お知らせ
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虫歯になりやすい食べ物
こんにちは(^_^) 今年も花粉が凄くて、花粉症の方にはとても辛い時期ですね。 みなさん、虫歯の原因になる食べ物と聞いて、すぐに思い浮かぶものはありますか? 実は、普段よく食べている物の中にも、虫歯になりやすいものが意外とたくさんあるんです。 虫歯は年齢に関係なく、多くの人が悩むお口のトラブルのひとつです。 日頃の歯みがきや定期検診はもちろん大切ですが、実は『食べ物の選び方』も虫歯予防に大きく関係しています。 今回は、普段私たちが口にしている食べ物の中でも、『虫歯になりやすい食べ物』についてご紹介します。 ちょっとした意識で、お口の健康を守ることができます! ◆虫歯ができる仕組みとは? 虫歯は、口の中にいる『ミュータンス菌』という細菌が、食べ物に含まれる糖分をエサにして酸を出し、その酸が歯の表面(エナメル質)を溶かしていくことで進行します。 特に、口の中に糖分が長時間残っていると、酸が作られ続けて歯がどんどん弱ってしまいます。 つまり『糖分の多いもの』『粘着性があるもの』『頻繁に口にするもの』には要注意です。 では、具体的にどんな食べ物が虫歯のリスクを高めるのでしょうか? ◆虫歯になりやすい食べ物・飲み物 ①飴やキャンディ類 長時間なめていると、口の中に糖分がずっと存在し続ける状態になり、虫歯菌が活発に働いてしまいます。 ②チョコレート・キャラメル 糖分が多く、しかも歯にくっつきやすいのが特徴。 とくにミルクチョコレートやソフトキャンディは注意が必要です。 ③クッキー・ビスケット・ケーキ類 砂糖だけでなく、でんぷん(炭水化物)も含まれていて、これも虫歯菌のエサになります。 細かい粒子が歯の隙間に残りやすいのも問題です。 ④清涼飲料水・スポーツドリンク・果汁飲料 これらの飲み物は糖分が多いだけでなく、酸性度も高いため、歯の表面を溶かしやすくなります。 ゴクゴク飲むと気づきにくいですが、実は虫歯リスクが高い飲み物です。 ⑤ドライフルーツ 『自然の甘さで健康的』と思われがちですが、実は糖分が凝縮されていて、しかも粘着性が強く歯に残りやすいのです。 ナッツと一緒に食べると歯に詰まりやすくなるのも要注意です。 ◆食べ方の工夫で虫歯リスクを減らそう! 虫歯になりやすいからといって、甘い物を一切食べてはいけないわけではありません。 食べ方やタイミングを工夫することで、虫歯のリスクをぐっと減らすことができます。 ⚪︎だらだら食べを避ける おやつは時間を決めて食べるようにしましょう。 食べる回数が増えるほど、口の中が酸性になる時間が長くなってしまいます。 ⚪︎甘い物は食後にまとめて 食後は唾液の分泌が多く、口の中を中和しやすい状態。 デザートは食後がオススメです。 ⚪︎水やお茶で口をゆすぐ 食後に水やお茶を飲むことで、糖分を洗い流す効果が期待できます。 特に外出先で歯みがきが難しい時に有効です。 ⚪︎定期的な歯科検診を受ける 自分では落としきれない汚れをクリーニングし、虫歯の早期発見・予防につなげましょう。 虫歯は大切な歯を溶かす恐ろしい病気ですが、『正しい知識』と『ちょっとした習慣』で予防することができます。 今回ご紹介した食べ物や習慣を参考に、ぜひ日々の生活に取り入れてみてください。 歯科アシスタント 松本 谷村歯科医院 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ:https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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親知らずについて知っておきたいこと
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村です。 皆さんは親知らずがありますでしょうか?すでに全部抜歯済みでしょうか? 親知らずと言われている『第三大臼歯』は現代人にとって不要な歯であるばかりか、他の歯や全身に悪影響を与えてしまいます。 今回は親知らずの何が問題なのか、またどうすればいいのか解説していきます。 1 親知らずとは? 親知らずは医学的に『第三大臼歯』と呼ばれ、一般的に17歳から25歳ぐらいの間に生えてくる一番後ろにある歯です。 現代人の多くの人にとって、親知らずは問題を引き起こすことが多く、抜歯が必要になることがあります。 親知らずが生えてくる際に感じる痛みや不快感は、誰もが経験するものではありませんが、適切なケアと治療が必要です。 2 親知らずは何が問題なのでしょうか? 昔の人(石器時代など数千年前)のヒトの顔の骨格は、硬いものを噛み砕くように顎が大きかったです。 そして硬い食べ物を噛み砕くために大臼歯が上下左右3本ずつ計12本必要でした。 しかし農耕が始まると硬いものを噛む機会が減り、やわらかい加工食品が増えてヒトの顔の骨格は小さくなっていきました。 顔が小さくなったにも関わらず歯の本数が減らなかったために、最後に生えてくる親知らずのスペースが無いので様々な問題が生じてきてしまいます。 親知らずが問題を引き起こす理由はいくつかあります。以下に主な問題点を挙げます。 ①不完全な萌出:親知らずが完全に生えず、部分的に歯ぐきに埋まったままになることがあります。 これにより、歯肉に感染や炎症が起こりやすくなります。 ②歯並びが悪くなる:親知らずが生えるスペースが不足している場合、他の歯を押し出して生えてこようとするために歯並びが徐々に悪くなっていくことがあります。 ③虫歯や歯周病:親知らずはお口の一番奥に位置しているため、歯ブラシやフロスできれいにすることが難しく、虫歯や歯周病になる危険性があります。 ④嚢胞の形成:親知らずの周囲に膿の袋『嚢胞』が形成されることがあり、これが他の歯や骨に影響を及ぼすことがあります。 3 親知らずの抜歯が必要な場合 親知らずはほとんどの場合抜歯が望ましいです。 しかし抜歯が必要かどうかは、最終的に歯科医師が判断します。 ただし以下のような場合は、抜歯が推奨されることがあります。 ①痛みや腫れがある場合:親知らずが生えてくる際に痛みや腫れが生じる場合。 ②感染がある場合:親知らずの周囲に膿が溜まるなど感染が見られる場合。 ③歯並びに悪影響がある場合:親知らずが他の歯を押すことで歯並びが悪くなる場合。 ④嚢胞や腫瘍がある場合:親知らずの周囲に嚢胞や腫瘍が見られる場合。 4 親知らずの抜歯の手順 ①診察と診断:まずレントゲン撮影やCT撮影等で親知らずの位置や状態を把握して抜歯の手順を把握します。 また全身の状況によっては抜歯の数日前から抗生剤を服用したり、かかりつけの医師から抜歯についてアドバイスをもらいます。 ②消毒と麻酔:術野の消毒と、局所麻酔(浸潤麻酔や伝達麻酔)を使用して抜歯する歯の周囲の組織を麻痺させます。 ③抜歯:楔やテコの原理を利用したりペンチのような道具で親知らずを慎重に抜歯します。 抜歯に際し邪魔な歯肉を切ったり歯を分割したり小さくしたりして抜く場合もあります。 ④抜歯窩の掻爬と縫合:親知らずが感染していた場合は抜いた部分を徹底的に掃除します。 歯が砕けている場合は、かけらが残っていないか途中でレントゲン撮影をします。 抜歯窩をきれいにしたあとは、抗生剤を入れたり止血剤を入れて縫合します。 ⑤術後の指示:抜歯当日の注意や翌日以降の注意を行います。 また痛みや腫れが引かなかったり出血が止まらないなどの緊急の際の対処の方法を説明します。 5 抜歯後のケア 親知らずを抜いたあとは、適切なケアがとても大切です。 抜歯をした患者さんは以下のポイントに注意してください。 ①痛みと腫れの管理:痛みや腫れを軽減するために、冷却パックを使用したり処方された痛み止めを服用します。(冷しすぎに注意) また、処方された抗生物質(化膿止め)は自己判断で止めずに決められた日数服用してください。 ②口腔内の清潔:抜歯後24時間は強いうがいを避け、その後は優しくうがいを行います。 お口の中は清潔にしたほうがいいのでブラッシングは抜歯部位を避けてこまめに行いましょう。 ③食事の注意:お口の中は傷がむき出しになっています。 そのため硬い食べ物や熱い飲み物は避けて、軟らかいものや流動食を摂取します。 飲酒、アルコールの摂取も痛みや出血が強くなったり、酔って創面を傷つけてしまうことがあるのでしばらく控えましょう。 ④禁煙:喫煙はニコチン等の多くの有害物質によって治癒を遅らせるため、抜歯後は禁煙を心がけましょう。 6 親知らずの問題の予防と定期検診 親知らずによる問題を予防するためには、定期的な歯科検診が重要です。 一般的には親知らずは無い方がいいのですが、もしも残していくのなら定期検診を欠かさず行って問題が発生したら早めに対処してもらいましょう。 また日常の口腔ケアを徹底して虫歯や歯周病のリスクを減らすことも大切です。 親知らずについての理解を深めて適切なケアを行うことで、健康な口腔環境を維持しましょう。 当院では30年以上のベテランの口腔外科専門医が抜歯を担当しますのでご安心下さい。 ただし口腔外科医が診察やレントゲン画像等で抜歯不可と診断した場合は、大学病院の口腔外科あてに紹介状を書きます。 親知らずに関して何か疑問や不安がある場合は、いつでも相談してください。 谷村歯科医院 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ:https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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歯の本数で決まる!?食事の楽しみと健康の深い関係
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村です。 今回は、歯の本数と食生活の関係についてのお話です。 ◆歯が少ないと食べられるものが激減!? 「歯の調子が悪くて、好きなものを我慢している」 という経験がある方は 意外と少なくありません。 なかでも「歯の本数」は 私たちの食生活と密接に関係しています。 人間の永久歯は28本、 親知らずを入れると32本あり、 およそ20本以上あれば ほとんどの食べものを自由に食べることができます。 しかし、それを下回ると肉類やナッツ類、 たくあんなど歯ごたえのあるものが 徐々に噛めなくなり、 半数以下になるとお米やはんぺんなど 比較的やわらかいものまで噛めなくなります。 さらに、5本以下になると 食べられるものがかなり制限され、 バナナやうどんのような やわらかいものしか食べられなくなります。 ◆しっかり噛めれば満足度もアップ! 歯の本数は食の満足度と深い関係があることも、 明らかになっています。 高齢者を対象にしたある調査では、 歯の本数が多い人ほど、 食事の満足度や期待感が高いという 結果が出ています。 このように、健康な歯を保つことは 食事の選択肢を広げるだけでなく、 食事の楽しさや生活の質も 大きく左右しているのです。 ◆食べものが噛めないと要介護の危険も とはいえ、 「やわらかいものが食べられれば十分」 と思われる方もいらっしゃるかもしれません。 しかし、やわらかい食品中心の食事は 肉類や野菜類が不足しがちで、 健康維持に不可欠なタンパク質やビタミン、 食物繊維が摂取しにくくなります。 その結果、筋力や免疫力が徐々に低下し、 将来の要介護リスクを 高める要因になってしまいます。 実際に高齢者を対象にした調査では、 歯が19本以下の人は 20本以上ある人に比べて 要介護認定を受けるリスクが1.2倍も 高くなることがわかっています。 つまり、自分の歯でしっかり噛めることは、 すこやかな老後を過ごすための 重要な要素なのです。 ◆歯を守る=人生の喜びを守る! 何歳になっても自分の歯で おいしく食事を楽しむことは、 健康的な生活を支える大切な要素であり、 人生の喜びの1つです。 「もっと歯を大事にしておけば良かった」 と後悔する前に、 定期的な歯科受診を習慣にして 歯の健康を守っていきましょう。 谷村歯科医院 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ:https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7 var css = document.createElement('link'); css.rel = 'stylesheet'; css.href = 'https://www.cranehill.net/websup_blog/css/websupblogjs.css'; css.type = 'text/css'; var head = document.getElementsByTagName('head')[0]; head.appendChild(css);
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歯の着色について
みなさんこんにちは( * . .)" 今日は【歯の着色】についてお話します! 歯の着色は、多くの人が気にする口腔の悩みの一つです。 特に、白く健康的な歯は清潔感や若々しさの象徴とされるため、歯の黄ばみや黒ずみを防ぐことは重要です。 そこで今回は、歯の着色の原因、種類、予防法、および除去方法について詳しく説明します! 1. 歯の着色の種類と原因 歯の着色は、大きく分けて『外因性着色』と『内因性着色』の2種類に分類されます。 ★ 外因性着色 外因性着色とは、歯の表面(エナメル質)に付着する色素や汚れが原因で生じる着色です。 ・飲食物による着色 コーヒー、紅茶、緑茶、赤ワイン、カレー、醤油、チョコレートなどに含まれる色素が歯に付着し、黄ばみや茶色い汚れを引き起こします。 特に、ポリフェノールやタンニンを多く含む飲食物は着色しやすいです。 ・タバコによる着色 タバコのヤニ(タール)は歯に強く付着し、時間とともに黄ばみや黒ずみの原因になります。 喫煙者の歯が茶色や黒色に変色するのはこのためです。 ・プラークや歯石の沈着 口腔内の清掃が不十分だと、プラーク(歯垢)が歯に蓄積し、やがて歯石となります。 歯石には細菌や汚れが付きやすく、色素が沈着しやすくなります。 ★ 内因性着色 内因性着色とは、歯の内部(象牙質)が変色することで起こる着色です。 外因性の着色よりも落としにくいのが特徴です。 ・加齢による変色 歳を重ねると、エナメル質が薄くなり、内側の象牙質が透けて黄ばんで見えます。 ・歯の神経の死滅 虫歯や外傷によって歯の神経が死ぬと、内部が変色し、黒っぽくなることがあります。 ・フッ素症(斑状歯) 幼少期に過剰なフッ素を摂取すると、歯が白や茶色に斑点状に変色することがあります。 ・テトラサイクリン歯 母親が妊娠中または子供の成長期にテトラサイクリン系抗生物質を服用すると、子供の歯が灰色や茶色に変色することがあります。 2. 歯の着色の予防法 歯の着色を防ぐためには、日常生活での注意が必要です。 以下の方法を実践することで、歯の白さを維持しやすくなります。 ★食生活の工夫 ・着色しやすい飲食物を摂取した後は、水で口をすすぐ ・ストローを使って飲み物を飲む(歯に直接触れるのを防ぐ) ・乳製品やリンゴなど、歯の汚れを落としやすい食品を摂取する ★適切な歯磨き習慣 ・食後30分以内に歯を磨く ・研磨剤が強すぎない歯磨き粉を使う(エナメル質を傷つけないため) ・電動歯ブラシを活用し、効率的に汚れを落とす ★定期的な歯科検診 ・3~6ヶ月に一度、歯科医院でのクリーニングを受ける ・歯石やプラークを専門的に除去してもらう 3. 歯の着色を落とす方法 着色が進んでしまった場合は、以下の方法で改善できます。 ★ホームケア ・ホワイトニング歯磨き粉の使用 研磨剤や漂白成分(過酸化水素など)が含まれた歯磨き粉を使用することで、軽度の着色を落とすことができます。 ・ホワイトニングストリップやジェル 市販のホワイトニングストリップやジェルを使用すると、自宅でもある程度の歯の漂白が可能です。 ★歯科医院での専門的なケア ・プロフェッショナルクリーニング(PMTC) 歯科医院で専用の器具を使い、歯の表面の着色や歯石を除去します。 ・オフィスホワイトニング 高濃度の漂白剤と特殊な光を使い、短時間で歯を白くする方法です。即効性があり、効果が高いのが特徴です。 ・ホームホワイトニング 歯科医院で専用のマウスピースを作成し、自宅で低濃度のホワイトニングジェルを使用して徐々に歯を白くする方法です。オフィスホワイトニングよりも自然な白さを得られます。 ・ラミネートべニア 歯の表面に薄いセラミックのシェルを貼り付けて、白さを長期間維持する方法です。変色が強い場合に有効です。 4. まとめ 歯の着色には、飲食物やタバコによる外因性着色と、加齢や病気による内因性着色があります。 日々のケアを適切に行うことで予防できるだけでなく、歯科医院での治療によって改善することも可能です。 白く美しい歯を維持するためには、適切な歯磨き、食生活の工夫、定期的な歯科検診が重要です! 歯科衛生士 辻村 谷村歯科医院 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ:https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7 var css = document.createElement('link'); css.rel = 'stylesheet'; css.href = 'https://www.cranehill.net/websup_blog/css/websupblogjs.css'; css.type = 'text/css'; var head = document.getElementsByTagName('head')[0]; head.appendChild(css);
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臨時休診のお知らせ
ドイツ研修参加のため、3月27日(木)~4月1日(火)まで休診とさせていただきます。 緊急時の対応はこちらをご覧ください。
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歯の黄ばみ・くすみを解決!原因別の改善法
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村です。 今回は、歯が変色する原因と対処法をご紹介します。 ◆日ごろの食事も要注意!歯の表面の変色 鏡を見たときに気になる歯の黄ばみやくすみ。 これらの変色にはさまざまな原因があり、 それぞれ改善方法も異なります。 そのうち、歯の表面から変色する原因として、 以下のものが挙げられます。 ・色素による着色 コーヒーやお茶、タバコに含まれる色素などが 歯の表面に付着することで、 黄ばんだりくすんで見えたりすることがあります。 ・むし歯 初期の段階では白っぽくなりますが、 やがて進行すると歯に穴が開き、 黒っぽく見えるようになります。 ・修復物(つめもの、かぶせもの)由来の変色 過去に歯の治療で使用した金属の修復物が 劣化することで金属部分が溶け出し、 黒っぽい色が着くことがあります。 ◆歯みがきでは落とせない!?歯の内面の変色 歯の変色は先程のような 歯の表面への影響がイメージされがちですが、 実は、全く異なる原因で 歯の内面から変色することもあります。 下記にその例をご紹介します。 ・神経をとった歯 過去の治療で神経をとった歯は、 時間が経つと黒く見えることがあります。 ・加齢変化 加齢によって歯のエナメル質が薄くなる反面、 内側の象牙質は厚みを増します。 これにより、歯が黄ばんで見えるようになります。 ・抗生物質による変色 歯が作られる時期に テトラサイクリン系の抗生物質を服用すると、 象牙質の変色が起こり、黄色や褐色、 やがて暗紫色へ変色することがあります。 ◆変色の原因に応じた改善法 歯の変色は見た目に影響を与えるだけでなく、 笑顔を見せるのをためらわせたり、 人と話すときに自信を失わせたりと、 心理面にも大きく影響します。 まずは、原因に合った改善方法を見つけていきましょう。 ・表面の着色汚れにはクリーニングを徹底 飲食物由来の着色汚れは、 日常の歯みがきで ある程度落とすことができます。 適正な分量の歯みがき剤を使用して 丁寧に磨きましょう。 また、歯にこびりついた頑固な着色は、 歯科医院で行う専門的なクリーニングで きれいに落とすことができます。 ・歯科治療で根本から解決 むし歯や神経のない歯、 薬剤が原因で生じた変色は、 歯のクリーニングなどでは改善できません。 これらのケースに対しては、 原因に応じた専門的な歯科治療が必要となるため、 歯科医院へ相談しましょう。 ◆春の新生活、白く輝く歯で 自信ある笑顔を! 新しい出会いが増えるこの季節は、 清潔感のある白い歯が 周囲に与える印象をより魅力的にしてくれます。 歯の変色にお悩みの方は、 原因を明らかにして 適切な対処を行うためにも お早めに歯科医院へご相談ください。 谷村歯科医院 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ:https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7 var css = document.createElement('link'); css.rel = 'stylesheet'; css.href = 'https://www.cranehill.net/websup_blog/css/websupblogjs.css'; css.type = 'text/css'; var head = document.getElementsByTagName('head')[0]; head.appendChild(css);
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虫歯予防の強い味方『フッ素』について
みなさんこんにちは( ¨̮ ) 歯科医院での『フッ素塗布』は、虫歯予防において非常に重要な役割を果たします。 フッ素には歯を強化し、虫歯の原因となる細菌の働きを抑える効果があり、特に子どもから大人まで幅広い年齢層に効果があります! 今回は、そのフッ素の働きや歯科医院でのフッ素塗布のメリット、そして家庭でのフッ素の活用法について詳しくお話していきます。 ○フッ素ってなに? フッ素(フッ化物)は、自然界に存在するミネラルの一種で、歯のエナメル質を強化する作用があります。 私たちが日常的に口にする水や食品にも微量のフッ素が含まれていますが、歯科医院で使用するフッ素はより高濃度で、虫歯予防効果が高いことが特徴です。 ○フッ素の効果 ・歯の再石灰化を促進 私たちの歯は、飲食によって酸の影響を受けると、カルシウムやリンが溶け出す『脱灰(だっかい)』が起こります。 フッ素は、唾液中のミネラルとともに歯に取り込まれ、再石灰化を促進し、歯を強くします。 ・エナメル質を強化 フッ素が歯の表面に取り込まれることで、エナメル質が酸に対して強くなり、虫歯になりにくい状態をつくります。 特に、子どもの成長期の歯にフッ素を取り込むことで、より丈夫な歯がつくられます! ・虫歯菌の活動を抑制 虫歯の原因となるミュータンス菌は、糖を分解して酸を作り出し、歯を溶かします。 フッ素は、このミュータンス菌の働きを弱め、酸の生成を抑える効果があります。 ○歯科医院でのフッ素塗布のメリット 1. 高濃度のフッ素を使用できる 市販の歯磨き粉に含まれるフッ素濃度は、厚生労働省の基準で最大1500ppmまでとされています。 一方、歯科医院でのフッ素塗布では、9000ppm程度の高濃度フッ素を使用するため、より高い予防効果が期待できます。 2. 歯の表面全体にムラなく塗布できる 自宅での歯磨きでは、フッ素を十分に歯に行き渡らせるのが難しいことがあります。 しかし歯科医院では、歯科医師や歯科衛生士が専門的な技術でフッ素を均一に塗布することができます。 3. 定期的なチェックと予防ケアができる フッ素塗布は、3~6ヶ月に1回の頻度で受けるのが理想的です。 定期的に歯科医院に来院することで、虫歯の早期発見や、適切なブラッシング指導を受けることができ、総合的な口腔ケアにもつながります! ⚠︎フッ素塗布後の注意事項 ・口に溜まった唾液は吐き出して下さい。 ・塗布後30分間は飲食、うがいは控えて下さい。 ・フッ素塗布は単に1回受けても効果は得られません。年2回以上定期的に継続して受ける必要があります。 ○家庭でのフッ素の活用法 1. フッ素配合の歯磨き粉を使用する フッ素入り歯磨き粉を毎日使うことで、歯を強化できます。 特に、1000~1500ppmのフッ素が含まれているものを選び、しっかりブラッシングすることが大切です。 2. フッ素洗口液を取り入れる フッ素洗口液は、歯磨き後にうがいをすることで、フッ素を歯に留めることができます。 特に、虫歯リスクの高いお子さんや、矯正治療中の方にはおすすめです。 3. フッ素を含む食べ物を摂取する お茶や魚介類にはフッ素が含まれており、普段の食事からもフッ素を取り入れることができます。 ただし、食品からの摂取だけでは十分ではないため、歯磨き粉やフッ素塗布と併用することが重要です。 ☆フッ素は定期的に使用することで歯を丈夫にする事ができますが、あくまで歯を丈夫にする事が目的です。 虫歯にならない為に、定期検診を受け、日々の食生活やブラッシングで歯を守る習慣を付けましょう! 歯科衛生士 池田 谷村歯科医院 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ:https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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歯肉が下がる原因
こんにちは^_^ 今回は『歯肉が下がる原因』についてお話しします♪ みなさんはなぜ歯肉が下がるのか知っていますか?? 歯肉が下がる要因は主に7つあります。 ○歯周病 歯周病菌が歯茎を炎症させ、歯を支える骨を溶かすことで引き起こされます。 〈歯周病による歯肉退縮の原因〉 ・歯周病菌が歯と歯ぐきの間に存在し、毒素や酵素を放出する ・歯周病菌が歯周ポケット(歯と歯ぐきの隙間)に侵入する ・歯周ポケットが深くなる ・歯周病菌が歯茎を炎症させる ・歯を支える骨が溶かされる ・骨を覆っている歯茎が退縮する ○加齢 顎の骨が吸収されることや、歯茎や歯が消耗していくことが原因で歯肉退縮します。 〈加齢による歯肉退縮の原因〉 ・加齢による噛む力の衰えや顎への刺激の減少 ・歯周病による歯茎や顎の骨の破壊 ・歯ぎしりや歯並びの悪さによる歯茎への負担 ・喫煙による歯肉への血流の減少 ・過度な力によるブラッシング ○歯磨きが不十分または過度 歯磨きを強くしすぎると、歯茎が傷つき下がる「歯肉退縮」を引き起こす可能性があります。 歯茎はデリケートな組織のため、過度なブラッシング(オーバーブラッシング)によってダメージを受けます。 〈歯肉退縮の原因〉 歯茎をゴシゴシと強く磨く、歯の根元を磨きすぎ、 同じ箇所ばかり磨く。 ○歯ぎしりや食いしばり 〈原因〉 ・歯ぎしりや食いしばりで歯に過度な圧力がかかり、歯茎に負担がかかる ・歯ぎしりや食いしばりで歯が損傷すると、周囲の歯周組織(歯肉や支える骨組織)も影響を受ける ・無意識に歯ぎしりや食いしばりをしていると、歯や顎の骨に大きな負担がかかってくることで、骨が下がり、歯茎が後退する ○噛み合わせや不正咬合 〈原因〉 ・噛み合わせが悪いと、歯や歯茎に負担がかかりやすくなる ・噛み合わせが悪いと、歯と歯を支える骨に過度な負担がかかる ・噛み合わせが悪いと、物を噛んだ際に発生する力が均等に分散されず、一定の歯や歯茎に負担をかけてしまう ・咬合性外傷(こうごうせいがいしょう)では、過度な力が歯周組織を圧迫し、歯茎が徐々に下がる ○喫煙 タバコに含まれるニコチンや一酸化炭素が歯茎の血行を悪化させ、歯周病を進行させます。 〈原因〉 ・歯茎の血行が悪くなることで、歯茎への酸素や栄養が行き届かなくなる ・歯周病菌と戦う白血球の数も減る ・歯周病菌によってダメージを受けた歯肉と骨の修復が働かなくなる ・歯茎の繊維化が進むことで、毛細血管が少なくなり、供給される白血球の量も少なくなる ○矯正 歯槽骨が吸収されたり、歯茎の炎症が起きたりすることが原因です。 〈原因〉 ・歯槽骨が薄い部分や歯並びが乱れている部分の歯に強い力を加える ・非抜歯矯正で歯を外側に移動させる ・歯周病に罹患している ・歯茎や歯の周囲に食べ物のカスが溜まりやすい ・歯垢や歯石がたまりやすい このように歯肉が下がる原因はいくつもあります。 歯肉退縮を予防するには、歯みがきやフロスなどの口腔ケアを正しく行うこと(セルフケア)や歯医者での定期検診、健康的な生活習慣を心がけることが大切になります! 歯肉退縮は予防が可能です⭕️ 自分の歯肉の健康を守るために、日々のケアを大切にしましょう! 歯科衛生士 楠 谷村歯科医院 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ:https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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テレビ朝日の『林修の今知りたいでしょ!』の撮影協力をしました
2月6日(木)に放送された、テレビ朝日の『林修の今知りたいでしょ!』で歯科に関しての監修と技術指導を行いました。 当院にて再現ドラマの撮影を行い、出演された役者さんに技術指導を行いました。 詳しくはこちら
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『林修の今知りたいでしょ!』の撮影協力をしました
2025年1月27日に、テレビ朝日系列の情報番組『林修の今知りたいでしょ!』の番組制作スタッフから撮影協力の依頼を受けて、内容がとても有益だったっため協力することにしました。 診療終了後に番組スタッフが来院して撮影がスタートしました 今回の撮影協力の話が舞い込んだのは、1月中旬のことでした。 番組スタッフの方から今回はスペシャル版で、「冬に注意すべき大病」をテーマにした特集で歯科医院での取材協力をお願いしたいという問い合わせをいただきました。 虫歯の治療について指導して撮影をしました 実は当院には各種メディアから毎月のように撮影協力の依頼が来ていますが、診療の妨げになったり私の理念と合わない場合があってほとんどお断りしております。 しかし今回は、番組の趣旨やテーマに共感したこと、そして何より地域の皆様の健康に貢献できる機会になるのではないかと考え、撮影協力をお受けすることにしました。 撮影された内容については、番組サイドの意向もあり放送前にお伝えすることができませんでしたが、2月6日(木)の放送では、「名医が警鐘 冬に注意 心疾患、脳卒中、肺炎…大病のサイン2時間SP」と題して、冬に注意すべき様々な病気とそのサインについての解説になります。 今回の撮影は『狭心症のサイン』についての内容になります。 番組ではまず最初に左の歯が痛くなったので歯科医院を受診して虫歯の治療をしました。 治療が終わって虫歯は治ったにも関わらず歯がまた痛くなってさらに頭も痛くなり、これはおかしいと思い病院で全身の検査をしたら、実は狭心症だったという内容です。 心臓自体が痛みを感じることはないのですが、心臓の血管が詰まってしまうと脳が勘違いして左側の歯や肩や頭が痛いと錯覚してしまうとのことです。 歯科医師の立ち振舞いや説明内容、実際の虫歯治療について細かく指導をさせていただきました 番組で取り上げられたこれらの病気は、早期発見・早期治療が非常に重要です。 今回の番組を通して視聴者の皆さまがご自身の健康状態を改めて見つめ直し、予防意識を高めるきっかけになれば幸いです。 当院では、これからも地域の皆さまの健康をサポートするため、様々な活動に取り組んでまいります。 今回の撮影協力もその一環ですが、これからも皆さまの健康な生活に貢献できるようにスタッフ一同、より一層精進してまいります。 谷村歯科医院 ネット予約:https://plus.dentamap.jp/apl/netuser/?id=3419 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ:https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7 var css = document.createElement('link'); css.rel = 'stylesheet'; css.href = 'https://www.cranehill.net/websup_blog/css/websupblogjs.css'; css.type = 'text/css'; var head = document.getElementsByTagName('head')[0]; head.appendChild(css);