お知らせ
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【歯科医師解説】口臭にはどんな種類がある?4つの原因(食事・病気・生理的・精神的)と正しい舌苔ケア
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村 将光です。 皆さんは普段、ご自身の「口臭」が気になることはありますでしょうか? あるいは、ご家族や職場の方など、周りの人の口臭が気になって不快な気分になったご経験はありませんか? エチケットとしてできれば避けたい口臭ですが、実は一口に「口臭」といっても、そのニオイの性質や発生する原因には実に様々な種類があります。原因が違えば、当然その対策や治療法も異なってきます。 今回は、口臭の代表的な「4つの種類と原因」、そして意外と見落としがちな「舌のケア」について詳しくご説明いたします。 1. 食べ物・飲み物・嗜好品による口臭(外因的口臭) 私たちが普段お食事をするだけでも、お口からは常に何らかのニオイが発生しています。 食べ物には『良い香り』と『不快なニオイ』がありますが、例えばオレンジやレモンなどの柑橘類は誰にとっても爽やかで万人受けする香りのため、食後に香っても「不快な口臭」とは言えないでしょう。 一方で、以下のような食品や嗜好品は、周囲の人に強い不快感を与える原因となります。 香りの強い食品: ニンニク、ニラ、ネギ、らっきょうなど(消化吸収された後、血液に乗って肺から呼気としても排出されます)。 嗜好品: タバコのヤニ(タール)と混ざった独特の悪臭や、お酒を飲んだ後のアルコール臭は、吸わない・飲まない人にとっては生理的に受け付けない強いニオイの一つです。 コーヒー: コーヒーに含まれる微粒子が舌の表面に付着し、お口の中のpHを酸性に傾けて唾液を減らすため、人によってはかなり不快な口臭へと変化します。 発酵食品: 納豆やチーズ、キムチなどの発酵食品も、健康には大変良いものですが、普段食べ慣れない人や周囲の人にとっては強い口臭と感じられることがあります。 2. 虫歯・歯周病や全身の「病気」による口臭(病的口臭) 一時的なものではなく、常に周囲へ強い悪臭を放ってしまう最も深刻な原因が「病気」による口臭です。その代表格が、お口の中の病気である『虫歯』と『歯周病』です。 虫歯による口臭: 進行して歯にポッカリと穴が開いた部分に食べかすが詰まり、歯ブラシが届かないまま何日も放置されることで、お口の体温で食べ物がどんどん腐敗し、強烈な「発酵臭・腐敗臭」を放ちます。さらに、虫歯の原因菌自体が歯の神経や象牙質を溶かす過程で、毒素とともに独特の悪臭を発生させます。 歯周病による口臭: 歯と歯ぐきの境目(歯周ポケット)の奥深くが化膿し、にじみ出る「膿(うみ)」とともに強い臭気が出ます。歯周病菌は空気を嫌う細菌(嫌気性菌)であり、タンパク質を分解する際に「メチルメルカプタン(腐った玉ねぎのようなニオイ)」や「硫化水素(腐った卵のようなニオイ)」といった、毒性の強い強烈な悪臭ガスを大量に放ちます。 お口の中以外の病気が原因になることも また、病的な口臭の原因はお口の中だけとは限りません。耳鼻咽喉科や内科の病気が隠れているケースもあります。 蓄膿症(副鼻腔炎): 鼻の奥、頬の骨の中にある空洞(副鼻腔)に炎症が起きてドロドロの膿が充満し、その膿のニオイが鼻や口から漏れ出します。 風邪や扁桃炎(膿栓): 風邪をひいたり喉に炎症が起きたりすると、のどの奥(扁桃腺のくぼみ)に細菌の死骸や食べかすが固まった白い玉状の塊(膿栓:臭い玉)ができることがあり、これが潰れるとドブのような強烈な悪臭を放ちます。 胃腸疾患: 逆流性食道炎や胃腸炎、胃潰瘍などによって消化不良が起こると、胃の中で異常発酵したニオイが食道を通って上がってきたり、血液に取り込まれて肺から口臭として排出されたりします。 3. 誰にでも起こる「生理的に発生する口臭」 病気でなくても、私たちのお口の中には誰でも常に数百種類もの細菌が存在しています。通常は「唾液」が持つ自浄作用や殺菌作用によって細菌の働きが抑えられているため問題になりませんが、「唾液の分泌量が少なくなり、お口の中が乾燥した時」には一気に細菌が繁殖し、誰にでも強い口臭が発生します。 特に以下のようなタイミングでは注意が必要です。 朝起きた直後(起床時口臭): 睡眠中は唾液の分泌が大幅に減少し、お口の中で細菌が爆発的に増えるため、1日の中で最も口臭が強くなります。 空腹時・緊張時: お腹が空いている時や、プレッシャーで極度に緊張してストレスを感じている時は、自律神経の働きで唾液が減り、口が渇いてニオイが出やすくなります。 お薬の副作用: 意外と知られていませんが、花粉症の鼻炎薬や市販の風邪薬、睡眠導入剤、血圧の薬などには、副作用として「唾液の分泌を抑えてしまう作用(抗コリン作用など)」が含まれているものが多くあります。鼻水が出るのを抑えるのと同時に、お口の唾液までカラカラに減らしてしまうため、服薬中は口臭が強くなりやすいのです。 4. 精神的に感じてしまう口臭(心理的口臭・自臭症) 最後が、「実際には周囲の人が不快に感じるような問題のある口臭は出ていないにもかかわらず、ご自身で『自分の口が臭いのではないか』と強く思い込んで悩んでしまうケース」です。 そもそも、生きている人間である以上、無臭ということはあり得ず、誰にでもわずかな生理的口臭は存在し、完全にゼロにすることはできません。しかし、他人が感じ取れるレベルのニオイではないにもかかわらず、精神的な要因から「周りに迷惑をかけている」と強く感じてしまったり、ほんの僅かなニオイの変化に過敏になりすぎてしまったりする方がいらっしゃいます。 お仕事や人間関係のストレスなどによる一時的なものであれば、環境が落ち着くにつれて自然と気にならなくなるでしょう。しかし、歯科医院で定期的に歯垢や歯石を徹底的に取り除き、虫歯や歯周病もなく、胃腸や耳鼻科の病気も見当たらず、ご家族など誰からも口臭を指摘されないにもかかわらず、「自分だけが何年もずっと口臭を気に病んで対人関係に支障が出ている」という場合は、歯科ではなく専門の口臭外来や心療内科を受診された方が、根本的な問題が解決されるかもしれません。 口臭改善の盲点!「舌苔(ぜったい)」の正しいケア方法 以上のように、口臭の発生源は主に「飲食物の残り」と「お口の中の細菌」によるものです。 飲食物による口臭は時間が経てば消える一時的なものですが、お口の中に「虫歯の穴」や「深い歯周ポケット」があると、そこに汚れがいつまでも停滞して悪臭を放ち続けます。また、細菌による病的口臭は周囲も驚くほど強い悪臭となるため、まずは原因となっている病気(虫歯・歯周病・風邪・胃腸疾患など)を速やかに治療することが最優先です。 そして、毎日の歯磨きで意外に忘れがちなのが「舌の表面の細菌」から発生する臭気です。 鏡でベーッと舌を出して見たとき、舌の表面が白っぽくなっていませんか?この白い付着物はただの食べかす汚れではなく、剥がれ落ちた粘膜の垢と無数の細菌が絡み合ってできた『舌苔(ぜったい)』と呼ばれる巨大な細菌のコロニー(塊)です。実は、生理的口臭の約6割はこの舌苔から発生していると言われており、これを適切に落とすことで口臭が劇的に改善することがあります。 ※注意!舌を「普通の歯ブラシ」で磨かないでください ただし、舌のお掃除をする際に、普段使っている「歯ブラシ」でゴシゴシと擦るのだけは絶対にやめてください! 舌の表面には、食べ物の味を感じ取るための『味蕾(みらい)』という非常にデリケートなセンサー組織が無数に存在しています。硬いナイロン毛の歯ブラシで擦ってしまうと、この大切な味蕾や舌の粘膜を傷つけ、味覚障害を引き起こしたり、傷口にさらに細菌が繁殖して逆効果になったりしてしまいます。 舌苔をケアする際は、必ず薬局や歯科医院で販売されている「専用の舌ブラシ(舌クリーナー)」を使用し、1日1回(朝の歯磨き時など)、奥から手前に向かって力を入れずに優しくなでるように取り除くのが安全で効果的です。 「自分の口臭の原因が虫歯や歯周病なのか知りたい」「歯石を綺麗にとって口臭を予防したい」という方は、どうぞお気軽に谷村歯科医院までご相談ください。 当院にご来院いただいた患者さまが、口臭の不安から解放され、毎日自信を持って笑顔で会話を楽しめるよう、プロフェッショナルなケアでしっかりとサポートいたします! 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ: https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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【歯科医師解説】「食後3分以内の歯磨き」はもう古い?お口の健康を守る正しい歯磨きのタイミングと豆知識
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村 将光です。 私たちのお口の健康を守るために最も基本的であり、かつ一番大切な習慣は、なんといっても毎日の『歯磨き(ブラッシング)』です。 今回は、私たちの現代生活に欠かすことのできない「歯磨き」に関する正しい知識や、これまで世間で常識と信じられていたものの実は誤解であったポイントなど、知っておくと役に立つ豆知識について詳しくご説明いたします。 お口の中のトラブルで最も多い二大疾患といえば、『虫歯』と『歯周病』です。 この2つの病気を未然に防ぐためには毎日の歯磨きが絶対に欠かせませんが、特に精製された砂糖や柔らかい炭水化物を多く摂取する現代人の食生活においては、少し歯磨きを怠るだけであっという間に虫歯や歯周病が進行してしまいます。 「私は虫歯になったことがない」という人ほど要注意! 時折、患者さまの中に「私は昔からあまり歯磨きをしなくても、一度も虫歯になったことがないから大丈夫」と自信を持っておっしゃる方がいらっしゃいます。 しかし、実はそのような方こそ、「50歳を過ぎたあたりから、急速に重度の歯周病へと進行してしまうケースが非常に多い」ということをご存知でしょうか? 遺伝的に唾液の質が良かったり、生まれつき歯の質(エナメル質)が硬くて虫歯菌の酸に強い方は、確かに虫歯にはなりにくいかもしれません。しかし、虫歯にならないからと油断して丁寧な歯磨きをする習慣を持たずにいると、歯と歯茎の境目には確実に「歯垢(プラーク)」や「歯石」が分厚く沈着していきます。 そして、自覚症状がないまま徐々に歯を支えている歯ぐきや顎の骨が溶かされていき、気づいた時には手遅れとなって、虫歯が一本もない綺麗な歯が次々と抜け落ちてしまうのです。 歯を失ってしまった後は、入れ歯(義歯)などの治療が必要となり、何でも美味しく噛めるという生活の質(QOL)が大幅に低下してしまいます。「虫歯がない=お口が健康」とは限らないのです。 1. そもそも、なぜ毎日「歯を磨く」必要があるのでしょうか? ところで、なぜ私たちは毎日欠かさず歯を磨かなければならないのでしょうか? 歴史を振り返ると、一般の人が毎日定期的に歯ブラシを使って歯を磨く習慣が定着したのは、つい数十年前のことです。もちろん、地球上の生物の中で習慣的に道具を使って歯を磨くのは「人間だけ」です(野生動物は生の硬い食物繊維を噛むことで自然に汚れが落ちていますが、加熱調理された柔らかいものを食べる人間にはそれができません)。 私たちが毎日歯を磨くのには、大きく分けて以下の目的があります。 ① エチケットとしてお口の中を清潔に保つため 社会生活を営み、人とコミュニケーションをとる上で、歯に食べかすが挟まったままだったり、不衛生でひどい口臭を放っていたりすれば、周囲の相手に強い不快感を与えてしまいます。身だしなみとしての清潔感を保つことは大切な目的の一つです。 ②「歯垢(細菌の塊)」を取り除き、全身の病気を予防するため 歯を磨く医学的な最大の理由は、食べかすや「歯垢(プラーク)」を物理的に取り除き、虫歯や歯周病を予防することです。 ここで重要なのは、「歯垢とは単なる食べかすではなく、生きた細菌の巨大な塊である」ということです。爪楊枝で歯の表面をこすった時に付く白くネバネバした物質は、わずか1mgの中に1億個以上もの細菌がひしめき合っています。 この歯垢を取り除かずに放置すると、唾液中のカルシウム成分と結合して、約3ヶ月ほどで石のように硬い「歯石」へと変化します。歯石になると、もうご自身の歯ブラシでは絶対に取り除くことができず、そこを拠点として歯周病がどんどん進行してしまいます。 さらに、進行した歯周病の菌や毒素は歯茎の血管から全身へと巡り、心筋梗塞、脳梗塞、高血圧、糖尿病の悪化など、命に関わる重篤な全身疾患に大きく関わることが近年の研究で明らかになっています。 この他にも、毎日の歯磨きには『茶渋などの着色(ステイン)を取る』『爽やかな息にする』『歯肉をマッサージして引き締める』『フッ素配合の歯磨き粉で歯を強化する・白く保つ』など、実に多様な目的があります。 2. 歯磨きは「いつ」するのが正解?変わる昔の常識 皆さんは、子どもの頃に「1日3回、ご飯を食べたら3分以内に、3分間以上磨きましょう(3・3・3運動)」と教わった記憶はありませんか? しかし、歯科医学の研究が進んだ現在において、この「食後すぐに磨く」という常識はすでに古く、場合によっては歯を傷めてしまう間違った方法であることが分かってきました。 現在、様々な科学的データから推奨されている理想的な歯磨きのルールは以下の通りです。 食後はすぐではなく、「30分以上経ってから」磨く 「夜寝る前」と「朝起きてすぐ(朝食前)」に必ず磨く 1日に何度も過度な力で長時間磨かない(歯や歯ぐきを傷つけるため逆効果) 「食べてすぐではなく、30分以上経ってから磨く」というのは、少し意外に思われるかもしれませんね。しかし、これには明確な医学的理由があります。 食事をすると、食べ物や飲み物に含まれる酸や、細菌が糖分を分解して出す酸によって、食後のお口の中は一時的に「酸性」に傾きます。酸性の状態では、歯の表面を覆う硬いエナメル質がわずかに柔らかくデリケートな状態になっています。 そのようなタイミングで硬い歯ブラシを使ってゴシゴシと歯を擦ってしまうと、酸で柔らかくなった歯の表面を自ら削り取って溶かしてしまう(酸蝕症:さんしょくしょう)危険があるのです。 食後30分ほど経過すると、唾液の持つ素晴らしい働き(緩衝能)によってお口の中が元の安全な「中性」に戻り、溶けかけた歯の表面も再石灰化されるため、安全に歯垢を取り除くことができます(※食後すぐは、水やお茶でブクブクうがいをして食べかすを流しておくのがおすすめです)。 「就寝前」と「起床直後」の歯磨きが最も重要な理由 そして、1日の中で最も念入りに歯を磨いていただきたいタイミングが「夜寝る前」と「朝起きて食事をする前」です。 人間は眠っている間、唾液の分泌量がガクンと低下します。さらに、睡眠中に無意識に口が開いてしまう(口呼吸)方も多く、お口の中がカラカラに乾燥してしまいます。 すると、唾液による「菌を洗い流す自浄作用」や「殺菌作用」が働かなくなり、就寝中のお口の中では、虫歯菌や歯周病菌が夕食後の何十倍ものスピードで爆発的に大繁殖するのです。 この夜間の細菌繁殖を最小限に抑えるために「就寝前の丁寧な歯磨き」が不可欠であり、そして一晩で大量発生してしまったお口の中の細菌(歯垢)を、朝食の食べ物や飲み物と一緒に胃腸へ丸呑みしてしまわないために「起床後すぐ(朝食前)の歯磨き」が極めて重要なのです。寝起きの細菌をそのまま飲み込むことは、腸内環境を悪化させ、様々な全身の病気の引き金になることが分かっています。 3. 大切なのは「磨いた回数」ではなく「磨けているかどうか」 理想を言えば「起床直後・毎食30分後・就寝前」に磨くのがベストですが、お仕事や学校がある日中に、毎回時間を計って完璧に磨くのはなかなか難しいのが現実だと思います。 しかし、安心してください。歯磨きにおいて一番大切なポイントは、実は「1日に何回磨いたかという回数」ではありません。 たとえ1日に5回歯ブラシを口に入れていたとしても、毛先が歯の正しい位置に当たっておらず、肝心の歯垢(プラーク)を取り除けていなければ、「磨いているつもり」になっているだけで、磨き残した場所から確実に虫歯や歯周病が発生してしまうからです。回数よりも、「1日1回(特に夜寝る前)でも、徹底的に汚れを落とし切る質」の方がはるかに重要です。 ご自身の歯磨きの癖を知り、効率よく汚れを落とす技術を身につけるためにも、ぜひ一度当院の定期検診にお越しいただき、お口の衛生管理の専門家である「歯科衛生士」によるブラッシング指導を受けてみてください。 また、どんなに歯磨きが上手な方であっても、歯ブラシやフロスだけではどうしても毛先が届かない「歯周ポケットの奥」や「複雑な歯の隙間」が存在します。 当院では、磨き残した歯垢がご自身では取れない硬い「歯石」へと変わってしまうサイクルに合わせ、【3ヶ月ごとの定期検診とプロによる専用器具を使ったクリーニング】をお勧めしております。 ご自宅での「正しいタイミング・正しい方法での歯磨き」と、歯科医院での「定期的なプロのケア」を両輪として、当院にご来院いただいた患者さまの大切な歯とお口の健康を一生涯維持していきましょう! 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ: https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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動物の歯について
みなさん、動物と人間の歯では、全く違うことをご存知でしたか? ちょっとした歯の豆知識をご紹介します! 1 『サメの歯』 『サメの歯』は獲物をとるときにこぼれ落ちても、すぐに次々と生えてきます。 なぜなら、現在使っている歯のうしろに6列から10列もの予備の歯がひかえていて、歯が抜け落ちると、その予備の歯がベルトコンベアー式に前に出てきて埋めてくれるからです。 ホシザメの歯は抜けてから10日で1列すべて生えかわるとか。 トラザメなどは10年間で2万4千本の歯が生えかわったということです。 このような歯の構造があるから、一度捉えた獲物はぜったいに逃さないのでしょう。 びっくりですよね! 2 『象の歯』 『象の歯』は大きな臼歯が上下左右に1本ずつの計4本。 ひと回りもふた回りも大きな大人の靴底のような形をしており、かみ合う面はギザギザ模様になっています。 60~70年の生涯のうち、この臼歯は6回も生えかわるのですが、そのプロセスは大変面白いものです! 私たち人間の歯は下から顔を出してきて垂直に生えかわりますが、象の臼歯は水平交換といって、奥にある臼歯が脱落するという交代方法をとるので、歯がない期間は全くないのです。 あれだけ大きな体なのに歯が4本しかないなんて意外ですね。 でも一本の歯の大きさが靴と同じ大きさなんて、さすが巨大な象だとおもいました。 3 『馬の歯』 ちなみに、自分の干支である馬はどうかなと一番興味が湧いたのですが。笑 『馬の歯』は明け6歳になるまでに、すべて乳歯から永久歯に生えかわり、その後はどんどんすり減っていきます。 カイバを食べる時には、上下の歯をすり合わせて咀嚼するので減り方が激しく、1年間に平均2ミリずつすり減っていきます。 そのため、馬は歯を見れば馬齢がわかるといわれます。面白いですよね!! 4 『ブタの歯』 ブタの内臓器官は私たち人間のものと良く似ていますが、歯の数は人間よりも多く、しかも噛む力も強力です。 門歯の数は上下左右で12本、そのうしろにキバがあり、硬くて大きいものはこのキバで砕きます。 小臼歯は16本、大臼歯は12本、合計44本の歯を持っています。 生まれて間もなくかわいらしい歯が生え始めますが、これはブタの乳歯で、ほぼ2年後には永久歯となって生え揃うそうです。 このように、動物によって、歯の数、形、生え方もこんなにも違ったんですね!! 他の動物も興味があれば、調べてみてもいいかもしれないですね! 新しい発見があって面白いと思います^^ 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ:https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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Instagramはじめました
Instagramをはじめました。 医院の治療や器具についてアップしています。 また医院からのお知らせや最新情報も順次アップしていきます。 ここをクリック 皆さん、ぜひフォローしてください!
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歯の着色
今回は、『歯の着色』についてお話します! 歯の着色は、歯のくすみ・黄ばみの原因になり、口元の印象に大きく左右します。 歯の着色の原因は生活の中に隠れていて、日常的に摂取している飲食物が原因になっている場合もあるんです。 歯は放っておくと茶色や黄色に着色し、見た目が悪くなります。 歯の着色のどんな物があるのでしょうか? 歯が着色する主な原因として、『飲み物による着色 』、 『タバコによる着色』、 『歯の歯垢や歯石による汚れ』、 『虫歯による汚れ』、 『加齢による着色』 などがあります。 1 『飲み物による着色 』 お茶・コーヒー・ワインなどの飲み物を飲むと、その成分が歯に付着し着色してしまう事があります。 特にコーヒーは着色の原因となるポリフェノールが多量に含まれているため、着色しやすいのです。 また、カレーなど濃い食べ物を食べてもその成分が歯に付着し色が付く原因となる事があります。 カレー、チョコレートなどは、服に付いたときの落としにくさから、着色の影響力がわかるのではないでしょうか。 醤油、ソース、ケチャップなどの調味料、色の濃いベリー類などもそうなんです。 一般にタンニン、ポリフェノール、ターメリック等を多く含むものが、歯の着色を起こしやすいと言われているそうです。 食品だけで着色しやすい物の他に、同時に摂ると歯の着色を促してしまうものがあります。 炭酸飲料やアルコール、柑橘系の飲食物やお酢、梅干しなど酸度の高い食材は、歯のエナメル質を溶かしてしまいます。 そこに、着色しやすい食品を摂ると、荒れた歯の表面に色素が残りやすなってしまうんです。 着色を促す食品としては他にも、エナメル質を荒らすシュウ酸を含むホウレンソウ、酸の強いスポーツドリンク類もあげられるそうです。 色の濃い食品は、これらの食品との食べ合わせについても常に意識しておきたいですね! 2 『タバコによる着色』 着色の原因で最も多いのは、『タバコ』です。 タバコを吸うと、タバコに含まれるニコチンやタールが蓄積され、歯の着色につながります。 タバコのタールはとても頑固に歯面に付き黒ずんでいるため、とても不健康な印象を与えます。 3 『歯の歯垢や歯石による汚れ』 歯に歯垢や歯石などが付着し、それが汚れとなり歯を着色させてしまう事もあります。 歯の汚れによる着色は、いずれ虫歯の原因ともなるため注意が必要ですね。 4 『加齢による着色』 加齢による着色は、年齢を重ね歯の組織が老化したことにより、自然と歯が変色していきます。 5 『遺伝性による着色』 ごくまれですが、『遺伝性による着色』というのもあり、遺伝が原因で歯が自然と着色されてしまう事もあるそうです。遺伝によって着色する人の割合は、15000人に1人程度と言われているそうですよ。 食事の後の毎日の歯磨きや、マウスウォッシュの使用が大切ですね! しかし、それだけでは着色は落としきれないので、定期的に『歯科医院でのクリーニングやホワイトニング』をお勧めします。 当院では、従来のものとは違い、短時間で安く使っていただける最新のホワイトニングを扱っていますので、気になる方は是非お声掛けください!! 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ:https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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【歯科医師解説】成人の8割が感染!?「歯周病」が全身の寿命を縮める理由と正しいホームケア・予防法
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村 将光です。 現在、日本の成人の約80%がかかっている、あるいはその予備軍であると言われている『歯周病』。 ギネスブックにも「全世界で最も蔓延している感染症」として認定されているほど身近な病気ですが、その本当の恐ろしさや正しい予防方法については、まだまだ正しく知られていないのが現状です。 今回は、歯を失う最大の原因である「歯周病」の基礎知識から、その進行段階、そしてご自宅や歯科医院でできる具体的なケア方法について詳しく解説いたします。 1. 歯周病とは?単なるお口の病気にとどまらない恐ろしさ 歯周病とは、お口の中に潜む歯周病菌(細菌)によって歯の周りの歯ぐき(歯肉)に炎症が起き、さらには歯を根元で支えている顎の骨(歯槽骨)が少しずつ溶かされていく感染症です。骨が溶けて支えを失った歯は徐々にグラグラと揺れ始め、最終的には何でもない日常の食事中にポロリと抜け落ちてしまいます。 この歯周病が極めて恐ろしい病気とされる最大の理由は、「重症化するまで、激しい痛みや目立った自覚症状がほとんどないこと」です。 虫歯のように鋭い痛みがあればすぐに気付きますが、歯周病は「静かなる病気(サイレントディジーズ)」と呼ばれ、自覚症状がないまま年単位でじわじわと骨を溶かしていきます。そのため、ご自身で「歯が揺れる」「痛くて物が噛めない」と気付いて来院された時には、すでに骨がボロボロになっており、手遅れで抜歯せざるを得ないケースが後を絶ちません。 歯周病が「全身の寿命」を縮める理由 さらに知っていただきたいのは、歯周病はお口の中だけの問題ではないということです。 歯周病によって慢性的な炎症が続いている歯ぐきの毛細血管からは、日々無数の歯周病菌や毒素、炎症性物質(サイトカイン)が血液中へと流れ込み、全身を巡っています。 心筋梗塞・狭心症・脳卒中: 血管内に入り込んだ菌が血管壁にプラーク(動脈硬化巣)を作り、血管を詰まらせるリスクを跳ね上げます。 糖尿病の悪化: 炎症物質がインスリンの働きを阻害し、血糖値のコントロールを著しく悪化させます(歯周病を治療すると血糖値が改善することも分かっています)。 誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん): 唾液中の菌が気管から肺に入り込むことで、ご高齢の方の命に関わる重篤な肺炎を引き起こします。 早産・低体重児出産: 妊婦さんの血中の炎症物質が子宮筋を収縮させ、通常よりもリスクが高まることが判明しています。 このように、歯周病は単に歯を失って食事がしにくくなる(生活の質・QOLが低下する)だけでなく、「全身疾患を誘発して健康寿命を縮めてしまう病気」なのです。だからこそ、国も医療費削減と国民の健康増進のために、歯周病の早期発見・予防に本腰を入れて取り組んでいます。 2. 歯周病の進行段階(4つのステージ) 歯周病は、いきなり重症化するわけではありません。日々のプラーク(歯垢)の蓄積によって、段階的に進行していきます。 ステージ①:歯肉炎(初期段階) 歯の表面や隙間に歯垢(細菌の塊)が付着し、歯ぐきが赤く腫れたり、歯磨きの際に出血が見られたりする状態です。この段階ではまだ歯を支える骨(歯槽骨)は溶けておらず、適切なブラッシングとクリーニングを行えば元の健康な状態に完全に戻すことができます。 ステージ②:軽度歯周炎 歯垢が唾液中のカルシウム成分と結びついて石のように硬い「歯石」へと変化し、歯と歯ぐきの間の溝(歯周ポケット)が深くなり始めた状態です。歯根の周りの骨がわずかに溶け始めますが、まだ強い痛みなどの自覚症状はありません。 ステージ③:中等度歯周炎 骨が半分近くまで破壊され、歯ぐきが大きく下がって歯が長く見えたり、歯と歯の間に食べ物が頻繁に詰まるようになります。歯周ポケットの奥深くで細菌が繁殖するため、強い口臭や出血、排膿(膿が出る)、歯のグラつきが生じ始めます。 ステージ④:重度歯周炎 歯を支えている骨がほとんど溶けてなくなり、指で触ると前後左右にグラグラと大きく揺れる状態です。噛むだけで強い痛みが走り、硬いものは一切食べられなくなります。歯肉が急激に腫れ上がって激痛を伴ったり、最終的には自然に歯が抜け落ちてしまいます。 3. 今日からできる!正しい歯周病のホームケア 歯周病を防ぐための第一歩は、「お口の中の細菌(バイオフィルム)の絶対数を減らすこと」です。 「毎日3回しっかり歯磨きをしているのに、歯周病になってしまった」とおっしゃる患者さまは少なくありませんが、そうした方の多くはブラッシングの「当て方」や「タイミング」が適切でないケースが見られます。 【正しいブラッシングのポイント】 歯と歯ぐきの境目を狙う: 歯の表面だけでなく、歯周病菌が潜む「歯と歯ぐきの境目(歯周ポケットの入り口)」に毛先を45度の角度で当て、力を入れすぎずに小刻みに振動させるように磨いてください(マッサージするように動かすのがコツです)。 磨くタイミングを意識する: 就寝中は唾液の分泌が減少し、自浄作用が弱まるためにお口の中で歯周病菌が爆発的に繁殖します。そのため、「就寝前の丁寧なブラッシング」と、「起床直後(朝食前)のうがいやブラッシング」が極めて効果的です。また、食後すぐはお口の中が酸性に傾いてエナメル質がデリケートになっている場合があるため、少し時間を置いてから丁寧に磨くのもおすすめです。 デンタルフロスや歯間ブラシを併用する: どんなに時間をかけて上手に歯ブラシを使っても、歯ブラシ単体では歯と歯の間の汚れの「約60%」しか落とせません。フロスや歯間ブラシを併用することで、汚れの除去率を「80%以上」まで引き上げることができます。 薬用洗口剤(マウスウォッシュ)の活用: 物理的なブラッシングの後に、殺菌成分の入った洗口剤を使用することで、歯ブラシが届きにくい粘膜や舌の表面、微細な隙間まで薬液を行き渡らせて細菌の繁殖を強力にブロックできます。 4. なぜ「歯科医院でのプロケア」が絶対に不可欠なのか? ご自宅での毎日の歯磨き(セルフケア)は基本ですが、残念ながら現代人の食生活や複雑な歯並びにおいて、家庭でのケアだけで歯周病を完全に防ぎ切ることは不可能です。 一度歯の表面にこびりついてしまった「歯石」は、表面がザラザラとした軽石のような構造をしており、その穴の中に無数の細菌が住み着いています。そしてこの歯石は、どんなに硬い歯ブラシでゴシゴシ磨いても、絶対に落とすことはできません。無理に歯ブラシで落とそうとすると、かえって歯ぐきや歯の根元を深く傷つけてしまいます。 そのため、歯科医院で専門的なトレーニングを積んだ国家資格保持者である「歯科衛生士」による専用の医療器具を用いた『プロフェッショナルケア(歯石除去・スケーリング)』が不可欠となるのです。プロの目で普段見えない歯の裏側や歯周ポケットの奥深くまで徹底的にチェックし、こびりついた歯石と細菌の膜を安全に一掃します。 歯垢が硬い歯石へと変化するサイクルはおよそ「3ヶ月」と言われています。 そのため、当院では【3ヶ月に1回】の定期検診とプロによるクリーニングを強く推奨しております。 重度の歯周病になって歯を失ってしまう前に、定期的なメンテナンスを習慣化し、一生涯ご自身の歯で美味しくお食事を楽しめる健康なお口を守っていきましょう。 当院にご来院いただいた患者さまが、いつまでも笑顔で健やかな毎日を過ごせるよう、スタッフ一同親身になってサポートしてまいります! 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ: https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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タバコについて。
今日はタバコと歯周病の関係について書きたいと思います。 タバコは体にとって悪いものだという認識はみなさん持っていると思います。 実際、タバコの煙には約4000もの化学物質が含まれており、200〜300種類が発癌物質や有害物質で出来ています。 タバコを普段吸っている人は、歯周病にかかりやすくなったり治療して一生懸命ケアをしたとしても、悪くなったり治りにくくなってしまうのです。 なぜなら、普段タバコを吸う人は歯茎からの出血が少なく腫れにくいため、歯周病になってしまっても自分自身で気付かない人がとても多いのです。 そしてタバコの煙に含まれるニコチンは、神経を縮ませてしまう作用があります。 同じように、タバコの煙に含まれている一酸化炭素は酸素を届けるのを妨げてしまうような作用があります。 なので、常に酸素と栄養が行き届いてないような状態が続きます。 このような状況だと、歯周病の菌と戦う力が弱まってしまうので、いくら治そうとして治療を頑張ってもタバコが原因でなかなか歯周病が治らないのです。 またタバコを吸うと口臭がきつくなったり、歯にはヤニがついて黄ばんできたり、歯茎まで黒っぽくなってしまいます。 ヤニとして歯の表面につくと、そこがザラザラとして残ってしまうのでそこに新たに歯周病や虫歯の元になる菌が付きやすくなってしまうのです。 このようにタバコと歯周病の関係は大いにあることが分かります。 さらに、お母さんがタバコを吸っている場合、子どもにはどのような影響があるのでしょうか。 先天性の口蓋裂や口唇裂は、タバコが原因で起こることが多いことがわかっています。 さらに親のタバコの煙をこどもが吸ってしまうことが原因で、こどもの虫歯が増えてしまうこともわかっているのです。 また、タバコの煙によって歯茎が黒くなってしまったり、周りの人にも悪い影響を与えてしまいます。 タバコは歯周病や子どもに影響があるということ以外にも、インプラントを入れた場合予後がとても悪くなってしまって、最悪の場合脱落してしまったり。 口の中にできる、口腔ガンの原因にもなることがあります。 しかし、喫煙習慣がある人が禁煙をすることはなかなか難しいことだと思います。 歯や全身に悪影響を及ぼすタバコ。 もしやめたいと思っていても、なかなか辞められないという方は、禁煙外来やニコチンパッチなどを使ってこの機会に禁煙に取り組んでみてはいかがでしょうか。 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ:https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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【歯科医師解説】その頭痛や肩こり、実は「噛み合わせ」が原因かも?全身に及ぼす影響とチェックリスト
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村 将光です。 皆さんは普段、お食事の際に左右バランスよく、何でもしっかりと食べ物を噛み砕くことができていますでしょうか? 最近、当院でも患者さまから「歯の噛み合わせ」に関するご相談やお問い合わせをいただく機会がとても増えてまいりました。 歯は、一本一本が単独で独立して機能しているわけではありません。上の歯と下の歯が寸分の狂いもなく正しい位置でしっかりと噛み合うことで、初めて食べ物を効率よくすり潰し、スムーズに飲み込むことができるのです。 しかし、この噛み合わせのバランスがわずかでも崩れてしまうと、お口の中だけでなく、全身に様々なトラブルがドミノ倒しのように引き起こされてしまいます。 今回は、噛み合わせが体に及ぼす影響やその原因、そして対処法について詳しくお話しいたします。 1. 噛み合わせの乱れが引き起こす様々な症状 「噛み合わせが悪い」と聞くと、単に食べ物が噛みにくいだけだと思われがちですが、実際にはお口の周りにとどまらず、全身の健康にまで深刻な悪影響が及ぶことがあります。 噛み合わせというものは、歯の並びだけでなく、「顎の骨」「顎を動かす筋肉」「顎関節」「それらをコントロールする神経」がすべて精密な調和を保って初めて正常に機能しているからです。 この繊細なバランスが崩れた時、まず真っ先に異常が現れるのが「顎の関節」です。 【顎やお口の周りに現れる症状】 顎関節症(がくかんせつしょう): 「顎がだるい・重い」「口を開閉するとカクカク・ジャリジャリと音が鳴る」「口を開けたり硬いものを噛んだりすると顎が痛む」「指が2本分も入らないほど口が開きにくい」といった症状で、現代人に非常に急増しています。 歯の摩耗・破折: 特定の歯だけに過度な力が集中するため、歯が異常にすり減ったり、最悪の場合は根元からパキッと割れて(破折して)抜歯になってしまうことがあります。 詰め物・被せ物の脱離: 以前治療した銀歯やセラミックなどの被せ物が、不自然な横揺れの力によって何度もポロッと外れたり、欠けたりします。 口腔粘膜のトラブル: お食事中や会話中に頬の内側や舌を誤って噛んでしまったり、発音時に息が漏れて滑舌が悪くなったりします。 口臭や見た目のコンプレックス: 噛み合わせの悪さに伴って歯並びが乱れていると、歯ブラシが届きにくく磨き残しが増えて歯周病や口臭の原因になったり、口元の見た目が気になって人前で笑えなくなったりします。 【全身に及ぶ不定愁訴(原因不明の体調不良)】 さらに恐ろしいのは、全身への影響です。 頭の骨を支えている下顎のバランスが狂うと、それを支える首や肩の筋肉が常に緊張状態になり、神経を圧迫します。 慢性的な頭痛・頑固な肩こり・首の痛み 手足のしびれ・腰痛・姿勢の歪み 全身に力が入らない・朝起きても疲れが取れない・倦怠感 自律神経の乱れ・気分の落ち込み・集中力の低下 内科や整形外科、眼科、脳神経外科などを何軒も受診して精密検査をしても「異常なし」と言われ、原因が分からず長年悩んでいた体調不良が、「実は奥歯の噛み合わせのズレが原因だった」というケースは決して珍しくありません。 2. 噛み合わせが悪くなってしまう主な原因 噛み合わせが元々ずれている場合、骨格などの「遺伝的な要因」も確かに存在します。ご両親のどちらかの噛み合わせが受け口や出っ歯であった場合、その骨格的な特徴をお子様が受け継いでしまうことがあります。例えば、下顎が骨格的に大きく前に突き出ている「下顎前突(反対咬合)」などの重度なケースでは、日々の生活習慣の改善だけで治すことは難しく、大学病院などの口腔外科で顎の骨を一部切除して後ろに下げる「外科的矯正手術」が必要になることもあります。 しかし、そうした遺伝的な骨格異常を除けば、噛み合わせが悪くなる原因の大部分は、日常生活の中に潜む「後天的な生活習慣(悪習癖)」によるものです。 皆さんは、日頃無意識のうちに以下のような行動をとっていませんでしょうか? 【噛み合わせを悪くする日常のチェックリスト】 普段、デスクワークやテレビを見ている時に「頬杖(ほおづえ)」をつく癖がある 考え事をしている時に爪や指、ペンの後ろなどを無意識に噛む癖がある 虫歯や歯周病で歯が欠けたり、抜けてしまったりした場所を長期間放置している 食事の際、柔らかいものばかり好んで食べ、しっかり噛む習慣がない いつも左右どちらか片側だけの奥歯でばかり噛んでいる(片側咀嚼) 治療した詰め物や被せ物、入れ歯の高さが合っていないのに無理して使い続けている 寝るときに「うつ伏せ」や、いつも決まった「横向き」ばかりで寝ている 過去に転倒やスポーツなどで顎を強く強打したことがある 人の頭の重さは約5kgもあり、頬杖やうつ伏せ寝によって毎日横から継続的な強い力が加わり続けると、大人の硬い顎の骨や歯並びであっても簡単に歪んでしまいます。また、抜けた歯を放置していると、両隣の歯が隙間へと倒れ込み、噛み合っていた反対側の歯が伸び出してきて、全体の噛み合わせが一気に崩壊してしまいます。 さらに最近特に目立つのが、「前歯が全く噛み合っておらず、奥歯の数本だけでしか当たっていない」という方(開咬:オープンバイト)です。 奥歯をしっかり噛み締めても前歯の上下に大きな隙間が空いてしまう状態ですが、これも遺伝だけでなく、幼少期の長期にわたる「指しゃぶり」や、舌を前歯に押し当てて飲み込む「舌癖(ぜつへき)」によって上の前歯が押し出され、上顎の骨がくぼんでしまったことが原因で大人になっても残ってしまうケースが多く見られます。この場合も、本格的な矯正治療や専門的なアプローチが必要となります。 3. 噛み合わせを整えるために、まずは歯科医院へご相談ください ご自身で「最近どうも噛み合わせがおかしい気がする」「しっかり噛めない」と感じる方はもちろんのこと、「病院で検査をしても原因が分からない頭痛や肩こりにずっと悩まされている」という方は、ぜひ一度歯科医院でお口全体の精密なチェックを受けてみてください。 歯科医院では、専用のカーボン紙を使ってミクロン単位での当たり具合(咬合接触)を調べたり、顎の関節の動きや筋肉のコリの状態、パノラマレントゲンやCTによる骨の状態の確認などを行います。 詰め物や被せ物の高さをわずかにミクロン単位で調整する「咬合調整」 就寝時に装着して顎関節への負担を劇的に減らす「マウスピース(スプリント)治療」 合わなくなった古い被せ物や入れ歯の精密な再製作 歯並びそのものを根本から整える「矯正治療」 このように、歯科医院で速やかに改善できるアプローチは数多くあります。また、骨格的な問題などより大掛かりな精査や外科処置が必要と判断された場合であっても、大学病院などの適切な専門医療機関へスムーズにご紹介(病診連携)することが可能です。 「たかが歯の噛み合わせ」と軽く考えず、違和感を覚えたら一人で悩まずに、どうぞお気軽に当院までご相談ください。 当院にご来院いただいた患者さまが、毎日のお食事を美味しく味わい、全身の健康を保って快適な人生を過ごしていただけるよう、丁寧にお口全体の調和をサポートしてまいります! 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ: https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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ブラッシング
歯磨きは、なぜ大切なのでしょう? 乳歯(子供の歯)から永久歯(大人の歯)に生え変わるとき、歯と歯の間が空いていたり、生えたての歯は歯の丈が短くて磨きにくいと思います。 生えたての歯は弱く、虫歯になりやすいです。 夜寝る前に磨く時には磨き残しがなるべくないように特に時間をかけて丁寧に磨きましょね。 寝ている間は唾液量が少ないので、細菌の繁殖が大変多いです。 永久歯は生え変わることがなく、一生使う歯ですので虫歯にならないようにしましょう。 歯列矯正をしていて、歯にブラケットやワイヤーがついている方はいませんか? 矯正治療中は、歯に装置がついているので食べ物のカスが詰まってしまったり、普通の歯ブラシだけではなかなか汚れが取り切れなかったりと、ブラッシングが大変だと思います。 汚れがついたまま放置しておくと、ブラケットの周りから虫歯になってしまう場合もあります。 私は過去の矯正治療中に、上手く歯磨きが出来ず、虫歯になってしまっていました...。 あの時もっと丁寧に歯磨きをするべきだったと後悔しています。 矯正治療でせっかく綺麗に歯列を並べても、虫歯で歯を削ることになってしまったら悲しいですし、もったいないですよね。 普通の歯ブラシの他に、タフトブラシ、歯間ブラシ、デンタルフロスなどを使ってお口の中の清掃することをオススメします。 装置があると清掃は大変ですし難しいと思いますが、スタッフが丁寧に説明させて頂きますので、デンタルフロスや歯間ブラシの使い方や清掃の仕方に不安がある方はいつでも当院のスタッフにお声かけください(^-^) 歯周病で歯肉が下がってきて、歯の根元が見えてきてる方はいませんか? 歯の根元の部分は、冷たいお水やお風がしみるだけではなく、虫歯にもなりやすい部分です。 歯の根元の虫歯は、根面う蝕といいます。 根面う蝕というのは、虫歯の進行が早く、歯肉の下のほうに進行していくのが特徴です。 どんどん虫歯が進んでいくと、歯が折れてしまい抜歯しなければいけなくなるケースもあります。 歯の根元が見えてきている方は、歯ブラシの硬さを柔らかめにしたり、 あまり力をいれすぎずに磨いてみましょう。 フッ素配合歯磨剤を使ったり、低研磨の歯磨剤を使うのをオススメします(^^) -------------------------------------------------------------------------------- こちらの歯磨剤は、私が使っている高濃度フッ素配合の歯磨剤です! クールミント味なので歯磨きが終わったあとすごくスッキリしますのでぜひ使ってみて下さい(^^) 全体的に歯の根元が見えている場合、夜の寝ている時のブラキシズム(歯ぎしり)の影響を受けている可能性もあります。 自覚なくブラキシズムしていることも多いです。 気になる方はおっしゃってくださいね。 少しでも長く自分の歯で食事ができるように、毎日のブラッシングはもちろん大切ですが、定期検診でのプロフェッショナルケアもとても大切です。 スタッフ一同お待ちしております。 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ:https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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【活動報告】『平成30年7月豪雨』災害への支援について
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村 将光です。 連日のニュースでも大きく報道されております通り、先日の台風7号およびそれに伴う梅雨前線の活発化による記録的な大雨で、西日本を中心とした広範な地域に甚大な被害が発生してしまいました。 この度の『平成30年7月豪雨』によりお亡くなりになられた方々に深く哀悼の意を表しますとともに、被災されたすべての皆様に謹んで心よりお見舞いを申し上げます。 テレビや新聞などで現地の被害状況を目にするたび、自然の猛威の恐ろしさに言葉を失います。 7月13日現在の報道によりますと、死者が214人にのぼり、今なお避難生活を余儀なくされている避難者数が6,000人以上にも上るそうです。これは、平成に入ってから最悪の被害をもたらした豪雨災害となってしまいました。 倉敷市の様子 名古屋市消防局の公式HPより 現地では、うだるような猛暑と大量の泥に阻まれる過酷な環境の中、警察や自衛隊、そして全国から駆けつけた消防隊員の方々や災害救助犬による、文字通り泥まみれの懸命な救助活動や捜索活動が昼夜を問わず続けられています。本当に頭が下がる思いです。 災害大国日本。遠く離れた私たちにできる「一番の支援」とは 日本は豊かな四季や自然の恵みがある反面、毎年必ずと言っていいほど台風や大雨、地震などの様々な自然災害に見舞われる「災害大国」です。 このような大規模な災害が起こるたび、東京にいる私たちに「何か少しでも力になれることはないか」と深く考えさせられます。 昨年の九州北部での豪雨災害の際にもブログでお伝えしましたが、災害発生直後に被災地から遠く離れた安全な場所にいる我々にできる、最も確実で迅速な支援は「義援金の寄付」です。 被災地の映像を見ると、「今すぐ着るものや食べ物を送ってあげたい」という気持ちに駆られますが、個人からバラバラに送られる個別の支援物資は、現地での仕分けや保管に膨大な手間と人手がかかり、かえって現地の物流や対応スタッフをパンクさせてしまう「善意の押し売り(二次被害)」になる危険性があります。 被災された方々がその時一番必要としているものを、現地やその近郊でスムーズに調達するためにも、やはり「義援金」という形での支援が最も力になるのです。 日本赤十字社を通じた義援金のご報告 日本赤十字社平成30年7月豪雨災害義援金のうけつけはこちら 当院は長年にわたり、その人道的な理念に賛同し日本赤十字社の活動を支援してまいりましたが、今回も一番信頼でき、確実に被災された皆様の手元へ届けられる日本赤十字社の窓口を通じて、「平成30年7月豪雨災害義援金」として寄付をさせていただきました。 猛暑の中、避難所での生活や片付け作業は想像を絶する大変さだと思います。 被災された地域の一刻も早い復旧と、現地の方が1日でも早く安心できる日常生活を取り戻せますよう、心からお祈り申し上げます。 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ: https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7