お知らせ
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デンタルフロスの使い方
みなさんは日頃、デンタルフロスを使用されていますか?「歯みがきは毎日しているのに、虫歯ができやすい」「歯ぐきが腫れやすい」「検診で“歯と歯の間が磨けていない”と言われた」…そんな方にぜひ取り入れていただきたいのがフロスです。 デンタルフロスは、歯の間に挟まった食べカスを取るだけではありません。 実は一番の目的は、歯ブラシだけでは取り除けない“歯と歯の間の歯垢(プラーク)”を落とすことです。 歯垢は細菌のかたまりで、放っておくと虫歯や歯周病の原因になります。 歯の表面は歯ブラシで磨けても、歯と歯の間は毛先が届きにくいので、どうしても磨き残しが出やすい場所なんです。 そこで今回は、まだフロスを使っていない方のために、できるだけ簡単に分かりやすく使い方をお伝えします。 最初は少しだけコツがいりますが、慣れると「歯みがきだけだった頃には戻れない」と感じる方が多いですよ。 そもそも、フロスは毎日必要? 結論から言うと、できれば毎日1回がおすすめです。タイミングはいつでもOKですが、個人的には「夜、寝る前」に取り入れるのが続けやすいと思います。 寝ている間は唾液が減って細菌が増えやすいので、寝る前に歯と歯の間まできれいにしておくと安心です。 ただ、最初から完璧を目指さなくても大丈夫です。「まずは奥歯だけ」「まずは上の歯だけ」など、できるところから始めてみてください。 糸巻きタイプ(ロールタイプ)の基本の使い方 1)長さは40cmくらい まず、フロスを40cmくらい(手に持って肘のあたりまで伸ばすイメージ)に切ります。短すぎると操作しにくく、長すぎると扱いにくいので、最初はこのくらいが目安です。 2)左右の中指に2〜3回巻き付ける 左右の中指に2〜3回巻き付けて持ちます。このとき、片側の指に少し多めに巻いておくと、使い終わった部分を巻き取って「きれいな部分」に交換しやすくなります。 3)親指・人差し指でつまんでピンと張る 使う場所(上の歯/下の歯、前歯/奥歯)によって、親指や人差し指で押さえて糸をピンと張ります。フロスの“作業する部分”は1〜2cmくらいが扱いやすいです。 4)歯の間にゆっくり入れる(勢いよく押し込まない) 歯と歯の間に差し入れるとき、勢いよく「グッ」と入れると、歯ぐきを傷つけてしまうことがあります。ポイントは、ノコギリを引くように小刻みに動かしながら、ゆっくり入れること。これだけで痛みや出血が起きにくくなります。 5)歯の側面に沿わせて“こすり取る” 歯間に入ったら、フロスを歯の側面に沿わせます。イメージとしては、歯にフロスを「抱きつかせる」感じで、C字(カーブ)を作ると汚れが落ちやすいです。 片側の歯の面を上下に数回こする 反対側の歯の面も上下に数回こする 最後にゆっくり引き抜く この流れでOKです。「歯と歯の間の真ん中を1回通すだけ」だと汚れが十分に取れないことが多いので、左右それぞれの歯の面をこするのが大事なポイントです。 6)歯と歯の間ごとに“新しい部分”を使う 同じ場所を使い続けると、取れた汚れを別の歯間に押し込んでしまうことがあります。歯と歯の間を1か所終えたら、指で少しずつ送って、きれいな部分に変えていきましょう。 使っていて不安になりやすいこと(よくある質問) 「血が出たけど大丈夫?」 フロスを始めたばかりの方は、歯ぐきに炎症があると出血することがあります。 多くの場合、正しく続けて清潔になると落ち着いていきます。ただし、強い痛みがある、出血が毎回大量に出る、数日〜1週間たっても改善しない場合は、歯ぐきの炎症が強い可能性もあるので、遠慮なくご相談ください。 「歯の間が狭くて入らない」 歯の間がきつい方は、無理に押し込むと歯ぐきを傷つけがちです。まずは“滑りが良い”タイプ(ワックス付き)を選ぶと入りやすいことがあります。それでも難しい場合は、歯並びや詰め物の状態によっては別の清掃用具が合うこともあるので、医院で一緒に選ぶのがおすすめです。 「詰め物が取れたりしない?」 基本的に、適切な使い方であれば問題ありません。 ただし、引き抜くときに上に引っ張ると、補綴物(詰め物など)に引っかかることがあります。抜くときは「上に引っ張る」より、横からスッと抜く意識にすると安心です。 難しい方には「持ち手つき(フロスピック)」もおすすめ 「糸巻きタイプは難しいな…」という方には、持ち手つきのタイプ(フロスピック)もあります。手が届きにくい奥歯にも使いやすく、初心者の方にはとても良い選択肢です。 ただし、慣れてしまえば糸巻きタイプも簡単ですし、コスト面では糸巻きタイプの方が優れています。歯間が多い方ほど、ロールタイプのほうが経済的に続けやすいと思います。 糸巻きタイプは当院の受付でもご購入できますので、気になる方はお気軽にお声がけください。 フロスの種類(ワックス付き/なし、太さ、素材)もいろいろありますので、「自分に合うものが分からない」という方は、スタッフが選び方のポイントもお伝えします。 まとめ:まずは“1日1回”からでOK フロスは、「やったほうが良いのは分かるけど、面倒そう」と感じやすいケアかもしれません。 ですが、最初の数日だけ頑張ってみると、意外とすぐ慣れます。 そして歯の間がすっきりすると、気持ちよさを実感できると思います。 まずは、今日から「夜の歯みがき+フロス1回」ここから始めてみてください。 ぜひお試しください! 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ:https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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【活動報告】米国レーザー歯学会(ALD)で新たな波長の試験に合格!
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村です。 今年も4月5日から9日まで、アメリカのレーザー歯学会(Academy of Laser Dentistry : ALD)の年次大会に参加し、試験を受けてまいりました。 「あれ?指導医クラスの試験なら昨年すでに合格していたのでは?」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。 昨年のALD(2016年フロリダ州オーランド)参加(指導医合格)の様子はこちら すでに指導医でも試験を受ける理由とは? 実は、歯科用レーザーには主に「4つの波長」が使われており、それぞれ得意とする治療内容や効果、使い方が異なります。ALDの指導医資格では、それぞれの波長ごとに個別の試験が設けられているのです。 今回私が申し込んだ「Clinical Simulation」のテストは、レーザーに関する一般的な安全管理に加え、今回受験する波長に合った使い方やデモンストレーションを、英語で30分間説明しながら実演し、85点以上を取らなければなりません。 3年前に受けたテストと同じ形式ですが、波長が違うため半分以上は新しく勉強し直す必要がありました。 いざ、サボテンが広がるアリゾナ州ツーソンへ! 今年の学会の開催場所は、アリゾナ州のツーソンです。 ツーソンの場所は、メキシコに近く、砂漠地帯です。なかなか観光で行くことはないと思いますので、貴重な体験です。 ロサンゼルス空港で乗り換えて1時間30分でツーソンの空港につきました。夕方でしたが日が暮れる前に到着することができて良かったです。 空港からホテルまでタクシーで行こうと思ったのですが……なんと1台もいません! 旅行客はみんな「Uber」などの配車アプリを使って地元の人の車に次々と乗ってしまい、気がついたら空港出口にはほとんど人がいなくなってしまいました。私のスマートフォンのSIMカードは電波が入らずUberが使えなかったため焦りましたが、なんとかシャトルバスを見つけ、時間はかかったものの無事にホテルへたどり着くことができました。 学会会場のあるホテルはツーソンの郊外にあり、外は巨大なサボテンに覆われています。特に、山の頂上までびっしりとサボテンが生えている様子は圧巻でした! 写真では小さく見えるかもしれませんが、実は1本の高さが大体7~8メートルもある巨大な植物です。 上級資格「ADVANCED PROFICIENCY」の重み 次の日から、いよいよ学会が始まりました。今年の私のネームタグに注目してください。 「ADVANCED PROFICIENCY(上級資格)」 私は昨年すべての難関試験をパスしたため、今年からこの誇りある肩書きをつけることが許されました。 これまでは、このタグをつけている先生方が眩しくて、「いつか絶対にこのタグをつけたい!」という一心で頑張ってきました。アメリカの先生方も、このタグを見ると「ただ遊びに来ている日本人ではないな」と一目置いてくれます。 ちなみに、試験官や発表者になるとさらに肩書きのバッジが増えていきます。 学会と深夜の勉強会、そして試験本番 いくつかの講演を聴講しましたが、私の試験は2日目に控えているためどうにも落ち着きません。ただ、時差調整のコツを覚えたのか、コーヒーをがぶ飲みしなくても昼間に激しい睡魔に襲われることは少なくなりました。 夜になり軽く食事を済ませたあとは、いつも通りホテルの部屋で勉強会です。今年は自分の勉強をしつつ、一緒に参加している他の先生方のサポートも行いました。すべて英語で説明する試験なので、時間内に正確にデモができるよう、何度も何度も繰り返し練習を重ねます。 試験は朝の6時30分からです。6時には試験会場に到着できるよう、朝5時に起きました。アメリカの学会に参加して4年目ともなると、この早朝スケジュールにも全く驚かなくなりました(笑)。試験前に廊下で最後のチェックをしています。 黒いカーテンで仕切られた試験ブースの中の様子です。 試験結果と、次なるステージへ 結果は……今回も無事に合格することができました! 一緒に戦った日本人メンバーでの集合写真です。私の隣に写っている若い先生は、学会から招待されてきた大学の先生で、ご自身の研究発表を行い見事な賞をとられていました。本当に素晴らしいです! こちらは今回、私の試験官を務めてくださったBeatrijs Deruyter先生です。先生は今年の学会で最高賞である「Leon Goldman賞」を受賞された、非常に権威ある素晴らしいドクターです。 今回も色々なトラブルがありましたが、とても充実した学会参加となりました。 来年の学会は、昨年と同じフロリダのオーランドで開催されます。 この5年間ほぼ毎年アメリカの学会に参加し続け、自分自身の試験も今年でひと区切りついたため、「来年は少しお休みしようかな」と考えていました。 ところが、指導医の永井先生からこんなお言葉が。 「来年も必ず参加するように。25周年記念大会で日本からの参加者を多く募るので、谷村先生には『認定医試験の試験官』をしてもらいますからね」 ……ついに、教わる立場から「教える(審査する)立場」へと変わるということです。 ALDの指導医として、そして日本の試験官として恥ずかしくないよう、さらに技術と知識を磨いて来年の学会に臨みたいと思います! 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ: https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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【活動報告】的確な画像診断で安全な治療を。大阪歯科大学での「歯科放射線学会」セミナーに参加しました
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村 将光です。 先日、大阪の天満橋にある大阪歯科大学で開催された、『日本歯科放射線学会』主催のアドバンス・セミナーに参加してまいりました。 当院のブログをご覧いただいている皆様の中には、私の専門分野といえば「歯科用インプラント」や「歯科用レーザー」だというイメージを持たれている方も多いかもしれません。しかし、実はそれらの高度な歯科治療を根底で支える「レントゲン等の放射線・画像診断に関する専門家」でもあるのです。 精密な治療は、正確な「画像診断」から始まる 私は歯科大学を卒業した後、母校である東京歯科大学の『歯科放射線学講座』に在籍し、専門的な研鑽を積んでいた時期があります。 当時は、口腔外科のスペシャリストたちと密に連携を取りながら、主に口腔ガンなどの悪性腫瘍や複雑な病変の「画像診断」および研究を行っていました。また、大学病院内での実際の患者さまの診察に加え、未来の歯科医師を育てるための歯科大生への授業や試験監督など、朝から夜遅くまで文字通り目まぐるしい日々を送っていました。 朝は口腔外科医の先生方と共に厳しい研修、昼間は学生への講義、そして夕方から夜にかけては自身の研究に没頭する毎日です。月曜日から土曜日までびっちりとスケジュールが埋まっており、肉体的にも精神的にも非常にハードな日々でしたが、あの時代に培った「骨や神経、病変のわずかな異常をレントゲン画像から正確に読み取る力(読影力)」は、現在の谷村歯科医院での日々の臨床――特に、ミリ単位の精度が要求される安全なインプラント手術において、かけがえのない強力な武器となっています。 朝8時の講義に間に合わせるため、夜行バスで大阪へ! さて、今回のセミナーは、全国から大学教授陣が集結する非常に中身の濃いプログラムとなっており、なんと「朝の8時」から開始されるという過密スケジュールでした。 事前に交通機関を調べたところ、東京からの始発の新幹線に乗っても、飛行機の始発便を利用しても、どうしても8時の開始時間までに大阪の会場へ到着することができません。「せっかくの高度な学びの場、1コマたりとも遅刻して聞き逃したくない」と考えた末、今回は1月に運行が開始されたばかりの「全室完全個室の夜行バス」を利用して、前日の夜から大阪へ向かうことにしました。 池袋のバスターミナルからの出発です。ちなみに料金は新幹線を利用するのとほぼ同じでした。 車内の様子です。通路の両側が完全に壁と扉で仕切られており、とてもバスの中とは思えないような初めて見る光景でした。運行が開始されたばかりなので車内はとても綺麗で気持ちが良く、定員もわずか11名のみ。私を含め、乗客の皆さんは珍しい車内の写真を撮っていらっしゃいました。 すぐに寝て早朝には降りてしまうのが少しもったいない気もしましたが、おかげでしっかりと休息を取り、万全の体調で早朝7時前に大阪へ到着することができました。 息つく暇もない、ハイレベルな12コマの講義 バスを降りてから地下鉄に乗り換え、約20分で会場となる天満橋駅の「大阪歯科大学」に無事到着しました。 お恥ずかしながら私は大阪の地理にはさっぱり疎いため、到着するまではスマートフォンでGoogleマップとにらめっこ状態でした(笑)。立派な大学病院の裏手に校舎があり、そちらの講義室で今回のセミナーが行われます。 学会長からの開会挨拶もそこそこに、定刻の8時20分からいよいよ息つく暇もない怒涛の講義がスタートしました。 今回は、全国の歯科大学から集まった各分野の教授による講義が、夕方まで「40分ごと」に切り替わりながら、全部でなんと12コマも行われました。 時間が40分とタイトに限られているためか、どの先生方もすさまじい猛スピードで膨大なスライドを解説していきます。一瞬たりとも気を抜けないため、眠くなる暇など全くありません! 今回のセミナーは基礎的な内容ではなく「アドバンスクラス(上級編)」であったため、会場を見渡すと参加されているのも経験豊富なベテランの先生方が中心でした。 しかし、夕方に全カリキュラムが終了した頃には、高度な集中力を使い果たし、周りの先生方も(もちろん私も含めて)全員ぐったりと疲労困憊の様子でした。 東京の自宅へ帰り着いたのは夜の9時を回っていましたが、最新の放射線・画像診断の知見をたっぷりとアップデートすることができ、非常に有意義で充実した1日となりました。 今回学んだ最新の知識を、また明日からの谷村歯科医院での「より正確で、より安全な診断・治療」にしっかりと還元してまいります! 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ: https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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【歯科医師解説】「8020運動」とは?80歳で20本の歯を残すための5つの習慣
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村 将光です。 皆様は『8020運動(ハチマル・ニイマル・ウンドウ)』という言葉を耳にしたことはありますでしょうか? ずいぶん前からテレビや保健所のポスターなどで啓蒙されているため、「なんとなく聞いたことがある」という方も多いかもしれません。今回は、一生自分の歯で健康な生活を送るための非常に重要なテーマである、この『8020運動』について詳しく解説いたします。 1. 『8020運動』とは何か?なぜ「20本」なのか? 『8020運動』とは、「80歳になっても自分の歯を20本以上残そう」というスローガンのもと、厚生労働省や日本歯科医師会によって強く推進されている国民的な健康づくり運動です。 日本歯科医師会のホームページ「8020運動とは」 人間の永久歯は、親知らず(4本)をすべて含めると全部で「32本」あります。親知らずを除いた上下の歯がすべて揃っている状態で「28本」です。 では、なぜ「20本」という数字が目標に設定されているのでしょうか? それは、これまでの様々な歯科医学の調査により、「だいたい20本以上の歯が残っていれば、硬いお肉やフランスパン、たくあんなどを含め、大抵のものをしっかりと噛み砕いて美味しく食べることができる」という見解が示されているためです。 ただ単純に本数が残っていれば良いというわけではありませんが、しっかり噛み合う歯が20本以上あることは、食事の楽しみを維持するだけでなく、噛むことによる脳への刺激(認知症予防)や、胃腸への負担軽減、そして全身の健康状態に直結します。 これからの時代は「人生100年時代」と言われています。80歳になっても、そしてその先の長い人生においても、自分の歯を20本以上しっかりと維持することは、皆様の生活の質(クオリティ・オブ・ライフ)を守るために極めて重要なことなのです。 2. 80歳で20本以上の歯を残すにはどうすればいい? 「まだ自分は若いし、80歳まで何十年もあるから大丈夫だろう」と油断していませんか? 実は、80歳で20本の歯を残すためには、まだ歯が健康に揃っている「若いうち・痛みのないうち」からの継続的な取り組みが絶対に必要です。 歯周病が進行し、気づいた時には歯がみんなグラグラになってから慌てて歯科医院に駆け込んでも、そこから歯を元の状態に戻すことはできず、手遅れになってしまいます。 【警告】タバコは歯を失う最大の危険因子! 特に強くお伝えしたいのが、「タバコ」の悪影響です。タバコを吸う人は、吸わない人と比べて歯の残存率(将来歯が残る確率)が極端に悪くなります。 タバコに含まれている有害物質「ニコチン」は、全身の血管を強く収縮させる作用があります。血管が細くなると、歯肉(歯茎)の隅々の毛細血管まで酸素や栄養が届きにくくなり、歯茎の免疫力が著しく低下します。 その結果、歯周病の病原菌が出す毒素に対して体が抵抗できなくなり、自覚症状のないまま恐ろしいスピードで顎の骨が溶かされ、歯が次々と抜け落ちてダメになっていくのです。 将来自分の歯を少しでも多く残したいと願うのであれば、今すぐタバコを「卒煙」することを強くおすすめします! 【危険】虫歯の「痛みが消えた」は治ったサインではありません 日本人が歯を失う一番の原因は「歯周病」ですが、それに次いで多いのが「虫歯」です。 虫歯が進行して歯の神経に達すると、夜も眠れないほどの激しい痛みが出ます。しかし、歯医者に行くのが怖くてそのまま痛みをグッと我慢していると、ある日突然、フッと痛みがなくなることがあります。 これは、決して虫歯が自然治癒したわけではありません。痛みを感じていた歯の中心の「神経」が、虫歯菌に完全にやられて腐って死んでしまった(壊死した)ため、痛みという感覚を脳に伝えられなくなっただけなのです。 痛みが消えたからとそのまま放置していると、歯の内部で細菌が爆発的に増殖し、歯の根っこの先に膿の袋を作ったり、歯そのものがボロボロに崩壊したりして、最終的には「抜歯」せざるを得ない状態になってしまいます。痛くなったら、あるいは痛くなる前に、速やかに歯科医院で治療を受けることが鉄則です。 3. 歯を残すための「5つの習慣」 『8020運動』を達成し、一生ご自身の歯で美味しい食事を楽しむためには、以下の5つの習慣を今日から生活に取り入れましょう。 虫歯・歯周病を完全に治す 放置している悪いところがあれば、まずは歯科医院で徹底的に治療を終わらせましょう。 毎日の正しいセルフケアを怠らない 歯ブラシによるブラッシングだけでなく、歯間ブラシやデンタルフロス、薬用マウスウォッシュ(洗口液)を併用して、歯と歯の間の見えない汚れまで毎日しっかりと落としましょう。 タバコを止める(禁煙する) お口の健康にとって百害あって一利なしです。歯茎の血流を回復させましょう。 マウスピースで歯を破壊から守る 就寝中の「歯ぎしり」や無意識の「食いしばり」は、自分の体重以上の力で歯を根元から破壊します。心当たりのある方は、歯科医院で夜間装着用の専用マウスピース(ナイトガード)を作り、歯を物理的に保護しましょう。 3~6ヶ月に一度は「歯科医院での定期検診とクリーニング」を受ける 普段どんなに頑張って丁寧に歯を磨いていても、すべての汚れを100%きれいにすることは不可能です。歯に残った歯垢(プラーク)は、約3ヶ月で石のように硬い「歯石」になり、自分では絶対に取れなくなります。定期的にプロの手で歯石を除去することが、歯を守る最大の防御になります。 歯は、一度失ってしまうと二度と生えてきません。 いつまでもご自身の健康な歯で、なんでも美味しく噛める豊かな人生を送れるように、私たちと一緒に予防歯科を頑張っていきましょう! 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ: https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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【歯科医師解説】虫歯じゃないのに歯がしみる?「知覚過敏」の原因と正しい予防法
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村 将光です。 冷たい飲み物を飲んだり、アイスクリームを食べたりした時に、歯に「キーン」と鋭くしみるような痛みを感じたことはありませんか?また、毎日の歯ブラシの毛先が当たった瞬間や、冷たい風が口に入った時に「ズキン」と痛むこともあるかもしれません。 明らかに歯に穴が空いているような虫歯があれば、もちろんそこから痛みが出ます。しかし、「歯医者さんで虫歯はないと言われたのに、なぜか歯がしみる…」という場合、それは『知覚過敏(ちかくかびん)』を引き起こしている可能性が非常に高いです。 今回は、多くの方が悩まされているこの「知覚過敏」について、なぜ起こるのか、そしてどうすれば防げるのかを詳しくご説明いたします。 1. そもそも『知覚過敏』とはどんな状態? なぜ、虫歯でもないのに歯がしみるのでしょうか。それを知るためには、まず歯の構造について理解する必要があります。 私たちの歯は、主に以下の3つの組織から成り立っています。 エナメル質: 歯の一番外側を覆っている、人間の体の中で最も硬い組織です。 象牙質(ぞうげしつ): エナメル質の内側と、歯の根っこの大部分を占める組織です。 歯髄(しずい): 歯の中心部にある、いわゆる「神経」と呼ばれる部分です。痛みを感じる神経だけでなく、歯に栄養や水分を送るための細い血管などが複雑に混ざり合っています。 通常、健康な歯であれば、冷たいものなどの外部からの刺激がお口の中に入ってきても、鎧(よろい)のように硬い「エナメル質」がガードしてくれているため、中心にある歯髄(神経)にまで刺激が伝わることはありません。 しかし、何らかの原因で外側のエナメル質が削れたり剥がれたりして、その内側にある「象牙質」がむき出しになってしまうと問題が起きます。 象牙質も一見すると硬い組織なのですが、顕微鏡で拡大して見てみると、そこには神経(歯髄)に向かって無数の細いトンネルのような管が走っています。これを『象牙細管(ぞうげさいかん)』といいます。 冷たい水や歯ブラシの物理的な刺激が、むき出しになった象牙質に当たると、その刺激がトンネル(象牙細管)内の水分を伝わって、ダイレクトに中心の神経へと到達してしまいます。これにより、まるで歯に直接電気が走ったかのように「キーン」と鋭くしみる痛みを引き起こすのです。これが知覚過敏のメカニズムです。 2. 知覚過敏を引き起こす「4つの主な原因」 では、なぜエナメル質が剥がれ、象牙質がむき出しになってしまうのでしょうか?知覚過敏は、日常生活の中の様々な原因で発生します。 ① 歯ブラシの「しすぎ(強すぎ)」 最もよくある原因の一つが、ブラッシング圧の強すぎです。 歯を毎日しっかりと磨くことは虫歯・歯周病予防にとって非常に素晴らしいことですが、多くの方は汚れを落とそうとするあまり、無意識のうちに手に力が入りすぎています。特に朝の忙しい時間帯などは、短時間で歯磨きを終わらせようとして、ついゴシゴシと力任せに磨いてしまいがちです。毎日強い力でこすり続けると、硬いエナメル質も徐々に削り取られてしまいます。 また、食後すぐのお口の中は、食べ物の影響で「酸性」に傾いています。酸性の状態では歯の表面がわずかに柔らかくなっているため、そのタイミングですぐにゴシゴシ磨くと、エナメル質や象牙質が削れやすくなってしまいます。食後は唾液の力で酸が中和されるまで、30分ほど時間を置いてから磨くのが理想的です。 ② 歯周病による「歯の根」の露出 歯周病も知覚過敏の大きな原因です。 歯周病は、歯茎の奥で歯を支えている顎の骨(歯槽骨)が、細菌の出す毒素によって徐々に溶かされてしまう恐ろしい病気です。骨が溶けると同時に、それを覆っている歯肉(歯茎)も一緒に下がっていきます。 歯の頭の部分はエナメル質で守られていますが、歯の根っこの部分にはエナメル質がありません。そのため、歯周病が進行して歯肉が下がり、根っこが露出してくると、ダイレクトに刺激が伝わり「しみる」などの症状が出るようになります。歯周病は自覚症状がないまま静かに進行するため、気づいた時にはかなり進行しているケースが多く見られます。 ③ 加齢による「歯肉の退縮」 歯周病でなくても、年齢を重ねるにつれて自然な加齢現象として少しずつ歯肉が下がってくる(退縮する)ことがあります。これも②と同様に、エナメル質のない歯の根っこが露出するため、知覚過敏の原因となります。 ④ 歯ぎしり・食いしばり(ブラキシズム) そして、歯科医師として一番怖く、注意喚起したいのが「歯ぎしり」や「食いしばり」による知覚過敏です。 睡眠中の歯ぎしりや、日中に無意識で行っている食いしばりは、自分の体重以上の猛烈な力が歯にかかっています。(※寝ている間の出来事なので、ご自身では自覚がない方がほとんどです。) この強大な力が継続的にかかると、歯がミクロのレベルでグラグラと揺さぶられ、たわむ力が生じます。すると、歯の根元(エナメル質と象牙質の境目あたり)に応力が集中してパラパラと剥がれ落ちるように削れてしまい、くさび状のくぼみができてしまいます。結果として象牙質が露出し、激しくしみるようになります。 「一部の歯だけでなく、全体的になんだか歯がしみる」と感じる場合、夜間に強烈な歯ぎしりや食いしばりをしている可能性が非常に高いです。 3. 知覚過敏の治療と、自分でできる防ぎ方 【注意!】「しみる=知覚過敏」と自己判断するのは危険です。 お口の中は自分では直接よく見えないため、ただの知覚過敏だと思い込んで放置していたら、実は目に見えないところで進行していた「大きな虫歯」が原因で神経が痛んでいた、というケースも多々あります。まずは歯科医院で正確な診断を受けることが何よりも重要です。 歯科医院で知覚過敏と診断された場合、以下のような対策と治療を行います。 ご自宅でできるケア 優しいブラッシング: 歯ブラシは鉛筆を持つように軽く握り、毛先が広がらない程度の優しい力で磨きましょう。 食後のタイミング: 食後すぐは避け、お口の中の酸が中和されてから(30分以上経ってから)磨くように心がけてください。 専用の歯磨き粉の使用: 薬局や歯科医院で販売されている「しみ止め成分(硝酸カリウムなど)」が含まれた知覚過敏用の歯磨き粉を継続して使用することで、神経への刺激の伝達を防ぎ、症状を和らげる効果があります。 歯科医院で行うプロフェッショナルケア しみ止めのお薬の塗布: 露出してしまった象牙質(象牙細管の入り口)を塞ぐために、歯科医院専用のコーティング剤や知覚過敏抑制薬を直接塗り込みます。 マウスピースの作成(ナイトガード): 歯ぎしりや食いしばりの痕跡がある方には、寝ている間に歯を保護するための専用のマウスピースを作成します。これにより、歯が削れたり割れたりするのを防ぐことができます。被せ物の破損防止や、歯周病の悪化を防ぐためにも非常に重要です。 レジン(プラスチック)の充填: 歯の根元が大きく削れてしまっている場合は、その部分に歯科用の白いプラスチック(レジン)を詰めて、物理的に外部からの刺激を遮断する治療を行います。 当院(谷村歯科医院)の受付でも、市販品よりも効果が高く配合されている『歯科医院専売の知覚過敏予防・しみ止め効果のある歯磨き粉』を取り扱っております。「最近、冷たいものがしみて辛いな」と感じたら、我慢せずにいつでもお気軽に当院までご相談くださいね。 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ: https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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40代 男性 O.K様 メタルセラミックスブリッジ・メタルセラミックス冠
<概要> 上下の歯の治療を行いました。被せ物・ブリッジの治療にメタルセラミックスを使用しています。 <治療説明> 施術名:メタルセラミックスブリッジ・メタルセラミックス冠 施術の説明:メタルセラミックスは色や形の悪い歯を治してできるだけ自然な歯に近づけます。内側は金属、外側はセラミックスでできており、白さは変色せず、耐久性が高いです。 施術の副作用(リスク):痛み・咬合時痛・冷温水痛・抜歯する場合は腫脹や出血や神経麻痺などを生じる事があります。麻酔を行う場合、アナフィラキシーショックを生じるリスクがあります。セラミック・仮歯が欠けたり、外れる事があります。場合により歯の神経の治療をします。 施術の価格(保険適用外):1本あたり 110,000円
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80代 女性 S.S様 ノンクラスプデンチャー・オールセラミックス冠(emax+ポーセレン)・フルジルコニア冠・ピュアセラミックemaxインレー・ジルコニアインレー・メタルセラミックス冠
<概要> 義歯(入れ歯)および上下の歯(詰め物・被せ物)の治療を行いました。フルジルコニア、オールセラミックス、e-max、メタルセラミックスを使用しています。 <治療説明> 施術名:ノンクラスプデンチャー、オールセラミックス冠、フルジルコニア冠、ピュアセラミックemaxインレー、ジルコニアインレー、メタルセラミックス冠 施術の説明:ノンクラスプデンチャーはバネがない入れ歯です。オールセラミックス・フルジルコニア・emaxは色や形の悪い歯を治してできるだけ自然な歯に近づけます。金蔵を使用していないため、金属アレルギーの原因にもならず、体に優しい素材です。メタルセラミックスは色や形の悪い歯を治してできるだけ自然な歯に近づけます。内側は金属、外側はセラミックスでできており、白さは変色せず、耐久性が高いです。 施術の副作用(リスク):痛み・咬合時痛・冷温水痛・抜歯する場合は腫脹や出血や神経麻痺などを生じる事があります。麻酔を行う場合、アナフィラキシーショックを生じるリスクがあります。セラミック・仮歯が欠けたり、外れる事があります。場合により歯の神経の治療をします。 施術の価格(保険適用外):1本あたり 66,000~330,000円
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【活動報告】国際口腔インプラント学会(ISOI)年次大会に参加!最新技術を日々の臨床へ
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村 将光です。 先週の日曜日に、千葉県の舞浜にあるホテルで開催された『国際口腔インプラント学会(ISOI)の年次大会』に参加してまいりました。 通常、日本国内で開催される多くの歯科系の学会は、各大学の歯学部の講座が持ち回りで主催するケースが一般的です。そのため、学術大会のプログラムも大学の医局員による「基礎研究の発表」がメインとなることが多く、私のような現場で患者さまと向き合っている一般の開業臨床医からすると、日々の診療にすぐに応用するのが難しく、少し馴染みにくい部分があるのも事実です。 しかし、今回参加したこの『国際口腔インプラント学会』は、最前線で活躍する「開業医の歯科医師」が中心となって構成されている学会です。学術大会のテーマも、研究室でのデータより「実際の臨床(実際の患者さまの治療)」に焦点を当てた極めて実践的な内容ばかりであるため、参加して学ぶことが翌日からの日々の診療に直結し、大変役に立ちます。 舞浜のホテルに最新のインプラント技術が集結 この学会の学術大会は毎年開催される場所が変わるのですが、今年は「東京ベイ舞浜ホテル クラブリゾート」の広大な会議場が会場となりました。 この日は見事な秋晴れでとても良いお天気だったため、ホテルのロビー周辺は隣接するディズニーランドへ向かう楽しそうな家族連れやカップルで大混雑していました。そんな華やかなリゾートの空気を横目に、私は残念ながら(?)窓のない会議室に一日中こもって、インプラントの猛勉強です! 会場前の広い廊下スペースには、インプラントに関連する様々な歯科用機器メーカーや材料メーカーが協賛ブースを出展していました。 顎の骨に直接埋め込むインプラントは、ミクロン単位の精度が求められる超精密な医療器具であり、そのシステムや表面性状の技術は日進月歩で常に進化し続けています。こうした学会の展示ブースは、メーカーの担当者から直接最新の機材情報を仕入れたり、実際に手に取って実用性を確かめたりすることができるため、私たち臨床医にとって非常にありがたい貴重な場です。 ドイツインプラント学会(DGZI)の認定医を目指して また、この国際口腔インプラント学会(ISOI)は、インプラント治療の先進国であるドイツの「ドイツインプラント学会(DGZI)」と強力な提携関係を結んでいます。そのため、一定の基準を満たせばドイツ本国に渡り、権威あるDGZIの認定医試験を受験することが可能です。 ただ、このドイツ本国での認定医試験は非常に難易度が高く狭き門であることで知られており、合格者は毎年ほんの数人しか出ません。今年の日本人の合格者に至っては、なんと「たった一人だけ」だったそうです。今回の学会開催中にその栄えある授賞式が行われ、大いに刺激を受けました。私もより高みを目指し、いつかこの資格を取得できるようさらに臨床と勉強を頑張りたいと強く決意しました! こちらは講義を受講中の私の様子です。格式ある国際的な学術大会ですので、もちろんスーツにネクタイの正装で参加しています。朝から夕方まで高度な専門講義がぎっしりと詰まっていたため、写真の表情も少しお疲れ気味でしょうか(笑)。 学会の性質上、会場には数多くの困難な症例を乗り越えてきたベテランの開業医の先生方が多数参加されています。気のせいか、皆様とても眼光が鋭く、インプラント治療にかける並々ならぬ熱意とオーラを感じました。 休憩時間には、2年前のアメリカでのレーザー歯学会(ALD)でご一緒して以来の先生と偶然お会いし、旧交を温めることもできました。今から約10年前、私がこのインプラント学会に初めて参加した時は、会場内に知り合いの先生がただの一人もおらず心細かったものですが、長年継続して参加し続けることで、今では理事を務められる先生方とも懇意にしていただけるようになり、毎年この学会の会場へ足を運ぶのが私の大きな楽しみの一つになっています。 なぜインプラント治療に「学び続ける姿勢」が必要なのか? インプラント治療は、虫歯や歯周病で歯を失ってしまった後でも、自分の本来の歯と同じようにしっかりと噛めるようになる素晴らしい治療方法です。 最大のメリットは「他の健康な歯を守ることができる」という点です。 もしインプラントをせずに「ブリッジ」を選択した場合、土台とするために両隣の健康な歯を大きく削らなければなりません。また、「部分入れ歯」にした場合も、金具(バネ)をかける残りの歯に噛むたびに大きな負担がかかります。もしその隣の歯がすでにグラグラと弱っていた場合、ブリッジや入れ歯の負担に耐えきれず、ドミノ倒しのように次々と大切な歯を失ってしまうという最悪の悪循環に陥ってしまいます。 そこに独立した柱であるインプラントを入れることで、周囲の弱い歯にかかる過剰な負担を肩代わりして守り、結果的に「少しでも長く、ご自身の天然の歯を自分の口の中に残すこと」が可能になるのです。 しかし、インプラント治療は顎の骨にアプローチする外科手術を伴うため、決してゼロリスクではありません。だからこそ、私たちインプラントを扱う歯科医師は、過去の経験や古い技術に甘んじることなく、常に世界基準の最新の知識と技術の習得に向けて、生涯にわたり日々努力を続けなければならないのです。 今回も学会でたくさんの刺激と最先端の知見を得ることができました。これからも、谷村歯科医院を頼ってくださる患者さまの安全で豊かな人生に貢献できるよう、全力で診療を頑張ってまいります! 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ: https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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【歯科医師解説】「痛くなってから」では遅い?歯科医院の定期検診を習慣化するメリット
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村 将光です。 皆様にひとつ質問です。正直なところ、歯科医院は「できれば行きたくない場所」だと思っていませんか? 残念ながら、多くの方にとって歯科医院のイメージは、『痛い』『キーンというドリルの音が怖い』『薬品の独特なにおいがする』といった、マイナスなイメージばかりが先行してしまっているのが現状です。 歯が激しく痛くなったり、腫れたりすれば、もちろん「仕方なく」歯科医院に駆け込むことになります。歯の痛みというのは非常に鋭く強烈なものが多いため、どうしても患者さまの頭の中で「歯科医院=痛くて辛い場所」という図式が出来上がってしまうのでしょう。 しかしその一方で、『歯科の定期検診を日常の習慣にしている方』にとっては、全く認識が異なります。彼らにとっての歯科医院は、エステや美容室のように「お口をスッキリ綺麗にしてくれて、自分の健康を守ってくれるとてもありがたくて快適な場所」なのです。 痛みがなくても受診すべき理由と、全身疾患との恐ろしい関係 痛みなどの自覚症状がなくても、定期的に歯科医院で検診を受けることには計り知れないメリットがあります。 プロの目でチェックし、専用の機械でクリーニングを行うことで、虫歯や歯周病を未然に防ぐことができます。また、たとえごく初期の虫歯が見つかったとしても、早期発見であればドリルで大きく削る必要もなく、ほとんど痛みを伴わずに短期間で治療を終わらせることができるのです。 お口の中は暗く複雑な構造をしているため、自分自身の目で鏡を見てすべての異変をチェックするのは不可能です。 さらに近年の医学研究により、『歯周病は、お口の中だけの病気ではなく、全身の命に関わる重篤な疾患と深く関わっている』ことが明確に明らかになっています。 歯周病菌やその毒素が歯茎の血管から全身に巡ることで、重度の歯周病患者さまは、狭心症・心筋梗塞・脳卒中・糖尿病・高血圧、そして誤嚥性(ごえんせい)肺炎といった、命を脅かす病気の発症リスクが跳ね上がってしまうのです。「たかがお口の汚れ」と侮ることは絶対にできません。 こんな時は迷わず受診を!歯科医院へ行くべき「26のサイン」 定期検診はもちろんですが、日常生活の中で「どのような時に歯科医院を受診すればいいのか」を具体的に知っておくと、いざという時に重症化を防ぐことができます。 以下に、当院を受診していただくべき代表的な症状やタイミングをまとめました。一つでも当てはまるものがあれば、放置せずにご相談ください。 歯がズキズキ痛い 冷たいもの・温かいもので歯がしみる(知覚過敏・虫歯の疑い) 過去に治療した歯の詰め物・かぶせ物が取れた 指や舌で触ると、歯がグラグラ揺れる 硬いものを噛んだら歯が欠けた(割れた) 食べ物がいつも同じ歯と歯の間に挟まって取れない 歯ぎしり・食いしばりの癖がある(朝起きると顎が疲れている) 歯茎が腫れて痛い 歯磨きの時に歯茎から血が出る 歯茎が下がって(やせて)、歯が長くなった気がする 歯茎の色が赤紫色や黒っぽく変わってきた 歯の表面の茶色い汚れ(ステイン・ヤニ)が気になる 歯の色を根本から白く綺麗にしたい(ホワイトニング希望) 歯並びの悪さが気になっている 噛み合わせがなんだかおかしい、違和感がある 転倒などで口の周りや歯を強くぶつけた 口の中に口内炎や、なかなか治らない「できもの」ができた あごが痛い・カクカク音がする・引っかかる・口が大きく開きにくい(顎関節症の疑い) 家族や友人から口臭を指摘された、自分でも口の中からにおいがする気がする 奥に埋まっている親知らずがうずく、気になる 食べ物の味がわかりにくい(味覚がおかしい) 魚の骨がのどや歯茎に引っかかって取れない 以前入れたインプラントの調子がおかしい 使っている入れ歯が痛い、合わない、調子が悪い 留学や赴任などで、海外に長期で行く前の健康チェック(海外は歯科治療費が高額なため必須です) 半年以上、歯科医院を受診していない(検診を受けていない) 定期検診はどれぐらいの頻度で受けるのがベスト? 上記のように、歯科医院で診察や治療を行うケースは実にたくさんあります。その中で圧倒的に多いのは、やはり虫歯や歯周病に関することです。これらは「定期的に受診して歯垢(プラーク)と歯石を取り除くこと」で、重症化を確実に防ぐことができます。専門の機械を使ったクリーニングは痛みもほとんどなく、むしろお口の中がスッキリしてとても快適です。 では、定期検診はどれぐらいの頻度で受診するのがよいのでしょうか? 私たちが食事をした後、磨き残した細菌がネバネバとした塊となって歯と歯茎の境目に付着します。これが『歯垢(プラーク)』です。 この歯垢をそのまま放置しておくと、唾液の成分と結びついてカチカチに硬くなり、もはやご自宅の歯ブラシでは絶対に取れなくなってしまいます。これを『歯石』といいます。 柔らかい歯垢が、硬い歯石に変わってしまうまでの期間は「約3ヶ月」です。 つまり、【3ヶ月ごとに歯科医院で歯石を取ってリセットしていけば、虫歯も歯周病もほとんど悪化することはない】のです。 毎日のご自宅でのプラークコントロール(歯磨きやフロス)が完璧にできている方であれば、半年に1回(6ヶ月以内)の受診でも問題ないでしょう。しかし、歯並びの影響などで歯垢を完全に取り除くのが難しい方や、すでに歯周病が進行している方の場合は、1ヶ月〜2ヶ月ごとのこまめな検診と歯石除去が必要となってきます。 「痛くなる前」の受診を習慣にしましょう 自覚症状が何もない健康な状態の時に、自ら進んで歯科医院を受診しようとはなかなか思えないかもしれません。 しかし、「痛みなどの症状が出てからでは、すでに手遅れ(抜歯や神経を取る大掛かりな治療が必要)」になってしまうのが歯科治療の恐ろしいところです。 まずは騙されたと思って、定期検診に3回ほど頑張って通ってみてください。お口の中がスッキリする爽快感を知れば、自然とそれが「習慣化」されます。 歯医者に通うことを習慣化してしまえば、この先ずっと、お口の大きなトラブルや痛みに悩まされる人生から解放されることでしょう。一生涯、ご自身の歯でおいしく食事を楽しむために、ぜひ当院での定期検診をスタートしてみませんか? 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ: https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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50代 男性 T.H様 ピュアセラミックインレー・オールセラミックス冠・セラマージュインレー
<概要> 上下の歯(詰め物・被せ物)のセラミックス治療を行いました。 <治療説明> 施術名:ピュアセラミックインレー、オールセラミックス冠、セラマージュインレー 施術の説明:セラミックスは色や形の悪い歯を治してできるだけ自然な歯に近づけます。金蔵を使用していないため、金属アレルギーの原因にもならず、体に優しい素材です。セラマージュはハイブリッドセラミックスです。 施術の副作用(リスク):痛み・咬合時痛・冷温水痛・抜歯する場合は腫脹や出血や神経麻痺などを生じる事があります。麻酔を行う場合、アナフィラキシーショックを生じるリスクがあります。セラミック・仮歯が欠けたり、外れる事があります。場合により歯の神経の治療をします。 施術の価格(保険適用外):1本あたり 44,000~132,000円