お知らせ
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世田谷区 祖師ヶ谷大蔵 40代 男性 T.S 様 白金加金インレー&セラマージュインレー
<治療説明>施術名:セラマージュインレー・白金加金インレー施術の説明:セラマージュはセラミックとプラスチックの混合した素材でできています。白い歯にすることが可能ですが、プラスチックが水分を吸収し、経年劣化することがあります。白金加金はゴールドを含んだ素材で適度や柔らかさと体に優しく長持ちするという特徴を持っています。施術の副作用(リスク):痛み・咬合時痛・冷温水痛・抜歯する場合は腫脹や出血や神経麻痺などを生じる事があります。麻酔を行う場合、アナフィラキシーショックを生じるリスクがあります。セラミック・仮歯が欠けたり、外れる事があります。場合により歯の神経の治療をします。義歯はあわなくなった場合調整する必要があります。治療期間・回数:2ヶ月・9回施術の価格(保険適用外):1本あたり 44,000円~88,000円
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40代 男性 セラマージュインレー&メタルセラミックス冠
<治療説明>施術名:セラマージュインレー・冠施術の説明:メタルセラミックスは表面をセラミックなので変色せず自然な白さが出せて、内側を金属で強化しています。セラマージュはセラミックとプラスチックの混合した素材でできています。白い歯にすることが可能ですが、プラスチックが水分を吸収し、経年劣化することがあります。施術の副作用(リスク):痛み・咬合時痛・冷温水痛・抜歯する場合は腫脹や出血や神経麻痺などを生じる事があります。麻酔を行う場合、アナフィラキシーショックを生じるリスクがあります。セラミック・仮歯が欠けたり、外れる事があります。場合により歯の神経の治療をします。義歯はあわなくなった場合調整する必要があります。治療期間・回数:8ヶ月・10回施術の価格(保険適用外):1本あたり 44,000円~121,000円
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【活動報告】米国レーザー歯学会(ALD)の指導医オンライン試験に見事合格しました!
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村です。 毎年参加している米国レーザー歯学会(Academy of Laser Dentistry : ALD)の年次大会ですが、今年は諸事情によりアメリカへ行くことができませんでした。 ※昨年の学会(アリゾナでの実技試験)の様子はこちらからご覧いただけます。 昨年の学会の様子はこちら 目指すは最高峰!指導医(カテゴリー3)への第2の関門 現在私は、この学会の「指導医クラス(カテゴリー3)」の資格を取得するために日々勉強を重ねております。 この資格を取るためには、非常に難易度の高い3つの試験すべてに合格する必要があります。昨年はアメリカに渡り、幸いにも1つ目の関門(実技テスト)をクリアすることができました。 続く2番目の試験は、「2時間以内に英文175問を解き、85%以上正解する」というオンラインテストです。しかし、今年は学会に不参加のため、この試験を受けることはできないと諦めていました。 ところが12月半ば、学会の理事であり私の指導医でもある永井先生から、 「1月18日に日本で学会参加者のための勉強会を開くから、みんなが見ている前で受ける覚悟があるなら、その場で試験を受けてもいいよ!」 という、驚きと喜びに満ちたご連絡をいただいたのです! 「みんなの見ている前での公開試験」という条件には少し冷や汗が出ましたが、諦めかけていたチャンスをいただけて本当に嬉しかったです。試験まで残りわずか1ヶ月。大慌てで、レーザーの専門知識と英語の両方の猛勉強をスタートさせました。 新橋での特別試験!まさかの公開テストへ 今回は、歯科医療販売会社のiCatさんに新橋の会場をアレンジしていただきました。以前、光殺菌装置の講習会が開かれたのと同じ場所です。 今年アメリカの年次大会に参加する全国の歯科医の先生方が、この新橋の会場に集結していました。 学会参加者の皆さんは、永井先生の講義を受けています。 私も後ろの方で聴講していたのですが、いきなり永井先生から質問されて大焦り……! 「谷村先生は指導医の資格を目指しているんだから、これぐらいは答えられるよね?」と、レーザーの定義を英語でどう言うか尋ねられました。なんとか無事に答えられ、面目が保ててホッとしました(笑)。 いざ本番!英語での175問オンラインテスト 講義の聴講もそこそこに別室へ移動し、試験前の最後の追い込みです。 今回の試験は、私の他にもう一人、前回一緒だった先生も受験しました。二人で必死に見直しをしている最中の写真ですが、集中しすぎていて写真を撮られたことにも全く気づきませんでした。 そして2時間後、いよいよ175問のオンライン試験がスタート! 私が持参したノートPCを36インチの大きなテレビモニターに接続し、学会参加者の皆さんが私の試験の様子を後ろから見守るという、まさに「公開テスト」です。 最初はものすごく緊張しましたが、時間が経つにつれて集中モードに入りました。なにせ時間内にすべて英語の問題を解き切らなければならないので、余裕なんて全くありません。 そして、試験の結果は…… 今回もなんとか無事にパスすることができました!! オンライン試験なので、終了後たったの5秒で画面に結果が表示されます。この瞬間は本当に心臓が止まるかと思うほど緊張しましたね!無事に合格の文字を見た時は、心から安堵しました。 最終関門「症例発表」に向けて 来年参加予定のアメリカでの学会では、いよいよ難関である最後のテスト「症例報告」が待ち受けているため、まだまだ気を抜くことはできません。 実際の治療症例を5つ(1年以上の経過がわかるもの)まとめ、そのうち2つをプレゼンテーションします。さらに、アメリカの歯科医師である5人の指導医から、5つの症例すべてについて英語で鋭い質問が飛んでくるため、それに的確に答えなければならないという非常にハードな試験です。 まだ1年以上先のことなので少し実感が湧きませんが、今から準備に取り掛からないと絶対に間に合いません。さっそく明日から気持ちを切り替えて、症例発表に向けた準備を進めていこうと思います。 レーザー治療が切り拓く、新しい歯科医療の可能性 一般的な歯科治療の技術や材料は、実は20年ほど前から基礎が確立されており、抜本的に新しい治療法というのは頻繁には出てきません。 しかし「歯科用レーザー」は別です。使い方をマスターすることで、これまで困難だった様々な症例にも安全・正確に対応することができ、日々の診療の幅が劇的に広がります。 これからも、学会やセミナーで習得した世界基準の最新技術を、谷村歯科医院に通ってくださる患者さまへしっかりと還元(フィードバック)できるよう、全力で努めてまいります! 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ: https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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【活動報告】国際口腔インプラント学会(大阪大会)へ参加
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村 将光です。 毎年参加している「国際口腔インプラント学会」の年次大会が、今年は大阪で開催されるということで、土曜日の診療が終了した後に急いで新幹線に乗り込み、大阪へと向かってまいりました。 私は、この国際口腔インプラント学会における「インプラント認定医」の資格を有しております。 皆様もご存知の通り、医療技術は日進月歩で進化しています。そのため、この認定医資格は「一度試験に合格して取得すれば、あとは何もしなくても一生有効」というような甘いものではありません。毎年欠かさず学会や学術セミナーに参加して最新の知見を学び、さらに自分自身でも症例発表などの研鑽を積み続けないと、数年後には資格が取り消されてしまうという大変厳しい更新条件が設けられています。 今回も、この認定医の更新要件を満たすため、そして何より患者さまへ提供する「新しい安全な技術」を習得するために、大阪での学会参加を決めました。 品川駅でまさかの遭遇!幸運の「ドクターイエロー」 祖師ヶ谷大蔵から急いで品川駅へと向かい、新幹線のホームで列車を待っていると、構内に「まもなく回送列車が到着します」というアナウンスが流れました。 回送列車か…と何気なく見ていると、ホームに入ってきた新幹線の車両の色が、いつも見慣れた白ではなく、鮮やかな黄色をしているではありませんか! なんと、やってきたのは幻の新幹線と呼ばれる『ドクターイエロー』でした!! ドクターイエローは、新幹線の高速走行を支えるために、線路のゆがみや架線の状態などを走りながら定期的にチェックする「新幹線のお医者さん」のような特別な検査車両です。走行日や走行時刻は一切非公開となっているため、偶然見かけると「幸せになれる」という都市伝説があるほど珍しい車両です。 ドクターイエローがホームに停車するやいなや、あっという間に周囲に人だかりができ、皆さんが興奮状態でカメラやスマートフォンを向けていました。もちろん、私もその中のひとりとして夢中でシャッターを切りました(笑)。 学会へ向かう道中でこんな幸運な出来事があり、今回の出張はとても実りあるものになりそうな予感がしました。 この日は、新大阪駅に直結している「レム新大阪」というビジネスホテルに宿泊しました。新しくてとても清潔感があり、部屋自体はコンパクトながらもすべてが機能的に配置されていて、翌日の学会に向けてとても快適に休息をとることができました。 学会会場「Life Science Center」の熱気 翌朝は、地下鉄を乗り継いで学会の会場へと向かいました。 今年の会場は、新大阪から地下鉄で15分ほど移動した千里中央にある『Life Science Center(ライフサイエンスセンター)』という立派な施設です。この日は私たちの学会の他にも、様々な医療系の学会やセミナーが同時開催されており、建物全体が医療関係者の熱気で溢れていました。 今年の学会は大阪開催ということもあり、やはり関西近郊から参加されている先生方が多かったです。会場内のあちこちから活気のある関西弁が飛び交い、いつも参加する東京での学会とはまた少し違った新鮮な雰囲気がありました。 インプラント治療は、歯科治療の中でも高度な外科手術を伴うシビアな分野です。そのため、参加しているのも様々な困難な症例を経験してきているベテランの男性歯科医師の姿が目立ちます。 なぜインプラント治療が必要なのか?(歯を失うことの連鎖) ここで少し、インプラントの重要性についてお話しさせてください。 虫歯や重度の歯周病、あるいは不慮の事故などで大切な歯を失ってしまった場合、そのまま放置してしまう方がいらっしゃいますが、これは非常に危険です。 歯を失って噛めなくなると、食べ物を十分に咀嚼(そしゃく)せず丸呑みするようになり、胃腸に大きな負担をかけます。また、硬いものや繊維質のものを無意識に避けるようになるため、栄養が偏り、全身の様々な病気を引き起こす原因にもなります。 さらに恐ろしいのは、「残っている他の健康な歯への影響」です。抜けた歯の分まで他の歯が無理をして噛む力を負担するため、過剰なダメージが蓄積し、ドミノ倒しのように次々と健康な歯まで失ってしまう「負の連鎖」に陥ってしまうのです。 インプラントは、生体親和性の高いチタン合金でできた人工歯根を顎の骨に直接埋め込む治療法です。入れ歯のようにガタついたり、ブリッジのように両隣の健康な歯を大きく削ったりする必要がなく、「自分の本来の歯と同じように、しっかりと力強く噛めるようになる」ため、患者さまの生活の質(QOL)が劇的に向上します。 治療には高度な技術が求められますが、生涯にわたってご自身の歯でおいしく食事をしていただくために、私たち歯科医師が絶対にマスターし、提供すべき素晴らしい治療方法なのです。当院でインプラント治療を受けられた患者さまは、皆様「もっと早くやればよかった!」と本当に喜んでくださっています。 ドイツの最新技術と、当院が「日本製インプラント」を選ぶ理由 学会では、海外から招かれた著名なドクターの講演も多数行われました。写真は、ドイツのRolf Vollmer(ロルフ・フォルマー)先生による特別講演の様子です。 インプラント先進国であるドイツの最新製品のデータや、より安全で確実なオペのテクニックなど、世界基準の知見を深く学ぶことができました。 現在、日本国内の歯科医院に導入されているインプラントメーカー(製品)は、海外製を含めると何十種類にも上ります。確かに海外製のインプラントも非常に品質が高いのですが、欧米人の大きな顎の骨格に合わせて設計されているものが多く、小柄な日本人やアジア人の顎のサイズには「少し大きすぎる(太すぎる)」という印象を受けることが多々あります。 そのため、当院では患者さまの安全を第一に考え、日本人の骨格を熟知して精密に作られている、国内最大手企業である『京セラ製』のインプラントを厳選して採用しております。 インプラントは、体の中に入れて「一生涯」使い続けるものです。数十年後に万が一の部品交換やメンテナンスが必要になった際、海外メーカーだと日本から撤退してしまって部品が手に入らないというリスクがゼロではありません。その点、国内最大手の日本製であれば、長期的な部品の供給体制も万全であり、圧倒的な安心感があります。 クオリティも世界トップレベルに高く、患者さまはもちろんのこと、我々歯科医師自身も自信と責任を持っておすすめし、長期に渡って安全に管理していくことができるのです。 まとめ:インプラント治療に求められる総合力 インプラント治療を安全かつ成功に導くためには、単に骨にネジを埋めるだけではなく、極めて広範な知識と高度なテクニックが要求されます。 顎の骨や神経・血管の位置を正確に把握する「外科と解剖学の知識」、歯茎を健康に保つ「歯周組織の知識」、精密な噛み合わせを作る「補綴(ほてつ:被せ物)の知識」、そして見た目を自然に美しく仕上げる「審美的な知識」など、まさに歯科医療の「総合力」が問われる治療です。 インプラント治療の基本的な術式自体はすでに確立されていますが、より負担が少なく治りの早い新しい製品や材料が次々と開発されています。医療に携わる以上、現状に満足することなく、常に学び続ける謙虚な姿勢が必要不可欠です。 今回の学会でも、数多くの最新の知識と技術を吸収することができ、大変有意義な時間を過ごすことができました。土曜の夜からの1泊2日というかなりハードな弾丸スケジュールでしたが、無理をしてでも参加して本当に良かったです。 今回得た最先端の学びを、また明日からの谷村歯科医院での日々の診療にしっかりと還元してまいります! 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ: https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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【活動報告】注射の「チクッ」とする痛みをなくす!最新の無痛麻酔器「DENTALVIBE」を導入しました
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村 将光です。 先日のブログでもご報告した、9月のアメリカ歯周病学会(AAP)視察の際、展示ブースで実際にデモを体験し「これは絶対に患者さまのためになる!」と即決で購入した最新機器が、注文から約1ヶ月を経てついに当院へ到着いたしました。 今回は、歯科治療で誰もが嫌がる麻酔注射の『刺す痛み』をなくす画期的な器械をご紹介します。 1. そもそも、なぜ歯科治療に「麻酔」は必要なのか? 歯科治療、特に虫歯の治療や重度の歯周病治療を行う際、『麻酔』は絶対に欠かせないものです。 もし、麻酔を全くせずに深い虫歯を削っていくと、歯の神経(歯髄)に近づくにつれて強烈にしみてきたり、鋭い痛みを感じたりするようになります。 痛いのを必死に我慢して冷や汗をかいている患者さまのお姿を見ていると、術者である私たちも心苦しくなり、「これ以上削るのはかわいそうだから…」と、つい虫歯を完全に取り切れないまま治療を終わらせてしまいたくなる衝動に駆られます。 しかし、それでは詰めた後でも痛みが出たり、内部で再び虫歯が広がってしまったりと、患者さまにとって何一つ良いことはありません。そのため、虫歯を徹底的に無菌化し、確実な治療を行うためにはしっかりとした麻酔が必須なのです。 また、歯周病の治療(歯石取り)においても同様です。 歯の表面についた白い歯石(縁上歯石)を取り除く際はそれほど痛くないため麻酔は不要ですが、歯茎が赤く腫れて膿が溜まっているケースや、歯周ポケットの深い部分に頑固にこびりついた黒い歯石(縁下歯石)を専用の器具で取り除く際には、やはり事前の麻酔をしておかなければ、確実な汚れの除去は不可能です。 2. 究極の選択?「麻酔の痛み」か「治療の痛み」か しかし、麻酔には一つだけ大きな欠点があります。 それは皆様ご存知の通り、「麻酔を効かせるためには、歯茎に針を刺さなければならず、その『チクッ』とする痛みが伴う」ということです。 「麻酔の針の痛みがイヤか?」「それとも治療中の痛みがイヤか?」……これはある意味、患者さまにとって究極の選択と言えるかもしれません。 そのため当院では、初診時の問診票にて「麻酔に対するご希望」を以下のようにお伺いしています。 麻酔はできるだけしたくない 必要があれば麻酔してほしい 麻酔はいつもして欲しい ほとんどの患者さまは「必要があれば麻酔してほしい」にマルをつけられるため、基本的にはお口の状況に応じて適切に麻酔を判断するようにしています。 中には「注射がとにかく怖いので、治療が痛くても限界まで我慢します」という方もいらっしゃれば、逆に「歯を触られること自体が怖いので、どんな処置でも必ず麻酔をしてほしい」とおっしゃる方もいらっしゃいます。 3. 針の痛みを「振動」で打ち消す最新機器『DENTALVIBE』 どちらにせよ、麻酔が注射である以上、あの「チクッ」とする痛みは誰でも嫌なものです。 そこで本題に戻りますが、アメリカの学会で私の目に留まったのが、器械が高速振動することによって、針を刺す痛みと麻酔液を注入する際の圧迫痛を感じなくさせる最新装置『DENTALVIBE(デンタルバイブ)』です。 上の画像では少し分かりにくいかもしれませんが、スイッチを入れると、先端の二股に分かれた部分がブルブルと微細な高速振動を始めます。 この二股の先端は柔らかいゴム(シリコン)でできているため、歯茎に強く当たっても全く痛くありません。 そして、この先端を歯茎に当ててブルブルと振動を持続させた状態で、二股の隙間を狙って麻酔の針をスッと刺すと……あら不思議、針を刺した時のあの「チクッ」とした痛みが全然ないのです! 学会の展示ブースで、試しにこの装置を自分の手の甲に当て、そこに尖った注射の針先を軽く触れさせてみたのですが、本当に何も感じませんでした。(もちろん、装置の振動を止めた状態で針を当てると普通にチクッと痛いです。) これは「ゲートコントロールセオリー」という痛みのメカニズムを応用したものです。人間の脳は、「痛み」の信号よりも「振動(触覚)」の信号の方を速く・強く感知する性質があります。そのため、患部を強力に振動させることで、痛みの信号が脳に伝わるゲート(門)が閉ざされ、注射の痛みを感じなくなるという非常に理にかなった仕組みなのです。 4. 従来機器との違いと、徹底した衛生管理 こちらは専用の充電器に挿して立てた状態です。スタイリッシュでとてもかっこいいデザインですよね。 左隣に写っているのは、以前のブログでご紹介した「たった1秒で固まる世界最強の光照射機 FlashMax P3」です。最新の頼もしい相棒たちが並んでいます。 実は当院では、以前から麻酔の注射筒(シリンジ)に直接取り付けるタイプの『バイブラジェクト』というコンパクトな振動機器も導入しておりました。 注射筒自体を振動させて針先を震わせることで痛みを和らげるという原理は同じなのですが、こちらは振動のパワーが少し弱いため、部位によってはチクッとした痛みを感じてしまうことがありました。 しかし、今回導入したこの『DENTALVIBE』は、歯茎の組織を直接、かつかなり強力に振動させるため、麻酔の針刺しの痛みをより確実に、ほぼ無痛へと抑え込むことが可能です。 また、患者さまの歯茎に直接触れる二股の先端チップ部分は、完全に使い捨て(ディスポーザブル)となっておりますので、衛生面や感染予防対策においても極めて安全です。 お気軽に「痛くない器械を使って」とお声がけください 当院では、患者さまに少しでもリラックスして快適な歯科治療を受けていただけるよう、痛みを抑えるための様々な器械や新しい治療法を積極的に取り入れております。 もちろん、この『DENTALVIBE』を使用するにあたって、患者さまから別途の追加費用やオプション料金をいただくことは一切ございません。 このブログをご覧になって「注射が怖い」「痛くない振動する器械を使って麻酔をしてほしい」と思われた方は、治療前やご予約時にいつでもお気軽にスタッフまでお申し付けくださいね! 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ: https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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【活動報告】日本赤十字社より名誉ある「金色有功章」を受章いたしました
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村 将光です。 10月15日(水)、明治神宮会館において盛大に開催されました「東京都赤十字大会」に出席してまいりました。そしてこの度、大変光栄なことに日本赤十字社より『金色(きんしょく)有功章』を受章し、その表彰を受けてまいりました! 私と赤十字との関わりは古く、高校生の頃に「青少年赤十字」に所属して活動していた時期にさかのぼります。その後、歯科医師となってからも、医療従事者の一員として微力ながら長年にわたり赤十字活動へ貢献させていただいておりました。 毎年全国で何名かの方が受章されるものですが、なんと今回の大会において、私は「受章者代表」の一人に選出されるという身に余る光栄に浴しました。式の最中には、日本赤十字社の名誉副総裁であられる高円宮妃殿下より、壇上にて直々に章を賜ることができました。 今回は、その一生の記念となる式典の様子をご報告させていただきます。 厳重な警備と張り詰めた緊張感(式典前のリハーサル) こちらは明治神宮の入り口付近の様子です。 実際の大会自体は午後1時からの開会なのですが、私を含めた壇上受章者は、綿密なリハーサルを行うために朝早くから会場入りしなければなりません。この日は朝からかつてないほど緊張しており、少しフワフワした心持ちで向かいました。 観光客の方々で賑わう入り口の鳥居から、緑豊かな参道を10分ほど歩いていくと、木々の間に立派な明治神宮会館が見えてきました。 式典には皇室関係者(高円宮妃殿下)が御臨席されるため、会場周辺の警備は非常に厳重です。 会場内に入るまでに何回も厳しいセキュリティーチェックを受けました。せっかくの機会ですので中の様子を写真に収めたかったのですが、係の方に伺ったところ「会場内はセキュリティーの都合上、一切の撮影が不可」とのことでした。 実は、この明治神宮会館という会場を訪れるのは今回が初めてではありません。 歯科の保険診療のルールが改定された際など、毎年参加が義務付けられている「講習会」で何度か足を運んだことのある場所でした。その講習会は参加者全員が歯科医師で、内容も講演というよりは行政からの「厳格な指導」に近い性質のものなので、参加している先生方は皆とてもピリピリと緊張しています(私もその際はいつも必死にメモを取っています笑)。 今回は同じ会場を使用するとはいえ、全く異なる「表彰を受ける」という状況でしたので、なんだか不思議な違和感がありました。 会場内に入ると、まずは専用の控室に通され、本日の進行手順について詳しい説明を受けます。 私と同じように当日壇上に上がる代表者の方々が控室にいらっしゃいましたが、見渡す限りご年配の立派な方ばかりで、この中では私はまだまだ若輩者だなと背筋が伸びる思いでした。 控室で少し休憩を取った後、壇上に上がるメンバー全員で本会場内へと移動し、そこで1時間ほどかけて入念なリハーサルを行いました。 本番の壇上には、日本赤十字社名誉副総裁である高円宮妃殿下や、東京都赤十字の支部長である舛添要一東京都知事がいらっしゃるため、歩く歩数やお辞儀のタイミングなど、手順を何度も何度も繰り返し練習しました。 いよいよ開会。1,500名が見守る中での壇上受章 (※こちらの写真は、後日発行された日本赤十字社東京都支部の季刊誌「NT」より引用させていただきました) 午後になり、いよいよ東京都赤十字大会が開会しました。 しばらくすると、高円宮妃殿下をはじめ、支部長の舛添都知事、その他各界の要人の方々が多数参列されました。 1,500人ほどの大観衆が詰めかけた会場の最前列に座り、厳かな雰囲気の中で式典が進んでいきます。そして、ついに自分の名前が呼ばれ、静まり返る会場の中で壇上へと上がりました。 これまでの人生でこのような大舞台を経験したことはなく、さすがの私も終始緊張しっぱなしで、心臓の音が聞こえるほどでした(^^;) 今回、壇上で直接表彰を受けた受章者は全員で10名ほどでした。私の他にも、献血事業などの別の功労があった方や、災害時の過酷な救助活動に多大な貢献をされた方などが、それぞれ名誉ある表彰を受けていらっしゃいました。 院長室に飾った栄誉。今後の社会貢献への決意 無事に大役を終えて当院へ戻り、あらためて頂いたものを確認しました。 こちらが、式でいただいた『金色有功章』の本体です。 重厚感のあるしっかりとした専用のケースに入れられており、手にとるとズッシリとした重みと、えも言われぬ有り難みを感じます。これを胸に付けて何かのイベントに参加するような機会はまず無いとは思いますが、我が家の家宝として大切に保管いたします。 そして、一緒にいただいた立派な賞状がこちらです。 さっそく専用の額縁に入れて、院長室の壁に飾らせていただきました。 なお、壇上での受章の際にはプロのカメラマンの方がオフィシャルの写真を撮影してくださっており、後日当院へ立派な写真が郵送されてきました。ぜひこのブログにもその晴れ姿の写真をアップして皆様にご覧いただきたかったのですが、「皇室の方が一緒に写っているお写真は、インターネット等への掲載が不可」という厳格なルールがあるとのことでした。そのため、現在は私の個人的で大変貴重な記念として、賞状の横にひっそりと飾っております(^^) 受章の際、高円宮妃殿下から直接章を手渡していただいた直後に、ささやき声で優しく「おめでとうございます。」と温かいお言葉をかけていただきました。そのお声と感動は一生忘れることはありません。 歯科医師という立場でこの章を受章される方は全国的にもなかなか珍しいとのことです。高校生の頃から続けてきた活動や、これまでの地道な功績を高く評価していただき、今回このような壇上受章という大役の指名をいただくことができたのだと思います。 これからも、この輝かしい金色有功章に決して恥じぬよう、目の前の患者さま一人ひとりの安全な歯科治療に全力を注ぐとともに、医療従事者としての社会貢献活動にさらに尽力してまいりたいと強く決意を新たにいたしました。 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ: https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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30代 女性 セラマージュインレー・セラマージュ冠・ピュアジルコニア冠
<治療説明>施術名:ピュアジルコニア冠、セラマージュインレー・冠施術の説明:ピュアジルコニアは色や形の悪い歯を治してできるだけ自然な歯に近づけます。金属を使用していないため、金属アレルギーの原因にもならず、体に優しい素材です。セラマージュはセラミックとプラスチックの混合した素材でできています。白い歯にすることが可能ですが、プラスチックが水分を吸収し、経年劣化することがあります。施術の副作用(リスク):痛み・咬合時痛・冷温水痛・抜歯する場合は腫脹や出血や神経麻痺などを生じる事があります。麻酔を行う場合、アナフィラキシーショックを生じるリスクがあります。セラミック・仮歯が欠けたり、外れる事があります。場合により歯の神経の治療をします。義歯はあわなくなった場合調整する必要があります。治療期間・回数:7ヶ月・18回施術の価格(保険適用外):1本あたり 44,000円~121,000円
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【活動報告】創立100周年!米国歯周病学会(AAP)サンフランシスコ大会へ参加してまいりました
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村 将光です。 9月18日から23日までのお休みをいただき、アメリカのサンフランシスコで開催された米国歯周病学会(AAP:American Academy of Periodontology)の年次大会へ参加してまいりました。 お口の中の2大疾患といえば、皆様もご存知の通り『虫歯』と『歯周病』です。 この2つの大きな疾患に対して、私たち歯科医師がいかにアプローチし、患者さまの歯を守っていくかということは、世界中の歯科医療従事者が常に考え続けている永遠のテーマです。そのため、世界で一番規模の大きいこの米国歯周病学会へ参加して最新の知見を得ることは、日々の診療において非常に大きな意義があると感じています。 しかも、今年はなんと「学会創立100周年」という記念すべき節目の年!様々な特別講演や展示があり大いに勉強になりそうでしたので、以前、米国レーザー歯学会(ALD)に参加した際に知り合った先生とご一緒に、海を渡って参加することにしました。 2月に参加した米国レーザー歯学会(ALD)の学会の様子はこちら サンフランシスコへ到着!BARTで市内へ 無事にサンフランシスコ国際空港(SFO)に到着しました! この日は曇っていたせいもあり、日本(東京)と比べると肌寒く感じました。飛行機の中には日本人の乗客がいっぱい乗っていたはずなのですが、広い空港に着いた途端、皆さんあっという間にどこかへ散らばってしまい、まったく見かけなくなってしまいました。 今回の学会会場はサンフランシスコの中心地にあるため、様々なアクセス方法があります。タクシーやバス、地下鉄などが一般的ですが、私は空港から直結している「BART(バート)」という地下鉄に乗って市内まで向かうことにしました。 車内はとても空いていて座ることもでき、非常に快適な移動でしたよ。 地下鉄に乗ること約30分で、サンフランシスコの中心地に到着です。 地上に出てから宿泊するホテルまでは徒歩2分ほど。あっという間にホテルへチェックインすることができました。 少し時間に余裕があったため、荷物を一旦部屋に置いてから、明日から始まる学会の会場を下見しに行きました。 今回歯周病学会が開催されるのは、「モスコーンセンター(Moscone Center)」という、Appleなどの世界的企業も発表会を行うような非常に巨大なイベントホールです。 宿泊するホテルから歩いてたったの3分ほどという最高の立地だったせいか、直前になったらホテルは満室になってしまっていました。早めに予約しておいて大正解でした。 学会初日:熱気に包まれる巨大な会場 いよいよ翌日、学会開催の初日を迎えました。 会場に着いたらまずはレジストレーション(受付)を済ませるのですが、なんと受付開始時間は朝の7時!アメリカの学会はとにかく朝が早く、スケジュールがびっしりと詰まっています。寝不足と強烈な時差ボケで、頭がちょっと朦朧としています(笑)。 そして、学術大会の最初の基調講演が始まりました。 会場に入って驚いたのは、その「ものすごい人の数」です!見渡す限り人、人、人。この巨大なホールを埋め尽くしている人たち全員がアメリカ(および世界中)の歯科医師や専門家たちなのです。 さすがは米国歯周病学会。前回私が参加した米国レーザー歯学会とは規模が全く違います。(とはいえ、レーザー学会は人数が少ない分、アットホームでとてもフレンドリーな空気感があり、それはそれで魅力的で大好きなのですが!) 最新機器が並ぶ企業展示ブースでお買い物 講義や発表の合間を縫って、併設されている歯科関連業者の展示エリア(デンタルショー)も見に行きました。 世界中の歯科材料や医療機械のメーカーが多数出展しており、業者の展示スペースもレーザー学会の時と比べると圧倒的な広さです。このフロア全体をくまなく見て回るだけで、あっという間に半日がかりになってしまいます。 各ブースで最新のテクノロジーを色々と見て回りましたが、ある展示ブースで「日本未発売の、麻酔の注射が痛くなくなる画期的な器具」を発見し、患者さまの負担を少しでも減らせるならと、思い切ってその場で購入してしまいました! 注文してから2〜3週間ほどで日本の当院に到着する予定ですので、今から臨床で使うのがとても楽しみです。 2日目:歯周病学会なのにインプラント? 米国歯周病学会は充実の4日間開催です。 2日目も、朝からいくつかの専門的なセッションに参加しました。歯周病に関する発表がメインの学会であるはずなのですが、実際の内容を聞いていると「インプラント関連の発表」が非常に多かったです。 現代の歯科医療において、歯周病で失った骨の再生技術とインプラント治療は切っても切り離せない深い関係にあるのだと改めて痛感しました。 3日目:現地のクリニック見学と素敵な再会 滞在3日目には、学会のプログラムとは別にとても楽しい出来事がありました。 今回幸運なことに、ご縁があってサンフランシスコ市内で実際に開業されている先生のデンタルクリニックを訪問・見学させていただくことができたのです! こちらは、院長のGene McCoy先生との一枚です。 McCoy先生は補綴(ほてつ:かぶせものや入れ歯などの治療)の分野で非常に有名なスペシャリストの先生です。お忙しい中、ご自身の院内を隅々までご案内いただき、さらに実際の様々な治療症例についてもスライドを使って丁寧に解説してくださいました。 日本の歯科医院とのシステムの違いなども肌で感じることができ、貴重な時間を割いていただいたMcCoy先生には心から感謝申し上げます。 そして3日目の夜には、学会の100周年記念イベント(パーティー)が華やかに開催されたのですが、なんとその会場で、米国レーザー歯学会(ALD)でお世話になったMr. Jhonと偶然再会することができました! 彼も私の顔をしっかりと覚えていてくれて、「マサミツ!」と声をかけてくれたのが本当に嬉しかったです。国境を越えてこうした繋がりが持てるのも、国際学会に参加する大きな醍醐味ですね。 今回も朝から晩まで非常にハードな日程の渡米でしたが、世界トップクラスの学会に参加し、最新の知見と技術をアップデートすることができました。 不在の間、しっかりと医院を守ってくれた頼もしいスタッフや、お休みをご理解いただいた患者さまと家族に、心から感謝です! 今回学んだ最新の知識を、また明日からの谷村歯科医院での診療へ全力で還元してまいります。 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ: https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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【歯科医師解説】「歯に良い食べ物」と「悪い食べ物」の違いとは?食事で虫歯を防ぐ基礎知識
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村 将光です。 今回は、私たちの毎日の生活に欠かせない『歯に良い食べ物』について一緒に考えていきたいと思います。 皆さん、「歯に良い食べ物」と聞いて、真っ先にどのようなものを思い浮かべるでしょうか? 「お砂糖が入っていない食べ物かな?」「それとも、スルメのように加工されていない噛みごたえがある食べ物だろうか?」など、様々なイメージがあるかと思います。 実は、私たちのお口の健康は、日々の「食べ物」によって非常に大きく左右されています。 そして、その食生活の乱れから歯の健康が一度損なわれてしまうと、今まで当たり前のように美味しく食べていたものが急に噛めなくなり、食事そのものを楽しめなくなってしまいます。 私たちの歯には、単に食べ物を砕く以外にも、『噛む』『飲み込む』『はっきりと発音する』『顔の見た目(輪郭や表情)を保つ』『重いものを持つ時などにグッと食いしばって力を出す』など、生きていく上で極めて重要な様々な役割があります。 しかし、虫歯や歯周病で歯を失ってしまうと、これらの素晴らしい機能が一気に損なわれてしまいます。そうならないためにも、日頃から「歯に良い食べ物」を意識して積極的に摂るように心がけましょう。 1. そもそも「歯に良い」とはどういう意味? 歯科の視点から見た「歯に良い」という言葉には、大きく分けて以下の3つの重要な要素(条件)が含まれています。 ① 歯の質そのものを「強くする」こと 歯を強くするとは、歯を構成する成分を内側から丈夫にするということです。歯の質が良くなれば、虫歯菌の出す酸に溶かされにくくなり、硬いものを噛んだ時の破折(割れ)や日々の摩耗に対しても非常に丈夫になります。 歯の主成分はカルシウムですので、特に歯が作られる子供の時期には、歯の「石灰化」を助けてくれる食べ物を積極的に摂るのが理想的です。 具体例: 牛乳、チーズ、ヨーグルトなどの乳製品、小魚、ひじきなど。 サポート役のビタミン: カルシウムだけを摂るのではなく、歯の基盤を作るビタミンA、象牙質を作るビタミンC、カルシウムの吸収を助けるビタミンDも必須です。これらを豊富に含む人参、ほうれん草、しいたけ、わかめ、キャベツなどもバランス良く摂るようにしましょう。 ② お口の中を「きれいにする(自浄作用)」こと これは、その食べ物を噛んで食べるという動作自体が、歯の表面についた歯垢(プラーク)をこすり落として綺麗にしてくれる効果のことです(これを「清掃性食品」と呼びます)。 具体例: ごぼう、こんにゃく、きくらげ、ひじき、大豆、しいたけ、セロリなど。 これらのような「食物繊維」を多く含む食べ物をしっかり噛んで食べると、お口の中の唾液の分泌が活発に促されます。あふれ出た沢山の唾液が歯の表面の汚れや細菌を綺麗に洗い流してくれる、この素晴らしい働きを『自浄作用(じじょうさよう)』といいます。 ③ 顎に過度な負担をかけず「噛む力を強化する」こと 顎の周りにある「噛むための4つの筋肉(咀嚼筋)」がしっかりと使われて強化されると、噛む力自体が強くなり、顎の発達を促します。 具体例: やや硬めに調理されたごぼう、スルメ、ステーキなどの大きめのお肉など。 これらを「適量」摂取してしっかり噛むことは顎の成長に非常に有効です。 ※硬いものの「食べ過ぎ」には要注意! ただし、顎を鍛えようとして硬い食べ物を「過剰に」摂取しすぎると、逆に顎の関節に大きな負担がかかってしまいます。顎への負担が限界を超えると『顎関節症(がくかんせつしょう)』を引き起こし、「口を開けると痛い」「カクカク、ジャリジャリと音がする」「開ける途中で引っかかる」「顎の周りがだるい」「口が大きく開かない」といった辛い症状が出るようになります。 現代人の顎は、昔の人と違って常に硬いものばかりを食べ続けるようにはできていません。普段、ハンバーグなど加工された柔らかい食べ物が多い食生活を送っている方が、いきなりスルメのような硬いものばかりを急に食べ続けたら、顎の関節や筋肉が悲鳴を上げてしまいますので、無理のない範囲で取り入れてください。 2. 積極的に摂りたい「歯に良い食べ物」 上記の3つの条件を満たす食べ物が、文字通り「歯に良い食べ物」となります。 乳製品、小魚、海藻類、食物繊維が豊富な根菜類(ごぼう・人参など)やキノコ類などです。これらの食べ物は、飲み込むまでにしっかりと「噛む」必要がありますが、そのおかげで唾液がたくさん出てお口の中をきれいに保ち、歯垢の原因となる糖分が少なく、顎の骨や筋肉を適度に強くしてくれるという素晴らしい働きがあります。 3. 要注意!虫歯や歯周病を招く「歯に悪い食べ物」 逆に「歯に悪い食べ物」とはどのようなものでしょうか。 それはズバリ、「歯の表面にベタベタとくっついて残りやすく、さらに甘い(糖分が多い)もの」です。 また、「甘くないから大丈夫」と油断しがちなのが洋食のメニューです。洋食は甘くなくても、あまり噛まずに飲み込める「柔らかいもの」や「炭水化物(糖質)」が非常に多いため、実は要注意なのです。 柔らかい食事の例: ラーメン、焼きそば、スパゲッティなどの麺類、目玉焼き、オムライス、カレーライスなど。 甘くて残りやすいものの例: アイスクリーム、キャラメル、ケーキ、ビスケットなど。 これらの柔らかい食べ物ばかりが毎日の主食になってしまうと、顎の骨や筋肉が十分に発達しません。その結果、特に成長期のお子様の場合は口元や顎が小さくなり、永久歯がきれいに並ぶスペースが足りずに「歯並びが悪くなる」原因となります。さらに、唇の筋力が弱まって口元がポカンと開いたままになり、お口の中が乾燥して唾液の自浄作用が失われ、虫歯が爆発的に多くなってしまいます。 もちろん、お砂糖(糖分)がお口の中に長時間残ることで、それをエサにする虫歯菌や歯周病菌が猛烈に繁殖し、どんどん歯が溶けて最終的には噛むことすらできなくなってしまいます。さらに、柔らかいものばかり噛んでいると顎の関節の動きがおかしくなったり、白砂糖の多い甘いものを過剰に食べ過ぎると血糖値の乱高下で身体が疲れやすくなったりと、全身の健康にも悪影響を及ぼします。 まとめ:理想は「和食」と「定期検診」 歯を健康に保つための食生活の理想は、やはり『和食(一汁三菜)』を中心としたメニューにすることです。和食には、根菜類や海藻、小魚、大豆製品など、自然と噛みごたえがあり、カルシウムや食物繊維が豊富な「歯に良い食材」がたっぷりと使われています。 バランスの良い食事を美味しく楽しんだ後は、丁寧に歯磨きをして汚れをリセットしましょう。そして、毎日のご自宅でのケアに加えて、数ヶ月に1度は必ず歯科医院での「定期検診」と「プロのクリーニング」を受けて、いつまでも健康で美しいお口の状態を保っていきましょう! 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ: https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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【活動報告】美容大国・韓国ソウルで開催されたインプラント研修に参加しました
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村 将光です。 7月19日から21日の連休を利用して、お隣の国である韓国・ソウルで開催されたインプラントのハンズオンセミナー(実践的な実技研修)へ参加してまいりました。 冒頭の写真は、セミナーの全日程を終えた後の修了証授与式での一枚です。韓国の大学の伝統的なスタイルなのか、このような立派なアカデミックガウン(衣装)を着せていただき、大変誇らしく嬉しい瞬間でした! このセミナーは、私が所属している「国際口腔インプラント学会」が主催する海外特別セミナーです。今回の講師を務めてくださるのは、私が以前名古屋で受講した高度な骨造成セミナーでもご指導いただいた、韓国の大学教授の先生です。 前回の名古屋でのインプラントセミナーの様子はこちら 私にとって海外でのセミナー参加は今回が初めてだったため、出発前からとても楽しみにしていました。しかも今回はただ座学で講義を聴くだけでなく、実際の器具を使った実習(ハンズオン)がメインとなります。この学会は現場で活躍する臨床医(開業医)が中心となって運営しているため、明日からの治療に直結する非常に実践的な内容が学べるのが特徴です。 いざソウルへ!ビジネスの街「江南(カンナム)」と美容医療 ソウルの金浦空港に到着した直後は、「ここから会場までどの交通手段を使えばいいのだろう?」と少し迷いましたが、無事にバスに乗って滞在先のホテルへ到着することができました。 今回滞在したのは、韓国の有名企業が数多く集まるビジネスの中心地「江南(カンナム)地区」です。明洞(ミョンドン)や南大門(ナムデムン)といった日本人に人気の観光スポットからは少し離れた場所にあるため、周囲に観光客の姿はあまり見かけませんでした。 ホテル内を散策していて驚いたのがこちらです。 さすがは美容大国・韓国。一流ホテルの施設内に、なんと立派な「美容外科クリニック」が普通に入っているのです! 韓国では、美容外科へ通うことが日本でエステサロンに行くのと同じくらい身近な感覚として根付いているのでしょうね。 実は、歯科のインプラント治療も「しっかりと噛めるようになる」という機能的な側面だけでなく、「失った歯を自然に美しく蘇らせる」という美容的・審美的な側面を強く併せ持っています。見た目の美しさに非常にこだわる韓国だからこそ、インプラント治療がここまで大きく発展し、このような素晴らしいセミナーが盛んに開催されているのだと実感しました。 こちらは、宿泊先の「COEXインターコンチネンタルホテル」のロビーに、日本から参加した先生方と集合した際の様子です。 空港に着いてから街中までずっと韓国の方しか見かけず、看板もハングルばかりで少し緊張していたのですが、ここでようやく日本人の先生方と合流できてホッと胸を撫で下ろしました。首都ソウルであっても、ビジネス街には意外と日本人は少ないのかもしれませんね。 年間2,000本のオペをこなすスペシャリスト・Cho教授 ここから歩いて5分ほどの場所にある研修センターへ移動します。会場は、韓国の最大手インプラントメーカーである「Osstem(オステム)社」の巨大なオフィス内です。 こちらが、今回のセミナーのメイン講師であるCho(チョ)先生です。 実はCho先生は、韓国の最高学府である「ソウル大学」の口腔外科で教授を務められている、インプラント治療の超スペシャリストです。 口腔外科に所属されているとはいえ、なんと毎年2,000本ものインプラントオペを執刀されているというから驚きです。日本の一般的な歯科医院では「年間100本」もオペがあれば相当多い方(インプラントに力を入れている医院)とされますから、年間2,000本という数字は桁違いです。韓国トップのソウル大学という環境と、インプラント需要の高さがあるからこその圧倒的な臨床数ですね。 午前中のセッションは、まず最新の術式に関する講義からスタートです。 少しでも多くの知識を吸収しようと、今回も一番前の席に陣取って一生懸命に聴講しました。 スクリーンにこのような図解スライドが映し出され、インプラントの緻密な配置変更や骨移植などについて解説されていました。 Cho先生は英語と韓国語が堪能ですが、講義は主に韓国語で行われ、それを通訳の方がリアルタイムで日本語に翻訳してくれました。ちなみに、この通訳を担当してくださったのも韓国語がペラペラな日本の歯科医師の先生でした。専門用語が飛び交う医療の現場では、同じ歯科医師による通訳が最も正確で心強いですね。 午後からの実践実習(ハンズオン)で技術を磨く 午後からは、いよいよ顎の骨の模型を使ったインプラント埋入の実習(ハンズオン)です。 インプラント治療を安全に成功させるためには、ひたすら勉強を続け、新しい技術を繰り返し手と体に覚え込ませる習得訓練が欠かせません。 現代のインプラント治療の基本的な術式自体はすでに確立されていますが、実際の人間の体(お口の中)で行うオペでは、骨の硬さや神経の位置など患者さまごとに全く条件が異なり、決して教科書通りにはいきません。 私たちインプラントに携わる歯科医師は、オペ中にどのような不測の事態や難しい状況に直面しても、冷静かつ確実に対処できる引き出し(技術力)を持っておかなければなりません。こうした実践的な模型実習は、その引き出しを増やすために非常に重要です。 ソウル市内の最先端「歯科医院」見学ツアー セミナー翌日は、ソウル市内にある実際の歯科医院を2軒も見学させていただくことができました。海外のリアルな歯科医院の裏側を見学できる機会など滅多にありませんから、大変貴重な体験です。 まず1軒目に見学させていただいたのが、こちらの『ソウルスマイルフェイスデンタルクリニック』という歯科医院です。 エントランスや受付は、まるで高級ホテルのラウンジのような洗練された雰囲気で、隅々までとても綺麗に清掃・デザインされていました。 こちらは奥にある実際の診察室の様子です。最新の設備が整っており、ちょうど患者さまの治療が行われていました。 韓国ではインプラント治療が非常にポピュラーな治療法として広く国民に認識されており、なんと全国の8割以上の歯科医院がインプラント治療を取り扱っているそうです。日本よりもはるかにインプラントが身近な存在であることが伺えます。 続いて2軒目に見学したのが『デザインクリニック』という歯科医院なのですが、ここでは度肝を抜かれました。 なんと、歯の治療を行う傍らで「ネイルケア(ジェルネイルなど)」のサービスを受けることができるのです! 院内には写真のような本格的な「ネイル専用ルーム」が完備されており、本当にびっくりしました。 「歯を綺麗にするついでに、指先も美しく整えて帰る」という、美容大国ならではの素晴らしいアイデアとホスピタリティですね。日本の法律(医療法など)の規制を考えると、歯科医院の中にネイルサロンを併設するのはちょっと不可能に近いのですが、患者さまを喜ばせるエンターテインメント性として非常に勉強になりました。 まとめ 今回の韓国セミナーは2泊3日という非常にタイトな弾丸スケジュールだったため、残念ながら観光を楽しむ時間は全くありませんでした。 しかし、韓国トップクラスの教授からインプラントの高度な知識と技術を直接学び、さらに海外の最先端の歯科医院のシステムを見学することができ、歯科医師として本当に実りある充実した時間を過ごすことができました。 今回海を渡って得た最新の知識とインスピレーションを、明日からの谷村歯科医院での日々の診療にしっかりと活かし、患者さまへより安全で質の高い治療をご提供してまいります! 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ: https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7