お知らせ
-
熱中症対策のスポーツドリンクと虫歯の関係𖤐 ̖́-
今回は、『熱中症対策のスポーツドリンクと虫歯の関係』について説明いたします。 近年は猛烈な暑さによる熱中症が増えています。熱中症対策として多くの方が利用しているのが、ポカリスエットやアクエリアスなどの『スポーツドリンク』です。 適切な水分・電解質の補給はとても大切ですが、実はスポーツドリンクには虫歯のリスクが潜んでいることをご存じですか? 今回は、スポーツドリンクと虫歯の関係、そして歯を守るための工夫についてお話しします! ◆ スポーツドリンクに含まれる『糖』と『酸』 スポーツドリンクは体内の水分やミネラル(ナトリウム・カリウムなど)を効率よく補うために作られていますが、飲みやすくするために糖分や酸味料が含まれています! たとえば、500mlのスポーツドリンク1本には、角砂糖5〜8個分の糖が含まれていることもあります。 さらに、pHも3〜4程度と酸性が強く、歯の表面のエナメル質を溶かしてしまう『酸蝕症』の原因になることも! つまりスポーツドリンクは、『虫歯の原因菌が喜ぶ糖分』と『歯を溶かす酸性』の両方を含んでいるため、虫歯のリスクがとても高い飲み物といえるのです! ◆ 夏はスポーツドリンクを飲む機会が増える 真夏は、部活動や外遊び、屋外イベント、仕事などで汗を大量にかき、脱水症状を防ぐために頻繁に水分補給をします。 その際にスポーツドリンクを習慣的に飲んでいると、歯は長時間にわたって糖と酸にさらされ続けることになります! 特に、ちびちび時間をかけて飲む、夜寝る前に飲む、常に持ち歩いて飲んでいるといった習慣は要注意です! 通常お口の中は、酸性度の高い食べ物や飲み物を飲んでも唾液で洗い流して時間がたつと中性になります。 しかし常に飲んでいると唾液による中和が追いつかず、虫歯になりやすい口内環境になってしまいます! ◆ 虫歯を防ぐためのポイント とはいえ、「熱中症は重症だと命に関わるから、虫歯のことは後回しでいいよー」という気持ちもわかります。 そこで、熱中症対策としてスポーツドリンクを上手に取り入れつつ、しかも歯を守るためのコツを紹介します。 ① 一気に飲む ちびちび飲まずに、のどが渇いたときは短時間でゴクッと飲むことで、歯に糖分が触れる時間を短くできます! お口の中で味わうようにじっくりと飲むのはやめましょう。 ② 飲んだ後は水やお茶でゆすぐ 口の中に糖や酸が残らないように、飲んだ後は水やお茶で軽くうがいをすると効果的です! お口をゆすぐ際は、奥歯の方までしっかりとブクブクすることが大事です。 ③ ストローを使う スポーツドリンクができるだけ歯に触れないように、ストローで飲むのもいいです! 最近はペットボトルの他に、保冷ボトルでシリコンのストローが付いたものもあるのでそちらにスポーツドリンクの中身を入れ替えて使うのもいいでしょう。 ④ 寝る前のスポーツドリンクはNG 寝ている間は唾液の量が減るため、虫歯のリスクが上がります。 就寝前の飲用は控えるようにしましょう! ⑤ 歯磨きを忘れずに 特にスポーツドリンクをよく飲む日は、フッ素入りの歯みがき粉で丁寧にブラッシングを。 デンタルフロスや歯間ブラシも使えるとさらにいいです! ◆ 虫歯のない夏を過ごそう! 夏は虫歯が増えやすい季節です。とくにお子さんや学生さんは、生活リズムが乱れやすく、ついついダラダラ飲みをしてしまいがちです。 また寝る前はスポーツドリンクを飲まず、麦茶など糖を含まない飲み物を飲むようにしましょう。 スポーツドリンクは熱中症を防ぎ体力の消耗を少なくする飲み物で、決して『悪者』ではありませんが、使い方を誤ると歯にとっては大きなリスクになります! 水分補給の方法を工夫し、日頃のケアを心がけることで、熱中症も虫歯も防げる健康な夏を過ごしましょう! 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ:https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
-
歯ぐきにできる硬いコブ『骨隆起』とは?
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村です。 今回は、歯ぐきにできた硬い膨らみの正体と原因についてのお話です。 ◆これは病気?硬い膨らみの正体 「舌で歯ぐきをなんとなく触ってみたら、硬いコブのようなものができていた」という経験はありませんか。 このような歯ぐきにできる骨の膨らみを、「骨隆起(こつりゅうき)」といいます。 骨隆起は、主に下あごの内側(舌側)の小臼歯のあたりや、上あごの内側の中央部によく見られます。 この骨の膨らみは急にできるものではなく、長い年月をかけてゆっくりと大きくなっていくため、「気づいたらいつの間にかできていた」ということも少なくありません。 ふと気づいた異変に「これってお口の病気?」と不安になるかもしれませんが、骨隆起はあごの骨の形が変化したもので、基本的に体に害はありません。 ◆骨隆起ができる原因 「なぜ、こんなふうに骨が盛り上がるの?」と気になる方も多いと思いますが、実は骨隆起のはっきりとした原因はまだわかっていません。 今のところ、「遺伝的な要因」や「噛む力の刺激」などが関係しているといわれています。 噛む力の要因として代表的なものが、歯ぎしり・食いしばりです。 強い噛みしめが続くと、その刺激にあごの骨が反応し、少しずつ盛り上がると考えられています。 骨隆起そのものは病気ではないため治療の必要はありませんが、「入れ歯が当たって痛い」「発音がしづらい」など、日常生活に支障をきたす場合は、外科的に取り除くこともあります。 ◆違和感があれば歯科で状態の確認を 骨隆起そのものに問題はなくとも、関連する症状には注意が必要です。 骨隆起が生じた部分は歯肉が薄いため、硬い食べものによって傷つきやすく、痛みを感じることがあります。 また、骨隆起の原因のひとつとされる歯ぎしり・食いしばりは、歯やあごの関節に強い負担がかかります。 放置すると深刻な影響を与えることもあるため、専用のマウスピース(ナイトガード)などで対策することが大切です。 そして、歯ぐきの膨らみは骨隆起だけでなく、ほかの病変が疑われることもあります。 お口の中の違和感や痛み、見た目の変化がご心配な方はお気兼ねなく当院へご相談ください。 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ: https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
-
皆さん歯科検診行けてますか?
みなさんこんにちは( ¨̮ ) 歯科検診最近行けてますか? 虫歯や歯周病を未然に防ぐために欠かせないのが『歯科検診』です。 特に大人から高齢者にかけては、お口のトラブルが全身の健康に影響することがあるため、予防の意識がとても大切です! 〇どうして検診した方がいいの? みなさんは歯を失う原因1位はなんだと思いますか? 実は、歯周病が虫歯を上回って1位なんです。 歯周病は歯を失う大きな原因の1つであり、自覚症状のないまま進行してしまうことも少なくありません。 歯科検診では歯茎の状態や歯石の有無をチェックし、必要があればクリーニングやブラッシング指導を行います。 虫歯も同様で、早期発見・早期治療が歯を守るカギ。 小さな虫歯を放っておくと、神経の治療や抜歯が必要になることもあります。 〇バイオフィルム プラークはバイオフィルムと呼ばれる強固な最近の膜を作ります。 これに守られ、細菌はさらにどんどん繁殖します。 排水口のぬめりもバイオフィルムの一種です。 ほんの数時間で出来てしまい、とても強固なため歯磨きでは取れません。歯科医院にて落としてもらいましょう。 〇検診の流れ 1.問診 患者さんから、痛むところなどはないか、日頃からご自身で気になっていることや困っていることがないか、お話を伺います。 必要に応じてレントゲンこ撮影を行います。 2.歯茎の検査 歯科衛生士が専用の器具を使って歯周ポケットの深さを測ります。 歯周ポケットとは歯と歯ぐきの間の溝の事で、歯周ポケットの深さが歯周病の程度の目安になります。 歯茎の出血があるかどうか、歯がぐらついていないかも確認し、その程度を数値で記録します。 今後はこの数値の維持または改善を目指してケアをしていきます。 3.歯石取り 歯に付着している歯垢や歯石をきれいに除去します。 4.ブラッシング指導 定期的に歯石を取っていても日頃のケアが上手く出来ていないと歯周病が進行したり虫歯が出来やすくなってしまいます。 そのため、適切なブラッシングの仕方やフロス、歯間ブラシの使い方も一緒に確認していきます。 〇虫歯の早期発見、早期治療 虫歯は痛くなってからでは、手遅れの場合が多いです。 初期の虫歯は痛みが出ないこともありますので定期的なチェックが必要不可欠です。 早期治療のメリットとして初期虫歯の治療は比較的簡単で費用も抑えられます。 〇お口の中の健康と全身の健康の関係性 お口の健康は体全体にも影響を与えます。 歯周病の原因菌が血管に入り込むと、動脈硬化や糖尿病の悪化につながるリスクもあるのです。 さらに、高齢者に多い「誤嚥性肺炎」も、口腔内の細菌が原因となることが多く、日頃の口腔ケアと定期的なチェックが予防に役立ちます! 〇ドライマウス(口腔乾燥症) 年齢を重ねると、唾液が減る「ドライマウス」や、合わない入れ歯の不快感といったお悩みも増えてきます。 こうした問題も、検診で相談することで早めに対処できます。 「少し話しづらい」「食べづらい」といった小さなサインが、実はお口の衰え(=オーラルフレイル)の始まりかもしれません。 〇検診の頻度 検診の頻度としては、一般的に歯石が付くのが2-3ヶ月くらいと言われているのでなるべく3ヶ月に1回は検診を受けていただくのがおすすめです。 特に歯周病のリスクが高い方や、過去に治療歴のある方は、もう少し短い間隔での通院をオススメすることもあります。 〇まとめ 歯医者さんは苦手だなぁーと感じる方も多いとは思いますが、谷村歯科医院ではなるべく痛みに配慮した治療、また声がけ等も行いながら進めていきますので安心してなんでもご相談ください! 一人ひとりに寄り添った治療を行います♩ 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ:https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
-
【活動報告】2回目の『ドイツ・ケルン国際デンタルショー(IDS 2025)』に参加!
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村 将光です。 3月27日から4月1日にかけて、ドイツのケルンで開催された世界最大のデンタルショーに参加しに行ってまいりました。 デンタルショーとは、歯科の最新の医療機器や歯科材料を実際に自分の目で見て、触れて学ぶことができる専門展示会イベントです。 日本国内でも東京や大阪など各地でデンタルショーが開催されていますが、今回参加した『IDS ケルン国際デンタルショー(International Dental Show : IDS)』は、歯科業界の中でも世界最大規模を誇る展示会です。世界中から集まる革新的な最新技術や製品に対し、専門販売業者や私たち医療サイドからは毎回大きな注目が寄せられています。 このケルンデンタルショーは2年に1度のペースで開催されており、前回(2023年)は「100周年記念大会」という節目の年でもあったため初めて現地へ参加しました。 その際、世界中の最先端技術に触れて非常に大きな刺激を受けたことから、今回2回目の現地参加を決めました。 前回のケルンデンタルショーに参加した様子はこちら 円安の影響か、日本人の姿が見当たらない大混雑の会場 ヨーロッパは日本からかなり距離が遠く、長時間のフライトになるため、前回行った時は「さすがに2回目はないかな」と思っていましたが、やはり世界の最新歯科医療を肌で知る絶好の機会ですので、今回も思い切って参加することにいたしました。 会場に入ると、さすがは世界一の規模を誇るイベントです。 入場口は世界中から訪れた人々であふれ返り、どこに行っても大混雑の熱気となっていました。 ただ、1つ残念だったのは、会場内で「日本人」と思われる参加者の姿がほとんど見当たらなかったことです。前回(2年前)はちらほらと日本人の先生や関係者を見かけたのですが、今回はたまに「あ、日本人かな?」と思うと、皆さん中国からの参加者でした。長引く円安や物価高の影響もあり、日本人が海外の学会や展示会にあまり行かなくなってしまったことを現地で強く実感しました。 さて、肝心のデンタルショーの内容はと言えば、前回同様、1日ではとても回りきれないほど広大な会場に各国からたくさんの歯科関係者が詰めかけ、各メーカーの最新製品が所狭しと展示してありました。 前回は初めての参加ということもあり、全13ホールにも及ぶ会場の広さに圧倒されて見て回るのにかなり時間がかかりましたが、今回は2回目ということもあり、要所を押さえてとても効率的に見て回ることができました。 AIロボットの進化と、アジア勢(韓国・中国)の勢い こちらは、人工歯根(インプラント)手術のアシストをしてくれる「AIロボットアーム(yomi)」です。 近年の海外デンタルショーでは毎回見かけるようになりましたが、モニター上の3D画像と連動してドリルの角度や深さを制御する精度が年々上がっており、かなり実用的になってきた印象を受けました。 また、会場全体の出展傾向を見渡すと、開催地であり歯科先進国のひとつでもあるドイツの参加企業が多いのはもちろんですが、日本と同じアジア圏からは「韓国」のメーカーが200件近くも出展していたようです。 それに対して、日本からの出展が30件ほどであったことを考えると、昨今の日本国内で韓国メーカーのインプラントが採用されるケースが増えていることも相まって、同じアジアの近隣国でありながら、韓国の歯科医療産業への力の入り具合や勢いを改めて目の当たりにした印象です。 こちらは、歯の根の中の治療(根管治療)を行うための電動モーターです。 中国の「WOODPECKER社」の製品(Endo Radar Pro)で、同社の製品のうちいくつかは日本国内でも購入できるのですが、この最新モデルについて調べてみたところ、まだ日本には入ってきていない(薬事未承認の)ようでとても残念でした。ちなみにこの会社のロゴマークは、社名の「WOODPECKER=キツツキ」にちなんで、可愛らしいキツツキのマークになっています。 ユニークな衛生用品と、日本で当院だけが導入した「回転するデンタルミラー」! さらに各国のブースを回っていると、日々の診療にすぐ役立ちそうなユニークで画期的な器具にも出会えました。 こちらは、診療台のバキューム(お口の中の水や唾液を吸う吸引管)の先端に差し込んで使う「吸引機能付きの舌磨き(タンクリーナー)」です。 患者さまの舌の表面を優しく磨きながら、浮き上がった汚れ(舌苔のカス)がそのままバキュームの中へと吸い込まれていく仕組みになっています。しかもこちらはディスポーザブル(使い捨て)製品なので、診療室で一度使った後は、患者さまにご自宅用の普通の舌磨きブラシとしてそのまま差し上げることができるという優れたアイデア商品でした。 そして今回、私が最も衝撃を受けたのが、こちらのスイスのメーカー「i-dent社」が開発したデンタルミラー(歯科用の小さな手鏡)です。なんとこの製品、「鏡の面が高速で回転」します! 私たちが虫歯治療などで直視では見えない奥歯や歯の裏側を削る際には、お口の中にデンタルミラーを入れて鏡に映しながら処置を行います。しかし、歯を削るドリルからは摩擦熱を防ぐために常に水(注水)が出ているため、すぐに鏡の表面に水滴や削りカスがかかってしまい、まともに見えなくなってしまいます。そのため、実際の治療では「少し削っては鏡を拭き、また少し削っては拭き……」という作業を何度も繰り返さなければならず、とても時間がかかる上に術者にとっても大きなストレスになっていました。 しかし、このi-dent社のデンタルミラー(EverClear)は、モーターの力でミラー面そのものが超高速で回転し、かかった水滴を遠心力で常に瞬時に弾き飛ばしてくれるため、水をかけながら削り続けても鏡の視界がすごくクリアなのです! ブースで実機を体験してあまりの衝撃を受けた私は、日本に帰国後すぐi-dent社に直接コンタクトを取って交渉し、実際に購入しました! i-dent社はスイスのメーカーで、この回転式ミラーは日本国内に代理店がないため、これまで一度も日本へ輸出したことがないとのことでした。つまり、現在日本国内でこの最新ミラーを持っているのは私(谷村歯科医院)だけということになります!(※ただし、スイスからの個人輸入ということもあり、デンタルミラーとしてはすごく高価でした……)。 13ホールを探し歩き、廃番になっていたチェアーの修理部品を調達! また、今回私がわざわざドイツのケルンまで足を運んだもう一つの大きな目的は、当院で使用している「ドクターチェアー(歯科医師が座る椅子)のメーカー担当者」と直接交渉することでした。 当院の診療室で使用している診療台(ユニット)やチェアーは、日本の大手歯科医療機器メーカーである「ヨシダ」のものを導入していますが、実は当院にあるドクターチェアーは、導入当時にヨシダがイタリアのデンタルチェアー専門メーカーである「TECNODENT(テクノデント)社」と協力して共同開発したモデルなのです。 ところが、このチェアーは残念ながら日本国内ではすでに廃番となっており、ヨシダに問い合わせても「修理部品の在庫はもう無い」とのことでした。そのため、壊れてしまった箇所の修理は半ば諦めていたのですが、「もしかしたら、製造元であるイタリアのTECNODENT社から直接なら部品が買えるかもしれない」と思い立ち、今回のデンタルショーで直談判しに行くことにしたのです。 そして、ついにイタリア・TECNODENT社のブースをようやく見つけ出しました! なにしろ会場のホールが13箇所に分かれており、さらにそれぞれの会場が日本の展示場とは比較にならないほど広いため、事前にブース番号を確認してはいたものの、実際にたどり着くまでが本当に大変でした。 早速TECNODENT社の現地スタッフの方に声をかけ、当院で使用しているチェアーの写真を見せながら事情を説明したところ、なんと「その部品ならまだ本社にありますよー!」との嬉しい返事をいただくことができました! 後日、日本に帰国してから現地の担当者へ直接部品を発注したところ、無事に希望していた修理部品を受け取ることができ、長年愛用しているチェアーを復活させることができました。これだけでもドイツまで行った甲斐がありましたね。 ご来院くださる患者さまにより良い医療サービスをご提供できるよう、「当院に新しく導入できる優れた設備や器具はないか」と探し求め、時間を忘れて集中する有意義な4日間となりました。 また、大型設備としてすぐの導入は難しくとも、世界の最先端の場所に身を置き、その熱気や最新の設備・情報に直接触れることで、歯科医師としての知識と感覚を大きくアップデートできたように思います。 日本で唯一導入した「回転式デンタルミラー」をはじめ、今回のドイツ視察で得た収穫を日々の診療に活かし、引き続き皆さまの歯とお口の健康を守るため日々精進してまいります! 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ: https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
-
歯並びや呼吸にも影響する!?舌の正しいポジションとは
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村です。 今回は、『舌の位置がお口におよぼす影響』についてのお話です。 ◆舌の正しい位置はどこ? 普段、私たちは自分の舌がどこにあるのかをほとんど意識していません。 しかし、舌には ”本来あるべき位置” が存在します。 その位置とは上の前歯の裏側のやや上、「スポット」と呼ばれるポイントです。 舌は何もしていないときに、先端がこの位置にあるのが自然な状態とされています。 ところが近年は、舌の先端がこのスポットより低い位置にある「低位舌(ていいぜつ)」の方が増えています。 低位舌は放置すると、さまざまな不調やトラブルの原因になることが知られています。 ◆舌の位置が呼吸に与える影響 低位舌による不調のひとつに挙げられるのが、呼吸への影響です。 人間の呼吸は「鼻呼吸」が正常ですが、舌が下がっていると口が開きやすくなるため「口呼吸」になりがちです。 「息をするなら鼻でも口でもどちらでもいいのでは?」と思われるかもしれませんが、実は口呼吸にはさまざまな問題があります。 口呼吸によって口が乾くと、だ液の自浄作用が弱まり、むし歯や歯周病、口臭のリスクが高まります。 さらに、鼻には細菌やウイルス、アレルゲンなどをブロックする「フィルター機能」が備わっていますが、口呼吸ではこの役割が十分に機能しなくなります。 そのため、風邪やインフルエンザなどの感染症や、アレルギー症状のリスクが高まる可能性があります。 ◆まだまだある!低位舌のリスク 低位舌は呼吸のほかにも、次のようなリスクが指摘されています。 (1)歯並び・かみ合わせの乱れ 低位舌になると、舌が上あごを押し広げる力がうまく働きません。 そのため、上あごが狭いまま成長してしまい、歯が並ぶスペースが足りなくなったり、「受け口」になったりすることがあります。 (2)姿勢や全身のバランスの影響 低位舌が原因で口呼吸になると、空気が通る「気道」も狭くなってしまいます。 そのため、十分な呼吸を確保しようと無意識に頭を前に傾けたり、上向きにしたりする姿勢になりやすく、これが猫背や肩こり、腰痛などの一因になることがあります。 (3)睡眠の質の低下 低位舌の人は舌の筋力がもともと弱いため、眠っている間に舌がのどの奥のほうへ下がりやすくなります。 その結果、舌が気道をふさいでしまい、「いびき」や「睡眠時無呼吸症候群」を引き起こすことがあります。 ◆あなたは大丈夫? 舌の位置のセルフチェック 次のような場面で、舌の先端が下の前歯に当たっていたり、上下の前歯の間に挟まっていたりする場合は、低位舌の可能性があります。 ・何かに夢中になっているとき ・普通に口を閉じているとき ・「タ行」の言葉を発音するとき ・食べ物や飲み物を飲み込むとき 低位舌は放置すると、さまざまな不調の原因になるため、早めの改善が大切です。 お心当たりがある場合は、早めの受診を心がけましょう。 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ: https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
-
【口腔外科医解説】頭痛で悩んでいませんか?
こんにちは、谷村歯科医院 歯科医師・口腔外科医の鈴木 孝美です。 私が所属しています 『日本口腔顔面痛学会』 にて、現在頭痛がある方を日本頭痛学会に所属している 『頭痛専門医』 に紹介する活動を行っております。そのような経緯で、今回は 『頭痛』 についてお話いたします。 また今回は脳に腫瘍や病気がないのに『頭が痛い』という、いわゆる 『頭痛そのものが病気』 である一次性頭痛の中の 『片頭痛』 について記載したいと思います。 まず頭痛について解説する前に、一次性頭痛の種類を簡単に説明をしていきます。 国際頭痛分類第三版(ICHD-3)では一次性頭痛は次のように分かれています。 一次性頭痛の分類 ① 片頭痛 ② 緊張型頭痛 ③ 三叉神経自律神経性頭痛(TACs、群発頭痛) ④ その他の一次性頭痛 この中で一番多い頭痛が、②の緊張型頭痛です。 主に身体的・精神的ストレスや長時間同じ姿勢からくる肩や首の筋肉のこりが原因です。 治療法は一般的な鎮痛剤を服用することで治り、この頭痛は誰でも起こりうる一般的な頭痛です。 さらに今回は起るととても辛い、①の片頭痛についてお話します。 片頭痛の特徴 ① 一ヶ月に1~2回の発作、数時間から三日持続 ② 悪心・嘔吐を伴う ③ 日常生活に支障をきたす痛み ④ 光、音に敏感になり静かにしていたい ⑤ 体位の変化や運動で傷みが増強する ⑥ 頭痛が起る前に「前兆症状」がおこる 片頭痛の症状は多種多様です。以下にイラストにした図を示します。 このように片頭痛は様々な症状を伴い、世界における日常生活に支障をきたす疾患として腰痛の次の第二位となっております。 つまり片頭痛は生命を脅かす疾患ではないが、生活を脅かす疾患なのです。 片頭痛があると以下のような生活に支障があります。 ・人との約束を遠ざけてしまう ・仕事に集中できない ・次に来る発作が不安になる ・仕事を休んでしまう ・家族との時間を犠牲にしている ・周りの人の理解が得られない など、仕事の生産性の低下による間接経費も生まれ、さらには金銭に代えがたい損失がありこれは救済したい病気です。 幸いにも現在は片頭痛に関する研究がかなり進み、片頭痛の予防治療薬が2021年に開発され片頭痛は正しい治療が行われれば97%治療満足度が高くなる疾患です。 片頭痛の時間的経過 片頭痛には4つの病態経過があります。 ① 予兆期 頭痛が起る前の数時間から48時間起こる症状で、食欲亢進、疲労感、あくび、集中力低下、首の後ろの緊張などがあります。 ② 前兆期 頭痛が起る前の5分から60分起こる症状で、閃輝暗点(せんきあんてん)←視界にギザギザや稲妻のような光が現れ、徐々に広がって視界の一部が見えにくくなる一過性の視覚異常です。 ③ 頭痛期 数時間から三日以内に起こる頭痛 ④ 回復期 頭痛発作後平均23時間以内に起こる症状で、食欲低下、疲労感、気分的高揚、抑うつなどのものがあります。 この4つの病態以外の時間を 発作間欠期 といいます。 基本的には片頭痛がない時期のことを指すのですが、実際この間にもなにかしらの嫌な症状が存在する方が多いのです。 片頭痛の治療 治療においては、前述の4つの病態に合わせて、今どこの病態だからその病態についての治療薬が確立されております。 かなり研究が進み、片頭痛の治療は治療薬が確立されていますのでなるべく迅速な確定診断が必要となってきます。 片頭痛を早く治す事として片頭痛の慢性化を予防することが重要であり発作回数が増えると慢性片頭痛に変容してしまい更に治療に長い期間かかってしまいます。 更に長い期間の頭痛は知らず知らずのうちに鎮痛剤を多く飲む期間が増え、 薬剤(鎮痛剤)の使用過多による頭痛(MOH) を併発してしまいます。 簡単に薬剤の使用過多による頭痛(MOH)について説明します。 薬剤(鎮痛剤)の使用過多による頭痛(MOH) 一次性頭痛を持つ患者さんが、三ヶ月を超えて、一ヶ月に10日/15日以上鎮痛剤を服用するとさらに一ヶ月に15日以上起る頭痛の事を意味します。 単一鎮痛剤だと一ヶ月に15日以上服用する、複合薬剤だと一ヶ月に10日以上鎮痛剤を服用するとこの頭痛になってしまいます。 複合薬剤というのは、一般鎮痛剤でも複数の種類の鎮痛剤が入っている薬の事です。 MOHになってしまうと、鎮痛剤を飲み過ぎて片頭痛が悪化して片頭痛自体が悪化してしまいます! まとめ 片頭痛は漢字が片となっているため左右どちらかと思われがちですが、左右両側に起こることもあります。 片頭痛を見つける方法として4つの質問に答えるだけで分かる 片頭痛スクリーナー という問診があります。 今現在起こっている、つらいご自身の頭痛が何かがすぐ分かりますので、もし頭痛でお困りでしたら、頭痛専門医と連携していますので迅速にご紹介致しますので、ぜひお話くださいませ。 頭痛のために、友達や家族との予定をキャンセルしたり、仕事に行けなかったり、自分を責めてしまったり、ついつい責任感が強くて我慢されたりする方もたくさんいらっしゃると思います。 お困りの際にはお力になれますので、ご相談くださいませ。 歯科医師・口腔外科医 鈴木 孝美 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ: https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
-
日本テレビの『ザ!世界仰天ニュース』の撮影協力をしました
4月29日(火)に放送された、日本テレビの『ザ!世界仰天ニュース』で歯科に関しての監修と技術指導を行いました。 詳しくはこちら
-
『ザ!世界仰天ニュース』の撮影協力・医療監修を行いました。
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村です。 当院では日頃より、患者様の健康に役立つ医療情報を広く伝えていくことも地域に根ざした歯科医療の一環だと考えております。 その一つの取り組みとして、医療系テレビ番組などへの撮影協力や監修活動を行っております。 2025年4月29日放送の日本テレビの人気番組 『ザ!世界仰天ニュース』 番組制作スタッフから撮影協力の依頼を受けて、内容がとても有益だったっため医療監修と撮影の協力をすることにしました。 放送された映像です。昨年新規に導入しました当院の最新型CT装置でお口の中の異物が検知できます 放送日は4月29日(火)ですが、撮影は少しさかのぼって4月5日(土)に実施されました。 今回の内容は、 「喉に食べ物が刺さり、最終的に手術に至る」 という、実際にあった事例をもとにした再現ビデオの協力です。 食事中に何かが喉に詰まる、あるいは違和感を覚えるという経験は誰にでも起こりうるものです。 だからこそ多くの方にとって、関心の高いテーマだったのではないでしょうか。 今回は小エビの唐揚げを食べていたら喉に刺さって、病院で取り除こうとしたらもっと深く入ってしまったため最終的に手術をして取り除くことのなったというお話です。 この再現ビデオ内でCT 撮影をする場面があり、実際にどのように写るのか医学的に正確な描写となるようサポートさせていただきました。 撮影現場では、制作スタッフの方や出演される役者さんと綿密に打ち合わせを行い、CT装置の操作や撮影時の手順などについて細かく確認しながら進めていきました。 撮影時の位置決めをしています。撮影の監督さんにも食べ物が引っかかっているとどのように写るのか説明をします レントゲン撮影は放射線が出ますが診察をご希望でしたので撮影してお口の中を診察しました 撮影されたCT画像をカメラマンの方に解説しています。私は歯科大学の歯科放射線学講座の出身なので、説明につい熱が入りすぎてしまいました 今までにも、当院は歯科治療に関するさまざまなテーマで撮影協力をしてきましたが、今回のようにレントゲンに関する監修を行ったのは初めてのことでした。 撮影後も、実際にどのように編集されて放送されるのか気がかりではありましたが、実際に放送されたものを見ると、自然で説得力のある仕上がりになっており、大変安心しました。 医療情報を発信する番組は、視聴者に正しい知識を届けるだけでなく、日頃の生活の中で「これって大丈夫かな?」と感じたときの判断材料にもなり得ます。その一端を担えたことを、医療に携わる者として嬉しく思います。 これからも皆さまにとって有意義な医療情報の提供に協力していければと思っております。 そして、テレビやインターネットで目にする医療の話題の中で、もしも「これは自分に関係があるかも」と気になることがございましたら、ぜひお気軽に当院までご相談ください。 お口の健康は、全身の健康とも深く関わっています。 お困りごとがあれば、どんな小さなことでも構いません。 皆さまが安心して日々を過ごせるよう、これからもお力添えできれば幸いです。 谷村歯科医院では、地域の皆さまにとって『頼れる歯科医院』であり続けられるよう、今後もさまざまな取り組みを重ねてまいります。 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ:https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
-
インプラントのメリット、デメリットについて
みなさんこんにちは(^ ^) 今回はインプラントについてお話ししていきます。 歯を失ったときの治療方法として、入れ歯やブリッジと並んで注目されているのが『インプラント治療』です。 インプラントは見た目や使い心地が自然に近く、多くの人が選ぶようになっていますが、当然ながらメリットだけでなくデメリットも存在します。 ここでは、インプラントの特徴を簡単に紹介しながら、メリットとデメリットをわかりやすく説明していきます。 ■ インプラントとは? インプラントとは、歯を失った部分の顎の骨に、チタン合金製の人工歯根(インプラント体)を埋め込み、その上に人工の歯(上部構造)を装着する治療法です。 人工歯根が骨としっかり結合することで、自分の歯のように何でもしっかり噛むことができるのが特徴です。 ■ インプラントのメリット 1. 自然な見た目と噛み心地 インプラントは顎の骨に直接埋め込むため、安定性が高く、見た目も天然の歯に近く仕上げることができます。 また、骨としっかりと固定されているので、硬いものでも噛む力をしっかり伝えられ、食事の不自由さがほとんどありません。 2. 周囲の歯に負担をかけない ブリッジのように、隣の健康な歯を削って土台にする必要がありません。 そのため、他の歯にダメージを与えずに治療できるのが大きな利点です。 3. 顎の骨がやせにくい 歯が抜けたまま放置すると、顎の骨は徐々にやせていきます。 インプラントは骨に力が加わるため、骨の吸収を防ぎやすく、顔の輪郭や噛み合わせの維持にも効果的です。 4. 長持ちしやすい 適切なメンテナンスを行えば、インプラントは10年以上持つことも多く、入れ歯やブリッジよりも長期間使用できるケースがあります。 インプラントの材料のチタン合金は人工関節にも使われているアレルギーの少ない生体材料です。 5. 入れ歯のように取り外しがいらない 入れ歯は複雑な構造をしているので、食後は毎回外して洗う必要があり余す。 インプラントは本体とかぶせものがネジでしっかりと固定されており、取り外す必要がありません。 ■ インプラントのデメリット 1. 手術が必要 インプラントは顎の骨に人工歯根を埋め込む外科手術を行うため、体への負担がある程度かかります。 手術に対する不安がある方や、全身疾患(重度の骨粗鬆症・糖尿病や脳梗塞、心臓疾患など外科処置全般に関する禁忌症)がある方は適応できないこともあります。 2. 治療期間が長い インプラントは手術後、骨としっかり結合するのを待つ『治癒期間』が必要です。 通常、治療が完了するまでに3ヶ月以上かかるため、すぐに終わる治療ではありません。 3. 費用が高額 インプラント治療は保険適用外(自由診療)であることが多く、1本あたり数十万円かかるのが一般的です。 保険適用の入れ歯やブリッジより高額なため、経済的な負担が大きくなります。 ただし自費治療の入れ歯やブリッジを選ぶと、ほとんど同じくらいの金額になります。 4. メンテナンスが必要 インプラントも天然の歯と同様、定期的なケアが必要です。 けっしてメンテナンスが不要ではありません。 特に『インプラント周囲炎』と呼ばれる歯周病のような炎症が起きると、インプラントが抜け落ちる可能性もあります。 日々のていねいな歯磨きと、定期的な歯科検診が不可欠です。 5. 骨の量や質によってはできないこともある 顎の骨が十分にない、または骨がやせている場合、インプラントを支える力が足りず、治療できないこともあります。 そのためインプラント治療を希望してもこのような理由で断られることがあります。 しかし当院では骨を増やす手術ができるベテランの口腔外科医が在籍していますので、適切の治療計画の下にインプラント治療が可能となっています。 ■ まとめ インプラントは、見た目や噛む機能の点で非常に優れた治療法であり、日常生活の快適さを大きく向上させることができます。 また、結果的に他の歯の過剰な負担が減るために、歯全体を守ることにもつながります。 メリット・デメリットをよく考えて、自分の口の状態やライフスタイルに合っているかどうか判断する必要があります。 歯科医師とよく相談し、他の治療法(入れ歯・ブリッジなど)と比較しながら最適な選択をすることが大切です。 当院ではインプラントの各種認定を受けた院長と口腔外科医の二人で担当しますので、安心してインプラント治療をしていただくことができます。 インプラント治療に関して詳しく聞きたい方はご気軽にお声掛けください🎶 歯科衛生士 花畑 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ:https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
-
要注意!そのお口トラブル、原因はウイルス感染かも!?
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村です。 今回は、ウイルス感染の代表的な症状と、治療法のお話です。 ◆ヘルペス性口内炎 単純ヘルペスウイルスに初めて感染したときに発症する病気です。 6歳以下の子どもに多く、感染してから4~5日で発症し、発熱や全身のだるさがあらわれます。 お口の中の症状では「口内炎が複数できる」「歯ぐきが赤く腫れる」「粘膜や舌に水ぶくれができて痛い」などが代表的です。 治療は安静が基本で、抗ウイルス薬の飲み薬や塗り薬が処方されます。 ただ、痛みで食事が取れないほど重症な場合は、入院のうえ、点滴などで栄養を補いつつ、治療が必要になることもあります。 ◆帯状疱疹(たいじょうほうしん) 子どもの頃にかかった「水ぼうそう」のウイルスが、体調不良や免疫力の低下をきっかけに再び活動し始めることで起こる病気です。 体の左右のどちらかに痛みやかゆみをともなう発疹があらわれるほか、チクチクと針で刺されたような痛みが生じることがあります。 お口の中では、左右どちらかに赤みや水ぶくれが帯状にあらわれるのが特徴です。 治療には抗ウイルス薬や痛み止めのほか、口内を清潔に保つためにうがい薬やトローチなどを用いることもあります。 ◆ヘルパンギーナ コクサッキーウイルスA群による感染症で、1~4歳の子どもに多く、夏に流行しやすいのが特徴です。 症状としては発熱のほか、喉の奥に赤みや水ぶくれができ、つぶれると小さな潰瘍になります。 喉の痛みが強くなると、食事や哺乳が難しくなることも少なくありません。 ただし、1週間程度で自然に治ることが多いため、基本は水分や栄養の補給を欠かさず、必要に応じて痛み止めなどを使用します。 ◆手足口病 コクサッキーウイルスやエンテロウイルスによる感染症で、1~5歳の子どもに多くみられます。 感染から数日後に、手足や口に小さな水ぶくれができるのが特徴です。 また、発熱を伴うこともありますが、長期的に高熱が続くことは通常はありません。 ヘルパンギーナと同様に、お口の中やその周りに水ぶくれができると、痛みで食事や哺乳が難しくなることもありますが、多くの場合は自然に治ります。 また、症状が強い場合は、痛みや発熱をやわらげる治療を行います。 ◆気になる症状は 早めに歯科医院でチェックを お口の中に症状がでるウイルス疾患は、初期の段階で口内炎やむし歯の痛みと区別がつきにくいことも少なくありません。 そのため、対処を間違えるとかえって重症化するおそれもあります。 お口に関する症状で判断に迷うことがあれば、まずはお早めに当院へご相談ください。 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ: https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7