お知らせ
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歯を強くする方法
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村です。 みなさん、自分の歯は丈夫だと思いますか? 歯が丈夫な人でも虫歯の一つや二つはできたことがあるのではないでしょうか? 今回はそんな皆さまに「歯を強くする方法」に次いて説明いたします。 歯は固い硬組織のため、筋肉みたいに鍛えるようにはいきません。 固い食べ物を食べたり金属を噛んでも、歯が減ったり割れたりして逆効果です! 歯を強くするには鍛えることではなく、保護することが大事になってきます。 今回は歯を強くする方法を子供の歯と大人の歯に分けて解説いたします。 1 子供の歯 永久歯がまだ生えてない場合、カルシウムの入った食事や飲み物を摂取することで強い永久歯を作ることができます。 年齢的には12歳から15歳ぐらいまでです。 カルシウムが多く入っている食べ物や飲み物 牛乳、チーズ、エビ、カニ、魚、こんにゃく、ごま、ヒジキなど 子供の時期にしっかりとカルシウムを取らないと、歯の質が柔らかくて虫歯になりやすくなってしまいます。 また、定期的にフッ素を塗るのも効果的です。 フッ素の化合物が歯の表面をコーティングして、酸に対する抵抗力や歯のカルシウムが溶けるのを防いだりします。 歯を強くするには、子供の頃の食生活がとても大事になってきます。 2 大人の歯 大人の場合は歯が完成しているので、どんなにカルシウムを含む食品を摂取しても歯に取り込まれることがありません。 そのため、子供のような歯の成分を強化する効果はありません。 ただしフッ素を塗布したりフッ素入りの食品を摂取することは有効です。 フッ素入りの歯磨き粉を使ったり、歯科医院でフッ素を塗ったり、フッ素入りの食品(牛肉・リンゴ・海藻・緑茶)を摂取するようにしましょう。 フッ素の膜で、歯の表面のカルシウムが溶け出すのを防止することができます。 普段痛みや腫れなどの症状がなくても、定期的に歯科医院に行って歯石を取った後にフッ素を塗布してもらうことで、いつまでも歯を強くすることができます。 また検診によって虫歯や歯周病の早期発見と早期治療ができるため重症化を防ぐことができます。 最近は歯のホワイトニングをすることで、ホワイトニングの成分が歯の表面を傷めず逆に強くすることが分かってきました。 ホワイトニングは適切に歯科医師の指示のもとで処置を行えば、とても歯のためにもいいです。 永久歯はだめになったらもう二度と生え変わることはありません。一生大切に使う必要があります。 歯で食べ物でないものを噛んだり、酸性の物を食べ続けたりすると歯は減ったり欠けてしまいます。再生はしないので、歯に悪いことはできるだけしないようにしましょう。 また、食後は必ず歯を磨くようにしましょう。 歯が酸や虫歯で溶けて柔らかい象牙質が露出すると、虫歯や歯の摩耗が急速に進んでいきます。 さらに歯ぎしりがある人は夜寝るときにマウスピースをして寝るようにしましょう。 寝ているときは無意識に歯を食いしばったり歯ぎしりで少しずつ削れていってしまいます。 そうなると、どんなにフッ素を塗ったりカルシウムを接種しても全く追いつきません。 この歯ぎしりから歯を守る透明なプラスチックのマウスピースがとても重要です。 皆さんの中にはスポーツが趣味だったり、お仕事にされている方はいますでしょうか? そのような方も力を出す必要があるとにものすごい力で歯を食いしばるので、歯が割れたり削れてしまいます。 そのためマウスピースをつけて歯を保護することが必要ですが、スポーツ用のマウスピースは寝ているときのマウスぽピースよりも厚く、上の歯と下の歯が両方はまるようになっています。 もし歯を強くしたい場合に分からないことがありましたら、お気軽にスタッフにお声がけください。
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歯のホワイトニング
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村です。 今回は、「歯のホワイトニング」についてご説明します。 白く輝く歯はとても健康的で素敵ですよね。やはりどんなに顔が美人でも歯が汚かったら台無しです。 歯のホワイトニングとは、歯を特殊な薬剤で白くする方法のことです。 白い歯は、周りの人にとてもいい印象を与えます。 きれい、健康的、スッキリしている、清潔感がある、きちんとしている、信頼感がある などなど 美しい口元は、きれいな歯並び、虫歯や歯周病がなくさらに歯が白いことが必要です。 みなさんもホワイトニングで、黄ばんでいる歯も美しい白い歯にしませんか? ホワイトニングの種類・方法 ホワイトニングは薬品を使用して白くしていきますが、そもそも歯垢や歯石と着色だらけでは薬品が歯まで届きません。 また、歯が白くなっても表面の付着物に邪魔されて、白くなっているのかわかりません。 さらに、虫歯や歯周病があると歯の神経を痛めたり、歯ぐきを傷つけてしまいます。 ホワイトニングの前に、まずは表面の着色を取ったり虫歯と歯周病を治しましょう。 ホワイトニングに使用する薬剤には多くの種類がありますが、当院では厚生労働省で認可を受けている薬剤を使用しております。 短期間で白くなるものは海外製で日本人には合わないものもあり、最悪歯の神経を取るようになったり知覚過敏に悩まされる場合もあるそうです。 当院では安全第一で行っております。 当院で使用する薬剤は安全性が立証されており、歯が溶け出すようなことはありません。 ホワイトニングの方法には2つの方法があります。 1 オフィスホワイトニング 歯科医院で歯に薬品を塗布して専用の波長の光を当てて短時間で白くする方法です。 約1時間から2時間ほどで歯を白くすることができます。 時間がない方にお勧めです。 しかし白さは表面的な白さです。 また子供のころに抗生物質を服用して、歯が全体的に褐色になってしまっている場合も白くすることが難しいです。 2 ホームホワイトニング まず歯科医院で上と下の歯型を取ります。それをもとにぴったりとしたマウスピースを作ります。 そのマウスピースに歯科医院で渡された漂白キットの漂白液を自分で塗って歯にはめます。 この状態を2時間行います。これを2週間続けます。 この方法は時間はかかりますが、歯の中からじんわりと白くなるのでとても自然です。 毎日少しずつ白くなるので、「変わった」と実感しにくいことがあります。 歯の白さは絶対的な基準ではなく、感じ方なのでどの白さがいいのかは人それぞれです。 ホワイトニングをしても真っ白になるわけではありません。 歯の色は実際には黄色みや赤みがあります。 逆に真っ白だといかにもニセモノっぽくなりますが。 ホワイトニングの効果ですが、これは一生白いままではありません。 完全に元に戻るわけではないものの、多少後戻りがあります。 また、歯の表面に歯垢歯石や飲食物の着色がつくようになります。 定期的なクリーニングをすることで歯の白さを維持することは可能です。 当院では、まずは歯の表面の汚れを落とすクリーニングをおすすめしております。 薬剤を使うホワイトニングではなく、クリーニングだけでも本来の歯の白さが出てきて満足される方も多いです。 もしそれでももっと白くしたい場合や着色がそんなについていない場合はホワイトニングをしたほうがいいでしょう。 白い歯はそれだけで表情を明るくして健康で若々しいイメージを与えます。 特に年齢が進むと歯が黄色くなってくるのでホワイトニングはアンチエイジングの効果も期待できます。 ホワイトニングについて分からないことがありましたら、当院スタッフまでお声がけください。
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プラークコントロールについて
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村です。 本日は『プラークコントロール』についてお話いたします。 プラークとは歯垢のことですが、この歯垢を歯ブラシや歯間ブラシなどの道具を使って取り除き衛生的に良好に保つ行為を『プラークコントロール』といいます。 プラークコントロールは、現代人の食生活においてはとても重要です。 現代は様々な加工食品や砂糖の含まれた食品にあふれています。 通常の日常生活において、これらの食品をまったく口にしないわけにはいきません。 そのため、口の中には糖を栄養源とする虫歯の原因菌や歯周病の原因菌が増殖してしまうのです。 そこで様々な道具や薬品で取り除いたり殺菌を定期的にする必要があるのです。 みなさん、『プラークコントロール』毎日頑張っていますか? つぎはプラークコントロールの種類をご説明します。 プラークコントロールは大きく分けて、自宅で行うものと歯科医院で行うものに分かれます。 1 自宅で行うプラークコントロール ① 歯磨き なんといっても、口をきれいにするものと言って思い浮かべるものは歯ブラシですね。 ナイロンの毛先に歯磨剤をつけて毎日お掃除します。 歯ブラシは、歯の表面についた歯垢や着色を除去します。 しかし、歯の表面は顕微鏡レベルで凸凹や亀裂がありそこまではどんなに極細の歯ブラシでも届きません。 また、歯と歯の間や深い歯周ポケットにも届かないので、他の方法も併用することが望ましいです。 さらに、ほとんどの人が急いで歯ブラシをするせいで、ブラッシング圧が強すぎて歯を削ってしまったり歯ぐきを傷つけてしまっています。 ② 歯間ブラシ 歯科医院で衛生士さんに勧められる方も多いと思いますが、歯ブラシの次に効果的なのが歯間ブラシです。 歯ブラシでは届かない歯と歯の間をお掃除します。 歯間ブラシはサイズが豊富です。SSSサイズからLサイズまで大体5~6種類あります というのも歯と歯の間はとてもデリケートなので、自分のお口いなっていない歯間ブラシを使用すると逆に歯ぐきを傷つけて、雑菌に感染して晴れてしまったり歯周ポケットが広がってしまいます。 歯周病がひどい人や、歯と歯の隙間が大きい人が細すぎる歯間ブラシを使用してもあまり歯垢が取れません。 ③ デンタルフロス デンタルフロスとは糸ようじのことです。 歯間ブラシが入らないような狭い隙間を掃除します。 デンタルフロスは、糸の細さや滑りやすくするためにワックスがついていたり、さっぱり感を出すためにミント味があったりと様々な種類があります。 通常は長い糸を自分で切って使いますが、プラスチックの棒に1センチほどの糸を張ったもあり奥歯などはこちらのほうが使いやすいです。 2 歯科医院で行うプラークコントロール ① 歯石除去(スケーリング) 取り切れなかった歯垢は、やがて唾液に含まれているカルシウムと結合して、硬い歯石になります。 歯石には強い毒性を持った細菌の巣になりますが、歯磨きだけではとることができません。 そのため、歯科医院で国家資格を持った歯科衛生士や歯科医師が取り除きます。 ② フッ素塗布 歯の表面の傷ついたところをフッ素でコーティングします。 いかがでしょうか? 一言にプラークコントロールと言っても、これだけの種類があります。 いちばん大事なのは、正しいブラッシングです。 更に、歯科医院での歯垢と歯石の除去です。 この2つに付け加えて、様々な道具や薬剤を塗布することで、いつまでも健康な歯を維持することができるのです。 口の中は自分では見ずらいので、知らない間に虫歯や歯周病が進んでしまいます。 歯垢が固まって歯石になる期間は約3か月ほどなので、3か月ごとの歯科検診と歯石除去をお勧めしています。
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キシリトールについて
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村です。 今回はキシリトールについてお話しします。 みなさんキシリトールってご存知でしょうか? テレビの宣伝やコンビニなどで、キシリトール配合のガムを見かけたことはことはありますか? このキシリトールですが、何が体にいいのか、またどうして虫歯予防にいいのかということまではなかなか知らないのではないでしょうか? キシリトールとは? キシリトール(xylitol)とは天然素材の甘味料で、シラカバやカシから発見されたキシラン・ヘミセルロースを原料にした甘味料です。 ギリシア語の 「Xylon、木」 から命名されました。 キシリトール自体は野菜や果物にも含まれております。 身近な例では、レタス・ほうれん草・カリフラワー・イチゴ・ラズベリーなどです。 甘さは砂糖と同じぐらいですが、カロリーは25%も低く、口の中で溶けるときに熱を吸収するのでさらっとした清涼感があります。 キシリトールの安全性は世界保健機構、WHOでも認められており、日本でも1997年に食品添加物として認可されています。 虫歯にならない甘味料? 次はキシリトールの虫歯予防効果についてご説明します。 砂糖が入った食品を口にすると、口の中でミュータンス菌などの虫歯原因菌が糖を分解して発酵して『酸』を作り出します。 その酸によって、歯のエナメル質やさらに内側の象牙質が溶かされて虫歯ができてしまうのです。 しかしキシリトールは、ミュータンス菌によって発酵しないので、結果として歯を溶かす酸ができません。 虫歯の発生や進行を防ぐ ミュータンス菌がキシリトールを取り込むと、エネルギーを消耗させて菌自体の活性力が弱まっていきます。 そうすると口の中のミュータンス菌が減少するので、酸を摂取しても酸ができにくくなります。 キシリトールの働きとして、菌のかたまりである歯垢をサラサラにするということがあります。 歯垢は食べかすと違って、ネバネバしておりなかなか歯ブラシでしっかり落とすことは難しいです。 しかしキシリトールが歯垢をサラサラにするので取り除きやすくなります。 キシリトール入りのガムの効果は? キシリトール入りガムの効果としては、唾液がたくさん出るため、唾液に含まれているカルシウムが増えることです。 カルシウムが増えると歯の表面のエナメル質と結合して再石灰化を促します。 なお、キシリトール入りガムの種類ですが、必ず原材料名をチェックして、甘みとしてキシリトール100%の物を選んでください。 砂糖も含まれていては効果はあまり期待できません。 ショ糖は虫歯菌の栄養になりますので、いくらキシリトール入りでも糖による虫歯菌の増殖と酸で歯を溶かすスピードのほうが早いからです。 ちなみにフィンランドでは、食事の後や寝る前にキシリトールガムをかむ習慣があるそうですよ。 その効果もあって、フィンランドの人は虫歯が少ないのですね。 キシリトールの注意点 キシリトールは虫歯予防の効果はありますが虫歯を治す働きはありません。 どんなにキシリトールを食べても、溶けてしまった歯が元に戻ることはなく、これだけで虫歯を予防することもできません。 歯にこびりついている歯垢は、歯ブラシをしないと取り除くことはできません。 キシリトールはあくまで虫歯予防を助けてくれる補助的なものと考えましょう。 またキシリトールを毎日摂取しているからと言って虫歯にならないわけではありません。 虫歯予防でいちばん大事なことは毎日の歯ブラシと、定期検診になります。 虫歯を予防するためには、糖分を取りすぎない、歯をていねいに磨く、歯科医院で定期的に歯垢と歯石を取り除くことがとても大切です。そして普段の生活にキシリトールを取り入れたり、歯科医院でフッ素を塗布するととても効果的です。
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子どもの歯について
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村です。 今回は、『子どもの歯について』です。 人間は生まれてからしばらくすると乳歯が生えてきます。 ところで乳歯は全部で何本ありますでしょうか? 正解は20本です。子供の歯である乳歯は0歳から生え始めます。 4歳ぐらいで乳歯が生えそろって、そのあと5~13歳ぐらいの間に順次永久歯に生えかわっていきます。 乳歯の使用期間はわずか10年ぐらいです。 そのため、「乳歯は永久歯が生えるまでの物だからちょっとぐらい虫歯になってもそのままでもいいかな」なんて放置していないでしょうか? 乳歯といえども虫歯がひどくなると強い痛みや腫れで、お子さんがとても苦しんでしまいます。 子どもの歯の状態は大人と比べてかなり異なっています。 それは乳歯と永久歯が存在して歯が生え変わるという過程があるためです。 そのため子供のお口の中の状態はとても複雑なので健康管理は親がチェックして、治してあげる必要があります。 次は乳歯の働きについてです 1 噛む 乳歯の最大の目的は噛むことです。 子どもの歯で食べ物をしっかりと噛むことで、あごの成長を促します。 口の周りの組織を刺激して、筋肉や表情に影響を与えます。 しっかりかみ砕いて食べ物を摂取することで、消化と吸収をよくします。 また噛んでいると唾液が多く出て、口腔内を浄化して虫歯になりにくくなり口臭も防げます。 2 発音をよくする 乳歯がしっかりと生えそろうことで、舌の動きとともに正しく発音をすることができます。 3 永久歯の歯並びをよくする 子どもの歯は乳歯から永久歯に生えかわりますが、永久歯の形ができてくると、乳歯の根が吸収していきます。 そして吸収したところに永久歯が誘導され、乳歯が脱落するとともに新しく生えてきます。 通常はあごの骨も年齢とともに発達してきて大きくなるので永久歯が生えるスペースができます。 しかし乳歯が虫歯や外傷などの理由で早期に脱落すると歯並びが悪くなるので要注意です。 そのため乳歯は生えかわって無くなるとはいえ、乳歯は今後の人生に大きくかかわっているのです。 お口の健康を守るために 子どもの歯の治療はとても大変です。 まず、子どもが怖がって暴れてしまい、治療が大掛かりになってしまいます。 また、子どもの口の中はとても小さいので器具がなかなか届きません。 さらにこちらの言うことが理解できなかったり、急に動いたりするためとても危険です。 唾液の量も大人と比べて子どもはとても多いので、詰め物がうまくくっつかなかったり、感染のリスクがあります。 そのため子どもの歯も親が、「痛がるようになってから歯医者に行けばいい」と考えず、少しでも早く歯科医院に来院してください。 また普段から、子どもが自分で歯磨きができるようになっても、仕上げ磨きをしたり、間食を減らして少しでも虫歯になるリスクを減らしましょう。 歯科医院には痛くなってから通うのではなく、定期検診や虫歯のチェックで何度も通って慣れておくといいですね。 医院の雰囲気で泣き出してしまうお子さんもいらっしゃるので、いざというときちゃんとできるようにしておくことも大切です。 虫歯予防のフッ素の塗布も、お子さんの歯を守るためにとってもいいですよ。 なお当院ではお子さんが治療に際して暴れてしまったり、口を閉ざして拒否してしまう場合に使用するネットなどの拘束具や開口器を使用しての治療は行っておりません。 これらを使用した治療はお子さんの人権を無視した行為であり、将来にわたって歯科医院に対するトラウマになったり、スタッフが怪我をするリスクにつながります。 そのため、どうしても治療が必要にもかかわらずお子さんの協力が得られない場合は、小児歯科専門医での受診をおすすめいたします。
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虫歯はなぜ増える?
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村です。 今回は、『虫歯はなぜ増える?』というテーマです。 いつもしっかりと歯磨きをしているのに虫歯ができてしまう、という方も多いのではないでしょうか? 虫歯は細菌による感染症ですが、口の中の細菌をゼロにすることはできません、 しかしそれでも虫歯になりやすい人となりにくい人がいます。 歯の質が、もともとかなり頑丈な人は虫歯になりにくいのですが、そうでない方でそんなに歯が柔らかくなくても虫歯になってしまう人がいます。 もしかしたらあなたがよく虫歯になってしまうのは、食事の仕方や飲み物の飲み方に原因があるのかもしれません。 今回は虫歯がなぜ増えるというテーマで、主に飲食に重点を置いて説明をしていきます。 虫歯ができるには3つの要素があります。 まず一番目は歯の質です。元々歯が固い人は虫歯になりにくく、歯が柔らかい人は虫歯になりやすいです。 二番目は清掃性です。食べかすや歯垢・歯石がきちんと丁寧に取り除いてあればいくら歯が柔らかくても理論上は虫歯になりません。実際に食べかすや歯垢・歯石をゼロにすることはできませんが。 三番目は食べ物・飲み物です。虫歯になりやすい食べ物・飲み物を多くとったり頻度が多いといくら歯が固くて歯ブラシを一生懸命にしていても虫歯になる確率は高くなります。 次は虫歯ができるメカニズムと食べ物・飲み物に関してご説明します。 虫歯は食べ物や飲み物に含まれる糖質を虫歯の原因菌が取り込み排泄物として酸を出し、それが歯の表面のエナメル質や歯の中の象牙質を溶かしていき虫歯となります。 歯の表面は通常酸に対して抵抗する膜に覆われていますが、限界を超えると耐えられなくなって歯が溶け出してしまいます。 特にエナメル質は硬いので虫歯の進行が遅いのですが、象牙質に虫歯が届くと急速に中で虫歯が進行していきます。 普段はこのように歯の表面が溶けないようなシステムになっていますが、食事や飲み物を飲むと一時的に酸性度が高くなります。 食後時間が空いている状態のお口の中は中性のpH7に保たれていますが、酸性度が上がってpH5.5を超えると歯が溶け出します。 通常はこの溶けた量はものすごく微量で、また唾液の中のカルシウム成分によりすぐに再石灰化が起こり元に戻ります。 しかし多量の糖分を摂取したりpHが元に戻る前にちょこちょこ間食を繰り返すと、再石灰化できる限界を越して虫歯になってしまうのです。 最近では甘くなくても、炭水化物も糖質のためご飯やパン、ラーメンなどもだらだら食べていると虫歯の原因になるとのことです。 あまり多量の糖分摂取や間食は虫歯の原因になるので注意が必要です。 虫歯にならないようにするにはどうすればいいか? 虫歯にならないような飲食の仕方を心がけましょう。具体的には以下のようになります。 1 食事と食事の間に適切な間隔を空けること 2 唾液が少なくなる就寝前の飲食は取らないこと 3 炭酸飲料などの清涼飲料水はできるだけ控える これらを実践することで虫歯の発生を抑えることができます。 ちなみにアイスクリームはものすごい量の砂糖が含まれているのでお勧めしません。 溶けたアイスクリームはびっくりするほど甘くて、食べれたものではありません。 そのため夏場に毎日のようにアイスクリームを食べて歯をあまり磨かないと、すごい勢いで虫歯になってしまいます。 現代の食生活では意識をして糖分を抑えていかないと、あっという間に過剰摂取になってしまいます。 虫歯にならないように食事の回数を決めて糖分を減らして、食べた後はていねいに歯を磨くようにしましょう。 そして、磨ききれなくて溜まった歯垢と歯石は、定期的に歯科医院を受診して歯科医師や歯科衛生士に取り除いてもらいましょう。
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歯周病
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村です。 今回は、歯周病についてお話します。 歯周病という言葉を最近テレビのCMなどでも耳にするようになりましたが、これは以前は「歯槽膿漏」と言われていたものです。 歯ぐきが腫れて血がにじんだり膿が出る症状があります。 この「歯周病」ですが、実は生活習慣病で成人の8割以上が罹患しています。 歯周病はお年寄りがかかる病気と思われがちですが、それだけでなく実は最近では小学生や中学生などの未成年でもかかっていることがあります。 これは清涼飲料水や甘いお菓子が増えてきたことによるものです。 歯周病とはどんな病気でしょうか? 歯周病とは名前の通り「歯の周りの病気」です。つまり歯を支えているあごの骨とその表面の歯ぐきが細菌感染を起こして炎症が進んでいる状態のことです。 食べ物を食べると口の中の細菌が活発になり毒性の強い細菌が毒素を出して歯肉に炎症が起きます。 歯垢が固まった歯石は細菌の住みかになっており、歯周病がどんどん進んでいきます。 歯周病の怖いところは、痛みをほとんど伴わないで進んでいくということです。 つまり痛くて噛めなくなった時には手遅れで抜歯になってしまうことがとても多いのです。 年とともに不幸にも歯がなくなってしまうことがありますが、実は歯がなくなる原因の第一位はこの歯周病なのです! 歯周病の症状について 歯周病は症状がほとんど出ないで進行していく怖い病気ですが、こんな症状が出たら手遅れになる前にすぐに歯科で診てもらいましょう。 ・歯ブラシをすると血がついている ・歯ぐきが赤く腫れている ・歯ぐきを押すと膿が出てくる ・歯石がついている ・歯ブラシや冷たいもので歯がしみる ・歯が長くなってきた気がする ・歯と歯の間に物がつまる ・口臭がある ・歯がぐらぐらする ・噛んだ時に高いところがある ・歯や歯ぐきが痛い 「歯周病」の原因は? 歯周病の原因は歯についた歯垢・歯石です。歯垢は一見食べかすに見えますが、実は大量の細菌のかたまりです。これが唾液のカルシウムとくっついて固くなったものが歯石です。 歯石がつくと歯と歯ぐきの間のすき間(歯周ポケット)に入り込み歯ぐきが腫れてきます。 この状態は「歯肉炎」といってこの時に歯科医院できれいに取り除くことで、腫れが引いて元に戻ることが可能です。 しかし何の症状もないため、どんどん進行すると今度は実際に歯を支えているあごの骨が溶けていきます。 こうなると歯の根が出てきて、しみたり歯が長く見えたりすき間ができて物がつまるようになります。 この時点で歯石を取って消毒することで歯周病の進行を止めることはできますが、一度失ったあごの骨はほとんど回復することはありません。 とても痛くなったり、グラグラして噛めなくなったときはもう手遅れです。歯の根の裏側まで歯石に覆われてもはやどうにもなりません。 どうすれば予防できるのか? 歯周病の予防は患者さん自身で行っていくことと歯科医院で行うことの両方が必要です。 1 毎日の歯ブラシなどのプラークコントロール 食後(30分以上開ける)や寝る前と朝起きた時の歯ブラシや糸ようじなどで日常の歯垢を取り除きましょう。マウスウォッシュも効果的です。 2 歯科医院での定期的な歯石除去 毎日念入りに歯を磨いていても届かないところや下の前歯の裏などに歯石がついてしまいます。 これは自分で取ることはできないので、歯科医院で専門の資格を持った歯科衛生士にとってもらいましょう。歯石は3ヶ月で付き始めるので3から6か月ごとの検診がおすすめです。 これらのセルフケアとプロフェッショナルケアの両方を行うことで、いつまでも自分の歯を健康に保つことができるのです。 セルフケアで分からないことがありましたら、いつでも当院スタッフにお尋ねください!
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歯周病と栄養バランスについて
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村です。 今回は、歯周病と栄養バランスについてお話しします。 歯周病は歯周病の原因菌による細菌感染ですが、メタボリックシンドロームと同じように生活習慣病の一つと言われています。 そもそも歯周病の原因菌はゼロにすることはできないし、存在していても大昔の人には歯周病はありませんでした。 しかし、加工食品や穀物を摂取しだして栄養バランスが崩れたため、歯周病を発生させるようになりました。 生活習慣病の一種である歯周病を予防するためには食事と栄養バランスが大切です。 ・タンパク質 私たちのからだをつくる栄養素。筋肉や骨、皮膚や髪の毛、血液を作ります。 口腔内では歯にカルシウムが定着するのを助けます。 タンパク質の含まれている食品 肉・魚・牛乳・卵・大豆製品 ・ビタミンA 成長を助ける栄養素です。視力や目の健康、ひふや粘膜を健康に保ったり、病気の感染に対して抵抗をつける働きがあります。 口腔内では歯の表層のエナメル質の形成に関与しています。 ビタミンAの含まれている食品 トマト・人参・かぼちゃ・レバー・卵黄・ほうれん草・ウナギ ・ビタミンB1 元気になる栄養素。炭水化物を分解して体を動かしたり頭を働かせるために必要な栄養素です。 ビタミンB1の含まれている食品 豚肉・ハム・大豆・たらこ・鮭 ・ビタミンB2 成長をサポートする栄養素です。脂質を分解して代謝の手助けをして細胞の再生・成長促進や粘膜を保護する働きをします。 口腔内では歯肉のはれや傷の修復に効果を発揮します。 ビタミンB2の含まれている食品 レバー・卵・脱脂粉乳・納豆 ・ビタミンC ストレスを防止してウイルスや細菌に対する抵抗力を強めて感染症を予防する働きをします。 血管や骨、皮膚、粘膜を強くする働きします。、 口腔内では象牙質の形成を助けたり、歯のぐらつきや出血にも効果があります。 ビタミンCの含まれている食品 いちご・オレンジ・レモン・アセロラ・キウイ・トマトなどの果物や野菜 ・ビタミンD カルシウムやリンの吸収を助け、骨や歯の健康をサポートします。 口腔内では顎の骨をつくったり歯の石灰化に働きます。また、歯や骨をつくるカルシウムが足りていてもビタミンDが足りなくなると丈夫な歯や骨を作ることはできません。 ビタミンDの含まれている食品 魚・卵・きのこ類に多く含まれます。ビタミンDは日光浴を浴びることで皮膚でも作られます。 ・カルシウム 丈夫な歯や骨を作る栄養素です。体のカルシウムの約99%は骨や歯の構成成分です。血液中のカルシウム濃度は一定に保たれていますが、カルシウムの摂取不足が続くと骨や歯からカルシウムが溶け出して骨の発達不良や歯の質の低下が起きます。 カルシウムの含まれている食品 牛乳・乳製品・大豆・小魚・煮干し・ひじき・小松菜 ・リン リンも体内の85%がカルシウムやマグネシウムとともに骨や歯を作る成分になっています。 残りの15%は筋肉・脳・神経などの組織に含まれています。 リンは体内でリン酸カルシウムやリン酸マグネシウムの形で骨や歯を形成しています。 リンの含まれている食品 魚・牛乳・大豆・肉類 リンは現代の食生活では不足することはあまりなく、むしろ逆に取りすぎが問題になっています。 その一つは加工食品や清涼飲料水に含まれていることが挙げられます。 リンの摂取量が多すぎるとカルシウムの吸収が悪くなるので要注意です。 いかがでしょうか? このようにお口の中の環境を整えるために、様々な栄養素が必要になります。 そしてこれらの栄養素が一つでも欠けてしまうと、途端に虫歯や歯周病が進行してしまうのです。 過不足の無いバランスの取れた食事で、健康で快適な生活を過ごすようにしましょう。
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【予防歯科とは】痛くなる前に歯医者へ!定期検診で虫歯・歯周病を防ぐメリット
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村です。 今回は、皆様のお口の健康を生涯守るために欠かせない『予防歯科』について詳しくお話ししたいと思います。 歯医者には、どんな時に行きますか? ところで皆さん、歯科医院へはどんなタイミングで足を運びますか? 歯が痛くなった、冷たいものがしみる 詰め物や被せ物が取れた 歯ぐきが痛い、腫れて血が出る 歯がグラグラして硬いものが噛めない 転んで歯をぶつけた、欠けた 親知らずが痛い、腫れた 顎が痛い、口を開けると音がする これら以外にも理由は様々ありますが、多くの方は「症状が出て、困ってから行く」のではないでしょうか。 もちろん、悪くなった部分の『治療』をすることは大切です。しかし、それ以上に重要なのが、治療が必要になる前の『予防』なのです。 予防歯科とは?『早期発見・早期治療』の重要性 『予防歯科』とは、虫歯や歯周病になってから治療するのではなく、「治療が必要になる前に歯石を取る」「虫歯ができても早期発見して早めに治す」ことを目的とした考え方です。 お口の健康は、ご自宅での毎日の歯磨き(ホームケア)だけでも、歯科医院での専用機器を使ったお掃除(プロフェッショナルケア)だけでも守り切ることはできません。 この2つの両輪が揃って初めて成り立ちます。 つまり、ご自身の歯を長く保つためには、「普段から適切なホームケアを行い、歯科医院で決められた期間ごとに定期検診を受ける」ことが何より大切なのです。 歯科医院の予防歯科(定期検診)で行う4つのこと では、実際に歯科医院の予防歯科ではどのようなことを行うのでしょうか。大きく分けて以下の4つを実施しています。 1. 虫歯と歯周病のチェック レントゲン撮影や歯周ポケット(歯と歯ぐきの間の隙間)の深さを測る検査を行い、病巣がないかを確認します。 特に症状がなくても定期的にレントゲンでチェックすることで、目視では見えない虫歯を早期発見し、削る量を最小限に抑えた早めの対処が可能になります。 2. 腫瘍や親知らず、噛み合わせのチェック 若い方であれば「親知らずが他の歯に悪影響を与えていないか」、ご年配の方であれば「顎の骨の中に腫瘍が発生していないか」なども確認します。 親知らずが手前の歯を圧迫していたり、歯ブラシが届かず不衛生になっていたりする場合は、抜歯などの対策をご提案します。 また、レントゲン画像で悪性腫瘍などが疑われる場合は、ただちに専門の歯科大学病院へご紹介する体制を整えています。 悪性腫瘍は早期発見が非常に重要です。 3. プロによる徹底的な歯石除去 普段の歯磨きでは落としきれない歯垢(プラーク)や、それが石灰化した「歯石」を専用の器具で除去します。 歯石は病原菌の住みかになります。 最初はザラザラしているだけですが、放置すると次第に頑丈な白い歯石となり、さらに悪化すると歯周ポケットの奥深くに入り込み、血液と結びついて黒い「縁下歯石(えんかしせき)」となります。 これが溜まると、歯を支えている顎の骨(歯槽骨)が歯周病菌によって溶かされ、最終的には歯が抜け落ちてしまいます。 4. 患者さまに合わせたブラッシング指導 毎日一生懸命歯磨きをしていても、自己流の磨き方では汚れが残ったり、逆に歯や歯ぐきを傷つけてしまったりすることがあります。 当院では、患者さま一人ひとりのお口の状態や歯並びに合わせた、正しい歯磨きの方法を丁寧にアドバイスいたします。 予防歯科に通う最大のメリット 「定期検診に通っていれば、絶対に虫歯にならないのですか?」と聞かれることがあります。 正直にお伝えすると、数ヶ月に1度の検診だけで虫歯を100%防ぐことは、我々歯科医師にもできません。 虫歯は「食べ物」「お口の清掃状態」「もともとの歯の硬さ・強さ」などの要因が重なった時にできるためです。 しかし、毎日の正しい歯磨きと定期検診を継続することで、虫歯や歯周病のリスクは劇的に下がります。 そして最大のメリットは、万が一虫歯が見つかっても「早期発見」できるため、治療の期間も費用も最小限に抑えられ、痛みや抜歯のリスクを回避できることです。 実際、初診時に虫歯が多かった方でも、すべての治療を終えた後にしっかりと定期検診に通われている方は、その後ほとんど虫歯にならず、快適な生活を送られています。 まとめ:お口の健康は当院にご相談ください 痛くなってから慌てて受診すると、強い痛みを伴ったり、何度も通院が必要になったりと、結果的に患者さまの負担(時間・費用・身体)が大きくなってしまいます。 いつまでもご自身の歯で美味しい食事を楽しむために、ぜひ『予防歯科』の受診をお勧めします。 当院では、予防歯科を積極的に実践しており、患者さまのサポートを行う国家資格を持った歯科衛生士が多数在籍しております。 予防歯科について分からないことや、現在のお口の状態で気になることがありましたら、歯科医師や歯科衛生士までお気軽にお尋ねください。 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ:https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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6月4日は『虫歯予防デー』~今日からできる、虫歯をつくらない習慣~
虫歯予防デーは有名なので、いろいろな記念日の中でも「聞いたことがある」という方が多いと思います。毎年6月4日が虫歯予防デーです。 6/4が語呂合わせで「む(6)し(4)」と読めることから、覚えやすい日付になっています。 そして、6月4日〜10日は「虫歯予防週間」と呼ばれることもありますが、現在は厚生労働省などが中心となって行う**「歯と口の健康週間(6月4日~10日)」**として啓発が行われています。 厚生労働省+1この時期は、学校や地域でも歯科のイベントやポスターを見かけることが多いですよね。 虫歯はどうしてできるの? みなさん、歯はしっかり磨いていますか?虫歯は「甘いものを食べたら必ずできる」という単純な話ではありませんが、基本はとても分かりやすくて、 食べ物の中の**糖(発酵性糖質)**が お口の中の虫歯菌のエサになり 菌が酸をつくり その酸で歯の表面(エナメル質)が少しずつ溶ける(脱灰)…という流れで進みます。 ただ、私たちの口の中は常に「溶けっぱなし」ではなく、唾液の力で修復(再石灰化)も起きています。 問題は、歯の表面に歯垢(プラーク)が残ったまま、酸が作られる時間が長くなること。 だからこそ、虫歯予防で最も効率が良い基本は、やはり歯磨きでプラークを落とすことなんです。食べるのをゼロにするのは現実的ではないですからね。 虫歯予防の基本「3つ」+知っておくと差がつくポイント 虫歯予防デーにちなみ、「どのように、どれぐらいの頻度で磨くと良いか」を整理します。基本は次の3つです。 1)朝起きたら、まず一度磨く(または最低でもうがい) 寝ている間は唾液の分泌が減り、細菌が増えやすい環境になります。起床時に口がネバつくのはそのためです。朝は「食事の前に磨く」派の方も多いですが、これは理にかなっています。朝食前に磨くと、増えたプラークを一度リセットできます。 一方で「朝食後に磨きたい」という方もいますよね。これもOKです。大事なのは、起床後に何もしないまま長時間過ごさないこと。理想を言えば、時間に余裕がある日は「起床後に軽く磨く(またはうがい)」→「朝食後に仕上げ磨き」だと、さらに清潔に保ちやすいです。 2)夜寝る前は“その日の汚れをゼロに近づける” 夜の歯磨きは、虫歯・歯周病予防の中で最重要と言っても過言ではありません。寝ている間は唾液が減るので、汚れが残っていると菌が活動しやすくなります。「磨いてから寝ると、朝起きてもネバネバ感が少ない」という体感がある方も多いと思いますが、それはとても良いサインです。 3)歯と歯ぐきの境目、歯と歯の間まで磨く 「結構しっかり磨いているのに虫歯になる」という方に多いのが、実は歯の表面だけをサッと磨いているパターンです。虫歯ができやすいのは、特に 奥歯のかみ合わせ面の溝 歯と歯の間 歯と歯ぐきの境目(歯周ポケット周辺) など、“汚れが残りやすい場所”です。 ぐんま心脳サポート歯ブラシは毛先を境目に当てて、小刻みに優しく動かすのがコツ。さらに、フロス(糸ようじ)や歯間ブラシを併用すると、歯ブラシだけでは落としきれない汚れを補えます。 ここができると虫歯・歯周病予防の精度が一段上がります。 「食後すぐ磨く」は本当にダメ?—結論:ケースによります よく「食後3回、3分以内に3分以上磨こう」という“3・3・3運動”を聞いたことがあるかもしれません。最近は、回数や分数にこだわるより「汚れを落とせているか(質)」のほうが大切、という考え方が主流です。 そしてもう一つ、よく話題になるのが「食後すぐの歯磨きは良くない」という説です。ここは誤解が生まれやすいので、分かりやすく整理します。 炭酸飲料・柑橘類・お酢など“強い酸”の飲食後は、歯の表面が一時的にやわらかくなりやすいことがあり、すぐにゴシゴシ磨くより、うがいをしてから少し待つ(目安として30分程度)という考え方が紹介されることがあります。 一方で、通常の食事まで一律に「30分待たないといけない」としてしまうと、糖を長く残すことにもつながり、必ずしもメリットばかりではない、という意見もあります。 おすすめの現実解としては、次のように覚えると迷いにくいです。 通常の食事:磨けるなら食後に磨いてOK(ただし力は優しく、フッ素入り歯みがき剤を活用) 酸性の強い飲食(炭酸・柑橘・スポーツドリンク等)の直後:まずうがい → 可能なら少し時間を置いてから優しく磨く 外出先でどうしてもすぐ磨きたい:ゴシゴシせず、まずうがい・軽めのブラッシングにとどめる 「絶対に食後すぐはダメ」ではなく、**“酸が強いときは慎重に”**がポイントです。 仕上げ:虫歯予防は「歯ブラシ+定期チェック」で完成度が上がる 毎日の歯磨きが基本なのはもちろんですが、実はセルフケアだけでプラークや歯石を完全にゼロにするのは難しいです。 磨き残しの癖は人それぞれなので、定期的に歯科医院でチェックし、クリーニングやブラッシング指導を受けると、虫歯予防の成功率が上がります。 「ここが磨けていなかったんだ」と気づける 自分に合う歯ブラシ・フロスのサイズが分かる 小さな虫歯を早めに見つけられる(削らずに済む可能性が高まる) 忙しい方ほど、短時間でも“質の高いケア”ができるよう、当院でもサポートしています。 以上、虫歯予防デーにちなんだ歯ブラシの豆知識でした。 ちなみに歯に関係のある日としては、11月8日の**「いい歯の日」**もあります。 そしてこの日が誕生日の私は、人様に誕生日を聞かれるとつい虫歯予防デーといい歯の日の話をしてしまいます……。 みなさんも、ぜひ覚えていてくださいね。 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ:https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7