手に全部治療する」のではなく、あくまで「歯科医師が行う精密な治療や手術の『アシスト(補助・ナビゲーション)』をロボットアームが正確に行ってくれるシステム」とのことでした。人間の歯科医師の代わりというわけではないみたいで、ひとまず安心いたしました……! とはいえ、ここ1〜2年でAI(人工知能)がこれほど急激に発達してきたことを考えると、もしかしたらそう遠くない未来には、虫歯の治療やインプラント手術は「AIの頭脳とロボットの腕」だけで1ミリの狂いもなく完璧に処置できるようになる時代が来るのかもしれませんね。 半日かけて会場を徹底視察!世界の歯科機器市場のこれから その後も半日かけて、最新の歯科用ルーペ(拡大鏡)や無影灯、診療ユニットなどの展示ブースをくまなく歩いて回りました。 実際に自分の足で回ってみた率直な感想としては、会場は確かに広くて活気があるのですが、昨年あの東京の約7倍を誇る世界最大の「ドイツ・ケルンデンタルショー」の圧倒的なスケールを知ってしまった後だと、やはりやや物足りなさがありました。 また、会場を見渡しても、日本の大手歯科機器メーカーがほとんどブースを出展していなかったのも、日本人歯科医師としては少し寂しく複雑な気持ちでした。 ソウルデンタルショーは全体の面積や来場者数の規模は確かにかなり大きいのですが、世界的な大企業と呼べるのは初日に本社を見学した「オステムインプラント社」ぐらいで、他の多くの韓国メーカーは小型機器やインスツルメント(器具)、材料などが中心といった印象でした。大型機械であるデンタルチェアー(診療台)の展示も、会場全体でほんのわずかしかありませんでした。 現在の世界の歯科機器メーカーは、まだまだ信頼と歴史のある「日本・ドイツ・アメリカ」の製品がメインですが、今回の会場の凄まじい熱気を見ていると、今後は「高品質でありながら低価格でコストパフォーマンスに優れた韓国や中国の製品」が世界のメジャーになっていくかもしれない……そんな時代の変化を強く肌で感じるほど、今回のソウルデンタルショーは活気に溢れていました。 常に世界の歯科医療のトレンドと最新技術にアンテナを張りながら、これからも患者さまにとって最も安全で信頼できる最良の治療をご提供できるよう、日々の研鑽を続けてまいります! 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ: https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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【活動報告】歯ぎしり・食いしばりから歯を守る!グアム大学での「ボトックス治療」海外解剖研修と認定医試験に参加
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村 将光です。 5月25日に、グアム大学(University of Guam)にてボトックス治療の研修(解剖実習)と認定医試験が開催されましたので、現地へ参加しに行ってまいりました。 今回の研修は、私が所属している「インディアナ大学歯学部 日本支部」が主催する海外研修プログラムの一環です。 昨年から新型コロナウイルス感染症による行動制限や渡航規制も撤廃され、ようやくコロナ禍前の日常が戻り、こうした海外での実地研修も開催されるようになりました。私自身にとっても、今回のプログラムがコロナ後初の海外研修となります。 ちなみに振り返ってみますと、コロナ禍前に参加した最後の海外研修も、同じくこのインディアナ大学がグアム大学で実施した解剖実習でした。 前回参加したグアム大学で行われた解剖実習の様子 歯科で行う「ボトックス治療」とは?なぜ歯ぎしり・食いしばりに効果的なのか ボトックス治療で用いられる「ボトックス」という名称は、実はアメリカのアラガン社が製造している製品の商品名であり、正式な有効成分の名称は「ボツリヌストキシン」といいます。これはボツリヌス菌という細菌が作り出す天然のタンパク質(毒素)から、医療用に有効成分だけを抽出・精製したものです。 この成分を筋肉に注射すると、神経から筋肉への過剰な指令がブロックされて筋肉が優しく弛緩(リラックス)するため、必要以上の筋肉の緊張やこわばりが出るのを防いだり、発達しすぎた筋肉の運動量が落ちてスリムになるため、結果的にエラ張りが解消されて「小顔になる」といった効果があります。 「毒素」と聞くと少し怖く感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、その安全性については10年以上前から美容外科や美容皮膚科におけるメジャーな治療法の一つとして広く用いられており、全世界的にも医学的な安全性がしっかりと確立されております。 そして近年、私たち歯科の領域でもこのボトックス治療が積極的に行われ始めています。 ただし、歯科医院でボトックス治療を行う本来の目的は、美容目的の「小顔効果」のためではありません(もちろん治療の結果として、副次的に小顔効果も得られます)。歯科では主に、「無意識のうちに必要以上の強い力で使われている噛む筋肉(咀嚼筋)の力を弱め、大切な歯や顎を守るため」に使用します。 マウスピースだけでは防ぎきれない「ブラキシズム」の破壊力 睡眠中や日中に無意識に行ってしまう歯ぎしりや食いしばりといった習癖を、専門用語で「ブラキシズム」と呼びます。 このブラキシズムによる過剰な噛み締めは、以下のような様々なトラブルを引き起こす大きな原因となります。 せっかく入れたセラミックのかぶせ物の破折(割れ・欠け) 金属の詰め物やかぶせ物の脱離(外れてしまうこと) 健康なご自身の歯そのものの破折(歯根破折など) 歯のすり減り(咬耗)や、それに伴う冷たいものがしみる知覚過敏 歯を支える骨や歯ぐきに過度な負担がかかることによる歯周病の悪化や顎関節症 私自身、日々の診療の中で、患者さまが時間と費用をかけてせっかく綺麗に入れたセラミックの歯が、睡眠中の強いブラキシズムによって割れてしまうのを拝見するたびに、本当に残念でがっかりした気持ちになってしまいます。 これまで歯科医院では、こうしたブラキシズムに対しては夜間に装着する「マウスピース(ナイトガード)」を作製し、上の歯と下の歯が直接強くぶつかり合わないように保護する方法が一般的でした。しかし、あまりにも噛む力が強い方の場合、マウスピースをしていてもセラミックが欠けてしまったり、マウスピース自体にすぐ穴が空いてしまったりすることがあります。 また、マウスピースはあくまで歯の表面をカバーする「対症療法」ですので、歯ぎしりや食いしばりを引き起こしている「噛む筋肉の強い力そのもの」を直接軽減してくれるわけではありません。 しかし、ボトックス治療であれば、噛む筋肉自体に過度な力が入らないように根本からコントロールできるため、歯や顎関節を守るうえで非常に体に優しい治療法なのです。 睡眠中の「無意識の筋トレ」を和らげる『咬筋ボトックス』 ちなみに医学的な観点からお話しすると、歯ぎしり自体は「完全にゼロにして無理に止めることはしない方がいい」とされています。 人間は日々の生活で体や心にかかるストレスをうまく発散・分散させて、心身の健康バランスを保つために、無意識のうちに歯ぎしりや食いしばりを行っていると考えられているためです。ただ、これも限度を超えて過剰な力になると、今度は逆に歯や体に深刻な悪影響が出てしまいます。 過度な歯ぎしりや食いしばりは、例えるなら「患者さまが毎晩寝ている間に、何時間もぶっ続けで噛む筋肉のハードな筋トレを無意識に行っているようなもの」です。 ボトックス治療によって、その過剰な筋トレの力を適正なレベルまで小さく和らげてあげることで、歯の破折を防ぎながら心身ともに健康な状態を維持できると考えられます。 ブラキシズムに対して具体的にどのようにボトックス治療を行うかというと、基本的には「咬筋(こうきん)」という筋肉に対する注射治療になります。 私たちが食事で物を噛む(咀嚼する)ためには、お顔の周りにある4つの咀嚼筋が使われますが、その中でもメインの強い力を発揮するのが頬の奥(エラの部分)にある咬筋です。歯科のボトックス治療では、この肥大・緊張した咬筋に極細の針でボツリヌストキシンを注射します。 また、ブラキシズムの治療以外にも、歯科では以下のようなお口元のボトックス治療を行います。 ガミースマイルの改善: 笑ったときに上唇を引き上げる筋肉が働きすぎて、歯ぐきが大きく見えてしまう症状を和らげる治療 オトガイ筋(梅干しジワ)の改善: お口を閉じるときに下唇をすぼめすぎてしまい、顎の先端の中心部に梅干しの種のようなボコボコとした緊張(シワ)が出てしまうのを防ぐ治療 研修前夜のレクチャー!参加者の大半は美容外科の先生方でした グアムに到着した現地での前日の夜には、ホテルの会場にて翌日の解剖実習と認定医試験に向けた座学のレクチャーが行われました。 会場に到着してまず驚いたのが、今回参加されている先生方のほとんどが歯科医師ではなく、「美容外科医」の先生方だったことです……。まあ、ボトックスやヒアルロン酸の専門研修ですから当然といえば当然ですよね。 美容外科の先生方は今回、お顔全体の老化のメカニズム(骨格・筋肉・皮下組織・皮膚の立体的な加齢変化)を踏まえたボトックス治療や、ヒアルロン酸注入治療のための解剖実習として参加されていました。 さらに会場を見渡すと、参加されている美容外科の先生の半数以上が女性の先生(女医さん)でした。私が普段参加しているインプラントの海外研修などはほとんどが男性の歯科医師ばかりですので、今回は30代ぐらいの若い女性医師が多く、いつもとは全く違う華やかな雰囲気に少し圧倒されました。 講義の中では、私たち歯科の領域とも関わりが深い「ガミースマイル」に対するボトックス治療の解剖学的なアプローチ(上唇挙筋群の位置や走行など)についても、スライドを用いて非常に詳しく解説がありました。 グアム大学での解剖実習当日と、個別に行われた認定医試験 そして迎えた翌日の研修当日です。 早朝にスクラブ(手術着)を着た状態でホテルに集合し、総勢40名ほどのドクター全員で大型の観光バスに乗り込んでグアム大学へと移動します。 前回グアム大学での解剖実習に参加した際は、乗用車に5人ずつ分乗して移動していましたが、今回は広々とした大型バスでの移動でしたので非常に快適でした。 バスに揺られてグアム大学のキャンパスに到着しました。 グアム大学には総合大学としての医学部や歯学部は設置されていないため、大学内の生化学教室のラボをお借りして解剖実習を行います。 大学に到着すると、早速実習がスタートです。 実習室のテーブルには、医学の発展のためにご献体いただいたご遺体が2体ずつ準備されていました。 ここで私が密かに驚いたのが、前日まで私服姿では普通の観光客のようにも見えた若い女性の先生たちが、ご献体を前にしても誰一人として顔色一つ変えず、淡々とガウンや手袋を着けてメスを握り、手際よく実習を始めていたことです。当たり前といえば当たり前ですが、皆さん日々最前線でオペや注入治療を行われているプロの美容外科医ですから、すっかり慣れているのですね。 今回、歯科医師のグループは私たちの班1つだけでしたが、その分、講師の美容外科の先生が私たちのテーブルにつきっきりで指導にあたってくださいました。 ホワイトボードを使いながら、大きな筋肉(咬筋や肩など)と小さな筋肉(表情筋など)での薬剤の希釈濃度の違いや、使用する極細注射針の太さ(34Gや32G)と刺入する深さ(mm単位)など、安全で確実な臨床テクニックを徹底的に解説していただきました。 そして実習の最後には、ボトックス治療の解剖と手技に関する認定試験が、受講生ひとりひとりに対して口頭および実技で行われました。 この日は朝から夕方まで丸1日かけての実習となりましたが、私自身もご献体を通じて歯科に関連する顔面・口腔周囲の筋肉や血管、神経の立体的な解剖について自分の目で直接チェックすることができ、座学だけでは得られない本当に多くのことを学びました。 これまで、ブラキシズム(歯ぎしり・食いしばり)によるセラミックや天然歯の破折を防ぐには、患者さまに毎晩マウスピースをはめていただく以外に効果的な対処法がありませんでした。 しかし、このボトックス治療を取り入れることで、1回の注射での持続効果は6ヶ月から1年ほどではありますが、大きな副作用もなく噛む力を適切にコントロールして大切な歯の破折を防ぐことができます(しかもおまけにエラがすっきりして小顔にもなります)。 今回のグアム大学での解剖実習で得た確かな知識と安全な手技をもとに、当院でも患者さまの歯を守る新しい選択肢として、ボトックス治療を積極的に取り入れていきたいと思います!歯ぎしりや食いしばり、顎の疲れでお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ: https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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オーラルフレイルと口腔機能低下症について⟡.·
みなさんこんにちは"٩(˶◝ᴗ◜˶)♡ 今日はオーラルフレイルと口腔機能低下症についてお話ししたいと思います。 オーラルフレイルと口腔機能低下症は、共に口腔の健康状態に関連する重要な概念です。 特に高齢者にとって、これらの問題は全身の健康や生活の質に重大な影響を及ぼす可能性があるとされています! 【オーラルフレイルとは】 オーラルフレイルは、主に高齢者に見られる口腔機能の低下を指す概念です。 具体的には、咀嚼(噛むこと)や嚥下(飲み込むこと)、発声、口唇や舌の運動などの口腔機能が徐々に衰える状態を指します。 この状態が進行すると、食事や会話が困難になり、結果的に栄養状態の悪化や社会的孤立を招くことになります。 オーラルフレイルの原因としては、加齢に伴う自然な筋力の低下や歯の喪失、歯周病などが挙げられます。 また、適切な口腔ケアの不足も大きな要因です。 口腔ケアを怠ることで、口腔内の細菌が増殖し、炎症を引き起こし、さらなる口腔機能の低下を招いてしまいます! 【口腔機能低下症とは】 口腔機能低下症は、オーラルフレイルの進行した状態を指します。 これは、具体的な口腔機能の検査によって診断される医学的な状態であり、複数の口腔機能が基準値以下であることを示します。 口腔機能低下症の診断基準には、以下のような項目が含まれます。 ①唾液分泌量の低下:唾液の分泌が減少することで、口腔内が乾燥し、細菌の繁殖を助長する。 ②咀嚼機能の低下:噛む力が弱くなるため、固形物をしっかりと噛み砕くことが難しくなる。 ③嚥下機能の低下:食物や液体を飲み込む力が低下し、誤嚥のリスクが増加する。 ④発声機能の低下:口唇や舌の動きが鈍くなり、言葉を発することが困難になる。 これらの症状は、個々の問題として現れる場合もありますが、複数の機能が同時に低下することで、生活の質や健康に大きな影響を与えます。 〖オーラルフレイルと口腔機能低下症の影響〗 オーラルフレイルや口腔機能低下症は、全身の健康状態に深刻な影響を及ぼします。 例えば、嚥下機能の低下は、誤嚥性肺炎のリスクを高め、これが命に関わる重篤な状態を引き起こす可能性があります。 また、食事が困難になることで栄養不足に陥り、全身の筋力低下や免疫力の低下を招くことがあります。 さらに、口腔機能の低下は心理的な影響も及ぼします。 会話が困難になることで社会的な孤立感を感じるようになり、うつ病のリスクも高まります。 これらの影響は、特に高齢者にとって重大であり、早期の予防と対策が求められています。 〖予防と対策〗 オーラルフレイルと口腔機能低下症を予防するためには、日常的な口腔ケアが非常に重要です! 適切な歯磨きや歯間ブラシの使用、定期的な歯科検診が基本となります。 また、口腔内の筋肉を鍛えるためのトレーニングも効果的です。具体的には、以下のような方法があります。 ①咀嚼トレーニング:固い食べ物をよく噛むことで、咀嚼筋を鍛える。 ②嚥下トレーニング:飲み込みの練習を行うことで、嚥下筋を強化する。 ③発声練習:声を出す練習をすることで、口唇や舌の筋力を維持する。 また、バランスの取れた食事を摂ることも重要です。 特に、ビタミンやミネラルを豊富に含む食品を摂取することで、口腔内の健康を保つことができます。 さらに、禁煙やアルコールの節制も、口腔の健康に大きく関わってきます! まとめ⟡.· オーラルフレイルと口腔機能低下症は、高齢者の生活の質や全身の健康に大きな影響を与える重大な問題です。 日常的な口腔ケアや適切なトレーニングを通じて予防することが重要であり、医療機関や地域社会の支援も不可欠です。 これらの取り組みを通じて、高齢者が健康で充実した生活を送ることができるよう、社会全体での意識と対策が必要ですね⭐️ 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ:https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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キシリトールで虫歯を予防しよう!
みなさんは普段、「キシリトール」という言葉を一度はテレビCMや広告などで目にした事があると思います!ガムの成分としてよく知られているキシリトールですが、実は口腔内の健康維持にとても有効な成分となっています。今回はそんなキシリトールの効果とその重要性について詳しくお話していきます✨️ ○キシリトールとは? キシリトールは、シラカンバ(落葉樹の1種)やトウモロコシなどの植物から抽出される天然の糖アルコールです。砂糖とほぼ同じ甘さを持ちながらも、カロリーは砂糖の約60%と低く、血糖値の上昇を抑える効果もあります!キシリトールは食品添加物として広く使用されており、特にガムやキャンディに多く含まれています🍬*⋆ ○キシリトールで得られる効果 1.虫歯予防 キシリトールは、虫歯の原因となるミュータンス菌の活動を抑制する効果があります!ミュータンス菌はは、口腔内で酸を生成し、この酸が歯のエナメル質を溶かして虫歯を引き起こします。キシリトールは、この菌のエネルギー代謝を阻害し、酸の生成を抑えるため、虫歯の予防に役立ちます🦷✨ 2.再石灰化の促進 歯のエナメル質(歯の1番外側を覆っている表面の層)は、日々の飲食物に含まれる酸によって脱灰(歯の表面からミネラル分が溶け出す状態)されます。キシリトールは、唾液の分泌を促進し、唾液中のカルシウムやリン酸イオンを利用して、脱灰されたエナメル質の再石灰化を助けます。これにより、初期虫歯を修復する効果があります! 3.唾液の分泌促進 唾液は口腔内の酸を中和し、歯を保護する役割を果たします。キシリトールを摂取すると、唾液の分泌が増加し、口腔内の環境が改善されます! ○キシリトールの摂取方法 1.ガム キシリトールガムは、最も一般的な摂取方法になります。食事後や間食の後にキシリトールガムを噛むことで、唾液の分泌を促し、口腔内の酸を中和することができます! ※ガムを選ぶ時の注意点 1. 砂糖不使用であること 2. 少なくとも50%以上(←ここ重要です!)キシリトールが配合されていること 2. キャンディ キシリトールキャンディも効果的です。甘味料として使用されているため、砂糖を含むキャンディの代替として使用できます。 3. 歯磨き粉やマウスウォッシュ キシリトールを含む歯磨き粉やマウスウォッシュも市販されているのでこれらを日常的に使用することで、口腔内の健康を維持しやすくなります。 ⚠︎キシリトールの注意点 キシリトール製品の注意書きにも書かれていると思うのですが、一度に多量に食べると、おなかが緩くなってしまうことがあります。 これは、キシリトールやソルビトールのような糖アルコールは、小腸で消化、吸収がされにくいため、その吸収されなかった糖アルコールを、一生懸命消化しようと、腸管壁から水分が引き出され、大腸の中の水分が増加するために下痢をしやすくなるといわれています。 美味しいからといって食べ過ぎには注意をしましょう! ○まとめ キシリトールを摂取すると、虫歯予防や歯の再石灰化を促進するなど、たくさんのメリットがあります! ただ、虫歯はキシリトールを摂取するだけでは防ぐことはできません。 定期的な歯科検診と適切な口腔ケアを行い、その上でキシリトールを積極的に取り入れることによってより良い口腔内の状況につながりますのでスーパーやコンビニなどでキシリトール製品を見つけたらぜひ試してみてください∗*゚ 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ:https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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歯ブラシの選び方
今回は『歯ブラシの選び方』について説明します! みなさんはなにを基準に歯ブラシを選んで使っていますか? 現在、歯ブラシの種類はかなり多いので、今回の記事を参考にして選ぶ基準にしてみてください! 歯ブラシは歯の表面に付着したプラーク(歯垢)を取り除くよう設計されています。 しかし、お口の状態は人によって個人差がかなり大きいです。 そこで歯ブラシについて以下のように分類して解説していきます。 1 歯ブラシの形態について 2 歯ブラシの保管方法について 3 歯ブラシの交換時期について これらは歯ブラシを選んで使用するにあたり疑問のあることではないでしょうか? 1 歯ブラシの形態について 毛先の部分を『ヘッド』 毛先から持ち手の細い部分を『ネック』 持ち手の部分を『ハンドル』と呼びます。 ヘッドは大きいものだったり、小さいものだったり、毛の形が平らやギザギザしていたりとさまざまです。 基本的にはヘッド面積が小さく平らの歯ブラシを選びましょう。 ハンドルも子どもの歯ブラシは握りやすいように太めで、大人の場合は細めのほうが細かく歯ブラシを動かすのに適しています。 また歯ブラシの種類を大きく分類すると『手用歯ブラシ』と『電動歯ブラシ』に分かれています。 手用は手軽で安価で様々な形態があり細かいところまで磨けるといったメリットが有る反面、力が弱いと磨き残しができて強すぎると細かいところが磨けなかったり歯と歯茎を傷つけてしまうといったデメリットがあります。 一方電動ブラシは、最近主流の音波ブラシだと歯ブラシが届かないところもきれいになる、強すぎると教えてくれる、短時間で歯ブラシが終わるといったメリットが有る反面、本体や替えブラシが高価で重く持ち運びに適しておらず故障のリスクや歯磨き粉が振動で飛び散って服や周りについてしまうといったデメリットがあります。 歯ブラシによって、「奥歯がみがきやすい」「歯周ポケットがみがきやすい」など、特徴があるので、製品の表示をよく読んで使用する目的に合ったものを選びましょう🎶 2 歯ブラシの保管方法について お口の清潔を守る歯ブラシは、保管の方法を間違えると細菌が繁殖して非常に不潔な状態になります。 ついやってしまいがちですが、こんな歯ブラシの保管方法はNGです。 ・毛先を下にしてコップに入れる 歯ブラシの毛先が乾かずに雑菌が繁殖しやすくなります。 ・ユニットバスや洗面台の収納の中に保管する 歯ブラシの毛先を上にしても、これらの場所では毛先がなかなか乾きません。 ・1つのコップに複数の歯ブラシが入っている 歯ブラシの毛先がふれ合うと、菌が感染する可能性もあります。 歯磨きが終わったら、歯ブラシはコップなどにためた水ではなく、流水でしっかりと汚れを洗い流してから保管しましょう! そして、しっかり洗うのと同じくらい重要なのがしっかりと乾燥させることです。 風通しの良い場所でブラシの毛先を上にして、立てて保管します。 たくさんの歯ブラシを保管する時は、毛先が触れないように仕切りをすることも大切です。 3 歯ブラシの交換時期について 使い方などによって差はでてきますが、交換する目安として正しいのは1~1.5ヶ月と言われています。 毛先が広がってきたら交換のタイミングということは多くの方が目安にしている事だと思いますが、歯ブラシを定期的に交換する理由は毛先の広がり以外にもいくつかあります。 ・歯ブラシの毛数が抜けて減ってきたり毛先が折れてしまうことで、汚れが落としにくくなる。 ・歯ブラシ特有の毛先の弾力がなくなり、歯茎を傷つけやすくなってしまう。 ・毎日の歯磨きで、たくさんの汚れや菌が付着している。 このようなことから1ヶ月から1ヶ月半での歯ブラシの交換をおすすめします! 歯ブラシはいくら洗って乾燥させて清潔にしていても、ブラシの毛束の根元には菌が繁殖してきます。 使用するブラシの毛の硬さや歯磨きの方法によりどのくらいで毛が広がってくるかも変わってきます。 ブラシの背中側から見て毛がはみ出ているようであれば交換、はみ出ていなくても1ヶ月経ったら交換するようにしましょう。 毛先が広がってしまった歯ブラシは歯垢除去率が20%〜最大40%も下がるとも言われています! また新しい歯ブラシが1〜2週間で広がってしまう方は歯磨きの力が強いかもしれません。 力が強いと歯や歯茎を傷つけてしまう恐れもあります。 適度な力で歯磨きする様に心がけてみましょう! 以上今回は歯ブラシについて解説させていただきました。 ぜひ歯ブラシを選ぶ時の参考にしてみてくださいね🎶 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ:https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7