お知らせ
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歯科予防処置の先進国
今回は、『歯科予防処置の先進国』について説明します。 突然ですが、スウェーデンが歯科予防処置の先進国だとご存知でしたか? スウェーデン人の歯が、日本人に比べて強いということではないようで、1970年代までは多くの人が虫歯や歯周病になり、歯を失う人は少なくなかったそうです。 この状況を改善しようと、スウェーデンは国を挙げて「予防歯科」を推進するプロジェクトを始め、これによりスウェーデン人の口腔状況は大幅に改善したのだとか。 公的な歯科医院では、19歳以下であればすべての歯科診療代は無料なのだそうです! これは虫歯・歯周病治療にかぎったことではなく、矯正や定期検診、フッ素の塗布なども対象となります。 20歳以上になると無料にはなりませんが、歯科予防処置治療にも補助金が支払われ、年に一度は定期健診のお知らせが届くなど、歯科医院で定期検診を受けることが奨励されています。 このような国全体での働きで「予防歯科処置の先進国」と呼ばれるようになったのですね! 年間に使用する歯ブラシの平均本数は... スウェーデン 12本 日本 3.5本 日本人の場合は約3~4ヶ月に1回の歯ブラシ交換頻度ということです。イギリスのマンチェスター大学の研究では、1ヶ月使用後の歯ブラシの先端にはなんと100,000,000匹の菌が付着していると報告しています。桁が大き過ぎてピンときませんが、こまめに歯ブラシを交換することも大切なようですね。 そんなスウェーデンにはどんなデンタルグッズがあるのか少し調べてみました。 調べていて良く出てきたのがTePeという会社の製品でした。TePeはスウェーデン国内では歯ブラシや歯間ブラシにおいてはシェア約8割と圧倒的な強さを誇っているそうです。スウェーデンの歯科医師に勧められる歯ブラシはほとんどがTePe製品だとか。 歯ブラシ ヘッドの部分が独特な形をしていて、優しく細かいところまでしっかり磨けて、磨き心地がとても良いそうです。「マツコの知らない世界」で取り上げられたとか。 デンタルフロス デンタルフロスは歯と歯の間の虫歯予防に効果がありますね。こちらは日本にあるものと大きく違うところはないようでした。 歯間ブラシ 持ち手の長さや角度、毛の硬さなどのバリエーションが豊富です。 これらは日本でもネットなどで購入できるようです! もちろん日本にも優秀なデンタルグッズはたくさんありますし、デンタルグッズ専門店が銀座にあるようなので何があるか知りたい方やデンタルグッズを揃えたい方など足を運んでみてはいかがでしょうか? 歯科医院で定期検診を受け、ご自宅でお気に入りのデンタルグッズで楽しくケアーし、健康で綺麗な口腔内を目指しましょう! 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ:https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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【活動報告】国産シェアNo.1の安心を。京セラ(KYOCERA)の新インプラントシステムセミナーに参加
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村 将光です。 先日の日曜日に、新しい歯科用インプラントシステムに関する専門セミナーを受講しに行ってまいりました。 当院では、インプラント治療の提供を開始した当初より一貫して「京セラ(KYOCERA)」のインプラントを採用しておりますが、この度、同社からさらに改良が加えられた新しいシステムがリリースされたと伺い、早速その詳細を学びに行きました。 歯科用インプラントは非常に進歩の早い最先端医療の一つですので、過去の知識に甘んじることなく、常に最新のシステムや術式を学んでアップデートしていく必要があります。 実はこの日、元々別の予定が入ってしまっていたのですが、「どうしても新しいシステムを自分の目で確かめたい」と思い、なんとかスケジュールをやりくりして午後の部から参加することができました。 天王洲にある京セラの東京事業所へ セミナーの開催場所は、品川区の天王洲アイルにある「京セラの東京事業所」です。 京セラは社名(京都セラミック)の通り京都に本社を構える世界的な大企業ですが、こちらの東京事業所の立派な自社ビル(?)を見るだけでも、さすがは東証プライム(1部)上場企業だなとその規模の大きさに圧倒されます。 こちらがセミナー会場内の様子です。 午前の部に比べると午後の部はそれほど参加人数が多くないとのことでしたが、私は少し早めに会場に到着できたため、スライドがよく見える最前列の特等席でじっくりと講義を受けることができました。 最新システムの埋入実習と、活発なQ&A 座学の講義が終了した後には、実際に専用のドリルモーターや新しいインプラント体の模型(顎の骨を模したもの)を使って、埋入(あごの骨にインプラントを入れること)のハンズオン実習を行うことができました。 実際に手を動かしてみましたが、基本的な手術の手順やドリルを扱う感覚はこれまでのシステムとほぼ同じ流れであったため、当院の実際のオペでも違和感なくスムーズに導入・移行することができそうです。 講義の最後には、参加している歯科医師たちと講師によるQ&A(質疑応答)の時間が設けられました。 実はこうしたセミナーでは、教科書通りの講義内容よりも、このQ&Aコーナーで語られる「他の先生方のリアルな臨床現場での工夫や疑問」が非常に参考になります。上の写真は「術後の投薬はどうしていますか?」というスライドですが、当院でもスライドと同じように、手術を受けられた患者さまには化膿止めの抗生物質と鎮痛剤(痛み止め)、そして専用のうがい薬を3日分お出しして、術後の炎症をしっかりとコントロールしています。 インプラント治療は、顎の骨にチタン製の人工歯根を埋め込む手術からスタートしますが、それが自身の骨の細胞としっかりと結合し「歯の根の代わりとしてビクとも動かなくなるまで」には、通常3ヶ月以上の待機期間が必要になります。 当院では、その待機期間中も患者さまを放置するようなことは決してせず、スライドにある通り1ヶ月ごとにこまめなチェックを行い、安全を確認しながら治療を進めていきます。 また、インプラントは「1本の歯を作る」だけでなく、「入れ歯を固定するための強力なアンカー(固定源)」としても非常に有効に使用することができます。 「何回作り直しても入れ歯が合わない」「食事中や会話中にすぐ落ちてくる」「噛むと歯茎が痛い」とお悩みの場合、顎の骨に2~4本だけインプラントを埋め込み、そこに入れ歯をカチッと接続する(インプラントオーバーデンチャー)ことで、入れ歯が全くガタつかず、かっちりと安定して噛めるようになります。 当院が「国産(京セラ)のインプラント」にこだわる理由 現在、歯科用インプラントを製造しているメーカーは、国内メーカーだけでも50社以上、海外のメーカーも含めると世界中でなんと「150社以上」も存在します。 インプラント治療自体はすでに50年以上の歴史があるため、過去には数多くのメーカーが様々な形状や材質、独自の術式を開発・販売してきました。その中には、残念ながら長持ちしない粗悪な製品も数多く存在したのが事実です。しかし現在生き残っている世界的な主流メーカーのインプラントは、どれも形状や材質(純チタンやチタン合金)が洗練され、高い成功率を誇る「ほぼ同じようなクオリティ」に収束しています。 その数あるメーカーの中で、当院があえて国産シェアNo.1の「京セラのインプラント」を選択して使用しているのには、明確な理由があります。 確かに、一部の海外製インプラントの中には、骨との結合スピードがより早いなど、特殊な面で優れた特徴を持つものがあるかもしれません。しかし、当院ではそれらをメインとしては使用していません。 なぜなら、『インプラントは、患者さまの体の中に入り、一生涯にわたって長く使用していただくもの』だからです。 スマートフォンのように、数年おきに本体ごと新しい機種へ買い換えるようなものであれば、海外製の珍しいインプラントを色々と試してみるのも良いでしょう。しかし、インプラントは一度骨に入れたら、そう頻繁に交換するものではありません。何十年も使い続けるうちに、上にかぶせている人工歯のネジが緩んだり、部品が摩耗して交換が必要になったりすることが必ず起こります。 もしその時、マイナーな海外メーカーのインプラントを使用していたらどうなるでしょうか?「輸入代理店が日本から撤退してしまった」「メーカー自体が倒産した」「旧型番の部品の製造が中止されてしまい、手に入らない」といった致命的な事態が起こらないとも限りません。部品が一つ手に入らないだけで、インプラント全体が使えなくなってしまう恐れがあるのです。 現在、失ってしまった歯の機能を取り戻す治療法として、インプラントは間違いなく最良の選択肢です。だからこそ、患者さまのこれからの数十年の人生を考えた時、「いつでも確実に対応部品が手に入り、長く安心してメンテナンスを任せられること」が最も重要だと私は確信しています。 日本の大企業である京セラのインプラントであれば、将来にわたって部品の供給が途絶えるリスクは極めて低く、種類も非常に豊富なのであらゆる困難なケースにも対応できる絶対的な安心感があります。 また、国内に巨大な物流網を持っているため、万が一特殊な部品が必要になっても注文すれば最短で翌日には当院に届き、緊急のオペでも「部品が海外から届くのを何週間も待つ」といったご迷惑をおかけすることもありません。 当院では、患者さまのあらゆる状況に即座に対応できるよう、常に30本以上のインプラント体のストックを院内に完備しております。一生モノの歯を取り戻すインプラント治療は、どうぞ安心して谷村歯科医院にお任せください。 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ: https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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虫歯はなぜできるのか、、?
みなさんこんにちは。 暑い季節になり、アイスやかき氷などを食べる機会も増えたのではないでしょうか?? 甘い食べ物は美味しいですが、虫歯になってしまうのではないかと心配にもなりますよね! 今日はそんな虫歯のなり方や予防について色々と書きたいと思います。 まず歯の表面につく白くて柔らかい塊をプラークといいます。 そして、このプラークが原因で虫歯になってしまうのです。 プラークとはただの食べカスなどではなく、お口の中に元々いる細菌が糖を栄養として作り出した細菌の塊です。 なんと、たった1mgのプラークの中にも細菌は億単位で生息しています!! 恐ろしいですよね! 虫歯はこのプラークと、間食をする回数や時間、元々の自分の歯質や歯並び、唾液などの悪い条件が集まると発生してしまうのです。 ではどのように虫歯を防いでいけばよいのでしょうか?? ポイントはいくつかあります。 1 まずは糖分を摂りすぎないようにすること。お口の中に糖分がずっと残っている状態が一番良くないので、だらだら食べたりスポーツ飲料やジュースを飲み続けるのはやめましょう。 ご飯の後のデザートとして食べたり、間食する際は時間を空けるのがいいでしょう(^^) 2 次はセルフケアです。 ぱぱっと歯磨きを済ましてしまう人は、初めはテレビを見ながらでも長い時間歯磨きをしてみてください。 またフッ素入りの歯磨き粉を使ったみたり、歯と歯の間は歯間ブラシやデンタルフロスを使ってプラークを取り除くのが効果的です。 3 最後にプロフェッショナルケアです。 プロフェッショナルケアとは歯科医院で歯科衛生士によって行うもので、普段のご自身のケアを補ってくれる専門的なケアのことを言います。 超音波やエアスケーラーという水と空気の振動でプラークや歯石を綺麗に除去したり、専門的な器械などを使って歯面をツルツルに磨いていきます。 お子さんの場合は、生えたての奥歯の溝をシーラントという方法でプラスチックの樹脂で埋めてしまうと虫歯になりにくくなります。 また、プラークが固まったものを歯石といいます。 一度歯石になってしまうとご自身のブラッシングでは除去することが出来ず、歯石がずっと付いている状態になると今度は虫歯だけでなく、歯周病になってしまうのです。 ご自身のケアももちろん重要ではありますが、定期的な虫歯や歯周病の検査と、歯科衛生士によるプロフェッショナルケアが虫歯や歯周病を予防するのにとても重要です。 一度虫歯になってしまったら後悔しても、もう元には戻りません。 実際に私も中学生の頃に歯磨きを全然せず、生えたての大人の歯を虫歯にしてしまって今はとても後悔しています。 虫歯や歯周病で歯を無くすことはとても悲しいことです(>_<) しかし定期的な検診やご自身のケア次第で、自分の歯を守ることができます!! 後悔する前に、ずっと使う自分の歯のために、毎日のケアや歯科医院での検診で、お口の中の健康を保つ努力をしましょう♡ ご自身のケアで分からないことがあれば、いつでもご相談ください(^^)お待ちしております! 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ:https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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歯茎が腫れる、血が出る…それは『歯周病』かも?全身の病気との関係と正しい予防法
みなさん、こんにちは! 今回は、日本の成人の多くが罹患していると言われている「歯周病(ししゅうびょう)」についてお話ししたいと思います。 歯周病とは?気づかないうちに進行する「沈黙の病」 歯は、「歯肉(歯茎)」「歯槽骨(しそうこつ:歯を支える骨)」「歯根膜」「セメント質」と呼ばれる『歯周組織』によって支えられています。 歯周病とは、磨き残したプラーク(歯垢)の中に潜む歯周病原菌によって、この歯周組織に炎症が引き起こされる感染症です。 [歯の構造や歯周病の進行メカニズムの画像を挿入] 歯周病は「サイレント・ディジーズ(沈黙の病)」 歯周病の最も恐ろしいところは、初期段階では自覚症状がほとんどないことです。 「歯がグラグラする」「痛い」といった明らかな自覚症状が出始めた頃には、すでに重症化し、歯を支える骨が溶けてしまっていることも珍しくありません。 歯周病は口の中だけじゃない!全身の病気との深い関係 歯周病は生活習慣病の一つとも言われています。実はお口の中だけの問題にとどまらず、全身の様々な疾患の引き金(リスク因子)になることが分かっています。 糖尿病: 歯周病が悪化すると血糖値のコントロールが難しくなり、逆に糖尿病が悪化すると歯周病も進行しやすくなるという負のスパイラルがあります。 心臓血管系疾患: 歯周病菌が血管内に入り込み、動脈硬化や心筋梗塞のリスクを高めます。 誤嚥性(ごえんせい)肺炎: 飲み込む力(嚥下機能)が低下したご高齢の方などに多く、唾液と一緒に気管に入り込んだプラーク中の歯周病菌が、肺で炎症を引き起こします。 低体重児早産: 妊娠中の女性が歯周病にかかっていると、歯周病菌による炎症物質が血液を通じて全身を巡り、早産(妊娠24週以降37週未満)や、2500g未満の低体重児が生まれるリスクが高まると言われています。 歯周病を防ぐ!毎日のセルフケアのポイント 歯周病にならないようにするためには、何よりも毎日のご自宅でのケアが重要です。 ① 自分に合った「歯ブラシ」を選びましょう 市販の歯ブラシにはたくさんの種類があります。年齢や歯並び、現在の歯肉の状態によって、最適な歯ブラシの「硬さ」や「大きさ(ヘッドのサイズ)」は一人ひとり異なります。 「自分にはどの歯ブラシが合っているのかな?」と迷われた方は、当院のスタッフまでいつでもお気軽にお声がけください! ② 実はたくさんある「正しい磨き方」 歯の磨き方にも様々な種類があるのをご存知ですか? スクラッビング法: 歯ブラシを横に細かく動かして磨く方法 バス法: 歯周ポケット(歯と歯茎の境目)に毛先を少し入れて汚れを除去する方法 フォーンズ法: 歯の表面で大きな円を描くように動かして磨く方法 患者さまのお口の状態に合わせたブラッシング方法は、検診の際にお伝えしています。(具体的な磨き方のコツについては、また別の機会のブログでもご紹介しますね!) [デンタルフロスや歯間ブラシの画像を挿入] ③ デンタルフロスも使っていますか? 歯の表面や、歯と歯茎の境目は歯ブラシで綺麗になりますが、「歯と歯が重なっている(くっついている)部分」は、歯ブラシの毛先が届きません。 ここに汚れが残ったままになると、そこから虫歯になったり、歯石が固まって付着して歯肉が腫れたりします。歯ブラシに加えて、必ずデンタルフロスや歯間ブラシを使ってケアをする習慣をつけましょう! ご自身の「歯茎」を鏡でチェックしてみましょう! 今すぐ鏡の前に立って、ご自身の歯茎(歯肉)を観察してみてください。 ☑ 歯茎は薄いピンク色をしていますか? ☑ 歯と歯の間の歯肉は、ピラミッドのようにキュッと引き締まっていますか? もし、以下のような症状があれば要注意です! 赤く腫れ上がっている(ブヨブヨしている) 歯磨きの時に血が出る これらは歯周病の初期サインの可能性があります。放置せずに、早めに受診をしてください。 まとめ:充実した毎日は「健康なお口」から お口の中を健康に保つことは、食事を美味しくいただくことや、家族・友人と楽しく会話をすることなど、充実した豊かな生活を送るための基本です。 もし歯がグラグラして好きなものが食べられなくなったり、歯が抜けて発音が上手くできなくなったりしたら、とても悲しいですよね。 当院の定期検診では、虫歯のチェックだけでなく、歯周病の検査、専用機器を使った歯石の除去、磨き残しが多い部分のブラッシング確認などを行っています。 毎日のセルフケアと合わせて、ぜひ定期的に歯科医院でのプロフェッショナルケアを受けにいらしてください! 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ:https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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【メディア出演】テレビ朝日で最先端の削らない虫歯治療「カリソルブ」を解説しました
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村 将光です。 先日7月21日に、当院の診療室にてテレビ番組のロケ撮影が行われました。 以前にも番組制作に協力させていただいたご縁でテレビ朝日の方から直接ご連絡をいただき、今回は「歯の最先端治療について、専門家として解説をしてほしい」という光栄なオファーをいただきました。 今回私が解説を担当したテーマは、『カリソルブ治療』についてです。 先日のブログでも専門セミナーへ参加したご報告をいたしましたが、これは「ドリルで歯を機械的に削るのではなく、特殊な薬剤を用いて虫歯だけを溶かして取り除く」という非常に画期的な治療方法です。 先日のカリソルブのセミナーに参加の様子はこちら テレビ局の制作スタッフの皆さんも、最新の歯科事情を本当によくリサーチされていますね。入念な事前打ち合わせを行い、私が一口解説をする形で収録に臨みました。 こちらが実際の撮影直前の様子です。大きなテレビカメラと照明を向けられて、実はかなり緊張して表情が硬くなっています。本番ではセリフを噛んでしまったりと2回ほどNGを出してやり直しをさせていただき、ようやく監督からオーケーをいただくことができました。 痛みが苦手なお子様にも最適な「カリソルブ治療」 このカリソルブ治療は、特に小さなお子様の虫歯治療に非常に向いています。 歯医者さんが苦手なお子様は、ドリル(タービン)のあの「キーン」という甲高い高周波の音を聞いただけで恐怖心からパニックになり、逃げ出してしまいますからね。もちろん、大人の方であってもあの音や不快な振動が嫌いな方は多いと思います。 先日のブログでも少し触れましたが、このカリソルブ治療には素晴らしい利点がある一方で、特性上の限界もあります。受診をご検討される方へ向けて、メリットとデメリットを詳しく整理してお伝えします。 【カリソルブ治療のメリット】 嫌な音や振動がない: 虫歯を取り除く際にドリルを使用する頻度が激減するため、ドリル特有の高周波の音や、頭に響く不快な振動がほとんどありません。 健康な歯質を残せる: 薬剤が「虫歯菌に侵された部分だけ」を選択的に柔らかくして取り除くため、健康なエナメル質や象牙質を無駄に削ってしまう心配がありません。 優れた殺菌効果: 塩素系の薬剤を用いて化学的に虫歯を取り除くため、同時に虫歯菌に対する強力な殺菌効果が得られます。 歯の神経に優しい: ドリルで削る際に発生する摩擦熱の刺激がないため、歯の中心にある神経(歯髄)へのダメージを抑え、痛みを最小限に防ぐことができます。 【カリソルブ治療のデメリット】 最初だけドリルが必要な場合がある: 虫歯は表面の入り口が狭く、歯の内部で大きく広がっているケースが多々あります。その場合、奥までしっかりと薬剤を浸透させるために、入り口を広げる目的で最初はドリルを使用する場合があります。 治療に時間がかかる: 薬剤を塗布して虫歯が柔らかくなるのをじっくりと待つ工程があるため、従来のドリルで一気に削り取る治療と比べると、どうしても1回あたりの治療時間が長くなってしまいます。 適応できない虫歯がある: すでに虫歯が深く進行し、歯の神経(歯髄)にまで達してしまっている重度の虫歯には使用することができません。 保険適用外(自費診療)となる: 現在のところ健康保険が適用されない治療となります。当院でのカリソルブ治療費は、1歯につき6,000円(※消費税および、その後の詰め物・被せ物代は別途)となります。 ご希望の患者さまへ(ご予約に関するお願い) カリソルブ治療は歯に優しくメリットの大きい治療法ですが、薬剤を確実に浸透させて手作業で丁寧に取り除くため、どうしても通常の治療よりもお時間がかかってしまいます。 そのため、当院でのご予約枠も通常の治療とは長さを変えてお取りする必要があります。カリソルブ治療をご希望の患者さまは、ご来院の前に必ずお電話にて「カリソルブ治療を希望します」とお伝えいただき、事前のご予約をお願いいたします。 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ: https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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【活動報告】台湾での国際口腔インプラント学会(ISOI)海外セミナーに参加しました!
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村 将光です。 先日の連休を利用して、私が所属し認定医を目指して研鑽を積んでいる『国際口腔インプラント学会(ISOI)』の海外セミナーが台湾(台北)で開催されましたので、参加してまいりました。 この学会では、毎年この時期に海外で実践的なインプラントセミナーを企画・開催しています。世界で活躍する海外の著名な講師の先生の講義を直接受けることができたり、現地の最新の歯科診療所や大学病院の裏側を見学することができたりするため、私自身、毎年この海外研修をとても楽しみにしています。 羽田発のLCC(格安航空会社)で、いざ台湾へ! 今回、台湾までの行きのフライトは、LCC(格安航空会社)の「PEACH(ピーチ)」を利用しました。 連休期間中にもかかわらず、航空券は驚くほどの激安価格でした。長時間の移動に備えて、足元のスペースが広い最前列の座席を追加料金を払って指定したにもかかわらず、片道なんと「15,000円」という破格の安さです!しかも成田ではなく、アクセスの良い羽田発というのも素晴らしいですね。 ただし、出発時間は「朝の6時」と非常に早朝です。そのため、当日は深夜の3時に起きて羽田空港へと向かいました。私は普段から毎朝5時30分には起床しているのですが、さすがに深夜3時起きとなると眠気との戦いです。しかし、海外へ学びに行く時はいつもこうした強行スケジュールになりがちなので、もうすっかり慣れっこです(笑)。 機内に乗り込むと座席はほぼ満席でしたが、なんと一番前の最前列エリアは私一人だけでした。LCCを選ぶ乗客の皆さんは、座席指定の追加料金はあまり払わない傾向にあるのですね(たまたまだとは思いますが)。毛布の貸し出しや機内食のサービスなどはありませんが、足を伸ばしてゆったりと過ごせるため、下手なビジネスクラスよりも快適だったかもしれません! 機内で一眠りしたら、あっという間に台北に到着です。 台北には東京(羽田・成田)と同じように2つの空港があります。今回到着した空港は、市内から少し遠い方の「桃園国際空港」でした。しかし、今年になって空港から台北市内に直結する「桃園空港MRT(地下鉄)」が新しく開通したおかげで、市内中心部への移動はとてもスムーズで快適でした。 インプラント合併症について学ぶ熱い講義 到着したその日の午後から、さっそく台北市内にある「チャイナ航空(中華航空)」ビルの研修センターにて講義が行われました。 (全く余談ですが、私は以前ずっと「チャイナ航空」という名前から中国の航空会社だと思い込んでいましたが、台湾を代表する航空会社なのですね。笑) ビルの5階には、世界的なインプラントメーカーであるOSSTEM(オステム)の立派な研修施設(ADVANCE DENTAL IMPLANT RESEARCH & EDUCATION CENTER)が併設されており、その奥の広い研修室でセミナーを受講しました。 台湾は日本からの飛行機の便数も多く、距離的にも近いため、今回のセミナーには日本全国から非常に多くの熱心な先生方が参加されていました。 今回のメインセミナーの講師を務められたのは、台北医学大学教授の張 維仁(Wei Jen Chang)先生です。 講義のテーマはスライドにある通り「Dental Implant Complication - Etiology and Management(インプラントの合併症〜その原因と対処法〜)」という、非常に実践的で高度な内容でした。 驚くべきことに、張先生は中国語、英語、そして日本語の「3ヶ国語」を流暢に操られます!基本的には英語での学術講演でしたが、通訳を通さずに時折ご自身の口から直接日本語で解説してくださる場面もあり、その語学力と知見の深さに圧倒されました。」 充実したセミナーが終了した後、参加したドクター一人ひとりに張先生から直接「修了証(サティフィケート)」の授与がありました。何度経験しても、新しい学びを得てこの修了証を手にする瞬間が一番嬉しいですね。 台北医学大学と、モダンな付属病院の視察 翌日は、「台北医学大学(Taipei Medical University)」および、その付属病院の見学会です。 実は講義と同じくらい、現地の医療機関の裏側を見学できるこちらのスケジュールの方を密かに楽しみにしていました。 夏の台湾は非常に高温多湿で蒸し暑いため、屋外でスーツを着て歩き回るのは不可能です。そのため、私も含めて参加者の先生方は皆、ラフで涼しい服装に着替えて見学に臨みました。 キャンパス内には立派な医科の校舎(醫學綜合大樓)があり、台湾では通常通りの月曜日だったため、未来の医療を担う医大生たちで活気に溢れていました。 医科の校舎のすぐ横には「歯科」の専門校舎があります。ガラス張りの非常にモダンで洗練されたデザインで、院内もピカピカでとても綺麗でした。 校舎の中に入ると、なんと昨日インプラントの講義をしてくださった張先生が、今度は学生たちに向けて授業をされているところに遭遇しました!私たちも少しだけお邪魔して、すっかり現地の医大生になった気分で「台北医学大学と歯学部についてのガイダンス」を受講させていただきました。 その講義内容の中で私が一番ショックを受けた(驚いた)のが、「私立大学であるにもかかわらず、年間の授業料が日本の私立歯科大学の『10分の1』という安さである」という事実です!ただし、海外からの留学生であっても中国語の習得は必須とのことでした。 近いうちに歯科医師の国家試験が控えているそうで、実習室では学生さんたちが真剣な眼差しで模型に向かって勉強や実技の練習をしていました。彼らの集中を邪魔しないように、後ろからそっと静かに見学させていただきました。どの教室の風景も、私が学生だった頃の日本の歯科大学と大差ない熱気を感じました。 大学の校舎に続いて、隣接する付属病院の中も見学させていただきました。 病院内は自然光が入り込む明るく開放的な空間で、患者さまの動線もしっかりと計算された美しい造りになっています。日本の大学病院と同様、歯科のフロアだけでも専門分野ごとに「10つほどの細かい診療科」に分かれており、病院勤務の優秀な女性の先生が流暢な言葉で丁寧に院内を案内・説明してくださいました。 もっと色々な施設や機材をじっくりと見て回りたかったのですが、残念ながら帰国便のフライトの時間が迫ってきてしまいました。 しかし、せっかく台湾まで来たので、スケジュールの合間を縫って本場の「小籠包」が美味しい有名なお店に立ち寄り、台湾の食文化もしっかりと堪能してきました! 実質2日間という弾丸スケジュールでしたが、今回も最新のインプラントの知識をアップデートし、海外の優れた医療施設に触れることができ、本当に参加して良かったです。 今回台湾で得た学びと刺激を、また明日からの谷村歯科医院での日々の診療に活かし、皆様により安全で質の高いインプラント治療を提供してまいります! 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ: https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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【活動報告】平成29年7月九州北部の大雨災害への義援金寄付と、私たちにできる支援の形
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村 将光です。 連日ニュースで報道されております通り、この度の平成29年7月5日からの九州北部地方における記録的な大雨により、各地で土砂崩れや河川の氾濫など、大変甚大な被害が発生してしまいました。 お亡くなりになられた方々に深く哀悼の意を表しますとともに、被災されたすべての皆様に謹んで心よりお見舞いを申し上げます。 日本は豊かな自然に恵まれている反面、地震や台風、そして今回のようなゲリラ的な大雨による被害が絶えない「災害大国」です。毎年のように国内のどこかで災害が起こるたび、東京にいる私たちに「何かできることはないか」と深く考えさせられます。 被災地にとって「一番の支援」とは何か? このような大規模な災害が発生した際、被災地から遠く離れた安全な場所にいる我々にできる最も確実で迅速な支援は、「お金(義援金)の寄付が一番である」とよく言われています。 テレビなどで被災地の過酷な惨状を目にすると、つい「今すぐ必要なお水や毛布、衣類、食料などを直接送ってあげたい!」という衝動に駆られてしまいがちです。しかし実際のところ、個人からの個別の支援物資は、いくら温かい善意からの行動であったとしても、現地では不要になってしまうケースが多いそうです。 それだけでなく、全国からバラバラに届く大量の物資を仕分けし、保管し、適切に分配するためには、現地で膨大な時間と人手(ボランティアの労力)、そして費用がかかってしまいます。結果として、それが被災地の物流をパンクさせたり、現地スタッフの負担を過剰に圧迫したりする「善意の押し売り(二次被害)」に繋がってしまうことが多々あるのです。 そのため、被災された方々が今本当に必要としているものを、必要なタイミングで現地調達するためにも、やはり「義援金」という形での支援が最も力になります。 当院からの寄付のご報告 私自身、高校時代に青少年赤十字の活動に参加して以来、医療従事者となった現在に至るまで、その人道的な理念に深く共感し、微力ながら長年にわたり活動を支援し続けてまいりました。そうしたご縁もあり、当院としても今回、最も信頼でき、確実に被災された方々の手元へと届けられる「日本赤十字社」を通じて、医院として義援金の寄付をさせていただきました。 日本赤十字社平成29年7月5日からの大雨災害義援金 現地では、うだるような厳しい暑さと泥にまみれた過酷な環境の中で、今も懸命な救助活動や復旧作業が続いていることと存じます。 被災された地域の一刻も早い復旧と、皆様が1日でも早く平穏で安心できる日常生活を取り戻せますよう、東京・世田谷の地よりスタッフ一同、心からお祈り申し上げます。 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ: https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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【活動報告】虫歯だけを溶かして削らない!スウェーデン発の最新治療「カリソルブ」セミナー参加レポート
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村 将光です。 昨日、虫歯や歯周病に対する全く新しいアプローチの治療方法を学ぶため、専門セミナーに参加してまいりました。 一般的に、虫歯の治療といえば「キーン」という甲高い音を立てるドリル(タービン)を使って、虫歯菌に侵された部分を機械的に削り取っていく方法が主流です。もちろん、当院でも得意としている「歯科用レーザー」を用いて、光化学的なエネルギーで虫歯のみを選択的に蒸散・破壊する方法もあります。 しかし、今回私が学びに行ったのは、『特殊な薬剤を使って、虫歯になった部分だけを化学的に溶かして取り除く』という画期的な治療法『カリソルブ(Carisolv)』です。 このカリソルブで使用する薬剤は、特殊なアミノ酸と低濃度の次亜塩素酸ナトリウム(塩素系溶液)を組み合わせたものです。塩素系の溶液には非常に強力な殺菌効果がありますが、このカリソルブを虫歯に塗布すると、健康な歯(健康なエナメル質や象牙質)には一切作用せず、「虫歯菌によって分解・変性した組織だけを軟らかくして溶かす」という驚くべき選択性を持っています。 この素晴らしい薬剤『カリソルブ』と治療プロトコルを開発・考案したスウェーデンの高名な教授とメーカーの方々が来日し、特別講習会を開催するということで、「これは当院の患者さまの負担を減らすためにも絶対に学ばなければ!」とすぐに申し込みました。 熱気あふれる秋葉原の会場へ セミナーの会場は、秋葉原の交差点角にある「ベルサール秋葉原」のビルでした。 駅を降りて会場に近づくと、ビルの入口前にはものすごい人だかりができていて驚きました。「ガンダムバーサスまつり」という大型イベントがちょうど隣のスペースで開催されていたようです(笑)。 案内板を頼りにエスカレーターを降り、セミナー会場のフロアへ。 そこには休日の秋葉原の喧騒とは打って変わり、全国から集まったスーツ姿の熱心な歯科医師の先生方が大勢いらっしゃいました。 セミナー開始の30分ほど前に早めに会場入りしたのですが、広い大ホールはすでに多くの参加者で埋まり始めていました。 主催者の方に伺ったところ、今回の講習会は全く同じ内容で午前と午後の2部制で行われ、午前中だけで300人、午後の部を合わせると「1日で700人以上」もの歯科医師が受講するとのことでした。 「できるだけ歯を削りたくない」「痛みの少ない優しい治療を提供したい」という思いは、全国の歯科医師にとっても今最も関心が高いテーマなのだと改めて実感しました。 予防歯科先進国・スウェーデンの知恵と、カリソルブの仕組み セミナーがスタートすると、世界的な歯科先進国として知られるスウェーデンのイエテボリ大学から来日された、ピーター・リングストロム(Peter Lingström)教授が登壇されました。 講義の冒頭では、スウェーデンにおける先進的な歯科事情と、予防医療の考え方について詳しく解説がありました。スウェーデンでは国策として水道水や塩にフッ素を導入している地域もあり、国民全体が子どもの頃から歯ブラシやオーラルケアに極めて高い意識を持っています。だからこそ、虫歯ができてしまった場合でも、従来のように大きく削るのではなく「最小限の侵襲(体へのダメージを抑えること=MI:Minimal Intervention)」で治すカリソルブのような治療が非常にマッチし、支持されているとのことでした。 こちらが、スライドで紹介されたカリソルブ治療の模式図です。 カリソルブの最大のメリットは、「歯の神経(歯髄)のギリギリまで進行した深い虫歯であっても、ドリルを使わずに神経を守れる可能性が高まる」という点です。 回転するドリルで神経の近くを削ると、どうしても摩擦熱や振動が生じ、神経を傷つけてしまって「神経を抜く(抜髄)」処置になりがちです。しかし、カリソルブなら薬品が虫歯だけを安全にふやかすため、神経へのダメージを最小限に抑えることができます。 また今回のセミナーでは、虫歯用だけでなく、歯周病治療に応用できる『ペリソルブ(Perisolv)』という新しい薬剤の解説もありました。こちらは歯周病菌が潜む歯周ポケットの中に薬液を流し込み、強力に殺菌しながら、こびりついた硬い歯石を軟化させて除去しやすくするという画期的なアプローチです。 カリソルブ治療の「正しい理解」と当院の方針 虫歯の治療法には、 ドリルを用いて機械的・物理的に削り取る方法 歯科用レーザーを用いて光化学的に蒸散させる方法 カリソルブを用いて生化学的に溶かして取り除く方法 という3つの選択肢が揃いつつあります。 ただし、患者さまに正しくご理解いただきたいのは、「カリソルブは、ただ歯に液体をつけるだけで魔法のように虫歯が完全に消えてなくなる治療ではない」ということです。 歯の表面のエナメル質にはカリソルブは効かないため、象牙質の虫歯に薬液を行き届かせるために、最初はごく小さな穴をドリルで開ける必要があります。また、薬液でドロドロに柔らかくなった虫歯は、細いスプーン状の専用手用器具(エキスカベーター)を使って人の手で優しく掻き出していきます。そして最後に詰め物(プラスチックなど)をしっかり接着させるための形を整える工程でも、わずかにドリルを使用する必要があります。 それでも、「健康な歯質を一切削らず、虫歯だけを極限まで精密に取り除ける」という点において、ご自身の天然の歯を一生残していくための低侵襲治療として非常に素晴らしい選択肢であることは間違いありません。 特に、ドリル特有の「キーン」という音や振動が苦手で歯医者が怖い方、痛みに敏感な方、歯医者が初めての小さなお子様、そして「できる限り歯の神経を残したい」と強く願う患者さまにとって、大きな福音となる治療法です。ご興味のある方は、ぜひお気軽に当院のスタッフまでご相談くださいね! 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ: https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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【資格取得】日本歯科放射線学会「歯科放射線認定医」に合格!正確なレントゲン診断で安全な治療を
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村 将光です。 皆様に質問ですが、歯科医院で虫歯や歯周病の治療を行う際、「最も重要な診断ステップ」とは何だと思いますか? もちろん、患者さまから症状やお悩みをじっくりお伺いする「問診」や、お口の中を直接目で見て確認する「視診」、風を当ててしみないか確かめる「温度診」、歯を指や器具で触ったりトントンと叩いたりして反応を見る「触診・打診」など、様々な検査を行います。しかし、これらのお口の外側からの検査だけでは、実際のところ「原因がはっきりと分からない」というケースが非常に多いのです。 なぜなら、私たちの歯やそれを支える顎の骨は、非常に硬い組織で覆われているため、「内部で何が起きているのか」が外側からは全く見えないからです。 そこで、絶対に欠かすことができないのが『レントゲン撮影(X線検査)』です。 歯科医療の世界では、「レントゲン写真から得られる情報が、診断全体の50%以上を占める」と言われています。もしレントゲンによる正確な情報がなければ、見えない病変を見落として誤診に繋がってしまったり、まるで「真っ暗闇の中で手探りで治療をしている」のと同じ危険な状態になってしまうのです。 パノラマ写真とデンタル写真。2つのレントゲンを撮る理由 歯科医院を受診された際、上のモニター写真のように2種類の異なるレントゲン写真を撮影されたご経験はないでしょうか? パノラマエックス線写真(上の横長の写真): お口全体、上下のすべての歯、顎の骨、顎関節までをぐるりと広範囲に写し出し、全体のバランスや大きな病変の有無を一目で把握するために撮影します。 デンタルエックス線写真(下の小さい写真): 特定の気になる歯に焦点を当て、数本単位で極めて高い解像度で鮮明に撮影します。微細な初期虫歯や、歯の根っこの先のごくわずかな膿、歯周病による骨の溶け具合などをミリ単位で精密にチェックするために撮影します。 それぞれ全く異なる目的と役割を持っているため、的確な診断を下すためには通常この2種類のレントゲンを組み合わせて撮影することが不可欠なのです。 しかし、どんなに高性能な機械で綺麗なレントゲン写真を撮影したとしても、「撮影した歯科医師自身に、画像から微細な変化を正確に読み取る力(読影力)」がなければ、何の意味もありません。 白と黒の濃淡だけで表現されるレントゲン画像の中から、正常な影と病的な影のわずかな違いを瞬時に見極め、病気の正体を突き止めて初めて、患者さまにとって最善の処置を行うことができるのです。 専門医としてのルーツと「歯科放射線認定医」への挑戦 実は私、歯科大学を卒業して歯科医師免許を取得した直後、母校である東京歯科大学の『歯科放射線学講座』に医局員として在籍し、専門的な研鑽を積んでいた経験があります。 当時は、大学病院において頭頸部のCT撮影やその詳細な読影、難治性疾患のレントゲン画像診断を朝から晩まで専門に行っておりました。そのため、「レントゲン写真がいかに安全で確実な治療を行うために重要か」ということは、人一倍強いこだわりと責任感を持って日々の診療に臨んでいます。 日本の歯科用エックス線に関する最も権威ある学会として「特定非営利活動法人 日本歯科放射線学会」があります。 私はこれまで、この学会が認定する「歯科エックス線優良医」の資格を保持しておりました。そして今回、そのさらに上位の専門資格である『歯科放射線認定医』の試験が行われることになり、自らの診断力をさらに高めるべく受験を決意いたしました。 そもそも、この「歯科放射線認定医」の受験資格を得るだけでも非常にハードルが高く、「歯科エックス線優良医」の資格を保持した上で、更新試験を1回以上クリアして継続的に研鑽を積んでいることが必須条件となっています。 3月に大阪歯科大学で行われた、日本歯科放射線学会のアドバンス・セミナーの様子 上位資格ということもあり試験の難易度も非常に高いため、絶対に落ちるわけにはいかないという強いプレッシャーの中、しばらく前から診療の合間や休診日を使って猛勉強を重ねてまいりました。 認定医試験を受験、そして合格証書の受領 試験は4月23日に、御茶ノ水にある日本大学歯学部のキャンパスにて行われました。 全国から集まった先生方とともに全力で試験に挑みましたが、合否の結果が発表されるのは約1ヶ月後。その間はずっと「大丈夫だっただろうか……」と落ち着かない日々を過ごしていましたが、先日、待望の『合格通知』が無事に届きました!勉強を積み重ねてきた努力が報われ、ホッと胸をなでおろすと同時に心から嬉しかったです。 そして合格通知からさらに2週間ほどが経ち、学会から立派な額縁に入った「歯科放射線認定医」の認定証が当院に届きました! 私はこれまでインプラントやレーザー治療など様々な学会で認定証を取得してまいりましたが、こうして自らの知識と技術が学会基準で認められ、新しい証書が医院に増える瞬間は何度経験しても身の引き締まる思いがしますし、大きな励みになります。 どんなに素晴らしい最新の治療器具や技術であっても、すべては「正確な診断」という土台があってこそ成り立ちます。 これからも「歯科放射線認定医」としての確かな読影力と診断技術をフルに活かし、当院にご来院いただいている患者さまに、より安全で、精度の高い確実な歯科治療を提供できるようスタッフ一同全力で取り組んでまいります! 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ: https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7
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【活動報告】より良い歯科医療を提供するために。大阪で開催された全国の院長先生との合同ミーティング
こんにちは、谷村歯科医院 院長の谷村 将光です。 先日の日曜日の休診日を利用して、新大阪駅前にある会議室で開催された「全国の歯科医院の院長先生が集まるミーティング」に参加してまいりました。 私は普段から、インプラントやレーザー治療などの最新の医療技術を学ぶための「医療系セミナー」や「学術大会」には頻繁に足を運んでおります。しかし、今回のミーティングは少し趣旨が異なり、純粋な医療技術の勉強ではなく、「歯科医院の院長として、より良い医院づくりのための勉強と情報交換をすること」を目的としたものでした。 最高の治療を提供するには「スタッフの力」が不可欠 歯科医院をしっかりと運営し、患者さまにご満足いただける医療を提供していくためには、院長である私一人の力だけでは到底成り立ちません。一緒に働く優秀なスタッフたちの協力が絶対に不可欠です。私がいかに頑張って最新の技術を磨いたとしても、それを支えてくれるドクター(勤務医)や歯科衛生士、アシスタントがいなければ、スムーズな仕事はできません。 しかし、優秀でホスピタリティにあふれたスタッフというのは、放っておいて自動的に集まってくるわけではありませんし、誰かが勝手に補充してくれるわけでもありません。 適切な求人を様々な媒体や学校へ出し、見学や面接を通して真剣に選び抜き、内定を出してようやく採用へと至ります。そして採用してからも、当院の「患者さまを第一に考える理念」をしっかりと伝え、最高の治療技術と温かい接遇(おもてなしの心)を習得できるように、医院全体でしっかりと教育・サポートしていく必要があります。 今回のミーティングの最大のテーマは、まさに「いかにして優れた勤務医(歯科医師)やスタッフを採用し、育て上げていくか」という点についての深い話し合いでした。 息つく暇もない!白熱した5時間のプレゼンテーション 今回のミーティングは大阪で開催されたのですが、大阪在住の先生が中心となってすべての手配をアレンジしてくださいました。 全国各地から集まる先生方が迷わず来られるようにアクセスの良い新大阪駅前の広々とした会場を借りてくださったり、その後の懇親会の会場まで完璧に押さえてくださったりと、細やかなお気遣いに本当に頭が下がります。大きく成長し、成功されている医院の先生は、やはりこうしたホスピタリティや段取りからして違うなと改めて感心させられました。 こちらが実際のミーティング中の様子です。 参加されている先生方は、全国各地で大きな規模の歯科医院を経営されている院長先生たちばかりです。それぞれが自身のノートパソコンにプレゼンテーションの資料を持ち寄り、順番に発表を行っていきます。 午前11時からスタートし、なんと午後4時までめいいっぱい時間がかかりました。その間、特別な休憩時間は設けられておらず、ゆっくりとお昼ご飯を食べている時間すらありません。皆さんものすごく勉強熱心で、一瞬たりとも時間を無駄にすまいという熱気に満ちていました。私よりも年配のベテランの先生方がほとんどでしたが、医療に対する志が非常に高く、多くの気づきと刺激をいただきました。 そして、ちょうど私の番になり、前に立って当院の状況や取り組みについて発表しているところです。 普段の診療で患者さまにお話しすることは慣れていますが、このように同業の、しかも大ベテランの院長先生方の前でプレゼンテーションをする機会などなかなかないため、非常に良い経験になりました。 ただ、発表する前は「自分の話す内容が薄くて、すぐに終わってしまったら恥ずかしいな……」とかなり緊張していたのですが、いざ話し始めると他の先生方から次々と鋭い質問が飛び交い、白熱した議論となって、あっという間に持ち時間が過ぎてしまいました。 モチベーションが高まる最高の仲間たち 長時間の濃密なミーティングが無事に終わり、最後に参加したメンバー全員で笑顔の記念写真を撮りました。 この後は、新大阪駅構内にある美味しい和食屋さんへと場所を移して懇親会を行いました。 会議室での張り詰めた空気とは打って変わり、懇親会では軽くお酒も入ったことで、普段はなかなか聞けないような先生方の本音や、医院経営の裏話などをたくさん伺うことができてとても良かったです。 高い意識を持った素晴らしい先生たちと熱く語り合うことで、私自身のモチベーションもさらにグッと上がりました! 懇親会は大変盛り上がってとても楽しかったのですが、私は帰りの東京(羽田)へ向かう飛行機の時間が迫っていたため、残念ながら後ろ髪を引かれつつ、私だけひと足早くお先に失礼することになりました。 この日は、頭をフル回転させたことによる心地よい疲労感と、それ以上の大きな充実感を感じた1日でした。 また今度は別の地域で、この同じメンバーで集まってミーティングを行う予定があるとのことですので、今からとても楽しみにしています。今回得た様々な学びや組織づくりのヒントを、さっそく谷村歯科医院のスタッフたちとも共有し、より患者さまに愛され、信頼される歯科医院を目指してチーム一丸となって頑張ってまいります! 谷村歯科医院 ネット予約はこちらから 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3-32-2 渡辺ビル2階 TEL:03-3789-8241 URL:https://tanimurashika.jp/ Googleマップ: https://maps.app.goo.gl/oAfUwBSwhy8V7bcp7