お知らせ
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『歯』にまつわる情報について
歯は全部で何本あるか知っていますか?歯があるのが当たり前になっていて、あまり気にしている方は少ないと思います。そこで歯について考えてみましょう! まず乳歯は20本、永久歯は(親知らずを含む)32本あります。 乳歯は永久歯と比べて小さく、エナメル質は薄く弱い為、むし歯になると急速に進行して神経まで達するような痛みを伴うむし歯になりがちです。 まずは下の前歯が生えてきたらガーゼなどでお手入れを始めます。 さらに上の歯が生えてきたら、一日一回は歯みがきが必要です。 さらに生え始めたばかりの歯(乳歯と永久歯)は菌に弱いため、虫歯になりやすく進行も早いです。 特に混合歯列期(乳歯と永久歯が混ざっている時)は歯ブラシで磨きにくい為、親御さんが仕上げ磨きをしてあげるといいですね♪ さらに細かく見ていくと、歯の中の構造は『エナメル質』・『象牙質』・『セメント質』・『歯髄』『歯肉』・『歯槽骨』・『歯根膜』からできています。 歯が口の中に露出している部分を『歯冠』、歯冠より下の部分を『歯根』といいます。 『エナメル質』歯冠部の表面を被っている人間の身体組織の中で最も硬い組織です。 でも、酸に簡単に溶けてしまうはという弱点があります。 『象牙質』エナメル質、セメント質の内側にあり、歯冠部から歯根部までの歯を形づくる組織です。 エナメル質よりも柔らかく、酸に溶けやすい組織です。 象牙質には象牙細管という細い管が通っていて、管の中は組織液で満たされています。 『セメント質』歯根部表面を被っている組織で、歯根膜によって歯槽骨と結合しています。 『歯髄』一般に神経と呼ばれる組織で、神経線維のほかに血管やリンパ管などが通っています。象牙質に栄養を補給しています。 『歯肉』歯肉(歯ぐき)は、歯根を取り囲んでいます。歯肉はとても軟らかい組織であり、ちょっとした刺激で傷ついて出血したりします。 『歯槽骨』歯肉に包まれて歯を支えているのが歯槽骨(顎の骨)です。歯は歯槽骨のくぼみにしっかりと根を下ろして、物を噛む時などに加わる強い力に耐えています。 『歯根膜』歯根膜は歯周靭帯とも言われ、歯と歯槽骨の間をつなぎ、まるでクッションのように歯にかかった圧力を吸収・緩和しています。 また極端に固いものを噛んだ時に痛いと感じるのは、この歯根膜が圧力センサーの働きをしているからです。 歯は食べ物を噛み砕いて食感を楽しんだり、会話をする上での発音を助けたり、顔の形を整えてくれたりなど、役割があるので、1本1本大事にしましょう♪ ○8020運動 『8020運動』とは、日本歯科医師会が推進している「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動です。 20本以上の歯があれば、食生活にほぼ満足することができると言われています。 そのため、「生涯、自分の歯で食べる楽しみを味わえるように」との願いを込めてこの運動が始まりました。 食事は生活の中でもとても大切な事なので、年齢を重ねてもしっかり噛めて、味わえるように歯を大切にしていきましょう! その為には定期検診やセルフケア(お家でのケア)が大切です。 定期検診では、虫歯の早期発見、早期治療や歯周病の予防、歯垢、歯石除去などができる為、虫歯や歯周病が悪化する前に発見できます。そのため、最悪抜歯になるリスクを減らすことができます!! しかし歯科医院には毎日通うことはできないため、セルフケアが特に大切になってきます。 鏡を見ながら1本1本しっかり歯ブラシを当てて磨けるといいですね♪ 朝起きる時に細菌が一番増加するので、寝る前の歯磨きを丁寧にしっかり磨くのがおすすめです^ - ^ぜひやってみてくださいね! 谷村歯科医院ネット予約はこちらから〒157-0072東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階TEL:03-3789-8241URL:https://tanimurashika.jp/Googleマップ:https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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【院内紹介】診療室に岡本太郎の絵画『哄笑(こうしょう)』を展示しました!アートで明るい医療空間へ
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村 将光です。 この度、ご縁があって日本を代表する芸術家・岡本 太郎(おかもと たろう)の絵画が手に入りましたので、ご来院される患者さまにもご覧いただけるよう、当院の診療室に展示することにいたしました。 歯科医院の診療室というと、「緊張する」「無機質で怖い」というイメージを持たれる方も多いかと思いますが、このように色彩豊かで生命力にあふれるアート作品を飾ることで、少しでも院内が明るく温かみのある空間になればと考えております。 『太陽の塔』や渋谷駅の巨大壁画を手がけた岡本太郎 「芸術は爆発だ!」という有名な言葉でも知られる岡本太郎ですが、お若い世代の方の中には、どんな作品を作った人なのかご存知ない方もいらっしゃるかもしれません。 彼の最も有名な代表作といえば、今から50年以上前(1970年)に開催された日本万国博覧会(大阪万博)のシンボルとして建てられた、あの巨大な『太陽の塔』です。 また、私たち東京都民にとって非常に身近なところでは、渋谷駅の京王井の頭線のホームからJR線側へと伸びている連絡通路(コンコース)の壁面に、縦5.5メートル・横30メートルにも及ぶとても大きな絵画(壁画)が展示してありますが、実はあれも岡本太郎の作品(タイトル:『明日の神話』)です。 あの渋谷駅の巨大な絵には、実は驚くような数奇な歴史があります。 もともとは大阪万博と同じ時期(1960年代後半)に、メキシコに新しく建設される予定だった高級ホテルのロビーに飾るために制作されたものだったそうです。ところが、絵は完成したものの、なんと依頼主のホテルが開業前に倒産してしまい、その後30年以上もの間、あの巨大な絵画の行方が分からなくなっていたというから驚きです。(後にメキシコ郊外の資材置き場で奇跡的に発見され、日本へ運ばれて修復されたのち、現在の渋谷駅に恒久展示されることになりました)。 1972年の名作『哄笑(こうしょう)』を診療室に展示 今回当院の診療室に展示したこちらの絵のタイトルは、『哄笑(こうしょう/英語タイトル:Cachinnation)』といいます。 「哄笑」とは、大声で高らかに笑うこと、お腹の底から豪快に笑うことを意味する言葉です。燃えるような赤や鮮やかな黄色、力強い白と黒のコントラストが、見ているこちらにまでポジティブなエネルギーを与えてくれるような迫力があります。 患者さまにも作品の詳細がすぐ分かるよう、額の横の壁には美術館のように「岡本 太郎/哄笑/1972年 リトグラフ」と刻印したゴールドのプレートを設置してみました。 こちらの作品は1972年に制作された版画(リトグラフ/セリグラフ)のため、世の中に同じ図柄のものが300部存在するのですが(エディションナンバー「3/300」と記されており、300枚刷られたうちの3枚目という非常に若い番号です)、今から50年も前の作品にしては退色や傷みも全くなく、驚くほど保存状態が良好でした。作品の右下には「T. Okamoto」の直筆サインもしっかりと入っています。 診察台のすぐ近くの壁に飾ってありますので、当院にご来院された際は、治療の前後にぜひ間近でご覧になってみてくださいね! 谷村歯科医院ネット予約はこちらから〒157-0072東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階TEL:03-3789-8241URL:https://tanimurashika.jp/Googleマップ:https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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シーラントで虫歯を予防しよう!
みなさんこんにちは( ¨̮ ) お子さまの歯磨きで、「仕上げ磨きをあまりさせてくれない」また、「奥歯までしっかりと磨けているか心配」というお悩みはありませんか?歯は唾液の中のカルシウムなどを吸収して徐々に強くなっていきます。しかし、生えたばかりの歯の表面は未完成で弱いため虫歯の進行も早いので、積極的に予防をすることが必要です!そこで虫歯予防の1つにシーラントという方法があります。今日はそのシーラントについて詳しく説明をしていきます! 【シーラントとは】小窩裂溝填塞(しょうかれっこうてんそく)と呼ばれることもある、虫歯の予防方法のことです!フッ素が配合された歯科用樹脂素材(レジン)でコーティングすることで歯を虫歯から守るというものです。 適応歯は、萌出後間もない健全な乳臼歯や永久歯が対象になります。乳歯や生えたばかりの永久歯は、エナメル質が若いため表面の気孔が多く開いています。また石灰化が不完全のため、特に6歳臼歯と呼ばれる奥歯は噛み合わせの力が強く働くので、しっかり虫歯予防をしなければ永久歯が生えそろう前に虫歯になってしまう可能性があります。 そして6歳臼歯をはじめとした奥歯は咬合面(咬む面)の溝が複雑な形状をしているため、普段の歯磨きだけではなかなか汚れが落としきれないことがあり、シーラントによる虫歯予防ではこの溝を埋めるために溝に食べカスやプラーク入り込んでしまうことがなく、また歯磨きもしやすくなるため、効果的に虫歯予防ができるようになるのです。 【シーラントの流れ】では実際にシーラントをどのように塗布するのか、治療の流れを説明いたします。 ①最初に歯の溝の部分の汚れを取り除きます。 歯の溝には食べかすのほか、ベッタリとついた歯垢が入り込んでいるため、専用のブラシでしっかりと取り除きます。 ②歯を乾燥させてシーラントの前処理の薬剤を塗布し、数秒置いてから水で洗って乾燥させます。 次に歯の表面と溝の中の水分を取り除き、シーラントがしっかりとくっつくような下処理剤を塗布します。(この操作は行わない場合があります) ③歯の溝にシーラントを塗ります。 歯の溝の中がきれいになったらシーラントを細いノズルを使用して、隙間ができないように、また多すぎないように慎重に塗布していきます。 足りないところがあるのはだめですが、多すぎて他の表面に溢れてしまうと噛んだ時にそこだけ当たってかみ合わせがおかしくなてしまいます。 そのため、シーラントの塗布は慎重に、またどうしても溢れてしまった場合は固まる前にしっかりと拭き取ります。 ④光を当ててシーラントを硬化させます。 シーラントの液は、光を当てると固まるようにできています。(特定の波長の光に反応して、通常は青い光です) 液の塗布が終わったら、光重合器で照射してシーラントを固めます。 ⑤シーラントが正しく塗布できているかチェックをする。 光を当てたあとは、短針などを用いて、シーラントがしっかり固まっているかチェックをします。 この時に剥がれてしまったり、隙間がある場合は再度シーラントを塗布して光を照射します。 またシーラントを塗布する面積が大きすぎたり厚すぎた場合は、ていねいに削り落として調整します、 確認が終わったらシーラントの塗布は終了になります。 ★シーラントは歯を削らないため痛みがありません。小さなお子さまでも安心して処置ができます!そしてシーラントをした歯は、していない歯に比べると、4年以上で60%も虫歯予防効果があることも研究結果で分かっています! 【⚠︎︎注意点】・シーラントだけでは虫歯予防はできない! シーラントは虫歯予防にとても効果を発揮しますが、奥歯の溝だけが虫歯になりやすいという訳ではありません。歯と歯の間も虫歯になりやすい部位です。こちらは、シーラントでは予防できないため、しっかりした歯磨きが必要です!歯と歯の間は糸ようじやデンタルフロスなどを使い綺麗にしましょう。また、フッ素を併用するとより虫歯になりにくくなります。 ・シーラントは永久的ではない シーラントはむし歯治療の詰め物と比べると耐久性は少し劣ります。 歯ぎしりなどで取れてしまったり、時間が経つととれてしまうこともあります。そのため定期的に取れていないか、他に虫歯がないかを定期的に歯科医院で検診を行う必要があります。 【虫歯予防の1つフッ素との違い】虫歯のなりやすい箇所の一つである奥歯の歯の溝の予防に特化した予防方法がシーラントです。 それ以外の予防方法ではフッ素塗布なども有名ですが、フッ素塗布は歯全体の歯質強化が目的のため、シーラントとフッ素は違います。 【まとめ】 シーラントの最大のメリットは、虫歯になりにくくなるということです。 ですが、シーラントを行ったからといって、必ずしも虫歯にならないわけではありません。 シーラントをした後も毎日丁寧に歯磨きをしましょう!また、乳歯や生えたての歯への処置が最も有効ですが、大人の永久歯にも効果があります。大人でも歯の溝には虫歯が多く、歯の溝の奥に溜まった汚れは歯ブラシで除去しにくいところもあります。大人も子供もシーラントを上手に活用して、虫歯になりにくい健康な歯を手に入れましょう! 谷村歯科医院ネット予約はこちらから〒157-0072東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階TEL:03-3789-8241URL:https://tanimurashika.jp/Googleマップ:https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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歯並びはなぜ悪くなるのか?
歯並びはなぜ悪くなるのか? きれいに並んでいる歯並びはいいですよね。しかし歯並びはいろいろな影響できれいに並ばないことが多いです。 今回はどのような影響が歯並びに関係してくるのか、また歯並びが悪いとどのようなことが起きるのか説明をしていきます。◯歯並びは、歯の大きさ・あごの大きさが関係していますこれらには人種別に特徴があり、日本人はあごが小さい傾向があると言われています。 その他、成長過程での異常が原因になることもあります。無意識にやってしまった癖が、だんだん歯並びを悪くしていってしまった可能性があります。 例えば、指しゃぶりや舌の先が日常的に自然と上下の歯の間についている癖の事である舌突出癖(ぜつとっしゅつへき)、頬杖(ほおずえ)、口呼吸など子供の頃に癖づいた行動が歯並びに影響することがあります。 そのため、このような癖があるお子さんは保護者様が注意して改善するようにしましょう。 また、鼻がアレルギーなどでいつも詰まって口で呼吸している場合も唇を閉じる力が弱くなって前歯の歯並びが悪くなりやすいです。耳鼻咽喉科を受診して治療するようにしましょう。 現代人の食事は加工された柔らかい物が多く、そのため顎の発達が悪いと言われています。顎が小さいと歯が全部生え揃うスペースが無いため歯並びが悪くなってしまいます。 小さいうちから柔らかいものだけでなく、しっかりした食感の食べ物を取り入れるようにしましょう。 ◯歯並びが悪いとどのような事が起こるのでしょうか? 悪い歯並びは、歯や口腔内に悪影響なだけでなく、あなたの身体の不調に関係しているかもしれません。 ・虫歯になりやすくなる・将来歯が抜けてしまう可能性が高くなる・歯周病が進行しやすくなる・顎関節症になりやすくなる・親知らずや歯周病の影響を受けやすくなる他にも・歯や顎が動かしにくい・歯が欠けたり、擦れたりしやすい・食べ物が噛みにくい・すぐ歯にはさまる・頭痛や肩こりがひどい身体にこんな症状が出ていたらそれは歯並びや噛み合わせのせいかもしれません。 ◯悪い歯並びの症状例 次に悪い歯並びの種類について説明します。実にいろいろな種類の悪い歯並びがあります。・叢生(そうせい)歯が上下にデコボコだったり、となりの歯と重なっていたりする状態。『八重歯』や『乱ぐい歯』と呼ばれる。 ・上顎前突上の前歯が前の方に飛び出している状態。上のあご全体が突出していることもある。いわゆる『出っ歯』のこと。 ・下顎前突咬んだときに下の歯が上の歯よりも外側になっている状態。歯だけが傾いている場合や、下のあご全体が前に出ている場合がある。 ・開咬奥歯が咬み合っているときに前歯が開いている状態。前歯で物を咬み切りにくく、発音もしにくい可能性がある。 ・空隙歯列(くうげきしれつ)歯と歯の間にすき間がある状態。特に前歯の中心にすき間があると物が挟まりやすいだけでなくとても目立つ。 ・過蓋咬合(かがいこうごう)上下の歯を咬み合わせたときに上の歯が下の歯をほとんど見えないほど深く覆う状態。食べ物を細かく砕く、すりつぶすなどがしにくい咬み合わせ。 ・交叉咬合(こうさこうごう)左右のバランスが悪く、歯列の一部または半分ほどがずれてしまっている状態。顔がゆがんで見えることがある。 ・顎変形症一般的な歯を動かす矯正治療のみでは十分な咬み合わせにするのが難しい難症例。骨格的なものなので、あごの骨を削るなどの外科手術も併用する。(この場合の矯正治療は健康保険適応になる場合があります) ★歯並びが良くなると審美面や口腔内の健康はもちろん、身体全体の健康面でたくさんのメリットが得られます。現在、少しでも違和感や症状、不安がある方は矯正歯科または定期検診で行く歯科医院で相談してみましょう。 谷村歯科医院ネット予約はこちらから〒157-0072東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階TEL:03-3789-8241URL:https://tanimurashika.jp/Googleマップ:https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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俳句から読む江戸時代のむし歯事情
今回は皆さんが1番気にしてるであろう、『むし歯』のお話です。現代人を悩ませている『むし歯の悩み』って、今の時代だけなのでしょうか?歯の悩みはどんな時代にもあるようですよ〜🥲日本の“ わびさび ”を代表する俳句から、江戸時代の当時のむし歯事情を想像してみましょう! ●昔の人もむし歯になったのか?時代とともに、食生活や生活スタイルはずいぶんと変化しました。 ですが、はるか昔の生活を俳句から読み解いていくと、お口の健康に関する悩みは、今も昔も変わらずあったことがわかります。 それどころか、当時は今のように治療が進んでいなかったため、多くの人が歯を失ってしまうほど症状が悪化することが多かったようです。そんな『歯』に関連した俳句は、古くは江戸の時代からありました。 ●俳句の中のむし歯江戸時代を代表する2人の俳人も、実は私生活では、歯が痛くて悩んでいたそうです。 その痛みや苦しみさえも風情ある俳句にしてしまうなんてすごいですが、本人たちは大変だったでしょうね! 〜松尾芭蕉〜 江戸時代前期に活躍し、日本でその名を知らない人がいないほど有名な、松尾芭蕉。 旅をしながら、美しい自然を旅情たっぷりに詠んだ『奥の細道』が、代表作として知られていますよね。 『閑さや岩にしみ入る蝉の声』など、趣のあるわびさびを織り込んだ多くの俳句は、誰もが一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。 ですがそんな芭蕉も、歯の悩みを抱えていました。そのことがわかる俳句が、こちら。 「 結ぶより 早歯にひびく 泉かな 」 手に泉の水をすくうと、口へ運ぶより先に、水の冷たさが歯にしみるように感じる。(その他の解釈もあり) 「 衰へや 歯に喰いあてし 海苔の砂 」 芭蕉が海苔を頬張ったときに、混じっていた砂を噛んでしまい、ズキンと痛みを覚えたその瞬間に身の衰えを切実に感じた。 これらの句は芭蕉が四十代の頃の俳句とされていますので、加齢にともなって歯茎が弱まり、歯周病が加わっていたのではないか?と想像されます。 歯の状態から体の衰えを痛感し、嘆く気持ちを句で表現しながら旅をしていたのでしょうか? 〜小林一茶〜 むし歯に悩まされていたのは、芭蕉だけではありません。 「やせ蛙 負けるな一茶 これにあり」などの俳句を残した、江戸時代後期に活躍した小林一茶は、49歳のときには全ての歯が抜けてしまったようです。 65歳で亡くなったそうなので、晩年はずいぶんと不自由な生活だったことが想像されます。 「 歯が抜けて あなた頼むも あもなみだ 」 最後の歯を失って歯の大切さを悟り、「南無阿弥陀」の唱えようとするが、歯が無いため「なむあみだ」ではなく、「あもあみだ」となってしまう。 自虐的にも捉えられるユーモアと悲しさをまじえて、このような句を詠んでいます。 入れ歯はまだ広く普及していなかったようですから、その後の食生活を想像すると、晩年の苦労がうかがえますね! ●江戸時代の虫歯治療 江戸時代の抜歯方法 江戸時代の治療風景 江戸時代に国内で初めて製造された歯ブラシは、鯨ひげの柄に馬の毛を植毛したものでしたが、なかなか広まらず、歯ブラシが本格的に普及したのは大正時代になってからだそうです。また、江戸時代の人の骨を調べると、年齢を重ねたときに健康な歯を維持することが難しく、歯を失ってしまう人がとても多いことがわかるそうです。当時の口中医や入れ歯師と呼ばれる人たちによる治療は、薬の塗布や抜歯がメインだったようで、むし歯治療はまだまだ進んでいなかったというわけですから、それも納得です。現代でも有名な俳人が、当時むし歯で困っていたなんて、有名・無名にかかわらず、歯の悩みは万人共通だったのですね。 少し親近感さえ湧いてしまいますが、むし歯や歯周病を甘く見ると歯を失ってしまう怖さは、江戸の頃から変わらないことがわかりました。歯に令をつけた『齢』を『よわい』と訓み、人間の年や人生・生命を示しているのも、まさに人間の歯の変化が、その人の齢を表すことからきているのでしょう。ですが江戸時代とは異なり、今は歯の治療だけでなく、予防に力を注ぐこともできるようになりました。 ●まとめいかがでしたか?昔の人達はあんまり良い治療が受けられず随分と苦労したのがわかりましたね。現代社会はかなり医療が進んでむし歯を予防できるものや、虫歯になりにくくする材料がたくさんできました。皆さんも松尾芭蕉や小林一茶のようにお口の悩みを抱える前に、日々のメンテナンスを心がけて、気になることがあればぜひ早めに相談してくださいね! 谷村歯科医院ネット予約はこちらから〒157-0072東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階TEL:03-3789-8241URL:https://tanimurashika.jp/Googleマップ:https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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【活動報告】3年ぶりの「東京デンタルショー」へ!処理速度が劇的進化した最新CTと画期的な歯の型取り材料
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村 将光です。 少し前のことになりますが、10月に開催された国内最大級の歯科機材展示会『東京デンタルショー2022(TOKYO DENTAL SHOW)』に行ってまいりました。 この東京デンタルショーも、新型コロナウイルスの影響によってずっと開催が見送られており、今回が実に「3年ぶり」の現地開催となりました。 3年ぶりの東京ビッグサイトは歯科関係者で大盛況! 開催された10月下旬(10月22日・23日)は、ちょうど国内のコロナ感染者数が落ち着いていた時期だったこともあり、会場内はご覧の通りたくさんの人で埋め尽くされ、ものすごい熱気と賑わいを見せていました。 ちなみに、このデンタルショーは一般の方向けのイベントではなく、「歯科医師・歯科衛生士・歯科技工士などの歯科関係者」および「歯科関連学校の学生さん」のみが入場できる専門展示会となっています。つまり、この広い会場にいる大勢の人たちは、全員が歯科関係の仕事に携わっているプロか、未来の歯科医療を担う学生さんということになります。 やはり3年ぶりの開催ということもあり、最新の機材を直接見て触れようと大盛況でしたが、会場全体のブース規模としては以前よりもややコンパクトになっており、完全にコロナ禍前の規模に戻るにはまだもう少し時間がかかりそうだなという印象も受けました。 画像表示が劇的に速い!『ヨシダ』の最新式歯科用CT 会場を回る中で、まず私が足を運んだのは、いつもお世話になっている老舗歯科機械メーカー『ヨシダ(YOSHIDA)』の展示ブースです。 実は、私たち谷村歯科医院に設置している診療台(ユニット)やレントゲンなどの大型歯科機械は、信頼性とメンテナンス性の高さからすべてこの『ヨシダ』の製品を導入しています。 今回、ヨシダのブースで最新式の『歯科用3次元CT』の実機とモニターを確認したのですが、一番驚いたのが「撮影後に3D画像が処理されてモニターに出てくるまでのスピードが、劇的に速くなっていたこと」です! 現在当院で稼働しているCTでは、撮影を行ってからコンピュータが膨大なデータを3次元に画像処理し、診察室のモニター上に表示されるまでに「数分間」の待ち時間がかかります。そのため、外来の予約が混み合って忙しい時間帯などは、その場で画像が出そろうのを待つことができず、撮影したCT画像を患者さまと一緒に確認してご説明するのが「次回の診療時(後日)」になってしまうことが多くありました。 しかし、今回の最新モデルのスピードであれば、撮影してすぐその場で立体画像を確認できるため、患者さまをお待たせすることなく診断・ご説明ができ、診療時間の大幅な効率化にもつながるため非常に素晴らしい進化だと感じました。 学生時代からの常識を覆す!画期的な「歯の型取り」材料 そして今回の東京デンタルショーの中で、私がもう一つ非常に衝撃を受け驚いたのが、こちらの「新しい歯の型取り(印象採得)の材料」です。 虫歯治療などで歯を削ったあとは、詰め物やかぶせ物を作るために必ず「歯の型取り」を行います。 日本の歯科医院で保険診療の型取りを行う際、通常は『寒天(かんてん)』と『アルジネート』という2種類の異なる材料を組み合わせて使用します(専門的には「寒天・アルジネート連合印象」と呼びます)。 寒天(かんてん): いわゆるスーパーで売っている「食べる寒天」と同じような海藻由来の成分でできていますが、もちろん歯科医療用に作られた材料ですので食べることはできません。温めるとドロドロの液体になり、冷えると固まる性質があります。 アルジネート: 専用の粉と水を練り合わせると軟らかいペースト状になり、お口の中に入れて数分経つとゴムのように固まる、歯科の型取りで最もポピュラーな材料です。 従来の型取りでは、まず「専用のヒーターで温めて軟らかくした寒天」を注射器のような器具で削った歯の周りの細かい隙間に流し込み、その上からすぐさま「少し冷たい水で練ったアルジネート」をトレーに盛ってパッと被せるようにして、2つの材料を一体化させて型を取ります。 しかし、ここに従来の大きな弱点がありました。 つまり、「温かい寒天」と「冷たいアルジネート」という温度も性質もまったく違う2つの材料を重ねるため、お口から外す際に材料同士がパカッと剥がれて分離してしまったり、うまく接着せずに失敗してしまったりすることがあるのです。 もし分離してしまえば、精密な詰め物が作れないため最初からやり直しとなり、それが時間と労力の大きな無駄になっていました。何より、お口を大きく開けて何度も同じ型取りをやり直される患者さまご自身も、本当にうんざりしてしまいますよね。 ところが、今回展示されていたこの新しいシステムは、なんと「最初に削った歯の周りの精密なところを取る注射器の材料も、上から被せる材料と同じ『アルジネート』でできている」という画期的なものだったのです! 同じアルジネート同士が化学的にピタッと一体化して固まるため、温度差によって材料同士が分離してしまうリスクがほぼゼロになります。 「精密な型取りは、寒天とアルジネートを組み合わせるもの」というルールは、私が東京歯科大学の学生だった頃から何十年も当たり前の常識として決まっていましたので、この「オール・アルジネート」のシステムを目の当たりにした時は本当に衝撃的でした。 ただし、一見すると良いことずくめに思えるこの新しいシステムにも、従来の熱でトロトロになる寒天と比べると「歯ぐきの奥の極めて細い隙間などには材料が流れ込みにくく、細かい部分の型が取れないことがある」といった欠点(限界)もあります。 そのため、すべての治療をこれ一つに変えるのではなく、削った歯の形や部位など、患者さまのケースによって従来の方法と適切に使い分けていくのがベストだと考えています。 3年ぶりに訪れた東京デンタルショーでしたが、歯科医療の機材や材料が日々着実に進化していることを肌で感じることができました。これからも患者さまのご負担を少しでも減らし、より精密で快適な治療をご提供できるよう、優れた最新の機器や材料を積極的に取り入れてまいります! 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ: https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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【活動報告】3年ぶり3度目!カリフォルニア大学(UCSF)歯科用レーザー認定医試験の「試験官」を務めました
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村 将光です。 先日、私が日頃からお世話になっている歯科用レーザーや輸入歯科機器販売の会社が主催する『UCSF(カリフォルニア大学サンフランシスコ校)歯科用レーザー認定医講習会および認定医試験』が開催され、その「試験官(Examiner)」として参加してまいりました。 実はこの認定医試験ですが、私は今から3年前(2019年)と6年前(2016年)にも試験官として参加した経験があり、今回で3度目の大役となります。 3年前(2019年)の講習会参加の様子はこちら 他の多くの学術セミナーや講習会と同様、新型コロナウイルスの感染拡大(コロナ禍)の影響によって、この講習会も2020年・2021年と2年連続で中止を余儀なくされておりました。 しかし今回、ようやくコロナ禍の行動制限や入国規制が緩和されたことで3年ぶりに開催される運びとなり、主催者の方より改めて試験官としての参加を打診していただきました。 三田の美しい会場での2日間にわたる集中プログラム 今回の会場となったのは、港区・三田にある住友不動産ベルサール三田の貸会議室です。イチョウ並木が色づく中、高層ビル内にある非常に綺麗で広々とした会場での開催となりました。 この認定医講習会は、土曜日と日曜日の丸2日間にわたってみっちりと行われます。 今回も講師を務められたのは、米国カリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)歯学部・予防修復学臨床教授であり、世界の歯科用レーザー研究の第一人者である Donald J. Coluzzi先生 です。 レーザーの波長やパルスモード(Free-Running Pulsed Modeなど)の物理的な基礎理論から臨床応用まで、講義はすべて英語で行われますが、私のレーザー治療の師匠(メンター)である永井先生が専門的な内容を分かりやすく同時通訳してくださいます。 また、初日の土曜日の夜には懇親会が開かれ、それに引き続いて翌日の認定試験に向けた熱心な「試験対策の勉強会」まで行われました。受講生の先生方も本当に真剣そのものです。 緊張の筆記・実技試験!私の担当は「半導体レーザー」 2日目の講義がすべて終わると、まずは筆記試験が行われ、その後いよいよ「実技試験」へと移ります。 実技試験では、本物の高出力な歯科用レーザー機器(Er:YAGレーザーやCO2レーザー、半導体レーザーなど)を実際に照射して審査を行うため、レーザー光が他の人に当たらないよう、安全管理として広い会場内で各試験ブースがパーテーションでしっかりと離れて配置されています。 こちらが、私が試験官として待機している審査ブースです。机の上にはレーザー機器や専用の保護メガネ(緑色のゴーグル)、そして人間の口腔内に見立てた豚の顎(骨と歯肉)が用意されています。 今回私が審査を担当したのは、当院の日常診療でも大活躍している『半導体レーザー(ダイオードレーザー)』という種類のレーザーでした。 この半導体レーザーは、歯ぐき(歯肉)をメス代わりにピンポイントで綺麗に切開したり、出血している箇所を瞬時に止血したり、さらには歯周ポケットや根管内の細菌を熱エネルギーで瞬時に殺菌したりすることができる、極めて汎用性と安全性の高い優れたレーザーです。受験される先生方が、レーザーの安全管理ルールを守りながら適切な出力設定で豚の顎の組織を処置できているか、一つひとつ厳正にチェックしていきます。 3年ぶりの再会と、試験官として学び直す意義 今回の試験では、師匠の永井先生のほかに、米国レーザー歯学会(ALD)での私の盟友(?)でもある河合先生も同じく試験官として参加されていました。 コロナ禍で学会がオンライン化していたため、河合先生に直接お会いできたのも実に3年ぶりとなり、休憩時間に楽しく近況を語り合うことができました。 そして全ての試験日程が無事に終了した最後は、講師のColuzzi先生と笑顔でツーショット撮影をしていただきました! 最初にお会いした頃と比べると、Coluzzi先生も少しお年を召されたかな?という印象もありましたが、それでも2日間の長丁場の講義をパワフルにこなされるお姿には本当に頭が下がります。 受講される先生方の合否を判定する「試験官」としての参加は毎回独特の緊張感がありますが、人に教える・審査するという立場になることで、逆に私自身がレーザーの基礎理論や安全管理について深く勉強し直すことができるため、今回も参加できて本当に良かったと感じています。 また来年も試験官としての参加を打診していただいた際には、ぜひ喜んでお引き受けしようと思います! これからも、世界基準の正しい知識と確かな技術に基づいた「痛みが少なく治りの早いレーザー治療」を、当院にご来院いただいた患者さまへご提供し続けてまいります。 谷村歯科医院ネット予約はこちらから〒157-0072東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階TEL:03-3789-8241URL:https://tanimurashika.jp/Googleマップ:https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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【歯科医師監修】 TACsという頭痛と歯の痛み
今回は私が所属している日本口腔顔面痛学会で取り扱っている頭痛が、歯の痛みとして現れる場合をお話します。上のパンフレットは日本口腔顔面痛学会が推奨しているポスターです。 歯が原因でないのに頭痛のために歯の痛みが起こる場合があり、その場合は歯の痛みが全身の病気のサインとなっています。 今回は以前にもブログに書かせていただいた、歯が原因でない痛み(非歯原性疼痛)のお話をしたいと思います。1 非歯原性歯痛とは? 非歯原性疼痛とは、歯や歯周組織に異常がないのにも関わらず歯に痛みを感じる状態のことであります。一口に非歯原性疼痛と言っても、さまざまな種類があります。① 筋.筋膜性歯痛② 神経障害歯痛③ 神経血管性歯痛④ 上顎洞炎歯痛⑤ 心臓性歯痛⑥ 精神疾患または心理社会的要因による歯痛⑦ 特発性歯痛⑧ その他の様々な疾患による歯痛に分かれます。 今回お話しするのは③神経血管性歯痛です。 この単元は=頭痛となります。 脳の中の血管の一時的な炎症により頭痛が生じると、歯の神経である脳神経の一つの三叉神経という神経も興奮して、頭痛と同時に歯痛が生じるのです。この神経血管性歯痛にはさらに種類があります。① 片頭痛② 緊張型頭痛③ 三叉神経自律神経性頭痛(TACs)今回は上記3つのうち、③三叉神経自律神経性頭痛(TACs)の話をします。 2 三叉神経自律神経性頭痛(TAC)とは?TACとはTrigeminal Autonomic Cephalagiaの略です。 この病名を和訳すると、三叉神経自律神経性頭痛といいます。 この頭痛の病態は、① 一片側性の頭痛、左か右どちらかの頭痛② 頭痛と同じ側の頭部副交感神経系の自律神経症状を伴う といった症状です。 例えば、頭痛と同じ側の目が充血して赤くなったり、涙が出たり、鼻が詰まったり、鼻水がでたりという症状があります。この二つの症状は共通してあり、種類は四種類あります。① 群発頭痛(CH)② 発作性片側頭痛(PH)③ 短時間持続性片側神経痛様頭痛発作(SUNHA)④ 持続性片側頭痛(HC) 上記の図のように4つの頭痛により、痛みが歯の方向にいくのがわかります。 このように歯が痛くなってくるので、歯が虫歯などの原因でないにも関わらず歯科を受診する事が多くなるのです。(上記の右端のMIGRAINEとは片頭痛の事です) では、この4つの種類のTACsのそれぞれの特徴を話していきたいと思います。 ① 群発頭痛ある一定の期間のみ頭痛があり、何も症状がない時期もあります。 この頭痛は同じ季節や同じ時間に頭痛が起こるのも特徴です。 飲酒で発作が誘発されます。 男性に多いとされています。 頭痛の起こる時間が15分から180分です。痛みは上の歯の痛みが出るので注意が必要です。② 発作性片側頭痛と④ 持続性片側頭痛やや女性に多く30代に多く見られます。 頭痛の起こる時間は平均17分です。 この2つの頭痛にはインドメタシンという鎮痛剤が効くのが特徴です。 頭痛が起きると激痛であるため、顔を手で覆うような仕草をするのであたかも歯が痛くて苦しんでいるように見えます。③ 短時間持続性片側神経痛様頭痛発作頭痛の起こる時間は数秒で電撃様の痛みを感じるこの頭痛はとても稀な頭痛ですが、一番最初にお話しした頭痛と同じ側の目や鼻の症状が沢山出るのが特徴です。 電撃様の痛みのため、三叉神経痛という病気と似ているため鑑別しなくてはいけないです。以上が三叉神経自律神経性頭痛(TACs)に関する痛みになります。 いずれの頭痛も歯の痛みとして出ることが多いので、私達歯科医師はレントゲンや様々な道具を使い歯が原因でない痛みの場合はすごく注意しながら診療しています。 最近では神経内科のお医者さんや脳神経内科、外科のお医者さんと一緒に合同で行う学会の勉強会も増えています。 歯の痛みは単に歯の痛みではなく全身の病気のサインとなっているため、我々歯科医師も日々勉強をして必要のない治療をしないように努力しております。これを読んだ皆さまは、とりあえず歯が痛いなら、歯科医院に受診して下さい。 それから必要に応じて様々な検査をして、医師の先生と連携して痛みを無くす努力を致しますので安心して歯科に受診して下さい。 歯科医師・口腔外科医 鈴木 孝美 谷村歯科医院ネット予約はこちらから〒157-0072東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階TEL:03-3789-8241URL:https://tanimurashika.jp/Googleマップ:https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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口臭の原因と予防!徹底解説!
みなさんはお友達や家族と話すときに臭いがして相手のお口が臭いなと感じたことがあると思います。 逆に人と会うときに、自分の口臭が気になることはありませんか? 自分の手に息を吹きかけてみて、臭わないから大丈夫!と思っても、家族や友人などに指摘されて悩んだことがある人もいるのではないでしょうか? 自分ではなかなか気づかない口臭。お口の中のエチケットは日頃のチェックから始めましょう。 口臭の原因を知り、予防をすれば悩むこともありません。まずは口臭の原因について知っていきましょう。 【口臭の原因】 ①歯の汚れ毎日歯磨きをしていても歯と歯の間やブラシが届きにくい部分には歯石が付いてしまいます。 そして1回歯石が付着すると、ますます歯に汚れや細菌が付きやすくなります。また、歯に歯石がつくと歯茎は腫れ、腫れた歯茎の周りに歯垢や歯茎から出る血液や浸出液によって口臭が出やすくなってしまいます。 また歯周ポケットに歯石が溜まると歯茎が腫れ、膿が出て、その膿が口臭の原因へと繋がります。 ②舌の汚れ舌の上が白くなっている方いませんか? それは沢山の細菌が繁殖した舌苔と呼ばれる灰白色または黄白色をした汚れになります。 舌苔は抗生物質の長期服用後や全身疾患の部分症状として見られることもありますが、健康な場合でも口の中が不潔だと舌苔がつきます。そして口が乾燥している人は舌苔が増えやすいです。 ③生理的口臭皆さんは朝起きた時に、お口のニオイが「くさい」と感じたことはありませんか?起きた直後やお腹が空いている時、緊張している時などは唾液の分泌量が減少します。すると、お口の中に細菌が増え口臭の原因となる揮発性の「硫黄化合物」が沢山作られてしまうのです。 硫黄化合物は野菜が腐ったような臭いや卵が腐ったような臭いなどに例えられます。 この悪臭こそが、「生理的口臭」の正体です。しかし、生理的口臭は、誰にでもある口臭で、食事や歯みがきをすることで口臭は弱まります。 先程説明した①と②も生理的口臭に含まれます! ④病的口臭虫歯や歯周病などの歯科的疾患のほか、鼻の病気や胃潰瘍なども、口臭の原因となります。 この病的口臭は、口臭の原因となる特定の疾患を治療することで治ります。 【口臭予防の仕方】口臭を引き起こす原因はお口の中の汚れや歯周病菌や放置した虫歯の中に生息する細菌達です。 つまり、虫歯を治し、歯磨きをしっかり行うことでほとんどの口臭は改善できます。また普段のブラッシングで落としきれなかった汚れを3ヶ月に1回ほど定期健診に通い、歯石取りを行うと口臭予防に繋がります!そして舌についた汚れも口臭の原因となるため舌みがきもしっかりと行い口腔内を清潔に保ちましょう! 【舌みがきのポイント】 ①舌ブラシや軟らかい歯ブラシを使う。 ②水に濡らしただけのブラシまたは舌磨き専用のジェルを使い、舌の奥から手前に一方向でブラシを動かす。 ③強く磨きすぎてしまうと舌の粘膜や味を感じる味蕾を傷つけてしまうため、軽い力でやさしく磨く。 ④あっかんべーをするようにしてなるべく思い切り舌を外に出しながら磨く。 ※1日に何回も磨いたり、舌苔が付着していない部分を磨くと舌を傷つけてしまうこともあるので、舌みがきは1日に1回、適度に鏡を見ながら行うようにしましょう。 【洗口剤の使用】 先程説明したように歯磨きを十分に行い、できる範囲での舌磨きを行い補助的に洗口剤を併用することで、洗口剤には薬用成分の含まれるものもあるため抗菌作用なども期待できます♪ 話をする時はもちろん、日々の生活ですっきりさわやかなお口でいられるように谷村歯科医院ではご自身では気が付きにくい口臭トラブルを共に解決していきますので、ぜひご相談ください( ¨̮ ) 谷村歯科医院ネット予約はこちらから〒157-0072東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階TEL:03-3789-8241URL:https://tanimurashika.jp/Googleマップ:https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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歯が抜ける原因
こんにちは!^ - ^ 寒い季節になり、風邪をひきやすくなるので体調に気をつけて生活しましょう!突然ですが、なぜ歯が抜けるのか気になりませんか? 今回は歯が抜ける原因について話していきましょう♪ 歯が抜ける原因の第一位は『歯周病』です!! そして2位が『虫歯』になります! ○歯周病とは? 軽度であれば歯茎の腫れ・出血などが主な症状として現れますが、進行すると痛みが加わり、最終的には歯茎や顎の骨が破壊されて歯を支えきれなくなります。 その結果、歯を失ってしまうのです、、 日本人の成人の約8割がかかっているといわれている病気で、その多さを聞いて驚かれる方も多いですが、自覚症状に乏しい点を踏まえると納得できるかと思います。 歯周病は患者さんが気付かないうちに症状が悪化し、症状が出てきたときには歯が抜けるくらいまで進行してしまう病気なのです。 ○虫歯とは? むし歯とは、むし歯の原因となる細菌(ミュータンス菌など)が作る酸により、歯が溶かされてしまう病気です。 むし歯の原因菌は、糖質をエネルギー源として、歯を溶かす酸を作り出します。 磨き残しのためプラークが蓄積されていたり、砂糖の摂取量・摂取回数が多かったりすると、細菌の活動が活発となり、むし歯になってしまいます。 ○『歯周病』と『虫歯』を防ぐにはどうすればいいの? 『歯周病』や『虫歯』にならないようにするには、定期的な清掃(プラークコントロール)が必要になってきます。 特にセルフケア(お家での歯磨き)が大切になってきます。 しかし実は歯ブラシだけでは約60%のプラーク(歯垢)しか落とせていません。そのため補助的清掃用具(歯間ブラシ、フロス、タフトブラシなど)の使用が必要になってきています。 歯が抜けないようにする為にもお家でのケアを頑張ってみましょう!! ○もし歯が抜けてしまったらどうすればいいの? 虫歯や歯周病などが原因で歯が抜けてしまったらどんな方法があるか知っていますか?? 歯が抜けた場所にもよりますが、基本的には3つの選択肢があります^ - ^ 『インプラント』『ブリッジ』『入れ歯』の3つです。 ○インプラント抜いた歯の所の骨にチタンの金属でできた人工歯根を埋め込み、その上に人工の歯を装着する治療法です。この後に説明する『ブリッジ』や『入れ歯』とは違い、インプラント1本だけでしっかり噛め、他の歯を傷つけないのが特徴です! 【メリット】・他の歯を削らない・違和感なくしっかり噛める・取り外しなどがない・見た目が自然 【デメリット】・費用がかかる・噛めるまでの時間がかかる・ちゃんとケアをしないと歯周病(インプラント周囲炎)になる恐れがある ○ブリッジ欠損歯の代わりとなる人工の歯(ダミー、またはポンティックという)を、両隣の歯にかぶせる冠と一体でつくったものです。抜いた歯の両サイドの歯を削って土台の形にし、3本以上が繋がったかぶせものになります。 【メリット】・接着剤で歯に固定をするため、食事のたびにはずす必要がない・保険適用の銀歯でできたブリッジであれば、費用が抑えられる 【デメリット】・両サイドの歯を削って欠損した歯の分も支えるため、両サイドの歯の健康寿命が下がる・臼歯(奥歯)の場合、保険適用だと銀歯になり見た目が悪い・歯がない部分に物が挟まりやすいため、歯周病や虫歯になりやすい ○入れ歯人工の義歯(入れ歯)を用いて、歯を失った部分を補うものです。両サイドの歯に金具をかけ、取り外し式のものになります。 【メリット】・短期間で入れ歯ができる・保険適用の入れ歯の場合、費用が抑えられる 【デメリット】・自然歯に比べて、噛む力が弱い・両サイドの歯に負担がかかる・食事後毎回義歯を洗わなければならない など、それぞれメリット、デメリットがあるためご自身が何を重要と考えるかによって選択が変わってくると思います。 わからないことや聞きたいことがあれば是非聞いてみてくださいね♪ 谷村歯科医院ネット予約はこちらから〒157-0072東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階TEL:03-3789-8241URL:https://tanimurashika.jp/Googleマップ:https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7