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谷村歯科医院ブログを更新しました
谷村歯科医院ブログを更新しました。今回のテーマは、”むし歯の進行度と治療法𖤐 ̖́-”です。 詳しくはこちら
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むし歯の進行度と治療法𖤐 ̖́-
皆さんは 『むし歯』 と聞くと、どのようなイメージをお持ちでしょうか? 「黒くなってきたら削って詰める」 「痛くなったら歯医者さんに行けばいい」 という印象をお持ちの方も多いかもしれません。実は、むし歯は進行具合によって、『C1〜C4』という4つのステージに分類されていることをご存じでしょうか。この分類は、歯科医師や歯科衛生士が歯の状態を把握したり、患者さまに今のお口の状況を分かりやすくお伝えするために、とてもよく使われているものです。むし歯は放置すれば確実に進行してしまいますが、実はごく初期の段階であれば『削らずに経過観察』ができるケースもあります。逆に『ちょっとしみるけど、そのうち治るだろう』と放っておくと、治療が大がかりになってしまうことも少なくありません。 そこで今回は、むし歯の4つのステージで歯にどんな変化が起きているのか、それぞれの段階でどのような治療が必要になるのか、そしてむし歯を進行させないためのポイントについて、歯科衛生士の視点から分かりやすくお話ししたいと思います。 C1:エナメル質に限局した初期のむし歯 C1は、歯の一番外側にある硬い層『エナメル質』の中だけでとどまっている、比較的軽度のむし歯です。 この段階では、まだ大きな穴があいているわけではなく、歯の表面が白く濁ったように見えたり、うっすらと茶色っぽく見える程度のことも少なくありません。 【特徴】 痛みはほとんどなく、自覚症状がないことが多い 鏡で見ても、「なんとなく白っぽい?」程度で気づきにくい この段階で見つかれば、治療がとても簡単で済む むし歯は、最初は歯の表面のカルシウムやリンが溶け出す『脱灰(だっかい)』という状態から始まります。 このとき、まだ歯に穴はあいておらず、エナメル質の内部で静かに進行しているイメージです。 【治療】 C1のごく初期の段階であれば、削らずに経過をみられることもあります。 フッ素塗布や、再石灰化(歯の表面を修復する力)を促すケアを中心に行い、日常の歯磨きや食生活を見直すことで、進行を食い止めることを目指します。 歯科医院では、 ・フッ素塗布 ・ブラッシング指導(磨き残しが多いところのチェック) ・食生活(間食や甘い飲み物の頻度)の確認 などを行い、患者さまと一緒にむし歯を『これ以上悪くしない』ための対策を考えていきます。 C1は、『定期検診でしか見つけられないことが多いむし歯』ともいえます。 痛みがなくても、定期的に歯科医院でチェックを受けていただくことがとても大切です。 C2:象牙質まで進行したむし歯 C2は、エナメル質のさらに内側にある『象牙質(ぞうげしつ)』までむし歯が進行した状態です。 エナメル質に比べて象牙質は柔らかく、むし歯が進みやすい性質があります。 【特徴】 冷たいものがしみる、甘いものを食べると一瞬ピリッとする むし歯の穴がはっきりしてきて、自分でも見て分かることがある この段階から、放置すると進行が早くなる 「少ししみるけど、すぐにおさまるから放っておこう」という方も多いのですが、 そのままにしておくとC3(神経まで進行したむし歯)へと一気に悪化してしまうことがあります。 【治療】 C2になると、多くの場合、むし歯の部分を削って詰める治療が必要になります。 当院では、むし歯の範囲や噛み合わせ、見た目のご希望などを考慮しながら、適切な材料を選んで治療を行います。 前歯:CR(コンポジットレジン/白い樹脂)による詰め物が基本 奥歯:詰め物(セラミックまたは銀歯)での治療が中心 前歯は見た目がとても大切なので、色を歯に合わせやすい白い樹脂を使うことがほとんどです。 一方、奥歯は噛む力が強くかかる場所なので、樹脂よりも強度や耐久性に優れたセラミックや金属を選ぶことが多くなります。 「まだ痛みはそこまで強くないから…」と先送りにしてしまうと削る量が増え、治療も複雑になってしまいます。 C2の段階で治療ができれば、比較的シンプルな治療で済むことが多いので、『少しでも変だな』と感じたら早めの受診をおすすめします。 C3:神経(歯髄)まで到達したむし歯 C3まで進行すると、むし歯は歯の神経(歯髄)にまで達しています。 この段階になると、痛みが強くなり、日常生活にも支障をきたすことがあります。 【特徴】 強い痛みを伴うことが多い 何もしていなくてもズキズキと痛む 夜中に急に痛み出し、眠れないことがある 温かいものがしみていつまでも痛みが続くことも 歯の神経に細菌が入り込むと、炎症を起こし、いわゆる『神経がやられた状態』になります。 この状態になると、市販の痛み止めを飲んでも効きにくいことがあり、患者さまにとってはとてもつらい状況です。 【治療】 C3の治療では、『根管治療(こんかんちりょう)』が必要になります。 根管治療とは、歯の中の神経が通っている細い管(根管)から、細菌に感染した神経や汚れを取り除き、 中をきれいに洗浄・消毒してから薬を詰め、しっかりと密閉する治療です。 根管治療は一度で終わることは少なく、数回に分けて丁寧に治療を進めていきます。 根管の形は人それぞれで、曲がっていたり、分かれていたりと複雑な場合もあるため、非常に繊細な治療が必要となります。 根管治療が終わった後は、弱くなった歯を守るために『被せ物(クラウン)』を装着することがほとんどです。 歯の頭の部分が大きく削られているため、そのままでは割れてしまうリスクが高く、 外側をしっかり覆ってあげる必要があるのです。 C3の段階まで進んでしまうと、治療回数も費用もC1・C2と比べて大きく増えてしまいます。 『なんとなくしみる』『たまに痛むけど我慢できる』というサインを見逃さず、早めに受診することの大切さがここにあります。 C4:歯の根だけが残る重度のむし歯 C4は、歯の頭の部分がほとんど崩れてしまい、『歯の根だけが残っている状態』です。 見た目は、歯ぐきから黒い根っこだけが少し見えている、というケースもあります。 【特徴】 神経がすでに死んでいるため、痛みがないこともある しかし根の先に膿がたまり、腫れや激痛を引き起こすことがある 膿や汚れがたまり、強い口臭の原因になることも 一見すると『痛くないから放っておいても大丈夫そう』に思えてしまいますが、 実際にはお口の中の健康だけでなく、全身の健康にも影響を与えることがある状態です。 【治療】 C4まで進んでしまった歯は、 残せるかどうかの判断がとても重要になります。 残せる場合:根管治療 → 土台(コア) → 被せ物 残せてもC3の時よりも条件が厳しくなります 残せない場合:抜歯 → インプラント・ブリッジ・入れ歯などで補う 歯ぐきの下の方までむし歯が進んでいたり、根が割れてしまっている場合は、残念ながら抜歯となることも少なくありません。 抜歯後は、そのまま放置してしまうと隣の歯が倒れてきたり、噛み合わせが崩れてしまうため、 何らかの方法で歯を補う必要があります。 C4の状態は、治療回数・治療期間・費用ともに大きな負担となることが多いため、 やはり『むし歯をC1・C2の段階で見つけて治療すること』がとても大切です。 むし歯を防ぐ5つのポイント☆彡 むし歯は『生活習慣病』とも言われるように、毎日の習慣と深く結びついています。 ここでは、今日から実践できる予防のポイントを5つご紹介します。 1.フッ素入り歯磨き粉を使う(濃度1450ppm推奨) フッ素には、 ・歯の再石灰化を促す ・むし歯菌の活動を抑える といった働きがあります。 大人の方であれば、濃度1450ppmのフッ素入り歯磨き粉がおすすめです。 歯磨きのあとは、強くゆすぎすぎず、軽く1〜2回すすぐ程度にするとフッ素の効果が長持ちします。 2.間食は時間を決める(だらだら食べをしない) お口の中は、飲食をするたびに酸性に傾きます。 長時間ずっと何かを食べていたり、甘い飲み物をちびちび飲み続けていると、 お口の中がずっと酸性のままになり、むし歯がとても進みやすくなります。 間食は時間を決めて短時間で済ませ、その後はお水やお茶で軽く口をすすぐなどして、 お口の中がリセットされる時間を作ってあげることが大切です。 3.夜の歯磨きは特に丁寧に 就寝中は唾液の分泌が減るため、むし歯菌や歯周病菌が増えやすくなります。 『朝は時間がないけれど、夜はしっかり磨く』という意識を持つだけでも、お口の健康状態は大きく変わります。 フロス(糸ようじ)や歯間ブラシも併用して、歯と歯の間の汚れもしっかりと落としてあげましょう。 4.定期検診(3〜6ヶ月)で初期むし歯を発見 C1のような初期のむし歯は、自分ではほとんど気づくことができません。 3〜6ヶ月に一度のペースで定期検診を受けていただくことで、 『痛くなる前の小さなむし歯』を早めに発見し、最小限の治療で済ませることができます。 5.唾液を減らさない生活(水分補給・口呼吸対策・ストレスケア) 唾液はお口の健康を守る大切な味方です。 水分をしっかりとること、口呼吸を減らすこと、ストレスを溜めすぎないことなども、むし歯予防につながります。 《まとめ》 むし歯は自然に治ることはありませんが、早く見つければ見つけるほど、治療は簡単に済みます。 C1:表面だけの初期むし歯 → 削らずに経過を見ることも可能 C2:象牙質に進行 → 前歯はCR(白い樹脂)、奥歯は詰め物(セラミック or 銀歯)で治療 C3:神経に到達 → 根管治療が必要になり、被せ物で補うことが多い C4:歯がほぼ崩壊 → 場合によっては抜歯となり、インプラント・ブリッジ・入れ歯などで補う 「痛くないから大丈夫」と思っていても、痛みが出たときにはC2〜C3まで進行していることが少なくありません。 「しみる気がする」 「黒いところが気になる」 「久しぶりの歯医者で不安」 そんな小さなサインが、実は早期発見のチャンスです。 不安なことがあれば、どんな些細なことでもかまいませんので、ぜひ一度ご相談ください。 一緒に、お口の健康を守っていきましょう。 歯科衛生士 辻村 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ:https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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院長ブログを更新しました
院長ブログを更新しました。今回のテーマは、”保険でできる白いつめもの「CR(コンポジットレジン)」とは?”です。 詳しくはこちら
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保険でできる白いつめもの「CR(コンポジットレジン)」とは?
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村です。 さて今回は、むし歯治療において 見た目を損なわず、歯の負担も小さく済む方法 CR(コンポジットレジン)のお話です。 ◆白くて自然! CR(コンポジットレジン)とは むし歯は治したいけれど、 「治療のあとが目立ってしまうのはちょっと…」 と気にされる方は少なくありません。 このようなお悩みに応えるのが、 自然な見た目に仕上がる 「CR(コンポジットレジン)」 というつめものです。 CRは歯科治療用の白いプラスチック素材で、 保険診療でも広く用いられています。 最初はやわらかいペースト状ですが、 むし歯を削った部分につめて 特殊な光を当てると固まり、 歯にぴったりとなじんでいきます。 主に小さなむし歯や 前歯のむし歯の治療に使用され、 治療のあとがほとんど目立たないのが特徴です。 ◆見た目だけじゃない! 歯の健康を守るCRの魅力 CRは「白くて自然な色合い」という点が 注目されがちですが、 実はそれ以上に大きなメリットがあります。 それは 「健康な歯をできるだけ削らずに残せる」 という点です。 例えば、金属のつめものの場合は、 外れないようにするために健康な部分も ある程度削る必要があります。 一方で、CRは歯に直接接着するため、 むし歯の部分だけを削って つめることが可能です。 一度削った歯は元には戻らないため、 削る量を抑えることで歯の強度を保ち、 寿命を延ばすことにもつながります。 そのほかに、歯の型取りが不要で その日のうちに治療が完了できる手軽さも、 CRの嬉しいメリットです。 ◆知っておきたいCRの注意点 短時間で治せて見た目もきれいなCRですが、 いくつか注意したい点もあります。 まず、金属やセラミックに比べると 強度が劣るため、 大きなむし歯の治療や 強い力がかかる部位には適していません。 そのため、むし歯の大きさや部位によっては CRでの治療が適用できないケースがあります。 また、水分を吸収する性質があるため、 長く使っているうちに少しずつ変色や 段差が生じることがあります。 こうした特性と個々の歯の状態や かみ合わせなどをもとに、 CRが適しているかを判断していきます。 ◆最適な治療法をご案内します CRは多くのメリットを持つ治療法ですが、 むし歯の大きさや部位によっては、 より強度のあるつめもの(金属・セラミック)が 適している場合もあります。 当院では、それぞれのつめものの 利点と欠点を丁寧にご説明し、 患者さんのご希望も伺いながら、 最適な治療法を一緒に考えていきます。 特に、大きなむし歯でCRが使用できない場合、 セラミックインレーによる治療方法もございます。 天然の歯に近い、白く美しい見た目を実現でき、 二次むし歯のリスクが低いことや、 保険の銀歯に比べて金属アレルギーの心配もないため、 見た目と安全性の両立が可能です。 つめものについて気になることがあれば、 どうぞお気軽にご相談ください。 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ:https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7 var css = document.createElement('link'); css.rel = 'stylesheet'; css.href = 'https://www.cranehill.net/websup_blog/css/websupblogjs.css'; css.type = 'text/css'; var head = document.getElementsByTagName('head')[0]; head.appendChild(css);
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谷村歯科医院ブログを更新しました
谷村歯科医院ブログを更新しました。今回のテーマは、”自費の詰め物、かぶせ物について”です。 詳しくはこちら
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自費の詰め物、かぶせ物について
みなさんこんにちは^_^ 歯の治療を受ける際、 『どの詰め物(インレー)やかぶせ物(クラウン)を選べばいいの?』 と悩まれる方はとても多いです。 実際、材料には金属・セラミック・ジルコニアなど様々な種類があり、見た目・耐久性・費用・強度のバランスが異なります。 今回は、当院で扱っている詰め物・かぶせ物の特徴を、できるだけわかりやすくまとめてご紹介します。 『どれを選んだら良いかわからない…』 という方は、ぜひ最後まで読んでみてください♪ ⭐️ 詰め物(インレー)について 歯の虫歯が比較的小さく、神経まで達していない場合は『詰め物』で修復します。 ここでは代表的な4種類をご紹介します。 ● ジルコニアインレー 白い詰め物で、歯科材料の中でもトップレベルの硬さを持ちます 歯ぎしりの強い方・噛む力の強い方にぴったりの詰め物です 透明感は少なく、見た目の自然さはやや劣ります 作製難易度が高く、費用はやや高め ピュアセラミックインレー(e.max)の3倍の強度があります(e.max 400MPa、ジルコニア1200MPa) 料金(税込):88,000円 ● ピュアセラミックインレー(e.max) 透明感があり、もっとも自然な見た目になりやすい ガラス系セラミックス『e.max』を使用しており、変色しにくいです 歯と同じくらいの硬さで馴染みやすいです 強い歯ぎしり・食いしばりがある場合は欠けることがあります 料金(税込):66,000円 ● ハイブリッドセラミックインレー(セラマージュ) セラミック+プラスチックのハイブリッドタイプ 金属と比べて温度差が生じにくく、とてもしみにくくなっています 長期的には劣化や変色したり、また強く当たると減ったり、欠ける場合があります 費用を抑えたい方に向いています 料金(税込):44,000円 ● ゴールドインレー 白金加金を使用した高品質な貴金属です 腐食しにくく、歯に非常によく馴染みます 強度・耐久性・適合性が抜群で長期安定しやすい 見た目は薄い金色で自然感はやや劣ります 料金(税込):88,000円 ⭐️ 奥歯のかぶせ物(クラウン) 虫歯が大きく神経まで達している場合や、歯の大部分を失った場合は歯の表面を全面覆う『かぶせ物』で治療します。 ● フルジルコニアクラウン ジルコニアの塊を削り出して作るため非常に丈夫です 金属と同じぐらいの強度があるので、ブリッジに使用できます 歯ぎしりや食いしばりの強い方に特におすすめです 透明感がほとんどなく、色調も単色のため、目立つところには向きません 料金(税込):132,000円 ● オールセラミック(e.max) 透明感のあるガラス系セラミックスになります 適度な強度があり奥歯にも使用可能です 製作工程の制約上、ブリッジには使えません(2本まで連結可) 単色でグラデーションは弱めです 料金(税込):110,000円 ● メタルセラミッククラウン 内側は金属、外側はセラミックで作られたクラウンです 審美性に優れ、変色しにくい素材です 内面に腐食に強い貴金属を使うことで強度が高く、長期に渡り歯を守ります 将来歯茎が下がると境目の金属が見える可能性があります 料金(税込):132,000円 ● ハイブリッドセラミッククラウン(セラマージュ) セラミック+プラスチックを混合した素材です 表面を天然歯に近い色にすることができます 強い力で減ったりかける場合があります 透明感にやや劣り、色調を隣の歯と同様にすることが難しい場合があります 内部の補強の金属は保険と同じ銀合金を使用しています 料金(税込):77,000円 ● ゴールドクラウン(白金加金冠) 金+プラチナ合金を使用してとても錆びにくい金属です 硬さも本来の歯に近く、奥歯として噛むために理想的な素材です 長期安定性が最も高いクラウンのひとつです 薄い金色なので自然感に劣り、見た目は目立ちやすいです 料金(税込):132,000円 ⭐️ 前歯のかぶせ物 ● ポーセレンジルコニアクラウン 内面に人口ダイヤのジルコニアを使用して、表面は陶材(ポーセレン)を焼き付けて審美性を重視しています。 天然歯のように光を通すので、自然で透明感のある色が再現できます 金属不使用で体にも優しい素材です フレームが金属と同じぐらいの強度があるので、長いブリッジにも使用可能です 料金(税込):165,000円 ● オールセラミック(e.max+ポーセレン) 内面はガラス系セラミックス〈e.max〉を使用し、表面はポーセレン(陶材)を使用したかぶせ物です 透明感・立体感が出やすく審美性◎ ブリッジ(3本以上)は技術的に不可で、2本までの連結冠は製作可能です。 金属を使用していないので、長期にわたって変色や劣化がありません 料金(税込):121,000円 ● メタルセラミッククラウン 審美性に優れ年月があっても変色することなく、唾液による変色や口臭にとても強いです 内面に腐食に強い貴金属のフレームを使用しているため劣化しにくく、強度は抜群です 歯茎が下がると金属が見えることがあります 料金(税込):132,000円 ● ハイブリッドセラミッククラウン セラミックとプラスチックのハイブリッドタイプです 保険の前装冠より内面の金属部は見えにくいです 強い力で減ったりかける場合があります(保険の前装冠よりは強いです) 透明感にやや劣るため、色調を隣の歯と同様にすることが難しい場合があります 内部の金属は保険と同じ銀合金を使用しています 料金(税込):77,000円 ⭐️ グラスファイバーコア(被せ物の入れる際の土台) 歯と同じくらいの硬さで柔軟性があるので、歯と一体になり衝撃を吸収します そのため歯に限界を超える力が加わった際に、歯にヒビが入ったり破折して抜歯になるリスクが低くなります(歯が折れる前にファイバーが先に折れて歯を守りますが、土台と被せ物はまた作り直しになり費用が発生します) 金属の土台のように経年変化で錆びたり歯茎を変色させません 保険の金属コアと比べて適合が良いので脱離に強いです 料金(税込):22,000円 📝 まとめ:自分に合った素材を選ぶことが大切 このように、詰め物・かぶせ物には多くの種類があり、それぞれメリットとデメリットがあります。 見た目を重視するのか、耐久性を優先するのか、費用を抑えたいのかによって合う素材は変わります。 『どれが自分に合っているかわからない…』という方は、ぜひお気軽にスタッフへご相談ください。 お口の状態や噛み合わせに合わせて、最適な素材をご提案いたします♪ 歯科衛生士 楠 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ:https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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次回の口腔外科外来は12月13日(土)です
毎月、大学病院の専門医による 『口腔外科外来』 を行なっております。 親知らずや口の中のでき物や違和感、あごの痛みや引っかかり(顎関節症)等でお悩みの方はご相談ください。 次回は12月13日(土)です。 ※口腔外科外来受診前に各種検査とご説明のため、事前に1度ご来院していただく必要があります。 (初診として口腔外科外来の予約は不可です。また、初診時に口腔外科外来の受診が必要かどうか判断いたします) ※口腔外科外来は完全予約制になります。 ※口腔外科外来でできる診査や処置には限界があります。診療所レベルでの範囲を超えると判断した場合には、大学病院の口腔外科または専門外来を紹介させていただきます。 詳しくはこちら
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院長ブログを更新しました
院長ブログを更新しました。今回のテーマは、”久しぶりに国際口腔インプラント学会 年次大会に参加しました”です。 詳しくはこちら
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久しぶりに国際口腔インプラント学会 年次大会に参加しました
こんにちは。谷村歯科医院 院長の谷村です。 11月9日の日曜日に、私の所属している国際口腔インプラント学会(International Society of Oral Implantology)の年次大会に参加してきました。 私はこの学会の認定医(Clinical Oral Implantology)として、日々の臨床に活かす最新の知見を学ぶため、定期的に学会やセミナーに参加しています。 前回の国際口腔インプラント学会に参加した様子はこちら 📍久しぶりの現地開催で感じた熱気 この学会はここ数年オンライン形式で開催されていましたが、今年は久しぶりの現地開催。 会場は茅場町駅直結の大ホールで、全国から多くの先生方が集まりました。 会場内には企業の展示ブースも並び、最新のインプラント関連器具やデジタル技術を直接手に取って見ることができ、とても刺激的でした。 オンラインでは得られない空気感―― 講演を聴く先生方の真剣な表情、講師の熱量、そして会場全体に漂う緊張感と期待感。 こうした『リアルな学びの場』に久々に身を置き、やはり現地参加の価値を改めて実感しました。 🎤 印象に残った講演と学び 最初の講演はドイツのDr. Ralf Smiteets先生によるものでした。残念ながら来日が叶わず、オンラインでの発表となりましたが、映像や音声の品質も高く、まるでその場で講演しているような臨場感がありました。 デジタル技術の進歩によって、学びの形もここまで変化したことに驚かされました。 今回のプログラムでは、4名の先生による講演が行われました。 そのうち3名は長年の経験を重ねてこられたベテランの先生方、そしてもう1名は私よりも10歳ほど若い先生でした。 しかし、その若い先生の発表内容は非常にレベルが高く、 デジタル技術を駆使した精密なインプラント治療の実践に感銘を受けました。 医療技術は日々進化しています。特にデジタル化による治療の精度向上は著しく、私もデジタル機器を使用しつつ、実際に被せ物を作成する技工士さんと密にコンタクトをとって、より患者さまにやさしい治療を目指しています。 🦷 インプラント治療の意義と責任 インプラント治療は歯科治療の中でもとても高度で、知識・経験・技術の三拍子が揃って初めて成り立つ治療です。 失った歯を補う方法には入れ歯やブリッジもありますが、インプラントは『自分の歯のように噛める感覚』を取り戻せる点で、患者さまのQOL(生活の質)を大きく向上させます。 歯を失うと、隣の歯への負担が増えてしまい、周囲の歯まで傷めてしまうことがあります。 入れ歯では噛む力が天然歯の約20%まで落ちるといわれ、硬いものが食べづらくなるだけでなく、食事の楽しみや会話の自信を失ってしまう方も少なくありません。 一方で、インプラント治療には外科的処置を伴い、費用や治療期間の負担があるという現実もあります。 だからこそ、正確な診断・綿密な治療計画・患者さまへの丁寧な説明が欠かせません。 💡 今後に向けて 学会では、1日かけて講演を聴講して改めて感じたのは、『どれだけ経験を重ねても、学び続ける姿勢が大切』ということです。 医療は日進月歩。昨日までの常識が、今日には更新される世界です。 谷村歯科医院でも、新しい技術や知見を積極的に取り入れ、常に最良の治療を提供できるよう努力を続けています。 そして、患者さま一人ひとりが笑顔で食事や会話を楽しめる――そんな日常を支えることが、私たちの使命だと考えています。 今回の学会で得た学びを、明日からの診療にしっかりと活かしていこうと思います。 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ:https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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谷村歯科医院ブログを更新しました
谷村歯科医院ブログを更新しました。今回のテーマは、”乾燥に負けない!唾液で守るお口の健康”です。 詳しくはこちら