お知らせ
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次回の口腔外科外来は12月16日(土)です
毎月、大学病院の専門医による 『口腔外科外来』 を行なっております。 親知らずや口の中のでき物や違和感、あごの痛みや引っかかり(顎関節症)等でお悩みの方はご相談ください。 次回は12月16日(土)です。 ※口腔外科外来受診前に各種検査とご説明のため、事前に1度ご来院していただく必要があります。 (初診として口腔外科外来の予約は不可です。また、初診時に口腔外科外来の受診が必要かどうか判断いたします) ※口腔外科外来は完全予約制になります。 ※口腔外科外来でできる診査や処置には限界があります。診療所レベルでの範囲を超えると判断した場合には、大学病院の口腔外科または専門外来を紹介させていただきます。 詳しくはこちら
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歯科コラム更新しました
歯科コラムを更新しました。今回のテーマは、”口腔がんの原因とは!?”です。 詳しくはこちら
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カリエスのリスクについて
今回は『カリエス(虫歯)のリスクについて』について説明します。 どういった人がカリエスになりやすいか知っていますか? どうなったらカリエスになってしまうのか考えてみましょう🥸 ○口で呼吸している 口呼吸をすると、口腔内が乾燥し唾液の作用である自浄作用が発揮されず、プラーク(歯垢)が歯に留まってしまい、カリエスのリスクが高くなります。 ○日常的に服用している薬がある 常用している薬の副作用で唾液の量が減り、口の中が乾燥してしまうことがあります。 ○プラーク(歯垢)が取りきれていない 歯磨きをどんだけ頑張っていても、プラークが取りきれていなければ虫歯になってしまいます。 ○歯並びが悪い 歯並びがガタガタで重なってる部分が多いと歯ブラシが届きにくく、プラークが溜まってしまい虫歯の原因になってしまいます。 ○治療済みの歯が多い 過去に治療したところがあると、歯と詰め物や冠せ物の細かい隙間が時間の経過とともにできてしまい、そこにプラークがついていることが多いです。 ○歯ブラシでしか磨いていない 歯ブラシで磨くだけではどんなに頑張って磨いても全体の6割程度しかプラークを落とせていません。そのため、補助具を使うようにしましょう✨ 【カリエスになりやすい飲み物や間食の取り方】 スポーツドリンクを飲むことがあると思いますが、酸性の飲み物=pHが低い飲み物を飲むと歯が溶けやすく虫歯になりやすいので注意してください。 スポーツドリンクを長時間多く飲むことはお勧めしません。 水分補給にはジュースやスポーツドリンクではなく、緑茶や水を中心に飲むのをおすすめします。 ○炭酸飲料 炭酸飲料は、炭酸と糖分、その他果汁や栄養素などが含まれた飲料です。 100mlあたりに約10g前後の糖質が含まれており、「ゼロカロリー」「糖質ゼロ」とうたっている商品でもスティックシュガー1本程度の糖質は含まれているといわれています。 ○乳酸菌飲料 乳酸菌飲料は炭酸飲料よりも糖質が多く含まれ、100mlに約16g程度の糖質が甘味として加えられているとされています。 虫歯になりやすい飲み物のため、虫歯になりやすい方は摂取量や摂取頻度、タイミングに注意しましょう。 ○スポーツ飲料 スポーツ飲料は500mlあたりに約20g以上の糖質が含まれているといわれています。 100mlにすると約4gほどですが、スティックシュガー1本が約3g弱ですから、わずか100mlを摂取してもスティックシュガー1本分の砂糖は口にしていることになります。 ○果汁100%ジュース 果汁100%ジュースは、果物に含まれる果汁を使用した飲料です。 果汁には「果糖」と呼ばれる糖分の一種が含まれており、100mlあたりの糖質は約10〜15gとされています。スティックシュガーにすると3本分以上もの糖分が含まれています。 また食事をするごとに口の中のpHが酸性になり、酸性の時間が長いと歯が溶け出します。 しかし唾液の中のpHを中性に戻す作用により防がれています👍 ただ食べ物をダラダラ食べることや回数が増えることにより中性になかなか戻せなくなり、虫歯になりやすくなります。 少し意識することでカリエスになるリスクを減らすことができます! 飲食をする際は間隔あけて取るようにしてみてくださいね! 歯科衛生士 楠
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骨粗しょう症のお薬
こんにちは、歯科医師の鈴木です。 今回は『骨粗しょう症のお薬』についてお話し致します。 骨粗しょう症とは骨強度の低下から骨折する危険が大きい状態で、WHO(世界保健機関)では、 「骨粗しょう症は低骨量と骨組織の微細構造の異常を特徴とし、骨の脆弱性が増大し、骨折の危険性が増大する疾患である」 と決めています。 難しい言葉ですが、骨密度が低下して、骨が弱くなってしまっている状態ですね。 日本でも、とてもこの骨粗鬆症の病気は年々増えています。 ですから、病院に行ったらお薬をもらうこともあると思いまして、ご説明致します。 骨粗鬆症になる原因は様々で遺伝的要因だったり、生活習慣、閉経、加齢など様々な理由があります。 お薬をもらうきっかけは様々で、骨折をきっかけに長期間服用したりすることはあるようです。 歯科医院では、「いつからどんな期間このお薬を飲んでいますか?」と聞きます。 では次にどうしてこのお薬と歯科の治療が重要に関係しているのかを説明致します。 ビスホスホネート製剤は、骨を作ろうとする破骨細胞を活性化しないようにすることで、骨吸収を抑制して、骨粗鬆症やがんの骨転移の治療に広く用いられています。 また、新たな治療薬として抗RANKL抗体(デスマノブ)も使われるようになりました。 以下種類を書いています。 この表は青い文字で書かれているのが患者さんとして理解できますので、この青い文字のお薬が病院で処方され服用していることがございましたら、担当医に教えて下さい。 これらの薬を飲んでいると、抜歯を機会にして、顎の骨が溶けてしまうという顎骨壊死を引き起こす危険性があるのです。 これらのお薬を飲んでいる方には、それを処方している病院のお医者さんに対診としてお手紙をお書きして、歯科治療とお薬をこれからどうやって付き合っていくのかを医師と相談いたいますので、どうぞご安心下さい。 では、どうやって抜歯が必要とする方がもし骨粗鬆症であったらどうしたらいいのかを考えていきます。 これまでに多くの検討や解析が行われていますが、顎骨壊死発症の予防についてはいまだに統一の見解はなく、患者様それぞれで医師と歯科医師が協力して考えていきます。 実は日本の多くの病院からの報告があり、抜歯する際、このお薬を止めた場合と、止めないでいた場合では、その後の顎骨壊死が発生する率に差はありませんでした。 今後、多くの臨床データの報告があるので、年々このお薬の歯科医院での取り扱い方法は変わってくると思います。 また、新しいデータが出ましたら、私もこのブログでご報告致しますので、またお読みいただけたら幸いでございます。 歯科医師 鈴木孝美
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次回の口腔外科外来は11月18日(土)です
毎月、大学病院の専門医による 『口腔外科外来』 を行なっております。 親知らずや口の中のでき物や違和感、あごの痛みや引っかかり(顎関節症)等でお悩みの方はご相談ください。 次回は11月18日(土)です。 ※口腔外科外来受診前に各種検査とご説明のため、事前に1度ご来院していただく必要があります。 (初診として口腔外科外来の予約は不可です。また、初診時に口腔外科外来の受診が必要かどうか判断いたします) ※口腔外科外来は完全予約制になります。 ※口腔外科外来でできる診査や処置には限界があります。診療所レベルでの範囲を超えると判断した場合には、大学病院の口腔外科または専門外来を紹介させていただきます。 詳しくはこちら
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歯科コラム更新しました
歯科コラムを更新しました。今回のテーマは、”女性と歯周病の関係”です。 詳しくはこちら
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歯周病を予防するブラッシング方法🪥
みなさん、こんにちは(˶' ᵕ ' ˶) 今回は歯周病を予防するブラッシング方法についてお話します! 歯周病を予防するには、歯垢(プラーク)を減らす『プラークコントロール』が必要となります☺️ プラークコントロールには自宅でのセルフケアと歯科医院でのプロフェッショナルケアがあり、どちらも大切です😌 つまり歯科医院でどれだけ歯垢を除去しても、自宅でしっかりブラッシングしなければ、歯周病は予防できません! それではどんな歯磨きがいいのか詳しく説明していきます🦷🪥✨ ~歯磨きの回数~ 歯磨きは何回すればよいのか🤔気になる方も多いと思います。 ですが、重要なのは磨く回数ではなく、歯周病予防のための歯磨きは、歯垢を落とすことが大切です! 回数が多くても磨き残しが多くては意味がありません。 歯磨きが苦手な方や歯並びが悪くて歯垢が溜まりやすい方は、1日1回でも良いので1本1本の歯を意識しながら、丁寧に歯磨きをしましょう! ~歯磨きをするタイミング~ 歯周病菌は口の中に残った食べかすをエサにして増えていくため、食後の歯磨きが良いです👍 ただし、食後すぐに歯磨きをするより、食後30分~1時間後が良いとされています。 これは、食後はお口の中が酸性に傾いており、その状態で歯を磨くと歯が削れやすいためです。 また、寝ている間は唾液の分泌が減少し、歯周病になりやすい状態です🥹そのため、就寝前は丁寧に歯磨きをしていきましょう! ~正しい磨き方~ 1️⃣歯の表面を磨くとき 歯の表面は、歯ブラシを歯に対して直角に当てて小刻みに動かして磨きましょう! 2️⃣歯と歯の間を磨くとき 歯と歯の間は、歯ブラシを横にして磨き続けるだけではなく、縦にして動かすことで磨き残しが少なくなります。 歯と歯の間は磨きにくい部分なので、デンタルフロスや歯間ブラシなどを併用しましょう! 3️⃣歯と歯茎の境目(歯周ポケット)を磨くとき 歯と歯茎の間(歯周ポケット)に対して歯ブラシを斜め45度にし、毛先を軽く入り込ませるように磨きます。 丁寧に優しく磨くのがポイントです。力が強すぎると歯茎が下がる原因となってしまうので注意しましょう! ~歯ブラシのヘッド~ 歯ブラシのヘッドは大きいと早く磨けますが、歯ブラシが届きにくい部分が増えるため磨き残しが多くなってしまいます…! お口の中をすみずみまで磨くためには、小さいヘッドの歯ブラシをおすすめします☺️ ~歯ブラシの持ち手~ 歯ブラシの柄の部分は、実際に持ってみて余計な力が入らず、手にフィットするものを選ぶと力をかけずに歯磨きができます☺️ ~歯ブラシの毛先~ 歯ブラシの毛先が平らなものは、効率よく歯磨きができます! 歯並びが悪い方は、ブラシが届きにくい部分が多くなるので、毛先が細くなっているタイプを選ぶと良いでしょう☺️ ~歯ブラシの硬さ~ 歯ブラシの毛の硬さには「硬め」「ふつう(レギュラー)」「やわらかめ」があります。 特に歯や歯茎に問題がなければ、「ふつう」を選んでよいでしょう! 歯茎に炎症が起きている場合は「やわらかめ」を選ぶことで、歯茎への刺激をやわらげることができます☺️ ~最後に~ 歯周病予防は、歯垢を落とす歯磨きが重要です! 毎日歯磨きをしていても、間違った方法だったり、市販の合わない歯ブラシを使ったりしていては、歯周病を予防できません😱 また、定期的にメンテナンスを受けることで、磨き残しやブラッシングの癖が把握できます。 それをもとに正しいブラッシングを身に付け、歯周病予防へと繋げていきましょう😃 歯科衛生士 信国
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歯ぎしり・食いしばりから歯を守るマウスピース
みなさんこんにちは(*´˘`*) 10月に入りだんだん肌寒くなり、少しずつ秋の訪れを感じますね🍂 日中と夜の寒暖差が激しいので身体が冷えないように体調管理に気をつけてくださいね! 今回は夜寝ている間の歯ぎしり、食いしばり、顎の痛みが気になる方におすすめしたい「マウスピース(ナイトガード)」についてお話しします。 朝起きた時に顎が疲れている、少し集中したあとに歯が痛い、虫歯ではないのに歯が痛むなど、ありませんか?そんな時は「歯ぎしり、食いしばり」を疑いましょう( ; ; ) 歯ぎしりや食いしばりは、放置していると歯が欠けたり顎の病気になったりと影響が大きい動作と言われています。なんと人間の噛む力は最大で100キロと言われています! それほど歯には日々負担がかかっているんです😢💧 しかし、ほとんどの人は気づかないうちに歯ぎしり、食いしばりをしていると言われています! そこで有効とされているのが、寝てる間に口にはめるマウスピース(ナイトガード)です! ここでは寝る時のマウスピースが有効な理由とマウスピースのメリットとデメリットをお話しします! ○マウスピース(ナイトガード)が有効な理由 【寝ている間の歯ぎしり、食いしばりから歯を守る🦷】 歯ぎしりや食いしばりをする方は、寝ている時にマウスピース(ナイトガード)を装着することで症状が軽減されます。 歯ぎしりや食いしばりは、ストレスなどが原因で強く歯と歯をすり合わせたり噛み合わせたりすることです。 非常に強い力が歯や顎にかかるため、さまざまな不快症状を引き起こすと言われています。 まず強い力から歯や顎を守らなくてはなりません! そこで活躍するのがマウスピース(ナイトガード)です。特に意識がない寝ている間の歯ぎしりや食いしばりから歯や顎を守ることができます。 ○マウスピース(ナイトガード)のメリット💫 →歯のすり減り防止 マウスピース(ナイトガード)を歯に装着することによって歯ぎしりや食いしばりによる歯のすり減りを防止することができます! マウスピース(ナイトガード)をしていれば、本来、歯が削れていくところを身代わりになってくれます。 →歯ぎしりの力を分散してくれる 歯ぎしりはどうしても食いしばりやすい奥歯に集中するので、マウスピース(ナイトガード)をはめるとその力を歯列全体に分散することができます! 1本の歯にかかる負担を和らげることができるので、歯が折れたり欠けたりする可能性が少なくなります。 虫歯治療の詰め物なども歯ぎしりが原因で欠けたり取れたりするので、その防止にも役立ちます! →顎関節の負担から守る 強い力で噛みしめると顎にも悪影響がでます。 噛みしめている時は顎にも力が入っている状態なんです( ; ; ) そのままにして過ごしていると、顎関節に圧力がかかり歪んだりすることがあります。 その結果、口が思うように開けられなくなったり、口の開閉時に痛みがでたり、「ガクンッ」といった大きな音がなるようになります。 ○マウスピース(ナイトガード)のデメリット💧 →装着時の違和感 マウスピース(ナイトガード)の装着時には違和感がある方が多いです( ; ; )さらに寝る時につけるので、口の中の違和感から眠りにくくなったという方もいらっしゃいます。 最初はつらいと感じるかもしれませんが付けていると慣れてくると思います。もし痛いなどありましたらいつでも調整するのでお気軽にお声がけください^_^ 当院では、マウスピース(ナイトガード)の作製は保険で行っております。スポーツ用のマウスピースは自費となります。 わからないことがあればぜひお気軽にお声がけください🎶 歯科衛生士 辻村
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次回の口腔外科外来は10月28日(土)です
毎月、大学病院の専門医による 『口腔外科外来』 を行なっております。 親知らずや口の中のでき物や違和感、あごの痛みや引っかかり(顎関節症)等でお悩みの方はご相談ください。 次回は10月28日(土)です。 ※口腔外科外来受診前に各種検査とご説明のため、事前に1度ご来院していただく必要があります。 (初診として口腔外科外来の予約は不可です。また、初診時に口腔外科外来の受診が必要かどうか判断いたします) ※口腔外科外来は完全予約制になります。 ※口腔外科外来でできる診査や処置には限界があります。診療所レベルでの範囲を超えると判断した場合には、大学病院の口腔外科または専門外来を紹介させていただきます。 詳しくはこちら
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歯科コラム更新しました
歯科コラムを更新しました。今回のテーマは、”からだを守る唾液の力”です。 詳しくはこちら