お知らせ
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歯周病について
今回は歯周病についてお話させてください。みなさん歯周病はどういった病気かご存知ですか?聞いたことはあるという方も多いと思います。最近では、テレビでもたくさん取り上げられたりもしています。 人のお口の中には約300~500種類の細菌が住んでいます。歯磨きが正しく行えていないと、これらの細菌が増殖し、歯垢(プラーク)となります。 プラークは1mgの中に10億個の細菌がいると言われていて、磨き残され続けると歯石へと変化し強固に歯に付着します。プラークは歯磨きで除去出来ますが歯石は除去できません。 歯周病はこの細菌の塊であるプラークの感染により引き起こされる炎症性疾患です。 そこで大切になってくるのが普段の歯磨きです。みなさんがセルフケアで、しっかりと歯磨きを見直していく必要があります。 歯周病予防の歯磨き粉でオススメなのはこちら。 歯の表面のバイオフィルムという細菌の温床になりやすいがあり、そのバイオフィルムを殺菌するIPMP(イソプロピルメチルフェノール)が配合されています。他にも歯肉の炎症や出血を抑えてくれるトラネキサム酸が配合されています。 歯周ポケットは、深ければ深いほど悪い!? 歯と歯茎の間にもと歯周ポケットという隙間があり、その歯周ポケットには、食事をした際の食べカスや歯周病などの原因になる細菌が入り、歯周ポケットに詰まった食べカスや細菌が歯肉炎や歯周病の原因となり、歯や歯茎をボロボロにしてしまいます。 歯周ポケットは1mm、3mm、5mmなどミリ単位で測ります。 本来、密着しているはずの歯と歯茎に隙間ができてしまいますので、当然、歯周ポケットが深い方が、歯や歯茎にとって悪い状態と言えますが、自分に歯周ポケットがあるかどうかは、見た目にはなかなか分かりません。 歯周ポケットについてしまった歯石については、歯科医院での歯のクリーニングなどで取らないといけません。 また、計測時の出血ついては、歯茎が少し腫れている程度の場合が多いため、歯磨きなどのやり方を歯科医院で聞いて、実践することで改善できることが多いです。 歯周ポケットを放置してしまうと、歯周ポケットが進行して、以下のようなことが起こってしまいます。 ・歯周病菌など、細菌の巣になってしまう ・歯がグラグラする ・口臭の原因になる 歯周ポケットが進行して深くなってくると、その分、食べカスや歯周病菌などの細菌が入りやすくなってしまいます。 定期的に検診でチェックする必要があります!当院では、半年〜1年に1回は、定期的に検査をしていますっ! 歯周病は自覚症状が出にくく、知らない間に進んでいる場合もあるので、とても怖いです。 また、磨き残し以外でも、歯ブラシをしっかりできているのに、歯周病になっていると言われたという方もいるんではないでしょうか。 その原因として、食習慣、遺伝、特定の薬の定期服用、喫煙、ストレス、歯ぎしり(ブラキシズム)、糖尿病、骨粗鬆症、など、たくさんの危険因子があげられます。 心配な方、最近、検診に行けていない方など、この機会に一度定期検診にいらしてみてはいかがでしょうか? スタッフ一同お待ちしております。 歯の磨き方、使っているブラシや歯磨き粉、一度見直してみることから始めましょう。 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ:https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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【活動報告】米国名門・インディアナ大学歯学部のインプラント年間コースを受講開始しました!
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村 将光です。 先日の日曜日に、アメリカの名門である『インディアナ大学歯学部(Indiana University School of Dentistry)』が主催するインプラントコースの初日を受講してまいりました。 インディアナ大学はアメリカのインディアナ州にある歴史ある大学ですが、今回はこの日のために大学の著名な教授陣がわざわざ日本まで来日して講義を行ってくださいました。 このプログラムは単発のセミナーではなく、1年間にわたって体系的に学ぶ「年間コース」と期間が長く、さらに来年の5月にはグアム大学での「解剖実習」もカリキュラムに組み込まれているため、今から非常に楽しみにしています。 実は今から4年前、私が所属している国際口腔インプラント学会(ISOI)の総会が大阪で開催された際、会場にこのインディアナ大学のプログラムの案内ブースが出展されており、それ以来ずっと気になっていたコースでした。 4年前の国際インプラント学会の参加の様子はこちら なぜインプラント治療には「総合的な知識と臨機応変な技術」が必要なのか? インプラント治療は、単に「歯がない場所の骨にチタンのネジを埋め込めば終わり」という単純なものではなく、歯科医療におけるありとあらゆる分野の高度な知識と技術が要求される総合医療です。 解剖学の知識: 顎の骨の内部や周囲を通る太い血管や神経の位置を正確に把握し、安全に手術を行うために不可欠です。 外科手術の知識: 歯肉を綺麗に切開・縫合し、骨へのダメージを最小限に抑えて感染を防ぐ無菌的な処置が求められます。 全身疾患と薬に関する知識: 高血圧や糖尿病、骨粗鬆症などの持病をお持ちの患者さまや、血液をサラサラにするお薬などを服用されている方に対し、全身の安全管理を行いながら処置を進める必要があります。 かぶせ物(補綴・ほてつ)の知識: インプラントを入れた後、全体の噛み合わせのバランスを計算し、長期的に壊れにくく機能的な人工歯を作る知識が必要です。 歯周病関連の知識: 治療後に「インプラント周囲炎」になるのを防ぎ、周りの歯ぐきを健康に保つための知識も欠かせません。 さらに実際の臨床現場では、患者さま一人ひとり骨の厚みや硬さ、お口の中の環境が全く異なるため、教科書やマニュアル通りに処置できるケースはむしろ少なく、手術中に予期せぬ状況に直面した際にも「臨機応変に対応できる引き出しの多さ(多様な技術)」を身につけておく必要があります。 今回、関係者の方からこのインディアナ大学の素晴らしいプログラムについてお誘いをいただき、当院のインプラント治療のレベルをさらに一段階引き上げるためにも、思い切って参加することにいたしました。 まるでアメリカの学会!品川の会場と懐かしい再会 今回の講義は、品川のホテルに併設されている大きな国際会議場で行われました。 会場入口の案内看板やポスター、ステージに掲げられたフラッグ、配布資料などはすべて英語で表記されているため、東京にいながらにして、なんだかアメリカの現地の学会に参加しているような気分になります。 私は少し早めに会場に到着したため、最初はまだ参加者の姿もまばらでしたが、開始時刻が近づくにつれてどんどん席が埋まり、最終的には広い会場が満席になりました。 やはり高度なインプラントの年間コースということもあり、受講生は経験豊富な年配・ベテランの先生方が多かったです。女性の先生の姿はほとんど見かけませんでしたが、嬉しいことに、昨年の台湾でのインプラントセミナーでご一緒した先生と会場で偶然お会いすることができました! 伝統ある「ピンニングセレモニー(受講式典)」 講義が始まる前に、今回のために来日されたインディアナ大学歯学部の学部長であるJohn N. Williams先生よりご挨拶があり、厳かな「受講式典(ピンニングセレモニー)」が執り行われました。 インディアナ大学は非常に伝統のある、全米でもトップクラスの評価を誇る名門大学です。特にアメリカの歯学部の中では、歴史上「一番最初に歯学部を設立した大学」として知られています。 式典では、演台の赤い旗に留められている大学の公式バッジを、なんと学部長のWilliams先生ご自身が外し、受講生一人ひとりのスーツの胸元に自ら直接付けてくださいます。 このような伝統ある式典を通過すると、一人の医療人として改めて背筋が伸び、身が引き締まる思いがいたします。「今日から1年間、しっかり頑張って勉強し抜こう!」と決意を新たにしました。 解剖学と最新デジタル補綴の英語講義、そして意外なフィナーレ 午前中は、インディアナ大学医学部の解剖学教授であるDavid B. Burr先生による講義からスタートしました。 スライドにある「舌神経の走行(Course of the Lingual Nerve)」など、インプラント手術において絶対に傷つけてはならない重要な神経や血管の位置関係、顎の骨の構造など、基礎でありながら極めて重要な内容です。日本語訳のスライドや通訳のサポートもありましたが、講義の基本はすべて英語で進められるため、専門用語を聞き漏らさないようについていくのはなかなか大変で、頭をフル回転させました。 昼食を挟んで、午後からもみっちりと講義が続きます。 午後は補綴学科(かぶせ物の専門科)の学科長であるDean Morton先生が登壇され、コンピューターを使った最新のかぶせ物(Contemporary Digital Workflow)に関する最先端の講義を受講しました。 そして、初日のすべての講義が無事に終わった後、司会の方から「これより国歌斉唱を行います」というアナウンスがありました。 日本のセミナーでは珍しいなと思いつつ、全員で起立して厳かな雰囲気で待っていると……会場に流れてきたのは、なんと『アメリカの国歌』でした! 思わず心の中で驚いてしまいましたが、アメリカの大学の公式行事ですから、「国歌」といえば当然アメリカの国歌になるのですね(笑)。ちなみに、アメリカ国歌が終わった後には、ちゃんと日本の国歌(君が代)も流れましたのでご安心ください(^_^) これから1年間続くこのインディアナ大学歯学部のプログラムを通して、世界最先端のインプラント知識と技術をしっかりと吸収し、当院にご来院いただいた患者さまにより安全で、長持ちする確実なインプラント治療をご提供できるよう、精一杯研鑽を積んでまいります! 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ: https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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デンタルフロスの話♪
こんにちは(^_^) 梅雨に入りジメジメして、気温も暑かったり涼しかったり。 体調管理が大切な時期ですね。 風邪を引かず元気に夏を迎えたいところです! さて、今回はデンタルフロスについて少しお話しさせていただきます。 デンタルフロスには、「糸型デンタルフロス」、「F型デンタルフロス」、「Y型デンタルフロス」の3種類があります。 まず、糸型デンタルフロスの使い方です。 ⚫︎糸を肩幅ぐらいの長さ(約50cm)でカットします。 ⚫︎糸の片方の端から右手の中指に2回ほど巻きつけます。 ⚫︎もう片方の端から左手の中指に巻きつけていきます。間が10cm程度になるまで巻きます。 ⚫︎巻きつけた糸をそれぞれの人差し指で上から押さえ、糸がピンと張った状態にします。 ⚫︎片方の人差し指を口の中に入れ、糸を歯と歯の間に入れていきます。ノコギリを引くように糸を横に2、3回スライドしながら入れていきます。 ⚫︎歯と歯の間に入れた糸を、片方の歯に添わせるようにして歯と歯茎の間(歯周ポケット)に糸を入れます。この時も糸を横に動かしながら入れていきます。もう片方の歯も同じように行います。 ⚫︎糸を横に動かしながら、歯と歯の間から糸を後ろ側からはずします。この時、歯に引っかかって糸が抜けない時は、無理に抜こうとせず、片手の糸をほどき、引いて抜きましょう。 ⚫︎糸は1回使った部分を別の歯に使うと、歯のバイ菌が別の歯について感染してしまうので、1回フロッシングが終わったら、必ず使っていない部分で掃除するようにしましょう。 2つ目のF型デンタルフロスのメリットは、持ちやすいことです。 また、持ち手の先が細く加工してあり、つまようじのように使える物もあります。 F型デンタルフロスは、主に前歯の歯と歯の間を磨くのに適しています。 また、持ち手がついていることで、力の加減もしやすく、誤って口の中を傷つけてしまう可能性が低いです。 しかし、前歯は磨きやすいのですが、その反面、奥歯は磨きにくいというデメリットもあります。 F型デンタルフロスは持ち手に対して平行、縦向きに張ってあるので、奥歯に届かせようとすると、どうしても持ち手が口の端に引っ掛かってとても動かしにくいのです。 そんな時は、Y型デンタルフロスか、糸型のデンタルフロスを工夫して使うと、磨きやすいですよ! 3つ目のY型デンタルフロスは、F型デンタルフロスでは磨きづらかった奥歯も磨けるようになっています。 ホルダーの頭に横向きにフロスが張られていることで、奥歯まで届きやすく、歯と歯の間にも入りやすくなっています。 前歯はF型デンタルフロスを使い、奥歯はY型デンタルフロスを使うと行った使い分けが良いですね! デンタルフロスは、1日1回夜寝る前に歯磨きの後にやりましょう♪ デンタルフロスは、歯と歯の間の汚れを取ることが出来るので、毎日の歯磨きにしっかり取り入れたいですね! 面倒に思うかもしれませんが、頑張って何度か続ければ自然と習慣になります。 虫歯のない健康な歯でいるために、是非やって行きましょう☆ 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ:https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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【活動報告】全身の若さと健康を守る!大阪で開催された「日本アンチエイジング歯科学会」学術大会に参加しました
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村 将光です。 先日の土曜日と日曜日の2日間にわたり、大阪で開催された『第13回 日本アンチエイジング歯科学会 学術大会』に参加してまいりました。 以前のブログでもご紹介しましたが、私はこの学会の「認定医」の筆記試験にはすでに合格しております。最終的に正式な認定医として登録されるためには、今回の学術大会への参加が必須要件となっていたため、週末の休診日を利用して大阪まで足を運んでまいりました。 ちなみに、最近よく耳にする「アンチエイジング」という言葉ですが、単なる美容目的の「老化防止・若返り」だけを意味するものではありません。 医学的なアンチエイジング(抗加齢医学)とは、加齢によって自然に起こる細胞の衰えや、動脈硬化、ガンなどの様々な病気の「原因」を根源から抑制することで老化の進行を遅らせ、いつまでも心身ともに健康で自立した豊かな人生(健康寿命の延伸)を送るための究極の予防医学のことです。 近代的なグランフロント大阪と、カルチャーショック 今回の学会の会場となったのは、JR大阪駅から直結している巨大な複合施設「グランフロント大阪」の中にある、コングレコンベンションセンターでした。 久しぶりに訪れた大阪駅周辺は再開発で街並みがだいぶ様変わりしており、近代的なビルが立ち並んでいて本当に綺麗になりましたね。私は大阪の地理や交通事情にはあまり明るくないため、規模の大きさに圧倒され、なんだか海外の都市に来たような気分になりました。 特に、駅のエスカレーターに乗る際の暗黙のルールにはいつも戸惑います。東京では「止まる人は左側、歩く人は右側」ですが、大阪では「止まる人は右側、歩く人は左側」と完全に逆になります。昔、初めて大阪を訪れた時にこの違いにカルチャーショックを受けた記憶が鮮明に蘇りました。 華やかな会場と、最新の業者展示ブース 学会の会場に到着すると、通路はすでに全国から集まった多くの参加者で大変な賑わいを見せていました。 参加者の層を拝見すると、若い先生から経験豊富な年配の先生まで非常に幅広かったのですが、普段私がよく参加する「インプラント」の学会とは少し雰囲気が違いました。やはり「アンチエイジング」や「審美」というテーマ柄、女性の歯科医師の先生や歯科衛生士さんの参加割合がとても高く、会場全体がとても華やかで活気に満ちている印象を受けました。 最新の歯科医療機器や材料を紹介する業者展示のブースも非常に多く出展されていました。 その中には、先日当院でもアメリカから導入したばかりの、たった20分で痛みが少なく完了する最新のホワイトニングシステム『Sinsational Smile(シンセーショナル・スマイル)』の代理店のブースも出展されていました。早速ご挨拶に伺い、より効果的な使用方法や最新のトレンドなどについて、さらに詳しくお話を伺うことができました。 専門的で多岐にわたる学術講演 いよいよ学術大会の本会議が始まりました。 土曜日には、私の出身大学である東京歯科大学の口腔顎顔面外科学講座の教授(柴原 孝彦 先生)による重要な講演がありましたので、最前列付近でしっかりと聴講してまいりました。 講演のテーマは「エイジングと共に劣化する口腔粘膜 〜忍び寄るサイレントキラー口腔がん〜」というものです。 口の中にできる「口腔がん」は、初期の段階では痛みがあまりなく、ただの長引く口内炎と勘違いされて放置されがちです。発見が遅れると命に関わる恐ろしい病気ですが、かかりつけの歯科医院で定期的に粘膜のチェックを行うことで早期発見・早期治療が可能です。患者さまの命を守るための「口腔がんの見分け方」について、大変実践的でためになる最新の知見を学ぶことができました。 また、この学会は全身の老化防止をテーマとしているため、歯科の枠にとらわれない実に多岐にわたる分野の講演が行われました。東京大学の先生による「オーラルフレイル(お口の機能の些細な衰えが、全身の寝たきりや要介護状態に繋がるという考え方)」の予防とまちづくりに関する講演も、超高齢社会を迎える日本において非常に重要なテーマでした。 そして、今回個人的に最も衝撃を受けたのが、京都大学iPS細胞研究所(CiRA)の先生による「iPS細胞の誕生・現在・未来 〜iPS細胞を若返らせる〜」という最先端の再生医療に関する特別講演です。 皆さまもご存知の通り、iPS細胞とは人体の様々な組織の細胞に変化(分化)することができ、理論上は無限に増殖できる夢の万能細胞です。この先生は、ノーベル生理学・医学賞を受賞された山中伸弥教授と同じ最先端の研究所で、まさに今この瞬間に世界を変えるかもしれないiPS細胞の研究をされている方です。歯科分野における歯や歯周組織の再生への応用など、少し先の未来の医療の可能性に胸が躍りました。 ALDの旧友との嬉しい再会 会場内では、嬉しい再会もありました。毎年アメリカで開催される『米国レーザー歯学会(ALD)』に一緒に参加している、レーザー仲間の先生もこちらの学会に参加されていました。 この先生は、自費診療を専門とした高度な歯科医院を経営されており、最新の知識を求めて頻繁に海外の学会へ足を運ばれている大変アクティブな方です。アメリカの大学への留学経験もおありで英語もペラペラという、まさにグローバルに活躍されている尊敬すべき先生の一人です。学会の合間に情報交換ができ、大きな刺激をいただきました。 今回、この『日本アンチエイジング歯科学会』の学術大会に参加するのは初めてでしたが、単なる「歯の治療」を超えて、患者さまの全身の若々しさや健康寿命を延ばすための「アンチエイジング(老化予防)」に関する医学的な知識が飛躍的に深まり、本当に充実した2日間となりました。 今回学んだ口腔がんの早期発見やオーラルフレイル予防、そしてアンチエイジングの知識を、日々の谷村歯科医院での診療にしっかりと落とし込み、患者さまの健康で豊かな人生をサポートできるよう、これからも全力で頑張ってまいります! 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ: https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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最新のホワイトニング!
今日は最近、取り扱いを始めたホワイトニングについて紹介したいと思います。 『Sinsational Smile』 こちらはたったの20分でホワイトニングができる!という最新のホワイトニングになっています。 まずホワイトニンングには種類が二つあります。 一つ目が、歯科医院で行うオフィスホワイトニングというもの。 二つ目が、お家で自分で行うホームホワイトニングというものです。 従来、オフィスホワイトニングでは歯茎を守るために、時間をかけて前準備を行ったり、 時間もすぐには終わらず、1時間くらいかかっていました。 ホームホワイトニングでは、自分用のマウスピースを作る手間がかかり、 時間は2時間ほど装着しなければなりませんでした。 今回取り扱いを始めた『Sinsational Smile』では、歯科医院でまずオフィスホワイトニングを行い、そのあとに自宅でオフィスホワイトニングをしていただく仕様になっています。 そして、どちらも時間は20分ほどで終了し、既製のマウスピースを使うため準備の時間はありません。痛みもほとんど出ることがないので、安心して使うことができます。 『Sinsational Smile』のセットはこのようになっています。 まず、歯科医院で専用のジェルがついたマウスピースを装着し、青色LEDを20分間あてます。 その後、ご自宅に帰ってからホームケアペンを使って、歯にご自身で塗布しマウスピースをつけて20分間待ちます。 このホームケアペンは、毎日使って3ヶ月ほど持ちます。 実際に私も『Sinsational Smile』を試させていただいたのですが、とても簡単で歯がしみたり、痛みがあるといった症状も出なかったので、安心して行うことができました。 また時間も20分なので無理なく行うことができると感じました。 料金は18,000円+消費税となっています。 クリーニング(歯の表面についた着色やバイオフィルムなどを、専用のパウダーやペーストを使って磨き上げ、フッ素を塗ってコーティングするようなコースです。)を始めに受けていただき、その後10日以内にホワイトニングを受ける場合は、 ホワイトニングの費用が10,000円+消費税 に割引されるのでそちらもおすすめです。 ホワイトニングは一度やれば白さがずっと続くわけではないので、定期的にホワイトニングを受けることをお勧めしています。 ですので、一度この『Sinsational Smile』ホワイトニングを行なった方がまたリピートして受ける場合も2回目以降は 10,000円+消費税 に割引されます。 最後にホワイトニングの結果には個人差があることと、詰め物や被せ物などの人工物は白くなりません。 またホワイトニングを受けた後は24時間、着色の強い飲み物や食べ物などはお控えください。 気になった方や、詳しいことはお気軽にスタッフや先生にご相談くださいね。 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ:https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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【活動報告】歯科治療を支える職人技!当院スタッフの「仮歯」作製修行と、仮歯のまま放置する危険性について
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村 将光です。 当院では、患者さまにより安全で質の高い治療をご提供するため、スタッフたちが日々の診療の合間や休診日を利用して、様々な技術研修や練習を行っています。 歯科医療の現場では、お口の中の診察や薬の処方だけでなく、常に物理的な「処置」を施す必要があります。そのためには、正しい医学的知識はもちろんのこと、それを正確に実行するための「熟練した技術」が絶対に欠かせません。 私たち歯科医師であれば、歯を精密に削る練習、被せ物の型を採る練習、レントゲン撮影のポジショニング、石膏を綺麗に流す練習などを徹底的に行います。そして歯科衛生士やスタッフたちも、歯石を安全に除去する練習や、接着用のセメントを適切な硬さに練る練習など、多岐にわたるトレーニングを積んでいます。 その中でも最近、当院のスタッフたちが特に力を入れて猛特訓しているのが「仮歯(プロビジョナルレストレーション)の作製」です。 スピードと精度が命!仮歯作製の裏側 診療室のあちこちで、スタッフたちが真剣な眼差しで仮歯を作製しています。これはもう、ひたすら反復練習をして体で覚えるしかありません。 そもそも「仮歯」とは、本物の最終的な差し歯や被せ物(セラミックや銀歯など)が出来上がってくるまでの期間、削った歯の根を保護するために一時的に装着しておく「プラスチック製の仮の被せ物」のことです。 奥歯の治療であれば、見た目の面では数日間仮歯がなくてもそこまで気にならないかもしれませんが、もしそれが「前歯」の治療だった場合、何週間も前歯がない状態では人前に出ることもできず、日常生活に大きな支障をきたしてしまいますよね。そのため、特に前歯の根の治療や被せ物の治療を行う際には、その日のうちに綺麗な仮歯を作って被せてお帰りいただく必要があります。 こちらは、スタッフたちが模型を使って実際に練習して作った仮歯です。(ちなみに、右下の4本並んだ綺麗な仮歯は、私がスタッフへの技術指導のお手本としてササッと作製したものです!) 実はこの仮歯、患者さまのお口の中でぴったりと合うものをまともに作れるようになるまでには、相当な練習量とセンスが必要になります。 時間をたっぷりと何時間もかけて良いのであれば誰にでも作れるかもしれませんが、実際の診療では、チェアーでお待ちいただいている患者さまの負担を減らすため、基本的には「10分〜20分以内」という短時間で、瞬時に作り上げなければなりません。 しかも、ただ歯の形を作れば良いというわけではなく、患者さまのお口の状況に合わせて「3次元的に立体的なバランス」を正確に再現する必要があります。 少しでもサイズが「ゆるい」と、お食事をした途端にポロッと外れてしまいます。 逆に「きつすぎる」と、着脱時に痛みが出たり、本番の型取りに影響が出たりします。 削った歯との間に「隙間」ができないようにしつつ、歯茎(歯肉)にもべったりと圧迫しない絶妙なラインで作らなければなりません。 噛み合わせが高すぎず、低すぎない「ちょうどいい高さ」にミリ単位で調整する必要があります。 特に、虫歯が進行して歯茎から上の部分に歯冠が全く残っていない「残根(ざんこん)」と呼ばれる状態の場合、仮歯の作製難易度は一気に跳ね上がります。仮歯が歯の根の内部にぐっと入り込み、日常生活の食事や会話で外れないような維持力を保って作るには、何十回、何百回という練習を積み重ねる必要があります。 仮歯の材料「レジン」の扱いが難しい理由 仮歯の材料には「即時重合レジン」と呼ばれるプラスチックに似た特殊な素材を使用します。これは液と粉を筆などで混ぜ合わせて化学反応で固めるのですが、この「固まり始める絶妙なタイミング」は、いくら言葉で教えても教えきれるものではありません。職人のように、自分自身の指先の感覚と体で覚え込むしかないのです。 さらに、このレジンという素材には以下のような厄介な特性があります。 重合発熱: 固まる(重合する)際に化学反応でかなりの熱を発します。お口の中で固めるタイミングを間違えると、患者さまの歯茎や神経を火傷させてしまう危険があるため、熱くなる直前でお口から取り出す技術が必要です。 収縮と膨張: 固まる過程でわずかに変形するため、それを計算に入れたサイズ調整が必要です。 アンダーカットへの入り込み: 歯と歯の隙間や、複雑な形の窪みにまだ柔らかいレジンが流れ込んだまま完全にカチカチに固まってしまうと、お口の中からどうやっても外せなくなってしまうという大惨事(ロック)を引き起こします。 こうした様々なリスクを回避しつつ、限られた時間内で美しく機能的な仮歯を仕上げるための「タイミング」を体に染み込ませるために、スタッフたちは日々模型と向き合って練習を続けているのです。 患者さまへのお願い:仮歯のまま治療を中断しないでください! 当院では、仮歯を装着してお帰りいただく際に、必ず仮歯に関する注意事項を記載した用紙をお渡ししてご説明しています。 ここで、患者さまにどうしてもお伝えしたい、非常に重要なお願いがあります。 当院のスタッフや私が作製する仮歯は、審美性にもこだわって綺麗に作っているため、患者さまの中には「仮歯がとても綺麗でしっかり噛めるから、もうこれで満足してしまった」「痛くなくなったから、その後の治療に通うのをすっかり忘れてしまった」という方が、たまにいらっしゃいます。 しかし、仮歯はどんなに本物そっくりで綺麗に見えても、あくまで本物の被せ物(補綴物)が完成するまでの『一時的なつなぎ』に過ぎません。 仮歯の材料であるプラスチックは、本物のセラミックや金属と違って耐久性が低く、表面にミクロの傷がつきやすい素材です。そのため、長期間そのまま放置してしまうと、以下のような恐ろしい事態を招きます。 すり減って噛み合わせのバランスが崩れ、周囲の歯に負担がかかる。 素材が水分や汚れを吸収し、不衛生になって「ひどい口臭」の原因になる。 接着剤が溶け出し、歯と仮歯の間に目に見えない隙間(微小漏洩)が生まれ、そこから内部に雑菌が侵入して「気付かないうちに歯の根の奥深くまで進行する、巨大な虫歯(二次カリエス)」ができてしまう。 せっかく時間と費用をかけて神経の治療をして被せ物を作る準備をしていたのに、仮歯のまま放置したせいで内部が虫歯でドロドロに溶けてしまい、「久しぶりに来院された時には、もう歯を残すことが不可能で『抜歯』するしか選択肢がなくなってしまった……」という悲しいケースが実際に後を絶ちません。 当院のスタッフが一生懸命に作製した仮歯がどんなに綺麗で快適であっても、それは未完成の状態です。大切なご自身の歯を一生残すために、どうか本物の歯が入って「治療が完全に終わる」まで、最後までしっかりと通院してくださいね! 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ: https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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【活動報告】インプラントを一生モノにするために。大人気の「マスターコース」で長期安定の秘訣を学ぶ
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村 将光です。 先日、日々の臨床をさらにブラッシュアップするため、歯科用インプラントの高度な専門セミナーに参加してまいりました。 インプラントとは「人工歯根」とも呼ばれ、虫歯や歯周病などでご自身の天然の歯を失ってしまった場合に、顎の骨に人体と親和性の高いチタン製の人工の根を埋め込み、噛む機能を美しく回復させる画期的な治療法です。 歯がなくなってしまった場合の治療の選択肢としては、インプラントの他にも以下のような方法があります。 ブリッジ: 両隣の健康な歯を大きく削って土台にし、橋渡しのように繋がった被せ物を装着する方法。 入れ歯(義歯): 取り外し式で、残っている他の歯に金属のバネをかけて固定する方法。 しかし、ブリッジは「健康な歯の寿命を縮めてしまう」という大きな欠点があり、入れ歯は「お口の中での異物感が強く、天然の歯の数分の一しか噛む力が出ない」ため、日々の食事や生活のクオリティー(QOL)を大きく低下させてしまいます。 これらの欠点をすべて補うことができるのがインプラントです。インプラントはブリッジのように周囲の歯を削る必要がなく、独立して顎の骨で支えられるため、まるでご自身の本当の歯のように力強く自然に噛むことができ、残っている他の歯への悪影響がほとんどありません。 インプラントを「一生モノ」にするためのリカバリー術 患者さまにとって良い事ずくめに思われるインプラント治療ですが、お口の中に入る「人工物」である以上、長年使用していく中で各種のトラブルが発生するリスクもゼロではありません。 現代のインプラントは治療方法として医学的にしっかりと確立されており、お口の骨の状態などの適応条件さえ間違えなければ、いつまでもしっかりと長持ちさせることは十分に可能です。 しかし、日々の歯磨きやメンテナンスを怠ると「インプラント周囲炎(細菌による感染)」を起こしてしまったり、強い歯ぎしりや食いしばりによって被せ物が脱離してしまったり、内部の固定ネジが緩んでしまったりする可能性もあります。 インプラント治療を標榜する歯科医師である以上、ただ「手術をして入れるだけ」ではなく、そうした万が一のトラブルが起きた際に「いかに適切な対応やリカバリー(修復)処置ができるか」という深い知識と技術をしっかりと学んでおく重い責任があります。 今回のセミナーでは、まさに「インプラントを長期間にわたって安全に持たせるにはどうメンテナンスすべきか」、そして「不幸にしてインプラントが悪くなってきたときには、どうリカバリーすればいいのか」という極めて実践的な内容を学んできました。 3度目の正直!大人気のインプラントマスターコースへ 今回のセミナーは「お茶の水 EBM 臨床研究会 Implant Master Course」というもので、神田にある立派な研修センターで開催されました。 実はこのセミナー、昨年も何回か開催されていた非常に人気の高いコースです。私も昨年からずっと参加を希望して申し込みを試みていたのですが、毎回募集が始まるとかなり早い時点でキャンセル待ちの「満席」になってしまい、悔しい思いをしていました。 今回は受付開始とともに申し込み、見事「3回目のチャレンジ」でようやく念願の受講シートを獲得することができました! 会場を見渡すと、インプラント経験の豊富な大ベテランの先生から熱心な若い先生まで、実に様々な年齢層の歯科医師が全国から集まり、真剣な眼差しで受講していました。 ちなみに、今回登壇された講師の先生は、私と同じ母校「東京歯科大学」の4年上の先輩にあたる大変優秀な先生でした。 100社以上から「本当に良いインプラント」を見極める 皆さまは、歯科用のインプラントを製造しているメーカーが世界中にどれくらいあるかご存知でしょうか? 現在、国内外を合わせると数十社、マイナーなものまで含めると100社以上のメーカーが存在しており、2013年のデータによると日本国内のインプラント生産・輸入数は年間でなんと「1,164,414本」にも及ぶそうです!(医歯薬出版株式会社『続このインプラントなに?』より) 今回のセミナーでは、上のスライド写真にあるように、世界的な主要メーカーのインプラントの構造(アバットメントと呼ばれる土台パーツの接合様式の違いなど)を細かく比較し、「物理的・力学的に、どのような構造のインプラントが長期的に見て優れているのか」という根幹の部分を深く学ぶことができました。 通常、特定のインプラントメーカーが単独で主催するセミナーに行くと、どうしても「自社製品のメリット」ばかりが強調して宣伝され、致命的な欠点や他社製品との比較における弱点については、なかなか正直に話したがらないものです。 しかし今回は、特定のメーカーに偏らない中立的なスタンスの研究会であったため、製品ごとのメリット・デメリットが包み隠さずフラットに解説され、これからの臨床における「確実なインプラント選び」において非常に大きな参考となりました。 今回学んだ構造的な知見やリカバリーの技術を、当院で採用している安心のインプラントシステムにもしっかりと落とし込み、当院にご来院いただいた患者さまに「一生涯安心して噛める喜び」を提供し続けてまいります! 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ: https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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【活動報告】フロリダで開催された米国レーザー歯学会(ALD)に参加!最新の根管治療とアメリカのホワイトニング事情
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村 将光です。 毎年私が継続して参加している『米国レーザー歯学会 (Academy of Laser Dentistry:通称ALD)』の年次大会へ、4月24日から30日までの日程で参加してまいりました。 一昨年(2016年)の4月に、私はこの学会において非常に厳格な審査をクリアし、上級認定資格である「Advanced Proficiency」を取得いたしました。それに伴い、今回は教えられる側ではなく「ALDの指導医(プロクター)」という立場で、日本から新規に参加される先生の実技指導や試験監督を行う予定で渡米しました。 しかし、今年の会場がフロリダという少し遠方の開催地だったこともあり、残念ながら日本からの新規受験の先生がいらっしゃいませんでした。そのため、今回は肩の荷を下ろし、純粋に一人の臨床医として様々な最新の発表を聞き、技術と知識をたっぷりと学ぶインプットの学会となりました。 前回のALD(2017年アリゾナ州ツーソン)の参加の様子はこちら 学会とテーマパークの街、フロリダ州オーランド 今年の開催場所は、2年前の学会と同じフロリダ州のオーランドです。 オーランドと聞くと、4つもの巨大なテーマパークを擁する「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」や、2つの「ユニバーサル・スタジオ」がある世界的な観光都市として有名ですね。道路の看板にもしっかりとディズニーワールドの案内が出ています。 しかし、実はオーランドは観光だけでなく「様々な国際学会や見本市が開催されるコンベンションの街」としても非常に有名です。市内には巨大なカンファレンス会場が数多く点在しています。 今回私たちが宿泊したホテルに併設されているカンファレンスホールも非常に広大で、エリアが二つに分かれており、私たちの歯科の学会のすぐ隣では、アメリカのIT系の大きな学会も同時に開催されていました。 アメリカのスーパーで見る、驚きの「ホワイトニング事情」 学会が本格的に始まる前日、現地の生活をリサーチするために近くのスーパーマーケットへ足を運びました。 そこで驚いたのが、口腔衛生(オーラルケア)コーナーの品揃えです。とにかく「ホワイトニング関係のグッズ」が尋常ではないほどの種類で陳列されていました。これら棚一面に並んでいるもののほとんどすべてが、強力なホワイトニング効果を謳っている歯磨き粉やケア用品です。 歯に直接ペタッと貼るだけで白くなるテープタイプのものや、2種類の異なる歯磨き粉を順番に併用して化学反応で歯を白くするものなど、日本では見かけないような多種多様なホワイトニング剤が、スーパーで誰でも簡単に買える状態で売られています。 これらは日本の薬機法の規制ではなかなか国内で購入・販売することができない成分が含まれているため、職業柄とても興味が湧き、試しに私もテープタイプのものや歯磨き粉などをいくつか買ってみました。 中にはパッケージに「歯科医院で受ける500ドル(約5〜6万円)相当のホワイトニング効果!」と大々的に書かれているものまであります。果たして、市販品で本当にそこまで歯が真っ白になるのでしょうか?アメリカ人の「歯の白さ」に対する異常なまでの執着と美意識の高さには、毎回驚かされます。 ペーパーレス化と便利な翻訳アプリ そして、こちらが今年の学会のプログラム・テキストです。 アメリカは日本よりもはるかに急速に「ペーパーレス社会」が進んでおり、日本の学会に行けば当たり前のように受付でもらえる「分厚くプリントされた紙の冊子(プログラム集)」というものが一切ありません。 全部で100ページ以上ある膨大な資料ですが、すべて事前に学会のウェブサイトから自分の端末(スマートフォンやタブレット)にPDFファイルをダウンロードして閲覧するスタイルになっています。 また、海外の学会に参加する際、昔は重たい「電子辞書」を持ち歩くのが必須でしたが、最近はスマートフォンの翻訳アプリさえあれば十分対応できます。 写真のように「pharyngeal(咽頭)」といった専門的な医学用語であっても、その場ですぐに正確な日本語に変換してくれます。本当に便利な世の中になりました。これで、スマートフォンのマイクが講演中の音声をすべて自動で同時通訳して耳に届けてくれれば完璧ですね!(笑) 世界の最先端レーザー治療を学ぶ さて、本題の学会です。今回はいつも直前まで試験勉強に追われていた時とは違い、広い会場で落ち着いてリラックスしながら、世界中から集まったトップクラスの先生方の発表を数多く聞くことができました。 ちなみに、今回は渡米後の時差ボケの調整が非常にうまくいき、日中に眠気覚ましのコーヒーをあまり飲まずに済みました。思えば5年前に初めてアメリカの学会に参加した時は、昼と夜が完全に逆転してしまい、猛烈な睡魔と戦うためにひたすらコーヒーをがぶ飲みしていたのが懐かしいです。 学会が開催された3日間で様々な発表を聞きましたが、その中でも特に私の目を引いたのが、オーストラリアから来られた先生による「レーザーを用いた最新の根管治療(歯の神経の治療)」についての発表です。 写真のスライドにある「PIPS(Photon Induced Photoacoustic Streaming)」という技術などを用い、複雑で細かい枝分かれをしている歯の根っこの隙間の奥深くまで、レーザーの強力な光の力で徹底的に殺菌・洗浄ができるというもので、日々の臨床に直結する非常に参考になる内容でした。 世界中に広がる歯科医師のネットワーク こちらの演壇に立っている女性の先生は、カンボジアから来られた歯科医師です。日本の東京医科歯科大学から奨学金制度で招待されて研究されているそうで、持ち時間は10分間と短かったものの、非常に堂々とした素晴らしい発表をされていました。 そして、こちらの写真でご一緒したお二人の先生はブラジル出身のドクターです。現在はアメリカの大学や医療施設に拠点を移して、最先端のレーザー研究を行っていらっしゃいます。国境を越えて同じ志を持つ先生方と交流できるのも、国際学会の大きな醍醐味です。 私は大学の機関で研究ばかりをしている研究者ではなく、毎日現場で患者さまの治療に向き合っている「一般臨床医」です。 しかし、今回こうして世界中の先生方が生き生きと素晴らしい発表をしている姿を目の当たりにして、「私もただ話を聞くだけでなく、もっと臨床の経験を積んで、来年以降は世界の舞台で何か有益な発表ができれば!」と強く刺激を受けました。 来年はテキサス州ダラスへ! さて、次回の来年のALD年次大会は、フロリダから場所を移してテキサス州の「ダラス」で開催されることが発表されました。 ダラスは私自身今まで一度も訪れたことがない都市なので、今からとても楽しみです。また、ダラスへは日本(成田)から直行便が飛んでいるため、今回のような乗り継ぎ(トランジット)の手間がなく、移動による体力的な負担が格段に楽になると思います。乗り換えがあると、待ち時間も含めて5時間ぐらい余計に時間がかかってしまいますからね。 しかし、もし来年「学会で自分の臨床ケースを発表する」ということになれば、スライドの準備や英語でのプレゼンの緊張感で、現地の観光や直行便の快適さを楽しんでいる余裕など全くなくなってしまいそうです!(笑) 今回アメリカで学んできた最先端のレーザーの知識と技術を、さっそく谷村歯科医院での日々の治療に活かし、患者さまにより安全で痛みの少ない質の高い医療を提供してまいります。 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ: https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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歯ぎしり
今日は小児の歯ぎしりについて少しだけですが書きたいと思います。 歯ぎしりは、2種類に分類されます。 1つ目は、睡眠時ブラキシズムといいます。 ブラキシズムとは、歯ぎしりのことです。 寝ている時に無意識で起こる、一般的に言われている歯ぎしりのことです。 2つ目は、起きている時に生じる覚醒時ブラキシズムです。小児の場合は、何か物事に集中している時に起こることが多いです。起きている時に生じるので、意識することで歯ぎしりを回避できます。 歯ぎしりが始まるのは、乳歯が生えてきた時と同じと言われています。 小児の歯ぎしりは、なぜ起こるのでしょうか。理由は様々あります。 ストレスや不安は大きな原因になります。 小児の場合、新しく赤ちゃんが産まれた時や、兄弟喧嘩などでも小児にとってはストレスや不安になります。なるべく安心させてあげることでストレスの解消にもなります。 全身的要因もあります。 脳性麻痺やダウン症候群、てんかんの小児は歯ぎしりする可能性が高いと言われています。 小児の歯ぎしりの対応方法は、いくつかあります。 経過観察や、心理的にストレスの解消、不安なことがあるのであれば安心させてあげたり、あとは夜寝る時に装着するナイトガードを作ってみることなどがあります。 大人の方の歯ぎしりでは、 歯の根っこが折れてしまう歯根破折になってしまったり、虫歯や根っこの治療して詰めたものや、被せ物が壊れてしまう場合もあります。 また、顎関節症と言われている、口が開きにくくなってしまう開口障害や、顎が痛む顎関節痛、口を開けるたびに音がする顎関節雑音などの症状がでてくるケースもあります。 歯がすり減ってしまう方もいらっしゃいます。 被せ物や詰め物がしょっちゅう取れる人は、歯ぎしりをしている可能性がとても高いです。 また、被せ物や詰め物が取れるだけならまだしも、自分の歯が奥まで割れると抜歯になってしまったり、何年も経つと口の中の歯全部がすり減ってしまう場合もあります。 そうならないように、寝る時に装着するマウスピースで、歯や顎を守ることができます。 ほとんどの人がこのマウスピースをつけることでさまざまな歯ぎしりが原因の症状を改善することができます。 このマウスピースは特別問題がなければ新しく交換する必要はありません。 ただ、たまに歯ぎしりがすごく強い人はマウスピースがすり減ってしまったり、穴が開いてしまうためその都度交換が必要です。 歯ぎしりが原因で顎が引っかかったり音がしたり口が大きく開かなかったり痛みがある場合は、このマウスピースを改造して噛んだ位置をずらします。 そうすることで顎の関節の動きが改善されて良くなっていきます。 大人の方も、小児の方も歯ぎしりで悩んでる方がいらっしゃいましたらご相談くださいね。 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ:https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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【歯科医師監修】 知覚過敏について
皆さんは「知覚過敏」についてご存知ですか?歯磨剤のCMなどで耳にする機会が多いと思います。 歯に歯ブラシの毛先が触れたり、冷たい飲食物を口に入れた時などに、キーンとしみるような痛みを感じます。それなのに虫歯などの病変は見られないような時、知覚過敏が疑われます。 原因は何なのでしょうか?? まず、歯の構造から説明します。 歯の最表層の「エナメル質」は、刺激があっても痛みを感じません。その内層の「象牙質」には無数の小さな管状の構造物(象牙細管)があることにより、刺激をその内部の神経(歯髄)に伝達されて歯は痛みを感じます。 通常、象牙質はエナメル質に覆われているので、極端に強い刺激でない限りは痛みを感じることはありません。またエナメル質に覆われていない歯の根の部分(歯根)の象牙質は、歯茎で覆われています。 しかし象牙質が何らかの理由で露出してしまうと刺激が歯髄に伝達されやすくなり、知覚過敏が生じるようになります。 こういった事が起こる原因としては以下のものが考えられます。 ①歯茎が下がる 加齢や歯周病により歯茎が下がってくると、歯の根の部分(歯根)が露出します。歯根部分はエナメル質に覆われていないため、象牙質がむき出しの状態になります。 ②過度のブラッシングにより歯の表面がすり減る 歯ブラシで強くゴシゴシと磨く習性があると、表層のエナメル質がすり減ってしまい象牙質の露出をきたします。 ③歯ぎしり、咬みしめ、くいしばり 歯に負担がかかり、表面がすり減っていくことがあります。これらの習癖は、ご自身では気がついていない事も結構多いです。 ④酸の過剰摂取 スポーツ飲料や炭酸飲料、酸っぱい食物など、酸性の強い飲食物を長時間口に含んだり、過度に摂取する事が多いと、だんだんと歯の表面が溶かされてしまいます。 ⑤虫歯の治療に伴う知覚過敏 歯の治療で削った後に、歯の神経が削る前より痛みに敏感になってしまうことがあります。しばらくすると落ち着いてくる場合が多いですが、症状が強い場合は歯髄を取り除く治療が必要になることもあります。 次に対処法についてです。 まず自宅でのセルフケアです。 習性を見直す事が大切です。 「原因」の中で自分に当てはまると思った点は改善しましょう! ①ブラッシングは優しく行う 硬くない歯ブラシで、優しい力で、1本ずつ磨くようなつもりで丁寧に。 不適切なブラッシングは歯茎が下がる原因にもなります。 ②食いしばりをしないよう心がける 何かに集中している時など、無意識のうちに歯をくいしばっていないか、気をつけてみましょう。食いしばりは意識することで減らせます。時々意識して上下の歯を離すよう心がけましょう。 ③知覚過敏用の歯磨剤も有効 歯磨剤に含まれる硝酸カリウム(口腔内でカリウムイオンに変化)が、バリアを張るように取り巻き、神経細胞が興奮しにくくなることにより症状を軽減させます。継続することで効果が現れます。 ④酸の過剰摂取に注意 酸の強い飲食物を頻繁に摂取しない、また長時間口の中に含むような摂り方をしないようにしましょう。 ⑤再石灰化を促す 知覚過敏は軽度のものでは時間とともに収まり自然に治癒することがしばしばあります。 これは象牙質の露出部において唾液や歯磨剤などに含まれる再石灰化成分によって、象牙細管の微細な空隙が封鎖されてくるためと考えられます。 知覚過敏症状があるとブラッシングが不十分になりがちとなり、プラークが付着します。プラークには虫歯菌がいて酸を作り歯の表面を溶かしてしまいます。再石灰化とは逆の脱灰という現象です。プラークが溜まりがちになれば知覚過敏は悪化することも考えられます。つまり歯磨きはとても重要なのです。 以上のことから考えると、歯周病と虫歯の予防は、知覚過敏の予防につながります! 次に歯科医院 で行っている治療です。 ①知覚過敏用の薬を塗布する 象牙質露出部の内部の象牙細管を、歯と同じような成分の結晶やその他様々な物質で封鎖することで、歯の神経への刺激の伝達が遮断されます。ただ、薬を繰り返し塗布する必要があります。 ②すり減った部分を埋める処置をする 歯科用材料ですり減ったところを埋め、象牙質表面を被覆します。 ③マウスピースを使用する 歯ぎしりが原因の1つと判断される場合は、マウスピースを作成し、これを使用することで歯への負担を軽減させます。 ④歯の神経を抜く 歯の神経はできるだけ残したほうがよいのですが、痛みが激しく生活に支障が出るような場合は、歯の神経を抜く治療をします。 症状がひどい場合の最終手段です。 知覚過敏は身近な症状です。自分で注意をすれば改善できることもありますし、歯科医院での治療を必要とする場合もあります。気になるようであればお気軽にご相談ください! 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ: https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7