院長ブログ
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【歯科医師解説】リカルデントとは?キシリトールとの違いや虫歯予防効果
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村 将光です。 みなさん、「歯にいいお菓子」と聞いて何を思い浮かべますか? お菓子の多くは、甘くするための「砂糖」がたっぷりと含まれているため、逆に虫歯の原因になってしまいます。甘くなくて美味しいお菓子を探すのは、なかなか難しいですよね。 歯にいいお菓子の成分として有名なのは『キシリトール』ですが、コンビニやスーパーのガム売り場でもう一つ、歯に良い成分を目にすることがあります。 それが、今回ご説明する『リカルデント』です。 1. リカルデントとは?牛乳から生まれた新成分 テレビのCMなどで「リカルデント」という名前を聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。 キシリトールは、シラカバやカシの木などから発見された天然素材の甘味料であり、「虫歯菌が歯を溶かす酸を作れない」という特徴を持っています。 では、リカルデントはどうでしょうか? リカルデントは、「CPP-ACP」と呼ばれる牛乳由来の天然成分です。 オーストラリア・メルボルン大学歯学部のエリック・レイノルズ教授が、「乳製品の摂取量が多い人は虫歯が少ない」というデータに注目し、25年以上にもわたる研究の末、1999年に発表した画期的な成分です。 日本でも、モンデリーズ・ジャパンからこの成分名がそのまま商品名となったガムが発売されています。虫歯予防に対する効果が非常に高いため、日本歯科医師会も推薦しています。 [※ここに「再石灰化のイメージ図」などを配置してください] 2. リカルデントが持つ「3つの虫歯予防効果」 リカルデントが私たちの歯にもたらす効果は、大きく分けて以下の3つになります。 ① 耐酸性効果(酸に溶けにくくする) 歯の質を強化し、虫歯菌が出す「酸」に対して溶けにくい丈夫な状態を作ります。 ② 脱灰(だっかい)抑制効果 虫歯の初期段階である、歯からカルシウムやリンが溶け出してしまう現象(脱灰)を強力に抑え込みます。 ③ 再石灰化(さいせっかいか)効果 普段、私たちのお口の中は食事のたびに「酸性」になり歯が溶け、唾液の働きによって「中性」に戻り歯が修復される、というサイクルを繰り返しています。 リカルデントは、唾液に働きかけて酸性に傾いたお口の環境を素早く中性に戻すだけでなく、溶け出した歯の表面にミネラル(カルシウムやリン)を供給して修復する働きがあります。 この再石灰化のパワーは、なんとキシリトールの2倍の効果があると言われています。再石灰化が早く進めば進むほど、虫歯の抑制効果も飛躍的に高まります。 3. リカルデントの注意点(副作用とアレルギー) [※ここに「牛乳アレルギー注意のアイコン」などを配置してください] リカルデントは歯にとって非常に素晴らしい成分ですが、「すでにできてしまった虫歯を治す薬」や「痛みを取る薬」ではありません。 あくまで予防効果を高めるための成分ですので、すでに虫歯になって穴が空いてしまった場合は、ご自身で判断せずにすぐに歯科医院で適切な治療を受けましょう。 また、リカルデントは「牛乳」のタンパク質から抽出された成分です。そのため、牛乳アレルギーをお持ちの方は摂取することができませんので、くれぐれもご注意ください。 4. 手軽に買える!毎日の予防に取り入れよう リカルデント成分を含んだガムは、コンビニエンスストアや薬局、Amazonなどのオンラインショップで手軽に購入することができます。 価格も一般的なガムと比べて極端に高額というわけではないため、無理なく日常のケアに取り入れることが可能です。 毎日の歯磨きだけで、歯垢(プラーク)を完璧に取り除いて虫歯をゼロにするのは至難の業です。予防歯科の観点からも大変優れた成分ですので、機会がありましたら、ぜひ毎日の習慣としてリカルデントを取り入れてみてくださいね。 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ: https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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【歯科医師解説】歯の治療、保険診療と自費診療の違いは?費用だけで選ばない治療選び
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村将光です。 歯科医院で治療を受ける際、大きく分けて「保険診療(保険治療)」と「自費診療(自費治療)」の2つの選択肢が提示されることがあります。しかし、「具体的に何が違うのかよくわからない」という方も多いのではないでしょうか。 今回は、保険診療と自費診療の基本的な違いや、それぞれの治療にはどのようなものがあるのかを分かりやすくご説明いたします。 1. 保険診療とは?(病気やケガの基本的な治療) 「保険診療」とは、健康保険証を使用して、国が定めた治療費の一定割合(多くの方は3割)の自己負担で受けられる治療のことです。 全国どの医療機関で受診しても、決められた治療行為に対しては同じ金額が適用されます。 目的: 基本的に「病気」や「ケガ」に対する最低限の機能回復が目的です。 注意点: 受診の際は、毎月必ず有効期限内の健康保険証の「原本」の提示が必要です(コピーや番号の控えだけでは受診できず、全額自己負担となる場合があります)。 2. 自費診療とは?(保険適用外の全般) 「自費診療」とは、保険が適用されない治療全般を指します。 医科の場合、美容整形や人間ドック、先進医療、認可外の医薬品を用いた治療などがこれに該当し、費用は全額自己負担となります。(※ご加入の民間医療保険などで給付が受けられる場合はあります) 3. 「歯科」における保険と自費の大きな違い 内科や眼科、皮膚科などの身近な病気では、ほとんどの治療が保険診療でカバーできます。しかし、歯科治療には「保険が効く治療」と「保険が効かない治療」の差が非常にたくさんあります。 歯科では、ミクロン単位の精密な処置や、体に優しく高価な材料・特殊な機器を使用することが多いため、限られた国の予算(保険)の枠内ではそのすべてをカバーしきれないのです。 また、「歯の着色汚れを取りたい」「銀歯を白く綺麗にしたい」といった美容目的の処置や、「特に症状はないけれど精密な検診を受けたい」といった病気以外の要望も、厳密には保険適用外(自費診療)となります。 4. 歯科の自費診療にはどんな種類がある? 自費診療(保険外治療)には、主に以下のようなものがあります。 セラミック治療(詰め物・被せ物) インプラント治療(人工歯根) 金属のバネがない、目立たず柔らかい入れ歯 歯列矯正 専門的なクリーニング(PMTCなど) ホワイトニング これらは、より美しくなりたい、壊れにくい素材にしたい、しっかり噛んで食事を味わいたいといった、「患者さまの人生をより豊かに過ごすため」の治療です。 最高の治療を提供するための「研鑽」 基本的な歯科治療は、歯科医師として仕事を始めて3年もすれば、たいてい一通りできるようになります。しかし、さらに上質な治療を提供するためには、自費診療の高度な技術が欠かせません。 当院では、専門学会におけるインプラント認定医の資格を取得しているほか、常に海外の学会や勉強会、セミナーへ積極的に参加し、試験を受けて各種の資格を習得することで、患者さまに自信を持って最高の治療をご提案できる体制を整えています。 また、レーザーを用いた治療も自費診療となりますが、症状を和らげたり、外科処置を短時間で終えて回復を早めたりと、患者さまにとって非常に大きなメリットがあります。 5. 保険診療の限界と「長期的なコスト」の考え方 保険診療には、国が定めた様々なルールと制約があります。 例えば、奥歯の虫歯治療では「銀歯」が一般的な保険のルールですが、銀歯は経年劣化で錆びたり、金属アレルギーの原因になったりするリスクがあります。前歯の差し歯(銀歯の表面にプラスチックを貼り付けたもの)も、数年で変色したり割れたりしやすくなります。 歯の治療は、失った部分を人工的な素材に置き換える処置であり、完全に元の天然歯に戻すことはできません。だからこそ、保険外の精密な技術と高品質な素材を使用することで、人工物の寿命を最大限に延ばし、ご自身の歯を守ることが重要になります。 自費診療は結果的に「安上がり」になる? 虫歯になりやすい方が保険の銀歯を選択した場合、銀歯の下で虫歯が再発し、延々と「治療のやり直し」を繰り返すケースが後を絶ちません。 何度も治療を繰り返せば、保険診療とはいえトータルの治療費はかさみ、何より大切な「時間」と「歯の寿命」、そして「治療の苦痛」を多く支払うことになります。 長期的な視点で見れば、自費診療で最初にしっかりと精密な治療を行った方が、時間も労力も少なく済み、結果的に安上がりになることが多いのです。 また、自費診療であっても、年間の医療費が一定額を超えた場合は「医療費控除」の対象となり、支払う税金が安くなります。(※詳しくは管轄の税務署へご相談ください) 当院では、患者さまが常に「最高の治療」を選択できるよう、スタッフ一同研鑽に励んでおります。保険診療と自費診療について分からないことやご不安なことがありましたら、いつでもお気軽にスタッフまでご相談くださいね。 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ: https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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【歯科医師解説】痛みを抑えて治りを早く!最新「歯科用ダイオードレーザー」を導入しました
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村です。 この度、当院の診療設備として最新式の「歯科用ダイオード(半導体)レーザー」を新しく導入いたしました! 今回導入したダイオードレーザーは、ペンのように非常にコンパクトなサイズですが、歯科治療において必要十分な「2W(ワット)」という強力なパワーを持っています。セッティングも簡単で、毎日の診療ですぐに活用することができます。 「歯医者さんでレーザーって何に使うの?」と疑問に思われるかもしれませんが、実は非常に多くの使い道があり、患者さまの身体の負担を大きく減らしてくれる素晴らしい機器なのです。 歯科用ダイオードレーザーの幅広い使い道(14の用途) 当院のダイオードレーザーは、麻酔をほとんど使用せずに、以下のような多彩な治療を行うことが可能です。 口内炎の痛みの軽減 病巣の治癒(治り)の促進 歯肉(歯茎)の切除 膿(うみ)を出す処置 止血(血を止める) インプラントの2次手術 歯の根の殺菌(根管治療) 歯周ポケットの殺菌(歯周病治療) 歯肉の黒ずみの改善(ピーリング) 親知らずの痛みの軽減 顎(あご)の痛みの軽減 筋肉のコリをほぐす ブラキシズム(歯ぎしり・食いしばりなど)の改善 歯のホワイトニング レーザー治療がもたらす『3つの大きなメリット』 これまでの従来の歯科治療ではどうしても治らなかったり、非常に時間がかかってしまったりした難症例でも、レーザーを使用することでスムーズに対応できるようになりました。 1. 治りにくい病巣への「強力な殺菌効果」 歯の根の先に膿が溜まっている場合、病巣が大きすぎると何ヶ月も痛みが引かないことがあります。そのような時にレーザーを使用し、専用の液剤と反応させることで、根の奥深くまで強力な殺菌効果を発揮します。 また、進行した歯周病に対しても、歯周ポケット(歯と歯茎の隙間)に専用の液を入れてレーザーを当てることで、症状を大幅に改善させることが可能です。 2. 出血・痛み・腫れを最小限に抑える「外科処置に最適」 歯茎を切開しなければならない時、通常のメスだと大出血して術野(治療する場所)が見えにくくなることがあります。しかし、ダイオードレーザーで切開すると、切った部分が瞬時に炭化するため「出血がほとんどない」という絶大なメリットがあります。血を止める時間を省き、より正確な処置が可能になります。 特に「インプラントの2次手術(歯茎を切ってキャップを付ける処置)」では、通常は大きく切開して糸で縫うため、10日〜2週間ほど痛みや腫れが続きます。しかしレーザーを使えば、必要最小限の切開で済むため出血も痛みも腫れもほとんど出ず、縫う必要(抜糸)もないため、あっという間に傷口が治癒していきます。 3. 歯茎を綺麗なピンク色にする「審美効果」 病巣の治療だけでなく、見た目を美しくする審美目的でも活躍します。歯茎が黒ずんでしまっている場合、レーザーを当てることで健康的なピンク色の歯茎を取り戻すことができます。さらに、歯のホワイトニングの効率を高めることにも使用できます。 【安全第一】レーザー治療を受ける際のお願い このように大変優れた治療効果を発揮するレーザーですが、高いエネルギーを放出するため、取り扱いには十分な注意が必要です。 治療の際、患者さまには目を保護するために「レーザーの波長をカットする専用のゴーグル」を必ず着用していただきます。 (※安全確保のため、ゴーグルの着用やじっとしていることが難しい小さなお子様には、レーザー治療を行うことができませんのでご了承ください) ※ちなみに、歯科用レーザーには主に4種類あり、虫歯を直接削ることができる「エルビウムヤグレーザー」という種類もありますが、現在のところ出力の面で通常のドリルのように削るのはまだ難しい面があります。今回は軟組織(歯茎など)の処置や殺菌に特化したダイオードレーザーを採用しています。 コンパクトで優秀なレーザー機器が仲間に加わり、当院の診療の幅がさらに広がりました。 これからも、最新の設備と技術で、患者さまにより上質で負担の少ない治療を提供してまいります! 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ: https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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【歯科医師解説】歯科治療の裏側!当院のスタッフが日々「自己研鑽」に励む理由
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村です。 今回は、当院の理念である『患者さまに上質な医療を受けていただく』を実現するための、「スタッフの日々の自己研鑽(練習や勉強)」についてお話しします。 虫歯や歯周病は、一度進行してしまうと自然に元の状態に戻ることはありません。歯をいつまでも長持ちさせるためには、予防はもちろんのこと、正確な診断と精密な治療が不可欠です。 歯科治療が進む「4つのステップ」 基本的な歯科治療は、主に以下の手順で行われます。 診査(しんさ): 直接お口の中を見て、叩いたり風を当てたりして状況を確認します。同時にレントゲン撮影を行い、目に見えない歯の内部まで情報を集めます。 診断(しんだん): 病名を確定させます。どの歯からどのような段取りで治療を進めるか、予測される影響などを考慮して治療方針を決定し、患者さまへ丁寧にご説明して同意をいただきます。 処置(しょち): 全体の計画に基づき、正確に歯を削ったり、汚染部分を取り除いて機能と美しさを回復させます。 検診(けんしん): 治療後も良い状態を維持するため、患者さまごとに適切な期間を設けて定期的なチェックを行います。 1ミリ以下の精度が求められる「処置」の難しさ 上記のステップの中で、歯科特有であり特に重要なのが「3. 処置」です。 診断やお薬の処方だけでなく、実際に「削る」「切る」「詰める」といった外科的な処置が伴います。お口の中での作業は、時に1ミリ以下の極めて繊細な精度が求められます。 治療を成功させるには「器用さ」「技術や知識」「経験」の3つが揃っている必要があり、どれか一つでも欠けると最適な治療は提供できません。器用さには個人差もありますが、正しい知識とたゆまぬ努力、そして反復練習によってカバーし、技術を研ぎ澄ますことが可能なのです。 歯科医院のスタッフはどんな練習をしているの? 「治療の技術は学校で習ってくるのでは?」と思われるかもしれません。 もちろん、歯科大学や歯科衛生士学校でも基礎的な実習はしっかりと行います。しかし、学生時代の時間の多くは国家試験に合格するための講義に費やされるため、実技の時間はどうしても限られてしまいます。 実際には、歯科医師が一人前になるには「毎日診療をして3年かかる」と言われています。そのため、卒業して現場に出てから何年もかけて技術を身体に覚え込ませていくのです。 当院の勉強熱心なスタッフたちも、お昼休みなどの空いている時間を活用して、日々以下のような多岐にわたるトレーニングに励んでいます。 レントゲンの正確な撮影方法や、お口の規格写真撮影 歯周病の精密な検査 虫歯の正確な除去、型取り、仮歯の作成 根の治療(根管治療)や被せ物の形成 詰め物を接着するセメントの適切な練和(混ぜ合わせ) これらすべての処置を、「正確に」「痛みを出さず」「短時間で手早く」行えるよう、何度も何度も反復練習を繰り返しています。 専門医・ベテラン医師が揃う安心の診療体制 現在、当院には私のほかに、10年以上のキャリアを持つベテラン歯科医師、私と同期のインプラント専門医、そして口腔外科の指導医が在籍しております。 特に外科処置は、全身の健康状態と密接に関わっており、治療中に急に気分が悪くなられるといった突発的な事態が起こる可能性もゼロではありません。当院には経験豊富な口腔外科医師が3名在籍しておりますので、いかなる状況でも迅速かつ適切に対応できる万全の体制を整えております。どうぞ安心して治療をお任せください。 私自身も、毎月のように国内外の学会やセミナー、実習に積極的に参加し、最新の歯科医療技術の習得に努めております。 これからも患者さまにより良い治療を提供できるよう、スタッフ全員が一丸となって日々研鑽を積んでまいります! 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ: https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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【歯科医師解説】お酒好きは要注意!アルコールで虫歯になる理由と予防法
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村です。 みなさん、お酒は飲まれますでしょうか? 気分が良いとついつい飲みすぎてしまいますが、お酒の飲みすぎは二日酔いを招いたり、肝臓に大きな負担をかけたりと、体によくありませんよね。 実は、アルコールの飲みすぎは全身の健康だけでなく、「虫歯」のリスクもグッと高めてしまうのです。 「甘いお菓子ならともかく、お酒で虫歯になるの?」と不思議に思われるかもしれませんが、今回はその意外な関係についてご説明します。 1. なぜ歯は溶ける?虫歯と「酸」の深い関係 歯は、食べ物や飲み物に含まれる「酸」によって溶かされてしまいます。 虫歯の原因菌(ミュータンス菌など)が、お口の中の糖分を栄養にして酸を出し、その酸が歯を溶かしていく現象を「脱灰(だっかい)」と呼びます。 酸性の強さを表す基準に「pH(ペーハー)」という数値があります。中性が「pH7」で、数字が低くなるほど強い酸性になります。 人間の歯の表面は、人体で最も硬い「エナメル質」という組織で覆われており、毎日硬いものを噛み砕くことができますが、お口の中が「pH5.4」を下回ると、この最強のエナメル質がいとも簡単に溶け出してしまうのです。 2. 飲み物の酸性度(pH)をチェック! 私たちが普段口にしている飲み物の酸性度(pH)を見てみましょう。 飲み物の種類 酸性度(pH) 歯への影響 水・お茶・牛乳 pH 5.5 ~ 7.0 安全(溶けにくい) 果汁100%ジュース pH 3.0 ~ 4.0 溶けやすい 炭酸飲料 pH 2.2 ~ 3.0 非常に溶けやすい スポーツ飲料 pH 3.5 程度 溶けやすい 健康に良さそうなイメージがあるスポーツ飲料や果汁100%ジュースも、実はかなり強い酸性であり、大量の糖分を含んでいます。 【⚠️乳幼児の保護者の方へ】 極まれに、お口の中が虫歯だらけの小さなお子さんがいらっしゃいます。お話を伺うと、日常的にミルクやお水の代わりにスポーツドリンクを哺乳瓶に入れて飲ませていた、というケースが少なくありません。 スポーツドリンクは発熱時や発汗後の水分補給には優れた飲み物ですが、決して日常のお水代わりに与えるものではないためご注意ください。 3. お酒はすべて「酸性」?虫歯になりやすいお酒の種類 お酒と一口に言っても、ビール、ワイン、シャンパン、日本酒、焼酎、ウイスキー、ウォッカ、カクテルなど様々な種類があります。 しかし、これらすべてのお酒は中性(pH7)よりも低い「酸性」です。つまり、お酒を大量に飲むとお口の中が酸性に傾き、虫歯になりやすくなってしまいます。 特に要注意なのが、レモンを絞ったサワーやカクテル、チューハイ、梅酒などです。 これらは非常に酸性度が高く(pH値が低く)、糖分も多く含まれています。「アルコール自体の酸」と「果汁の酸」のダブルパンチで、歯が溶けるリスクが跳ね上がります。 4. お酒好き必見!虫歯を防ぐ3つの予防法 外食や飲みに行くと、ついついお酒をダラダラと時間をかけて飲んでしまいますよね。すると、お口の中の酸性度が高い状態がずっと続き、歯がどんどん溶けてしまいます。 お酒を楽しみながら歯を守るために、以下のポイントを心がけましょう。 ① 「ダラダラ飲み」を控える お口の中の酸は、通常「唾液」の働きによって30分ほどかけて中和されます。しかし、絶え間なくダラダラと飲み続けていると、中和される暇がありません。お酒とお酒の間に「お水(チェイサー)」を挟むのも効果的です。 ② 蒸留酒(ウイスキーや焼酎)を選ぶ 甘いカクテルやワインよりも、糖分が含まれないウイスキーや焼酎などの「蒸留酒」の方が、比較的酸性になりにくく歯へのダメージを抑えられます。 ③ 酔っていても寝る前の「歯磨き」は必須! 酔っ払って帰宅し、そのままベッドに直行……というパターンが一番危険です。就寝中は唾液の量が減り、お口の中の細菌が爆発的に増殖します。必ず歯磨きをするか、どうしても辛い時はせめてマウスウォッシュ(洗口液)でお口をゆすいでから寝るようにしましょう。 当院では、専門の資格を持った歯科衛生士が、患者さんのライフスタイルに合わせた効果的なブラッシング指導や予防ケアを行っております。 お酒をよく飲まれる方で、虫歯や歯の着色が気になる方は、いつでもお気軽にご相談くださいね! 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ: https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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【歯科医師解説】歯周病が寿命を縮める?放置してはいけない歯と全身疾患の深い関係
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村です。 今回は『歯と全身疾患の関係』についてお話しします。 お口は、私たちが生きていくための「食べ物」を最初に取り込む重要な器官です。近年、このお口の中の環境が、全身の健康状態や重大な病気と極めて深く関係していることが医学的に解明されてきました。 特に虫歯や歯周病を放置していると、命に関わる病気のリスクが跳ね上がってしまいます。 「たかが歯の痛み」「少し歯茎から血が出るだけ」と軽視せず、全身の病気が悪化して取り返しがつかなくなる前に、その恐ろしい繋がりを知っておきましょう。 歯周病菌が引き起こす・悪化させる4つの重大疾患 お口の中の細菌(特に歯周病菌)が血管や気管を通じて全身を巡ることで、以下のような様々な病気のリスクを高めます。 1. 心筋梗塞・狭心症などの「心疾患」 お口の中に虫歯や歯周病があると、その原因菌が歯茎の傷口から血管内に入り込みます。血流に乗って心臓まで運ばれた細菌は、心臓の血管に炎症を起こし、動脈硬化や心筋梗塞を引き起こす原因となります。 事実、歯周病に罹患している人が心臓の病気で死亡する確率は、歯周病がない人の2~3倍に跳ね上がるというデータがあります。まさに「歯周病が寿命を縮める」と言っても過言ではありません。 2. 糖尿病(相互に悪化させる関係) 糖尿病になると、免疫力(病気に対する抵抗力)が低下するため、歯周病になる確率が健康な人の約2倍に上がります。糖尿病の方の歯茎は慢性的にブヨブヨと腫れていることが多く、ブラッシングだけではなかなか治りません。 また、傷の治りも悪くなるため、抜歯やインプラントなどの外科処置を行う際には細心の注意が必要です。糖尿病が進行すると失明や手足の壊死(えし)といった深刻な合併症を引き起こすため、医科と連携したお口の管理が不可欠です。 3. 誤嚥性(ごえんせい)肺炎 お口の中の細菌が、食べ物や唾液と一緒に誤って気管から肺に入り込んでしまうことで引き起こされる肺炎です。 飲み込む力や抵抗力が弱まったご高齢の方に非常に多く、歯周病があるご高齢者の誤嚥性肺炎での死亡率は高くなっています。頻繁にむせたり、咳き込んだりする場合は、医科を受診するとともに、歯科医院でお口の中の細菌(歯垢・歯石)を綺麗に取り除いてもらうことが最大の予防になります。 4. 早産・低体重児出産 妊婦さんが歯周病にかかっていると、血流に乗った歯周病菌が子宮や胎盤に感染し、早産や低体重児出産を引き起こすリスクが高まると考えられています。 また、生まれたばかりの可愛い赤ちゃんのお口の中には、元々虫歯菌や歯周病菌はいません。出産後に親御さんが口移しで食べ物を与えたり、キスをしたりすることで細菌が感染してしまうため、妊娠中からご両親でお口の環境を清潔に整えておくことが大切です。 「歯を失うこと」が全身にもたらす悪影響 虫歯や歯周病の悪化によって歯を失ってしまうと、病気だけでなく、見た目や日々の生活(QOL)にも大きな悪影響を及ぼします。 外見への影響: 口周りのシワが増え、実際の年齢よりも老けて見えるようになります。 コミュニケーションの低下: 滑舌が悪くなり、人と話すのが億劫になってしまいます。 肥満や認知機能の低下: よく噛めないことで食べ物を丸飲みするようになり、肥満を招いたり、脳への刺激が減って働きが鈍くなったりします。 運動機能の低下(寝たきりリスク): 「噛む力」が衰えると、踏ん張りがきかなくなり足腰の筋肉も衰えてしまいます。実際に、寝たきりの方における「無歯顎(自分の歯が1本もない状態)」の割合は非常に高く、ご自身の足で歩き、自立した健康な生活を送るためには「歯を残すこと」が極めて重要なのです。 まとめ:全身の健康は「お口のケア」から! このように、お口の中の環境は全身の状態とダイレクトに繋がっています。 いつまでも健康で長生きするためには、毎日の正しい歯磨きと、歯科医院での定期的なメンテナンスでお口の環境を整えることが最も効果的な予防医療です。 「歯や歯茎が悪くても、痛くないから大したことない」と思わず、歯磨き時の出血など、何かいつもと違うと感じたらすぐに当院をご受診ください! 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ: https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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【歯科医師解説】歯を強くする方法とは?子供と大人で違うアプローチと予防法
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村です。 みなさんは、ご自身の歯は丈夫だと思いますか? 「歯が丈夫だ」と自負している方でも、これまでに虫歯の一つや二つはできたことがあるのではないでしょうか。 今回は、そんな皆さまへ向けて「歯を強くする方法」について解説いたします。 歯は筋肉のように「鍛える」ことはできません! まず大前提として、歯は硬い組織(硬組織)でできているため、筋肉のようにトレーニングをして鍛えることはできません。 「歯を強くしよう」と思って硬い食べ物を無理に食べたり、硬いものを噛んだりすると、逆に歯がすり減ったり割れたりしてしまい逆効果です。 歯を強くするためには、鍛えることではなく「保護すること(守ること)」が何よりも大切になります。 ここからは、歯を強くする方法を「子供の歯」と「大人の歯」に分けてご説明します。 1. 【子供の歯】一生の土台を作るカルシウムとフッ素 永久歯がまだ生えきっていない子供の時期(おおよそ12歳〜15歳頃まで)は、カルシウムが含まれた食事や飲み物を摂取することで、内側から強い永久歯を作ることができます。 子供の時期にしっかりとカルシウムを摂らないと、歯の質が柔らかくなり、将来虫歯になりやすくなってしまいます。 【カルシウムが多く含まれる食品の例】 牛乳、チーズなどの乳製品 エビ、カニ、小魚などの魚介類 こんにゃく、ごま、ひじき など また、歯科医院で定期的に「フッ素」を塗布するのも非常に効果的です。フッ素の成分が歯の表面をコーティングし、酸に対する抵抗力を高め、歯からカルシウムが溶け出すのを防いでくれます。 一生使う強い歯を作るためには、子供の頃の食生活とケアが非常に重要です。 2. 【大人の歯】完成した歯を「守って」強くする 大人の場合はすでに歯が完成してしまっているため、残念ながらどんなにカルシウムを含む食品をたくさん食べても、それが直接歯に取り込まれて成分が強化されることはありません。 大人の歯を強く(保護)するためには、以下の方法が有効です。 ① フッ素の積極的な活用 大人の歯にもフッ素は非常に有効です。フッ素入りの歯磨き粉を毎日のケアに使ったり、歯科医院で高濃度のフッ素を塗布したりしましょう。 また、フッ素が含まれる食品(牛肉、リンゴ、海藻、緑茶など)を日常的に摂取するのもおすすめです。フッ素の膜が、歯の表面からカルシウムが溶け出すのをしっかりと防いでくれます。 ② 定期検診とクリーニング 普段、痛みや腫れなどの症状がなくても、定期的に歯科医院へ通いましょう。歯石を綺麗に取り除いた後にフッ素を塗布することで、いつまでも歯を強く保つことができます。また、虫歯や歯周病の「早期発見・早期治療」ができ、重症化を防ぐことに繋がります。 ③ ホワイトニングの意外な効果 最近の研究で、歯科医院で行う「歯のホワイトニング」には、成分が歯の表面を傷めるどころか、逆に歯の質を強くする効果があることが分かってきました。歯科医師の適切な指示のもとで処置を行えば、見た目が美しくなるだけでなく、歯の健康にとっても非常に良い効果をもたらします。 歯を物理的な「破壊」から守るための対策 永久歯は、一度ダメになってしまったら二度と生え変わることはありませんし、再生することもありません。 酸性のものをだらだらと食べ続けたり、食後の歯磨きを怠って虫歯で歯が溶け、内側の柔らかい象牙質(ぞうげしつ)が露出してしまうと、そこから急速に虫歯や摩耗が進行してしまいます。 また、物理的な力から歯を守るためには「マウスピース」の活用が不可欠です。 就寝中の「歯ぎしり・食いしばり」対策 寝ている間、無意識に強い力で歯を食いしばったり、歯ぎしりをしたりしていると、歯は少しずつ削れていってしまいます。こうなると、どんなにフッ素を塗っても全く追いつきません。 歯ぎしりがある方は、夜寝る時に専用の透明なプラスチック製マウスピース(ナイトガード)を装着し、大切な歯を削れから守りましょう。 スポーツ時の「食いしばり」対策 スポーツが趣味の方や、お仕事にされている方は、瞬発的に力を出す際にとてつもない力で歯を食いしばるため、歯が割れたり欠けたりするリスクが高まります。 スポーツ用のマウスピースは、就寝用よりも厚みがあり、上下の歯をしっかりと保護する構造になっています。スポーツ時のケガ防止とパフォーマンス向上のためにも、専用のマウスピースの装着を強くおすすめします。 歯を強くする(守る)ための方法について、ご自身のライフスタイルに合ったケアが分からない場合や、マウスピースの作成にご興味がある場合は、いつでもお気軽に当院のスタッフまでお声がけください! 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ: https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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【歯科医師解説】歯のホワイトニングの種類と効果!まずはクリーニングから?
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村です。 今回は、患者さんからのご相談も多い「歯のホワイトニング」についてご説明します。 白く輝く歯は、それだけでお顔全体の表情を明るく見せ、健康的で若々しいイメージを与えてくれます。 「きれい」「清潔感がある」「きちんとしている」「信頼感がある」など、美しい口元は周りの人にとても良い第一印象を与えます。どんなに整ったお顔立ちでも、歯が黄ばんでいたり汚れていたりしては台無しですよね。 みなさんもホワイトニングで、美しい白い歯を手に入れませんか? ホワイトニングの前に必要な「準備」とは? ホワイトニングとは、特殊な薬剤を使って歯を白くしていく方法です。しかし、いきなり薬剤を塗れば良いというわけではありません。 お口の汚れを落とす 歯垢(プラーク)や歯石、着色汚れがこびりついたままでは、薬剤が歯に浸透しません。また、せっかく歯が白くなっても、表面の汚れに邪魔されて効果が実感できなくなってしまいます。 虫歯・歯周病の治療 虫歯や歯周病がある状態で強いお薬を使うと、歯の神経を痛めたり、歯茎を傷つけてしまったりする危険があります。 そのため、ホワイトニングを行う前には、必ず事前のお口のクリーニングと、必要な虫歯・歯周病の治療を終わらせておくことが大切です。 当院のホワイトニングは「安全性」を最優先しています ホワイトニングに使用する薬剤にはたくさんの種類があります。 海外製の薬剤の中には、短期間で劇的に白くなるものもありますが、欧米人向けに作られた強いお薬は日本人の歯には合わないことも多く、「歯の神経を取ることになった」「ひどい知覚過敏に悩まされた」といったトラブルも報告されています。 当院では「安全第一」をモットーに、厚生労働省で認可を受けている安全性が立証された薬剤のみを使用しております。歯が溶け出してしまうような危険な薬剤は一切使用しておりませんので、どうぞご安心ください。 ホワイトニングの2つの種類と特徴 歯を白くする方法には、大きく分けて以下の2つの種類があります。ご自身のライフスタイルに合わせてお選びいただけます。 1. オフィスホワイトニング(歯科医院で行う) 歯科医院にお越しいただき、歯に専用の薬剤を塗布して、特殊な波長の光を当てることで短時間で白くする方法です。 メリット: 約1〜2時間ほどの施術でパッと白くできるため、結婚式などのイベントが控えていてお時間がない方におすすめです。 デメリット: 即効性がある反面、白さは表面的です。また、子どもの頃の抗生物質(テトラサイクリンなど)の服用によって歯が全体的に褐色になっている場合は、この方法では白くするのが難しいことがあります。 2. ホームホワイトニング(ご自宅で行う) 歯科医院でご自身の歯型を取り、ぴったりフィットする専用のマウスピースを作成します。ご自宅でそのマウスピースに漂白液を塗り、毎日一定時間装着していただきます。(※当院では1日2時間・2週間ほどの継続をご案内しています) メリット: 歯の内側からじんわりと深く白くなっていくため、透明感のある非常に自然な仕上がりになります。色戻りもしにくいのが特徴です。 デメリット: 毎日少しずつ白くなるため、ご自身では「変わった」と即効性を実感しにくい場合があります。 ホワイトニングの注意点(白さの限界と色戻り) 歯の白さは絶対的な基準があるわけではなく、感じ方は人それぞれです。 ホワイトニングをすれば陶器のように「真っ白」になると思われがちですが、実際の歯には元々黄色みや赤みがあるため、限界があります。逆に不自然なほど真っ白にしてしまうと、いかにも「ニセモノ」のような歯に見えてしまいます。 また、一度ホワイトニングをしたからといって、一生その白さが続くわけではありません。 完全に元の色に戻ってしまうわけではありませんが、時間経過による多少の「後戻り」や、日々の飲食物(お茶、コーヒー、カレーなど)による着色は必ず起こります。美しい白さをキープするためには、定期的な歯科医院でのクリーニング(メンテナンス)が必要不可欠です。 まずは「歯のクリーニング」から始めてみませんか? 当院では、いきなりホワイトニングを行うのではなく、まずは「歯の表面の汚れを落とすクリーニング(PMTC)」をおすすめしております。 実は、薬剤を使わなくても、専用の機器で丁寧にクリーニングをするだけで「本来の歯の白さ」がよみがえり、それだけで十分に満足される患者さんも大勢いらっしゃいます。 もしクリーニングをしてももっと白くしたい場合や、元々の着色が少ない場合には、そこからホワイトニングへとステップアップするのが理想的です。 白い歯は、アンチエイジング(若返り)効果も抜群です!ホワイトニングにご興味がある方、ご自身にどの方法が合っているか分からない方は、ぜひお気軽に当院のスタッフまでお声がけくださいね。 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ: https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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【歯科医師解説】プラークコントロールとは?自宅と歯医者で行う正しいケア方法
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村です。 本日は、虫歯や歯周病予防の基本である『プラークコントロール』についてお話しいたします。 プラークコントロールとは?現代の食生活に欠かせない理由 プラークとは「歯垢(しこう)」のことです。この歯垢を、歯ブラシや歯間ブラシなどの道具を使って取り除き、お口の中を衛生的に良好な状態に保つ行為を『プラークコントロール』と呼びます。 現代は、様々な加工食品や砂糖が多く含まれた食品にあふれています。日常生活でこれらの食品をまったく口にしないわけにはいきませんよね。 しかし、そのままにしておくと、お口の中には糖を栄養源とする「虫歯の原因菌」や「歯周病の原因菌」がどんどん増殖してしまいます。 だからこそ、様々な道具で汚れを取り除いたり、定期的に殺菌したりするプラークコントロールが非常に重要なのです。皆さんは毎日、プラークコントロールを頑張っていますか? プラークコントロールは、大きく分けて「ご自宅で行うもの(セルフケア)」と「歯科医院で行うもの(プロフェッショナルケア)」の2種類があります。それぞれ詳しく見ていきましょう。 1. 毎日の基本!自宅で行うプラークコントロール ① 歯磨き(ブラッシング) お口を綺麗にするアイテムとして、真っ先に思い浮かぶのが歯ブラシですね。 ナイロンの毛先に歯磨き粉をつけて、歯の表面についた歯垢や着色を除去します。 【⚠️歯磨きの注意点】 歯の表面には顕微鏡レベルの凹凸や亀裂があり、極細の歯ブラシでもそこまでは届きません。また、歯と歯の間や深い歯周ポケットにも届きにくいため、歯ブラシ以外の道具も併用することが望ましいです。 さらに、急いで磨こうとするあまり「ブラッシングの力(筆圧のようなもの)」が強すぎると、健康な歯を削ってしまったり、歯茎を傷つけてしまったりするため、優しく磨くことを心がけましょう。 ② 歯間ブラシ 歯ブラシの次に効果的で、歯科衛生士からもよくおすすめされるのが歯間ブラシです。歯ブラシの毛先が届かない「歯と歯の間」の汚れをお掃除します。 【⚠️歯間ブラシの選び方】 歯間ブラシはSSSサイズからLサイズまで、大体5〜6種類の豊富なサイズがあります。歯と歯の間はとてもデリケートなので、ご自身の隙間に合っていないサイズを無理に使うと、逆に歯茎を傷つけて細菌に感染し、腫れたり歯周ポケットが広がったりしてしまいます。 逆に、隙間が大きいのに細すぎる歯間ブラシを使っても、歯垢はしっかり取れません。ご自身にピッタリのサイズが分からない場合は、お気軽に当院のスタッフにお尋ねください。 ③ デンタルフロス(糸ようじ) 歯間ブラシさえ入らないような、狭くきつい隙間のお掃除にはデンタルフロスを使います。 糸の細さ、滑りやすくするワックス付きのもの、さっぱり感を出すミント味など、様々な種類があります。通常は長い糸を指に巻きつけて(切って)使いますが、プラスチックの持ち手に糸が張ってある「ホルダータイプ(Y字型など)」もあり、奥歯にはこちらの方が使いやすくておすすめです。 2. プロにお任せ!歯科医院で行うプラークコントロール ① 歯石除去(スケーリング) 毎日の歯磨きで取り切れなかった歯垢は、やがて唾液に含まれるカルシウムと結合し、石のように硬い「歯石(しせき)」になってしまいます。 歯石は強い毒性を持った細菌の温床(巣)になりますが、一度歯石になってしまうと、ご自身の歯磨きだけでは絶対に取ることができません。 そのため、歯科医院で国家資格を持った歯科医師や歯科衛生士が、専用の器具を使って綺麗に取り除きます。 ② フッ素塗布 綺麗になった歯の表面の細かな傷を修復(コーティング)し、歯の質を強くするためにフッ素塗布を行います。 まとめ:3ヶ月ごとの定期検診で健康な歯をキープ! いかがでしたでしょうか? 一言にプラークコントロールと言っても、これだけの種類と方法があります。 一番大切なのは「毎日の正しいブラッシング(+歯間ブラシやフロス)」、そして「歯科医院での定期的な歯垢・歯石の除去」です。この2つを両立させることで、いつまでも健康な歯を維持することができます。 お口の中はご自身では見えづらいため、知らない間に虫歯や歯周病が進行してしまうことがよくあります。 磨き残した歯垢が固まって「歯石」になるまでの期間は約3ヶ月ほどと言われていますので、当院では3ヶ月ごとの歯科検診と歯石除去をおすすめしています。お口のクリーニングをご希望の方は、ぜひお気軽にご来院ください! 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ: https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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【歯科医師解説】キシリトールはなぜ虫歯予防にいいの?効果と正しい選び方
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村です。 今回は、虫歯予防の強い味方である「キシリトール」についてお話しします。 テレビのCMやコンビニなどで、キシリトール配合のガムを見かけたことがある方は多いと思います。 しかし、「何が体にいいのか?」「どうして虫歯予防になるのか?」という具体的な理由までは、意外と知られていないのではないでしょうか。 キシリトールとは?実は野菜や果物にも含まれる天然素材 キシリトール(xylitol)とは、シラカバやカシの木から発見された成分(キシラン・ヘミセルロース)を原料にして作られる天然素材の甘味料です。名前の由来は、ギリシャ語の「Xylon(木)」から来ています。 実は、キシリトールは私たちの身近な野菜や果物(レタス、ほうれん草、カリフラワー、イチゴ、ラズベリーなど)にも含まれています。 甘さは砂糖と同じくらいですが、カロリーは砂糖より25%も低く、お口の中で溶けるときに熱を吸収する性質があるため、スーッとした爽やかな清涼感があるのが特徴です。 その安全性はWHO(世界保健機関)でも認められており、日本でも1997年に食品添加物として認可されています。 なぜ虫歯にならない?キシリトールが持つ3つの効果 砂糖が入った食品を食べると、お口の中にいるミュータンス菌(虫歯の原因菌)が糖を分解して『酸』を作り出します。この酸が、歯の表面のエナメル質や内側の象牙質を溶かすことで虫歯ができてしまいます。 しかし、キシリトールには虫歯を防ぐ以下の素晴らしい効果があります。 1. 虫歯の原因である「酸」を作らせない ミュータンス菌は、キシリトールを分解(発酵)することができません。そのため、歯を溶かす原因となる「酸」が全く作られないのです。 2. 虫歯菌を弱らせて減らす ミュータンス菌がキシリトールを取り込むと、無駄にエネルギーを消耗してしまい、菌自体の活動力がどんどん弱まっていきます。これを続けることで、お口の中の虫歯菌の数自体が減少し、結果的に虫歯になりにくい環境が作られます。 3. ネバネバの歯垢(プラーク)をサラサラにする 虫歯菌の塊である歯垢は、通常ネバネバと歯にへばりついており、歯ブラシで落とすのが大変です。しかし、キシリトールには歯垢をサラサラにして、歯磨きで取り除きやすくする働きがあります。 キシリトールガムの効果と「正しい選び方」 キシリトール入りのガムを噛むと、唾液がたくさん出ます。唾液の量が増えると、唾液に含まれるカルシウムが歯の表面と結びつき、溶けかけた歯を修復する「再石灰化(さいせっかいか)」を強く促してくれます。 予防歯科の先進国であるフィンランドでは、食後や寝る前にキシリトールガムを噛む習慣が根付いており、それが虫歯の少なさに繋がっています。 ⚠️ ガムを選ぶときの超重要ポイント 市販のガムを買う時は、必ずパッケージの裏の原材料名をチェックし、「甘味料がキシリトール100%」の物を選んでください。 もし砂糖(ショ糖)が含まれていると、結局それが虫歯菌の栄養になってしまいます。「キシリトールによる予防効果」よりも「砂糖によって歯が溶かされるスピード」の方が早いため、効果はほとんど期待できなくなってしまいます。 キシリトールの注意点!補助的な役割と考えましょう キシリトールには素晴らしい虫歯予防効果がありますが、「虫歯を治す薬」ではありません。 どんなにキシリトールを食べても、すでに溶けて穴が空いてしまった歯が元に戻ることはありません。また、歯にこびりついた歯垢は、物理的に歯ブラシで擦らないと落とすことはできません。 「毎日キシリトールを摂っているから絶対に虫歯にならない」と過信せず、あくまで虫歯予防を助けてくれる「補助的なアイテム」として考えましょう。 まとめ:毎日のケアと定期検診が一番大切です 虫歯を予防するための基本は以下の3つです。 糖分を摂りすぎないこと 毎日ていねいに歯を磨くこと 歯科医院で定期的に歯垢と歯石を取り除くこと この基本の習慣にプラスして、普段の生活にキシリトールを取り入れたり、当院でフッ素塗布を行ったりすることで、虫歯予防の効果は飛躍的にアップします。 お口のケア方法や、おすすめの歯科専売キシリトール製品についてなど、気になることがあればいつでも当院のスタッフにお尋ねくださいね! 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ: https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7